ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

KWEENテレ朝に1年ぶり登場!!!

2005-09-30 23:27:21 | KWEEN

明日から米国出張。(写真はイメージです)

明日の12時間40分ばかりのフライトを憂いながら?これを書いておる。
今回の予定は、10月1日~2日:ニューヨーク。3日:サンフランシスコ、4日~7日シアトルで、7日にシアトルを発ち8日帰国というもの。これでも、最近の出張では余裕がある方。しかーし!今回は久々のエコノミークラス。約1年半前に、エコノミークラスでニューヨークを往復した後、ヘルニアの現象で1週間入院したトラウマがあるワシとしては、戦々恐々としてるわけである。幸い、非常口席を取れたので、幾分楽であることがせめてもの救いだけど。あと、いろんなワザを駆使してアップグレードに挑んでおるワシ。残念ながら明日のフライトはアップグレード枠ナシなのだけど、残り、つまりニューヨーク→サンフランシスコ、サンフランシスコ→シアトル、シアトル→成田の部分全部にワザを使い、あわよくばビジネスクラスにアップしようとしておるのだ。

KWEENのメンバーは来週早々スタジオで、新しいCDの編集の最終工程を完了する。CD制作最後のプロセスに関われないのが残念であるが、仕方ない。とりあえず日本音楽著作権協会への書類申請は終わったし、CDプレス会社への申請書類も、何箇所かを埋めてもらえば出来上がる。ってことは予定通り11月23日の発売は行えそう。今回、全収録トラック数はなんと17曲!1982年のツアーと1985年のツアーを足して2で割ったような内容になる。黒を基調とした前回の70年代ライブのジャケットだが、今回は白を基調とするもので、2枚並べるとなかなかいい感じになる・・・はず。(さりげない?宣伝)あとは発売までお待ち下さい。

そして!

KWEENついに久々のキー局出演決定!!!すでにマネージャ氏のBlogには掲載済だけど・・・
10月22日(土)24:30~25:25、テレビ朝日で放映の「ドスペ2、MUSIC GARAGE」に、ぐっさん、奥田民生さん、トータス松本さん、木村カエラさん、サンボマスターさん達と出演なのだ。Queen+Paul Rodgers来日公演直前のこの絶妙のタイミング。テレビ朝日さんとは、以前から相性の良いKWEENだけど、今回もなかなかグーなタイミングですな。しかも、何が嬉しいって木村カエラさんと一緒の番組ちゅうのが、とてつもなく嬉しい>ワシ・・・めっちゃキュートなんだもん。ワシは女性を顔やスタイルでは判断しない(本当か?)。でも、こまわり君がアフリカ象が好きなのと同じぐらい、ワシもきれいなおねいさんは好きである。
おっと脱線。とにかく、これは必見!見るべし!って感じなので、皆さん是非ご覧下さいませませ。

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祝!優勝!!!

2005-09-30 00:04:30 | Weblog
バンザーイバンザーイバンザーイ


応援したかいがあった!球場まで応援に行けたのは、GW直前の横浜スタジアム1回のみではあった(しかもその試合は負けた・・・グスン)が、ワシの車の中には阪神タイガースのメガホンが常駐しておった。次は日本シリーズだぁ!!!頑張れタイガース!!!(写真はマネージャ氏のお母様が、ワシのために早速買ってくれた阪神グッズである)

えー、ちょっと興奮気味のワシである。少し冷静になって、六甲おろしの替え歌の歌詞でもお送りしよう。阪神の優勝とはなーんも関係無いけどね。

日航●●●(六甲おろしのメロディーで)
※タイトルは自主規制してるけど、今年に入って報道された日本航空関係の事故、不祥事約30件!のうち、代表的なものを抜粋してみた。

日航落としたエンジン部品
騒然(そうぜん)火を噴くエンジンの
部品を撒いて引き返す
輝く我が名ぞ日本航空
オウ オウ オウオウ
日本航空 飛べ 飛べ飛べ飛べ

当機の与圧下がる今
酸素のマスク客を衝(つ)く
管制の指示耳貸さず
飛び立つ我等ぞ日本航空
オウ オウ オウオウ
日本航空 飛べ 飛べ飛べ飛べ

事故不祥事は幾千(いくち)たび
重ねて滑走路(ここ)に着陸も
タイヤはパンク立ち往生
無敵の我等ぞ日本航空
オウ オウ オウオウ
日本航空 飛べ 飛べ飛べ飛べ
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今日はMXTV出演!

2005-09-26 00:46:51 | ANNAN
先週の「予告編」に引き続き、MXTVに出演するので、是非見てね!

9月26日(月)23:30~
MXTV(東京メトロポリタンTV)
大進撃放送「BONZO!」
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木村カエラ、サンボマスター・・・(敬称略ですまぬ)

2005-09-26 00:44:08 | KWEEN
昨日、ワシはKWEENのメンバーと共に、某TV局のスタジオで演奏を収録しておった。どの局、何の番組でいつ放送かは、また追ってこのブログとKWEENのHPとANNANのHPでご案内するとして、この写真を見てちょんまげ。一緒に番組をやらせていただいた方々の一部の名前がご覧頂ける。あと、この写真には写っていないけど、他にもトータス松本、奥田民生、そしてドンドコドンのぐっさんもご一緒させて頂いた。

収録後、打ち上げに誘われた。メンバーとマネージャ氏は行く事ができたのだが、ワシは用事があり打ち上げ参加できず残念!

それにしても木村カエラ・・・であった。
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パンク・・・秋の気配

2005-09-21 00:04:26 | Weblog
一雨毎に少しずつ秋の気配が感じられる今日この頃である。
東京地方は今日夕方から降ったり止んだりの雨。少しずつ涼しくなって・・・
てな悠長なことを言ってる場合じゃなーい

ワシは時折、ワケあって自分の車で出勤する。今日も車だった。
仕事を終えて帰ろうとして、たまたま近くにいた会社仲間が、ワシの帰り道なので、送って行く事にし、会社付近の駐車場へ歩いて行った。普段と同じように料金を払い、そして普段と同じように車をバックさせ・・・そして一般道に出て100mぐらい走ったところで

なんか変なのだ。ワシの側(ワシの車はハンドルが左にあるんだけど、左後方側)が、少し沈んでる感じがするのだ。しかも、ザーっていうノイズが。そう言えば昨日夜、少し空気が減ってたような記憶があったので、降りてみる。

はい、見事にパンクしておりました。
でも、ってことはワシは空気が減ったタイヤのまま、今朝高速道路を走って来たのか?冷や汗掻きつつ、早速タイヤ交換である。面倒くさいのでJAFでも呼ぶか・・・とも思ったが、さすがにたかがタイヤ交換でJAFを呼ぶのは男の股間に、いや沽券に関わる。で、この車になって2回目のタイヤ交換を行った。ひし形じゃなくって、1本の棒みたいな、へんてこりんなジャックで車を上げて、タイヤのねじをはずして・・・そうこうしてたら雨がザーザー降ってきた。雨にぬれながら必死でタイヤを交換するワシ。その上から傘をさしてくれてる同僚。タイヤ交換は無事終了したが、ずぶぬれである。そしてワシの手は真っ黒。

何事もなかったかのように、その同僚を送って行く途中で雨はあがり、秋の風が感じられるような気温になってきた。ちょっと肌寒く感じるぐらい。そりゃそうだ、ワシはずぶぬれのまんまなのだから。こんな日はオフコースの「秋の気配」でも聞きたいかも・・・でもパンクだからセックスピストルズでも聞こうかいな・・・と思ったが、ワシの車のCDプレーヤーは故障中。仕方ないので、スネークマンショーのカセットを聞いて帰った、そんな秋の一日であった。

写真は、取り替えたタイヤ。さすがにキレイである。
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この秋に・・・かぐや姫の隠れた?名曲

2005-09-20 00:47:43 | Weblog
先ほど、MXTVのBONZO!が放映されてた。

その中でワシが歌ったのが、かぐや姫の隠れた?名曲「この秋に」である。今の季節というより、もう少し深い秋にしっとりと聞きたい曲かもしれんなー。というわけで、来週のBONZO!では、フォーク隠れた名曲(ってか、ファンにとっては別に隠れたってわけじゃないのだけどね)特集である。何の曲が出るかは、まだ言わないようにしておこうっと。

普通、かぐや姫って言えば「妹」、「神田川」、「赤ちょうちん」ってな曲を期待する人が多いであろうところに「この秋に」。これを決めたのは番組のディレクターさんであった。要するに「皆が知ってるような曲じゃなくって、知る人ぞしる『この曲いいな』を出してください」ってな要望だったわけである。

しかし、ワシが歌うシーンに、伝説のつま恋コンサート(かぐや姫&吉田拓郎)の観客シーンをかぶせるのはいかがなものなんでしょ?それにしても、使われてたカットは、基本的にきれいなおねいちゃんのシーン。ディレクターさんの好みであろう・・・かく言うワシも好みのタイプではあったぞい。

で、数時間前には横浜コミュニティー局、FM Salusで宮永明子嬢の担当するSquare Sideに出演して来た。KWEENとANNANの話をたっぷりしてきたよー。宮永さんは相変わらずプリティーだった。番組終わって写真とったのがコレでやんす。そんでもってなぜかチキンカツ定食を食べに行ってきたのだ。

さてさて、来週月曜日もBONZO!に出るんで、是非是非みてくださいな。次回は、さだまさしさん、チューリップ、大塚博堂さんの曲を演奏予定である。なんの曲かはお楽しみに!
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ラーメン「たまがった!」

2005-09-19 01:22:10 | Weblog
いや、別に野球のボールが大事なトコロにあたって「玉が上がった」(いささか下品ですまぬ)という意味ではない。大分弁で「びっくりした」という意味である。まあ、「たまげた」というのとほぼ同じと考えればいい。

で、別に何に「たまがった」ワケではなく、今日・・・というかもう昨日・・・の夕食を食べたラーメン屋さんの名前が「たまがった」だったという、それだけの話である。九州ラーメンということで、いわゆるトンコツ。替え玉もOK。そして白胡麻と紅生姜がおいてある。店の入り口には大分県の地図もある。一緒に行った友人に、その地図にある「安心院」という地名をなんて読むか教えながら待つこと10分程度で、そのラーメンを食べた。

んっ?しかし大分出身のワシであるが、いまだかつて「大分ラーメン」というものを見たことも、食したこともない。果たしてこのラーメン???ワシ的に言えば、博多ラーメン系。一緒にいった友人に言わせれば久留米ラーメンっぽいとのこと。ワシには博多ラーメンと久留米ラーメンの違いはわからんが、それにしても「大分ラーメン」ってのがあるんだろうか???誰か教えて!

まっいずれにしても美味かったので、よしとしよう。今日の写真は、そのラーメン屋の入り口にあった大分県の地図。

*ちなみに、安心院とは「あじむ」と読む。
*そう言えば昔、大分県にある「郡」の名前を語路合せというか、リズムで覚えた記憶がある。「東西南北、宇佐、下毛、速見て通る大分郡、大野、直入、玖珠、日田」という憶え方だったと思うが、最近の自治体統合で、一体どう変わったのだろうか?あと、南北は、南海部郡と北海部郡ってのは覚えてるんだけど、東西ってなんだったっけ?大分出身の方、誰か教えちょくれ。
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明日はテレビ・ラジオ出演だよー

2005-09-18 11:54:03 | ANNAN
3連休である。ワシも久々にゆっくりしておる。

このところいろいろと忙しかったので、この連休はかなり嬉しい。というわけで、昨日は2週間振りに飲みに行った。三軒茶屋の「寅々」でジンギスカンを食い、それから渋谷のバー「PRES」に行き、さらにハシゴして西麻布のバー「き」に行き・・・本当に久々に飲んだら、早々に酔っ払ってしまったぞい。

さて、ところで来週月曜日(明後日)はワシがメディアに登場する日である。
以前書いたMXTV。これは本来9月26日のみ放映予定だったが、あまりの演奏時間の長さに1週ではおさまらなかったらしく、19日と26日の2回に分けることになったらしい。19日は一応「予告編」ということだけど、何故か1曲フルコーラスで使うんだってさ。で、26日は若いおねーちゃんとトークしながら3曲分が放映される予定。

MXTV(東京メトロポリタンTV)「大進撃放送BONZO!」
9月19日(月)23:30~24:00
9月26日(月)23:30~24:00

そんでもって、同じ日のもう少し浅い時間には横浜コミュニティ放送、FM Salus(84.1MHz)に出演予定。いつもの宮永明子さん(ヒジョーにプリティーですよん)とトークである。

FM Salus(84.1MHz)
「Square Side」
9月19日(月)19:00~20:00の間

関東方面の皆さんには是非、見て・聞いてもらいたいなーと思っている次第。よろしくねー!

しかしMXTVは東京ローカル。FM Salusは横浜ローカルである。そろそろ地上波キー局にも出たいぞー!と思ってたら、どうやらKWEENの方でそういう話が来ているらしい。詳しくはまた後日。
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レコーディングほぼ完了!タイガースにはマジック点灯!

2005-09-12 21:44:47 | KWEEN
土曜、日曜と連続でスタジオに缶詰になり、レコーディングというか(専門用語で言うと)トラックダウンにいそしんでいたワシ(あんどKWEENメンバー)。ほぼ無事に作業を完了したらしい。

「らしい」というのは、実はワシは今日7時までに会社に来たかったので、午前1時過ぎにお先に失礼して、作業をぶらいあんとじょんに任せたからなのだ。いや、決して不真面目にやってたわけじゃなくて、ワシのいる間に全ての基本的な部分は完成してたのだよ。残った微調整を二人にお願いしたのだわ。

朝2時前に帰宅して、5時過ぎに起きて、6時15分には家を出て、会社には無事に7時に到着。

なんちゅう生活しとんねん・・・お陰で家のパソコンのメールは最近読めてないし。そうこうしてたら今日、ニューヨーク・サンフランシスコ・シアトルを来月1日~8日の6泊8日でカバーする出張まで決まってしまった。つくづくワシってマゾかも?

でも、タイガースにマジックが点灯したので至って元気なワシであった。今日の写真は、先日の結婚披露宴の模様。「秋桜」を歌っているワシの姿である。
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只今レコーディング中、明日は投票日!

2005-09-10 21:18:59 | KWEEN
で、ワシは本日12時~24時ずーっとスタジオに缶詰中。明日もその予定。
このところあんまり投票に行ってなかったワシ。今回は「面白そう」といういささか不真面目な理由ではあるが、投票所に向かう予定。その後、またもスタジオに入る・・・何が起きてるかはまだヒ・ミ・ツ。こうしてる間もエンジニアさんは真面目に仕事してるので、あまり長く書いてるワケにもいかず、本日これまで。

ちなみに、写真を撮ったのはKWEENのG、づらイヤン脇淵君でした。
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大塚博堂さんの思い出~もう子供でも鳥でもないんだから

2005-09-06 20:11:56 | Weblog
このところ、双子座大型さんのご登場で、大塚博堂(おおつかはくどう、本名:ひろたか)さんの話が何度か出てきたので、今日は博堂さんの思い出を語ることにしよう。

あれはワシが確か13歳の頃。既に大分の放送局OBSにギターをかかえて出入りし、当時、一つの番組名で全国各地でローカル制作していた番組「たむたむたいむ」(確かスポンサーは松下電器だったと記憶している)のローカルコマーシャルソングを歌ったりしてた。VIC音楽総合企画という音楽事務所の社長や、元かぐや姫(9月1日のエントリ参照)の大嶋三平さんたちにお世話になりながら、いろんな歌番組やイベントで「お仕事」をもらい始めた頃だった。

「ハートフルな男が独り」というキャッチが書かれたフライヤーを、ある日事務所で見せられた。それが博堂さんとの最初の「出会い」である。最初のワシのリアクション。

「えーっ?32歳でデビュー?おっさんやん」・・・すみません。
「なになに?デビューシングルは『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』?ダスティン・ホフマンって誰?」・・・すみません。
「ふむふむ、別府市出身かぁ・・・」ってな具合。

そしてダスティン・ホフマンとは誰かわからぬまま『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』を聴いたワシ。でもまあ中坊に簡単にわかる曲じゃないわな。ただ同郷(正確にはワシは大分市出身であるが)ってこともあって、記憶に強く残ったワシは、ファーストアルバムを買ったのだ。当時、ワシはフォークにどっぷりつかっておった。博堂さんの歌は、一つのジャンルでくくることに違和感を感じる、いわゆるフォークとは少し違った深さを感じたのを覚えている。

そして・・・当時、改装中でイベント会場として貸し出していた、大分駅前の長崎屋の生鮮食料品フロア(B1)で、博堂さんのデビューライブを見たのは、確かそんなことがあった直後のこと。博堂さんはマーチンの00タイプのアコギ。そしてリードギターの方は確かフェンダーのストラトを弾いてたと記憶してる。ただ、いかんせん30年も前の話である。ワシの記憶が正しいかどうかはわからんし、今となっては検証する手立てもない。

『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』、『あなたという名の港』、『新宿恋物語』、『一冊の本』と、ファーストアルバムからの曲を立て続けに演奏されてた。ワシの感想「シブイなぁ、格好いいなぁー、大人だなぁー!」。そう、ワシはまだ毛も生えそろっていない(どこの?)無邪気な少年であったわけだ。ライブが終わったあとに、少しお話させてもらった記憶がある。が、何をしゃべったかは残念ながら記憶していない。博堂さんとしゃべったのは、結果的にはこれが最初で最後となった。

その後の博堂さんの活躍は、博堂さんの甥にあたる大塚郷さんが作ったホームページ(http://www6.ocn.ne.jp/~go-o/hakudou1.html)に詳しい。ワシの記憶に強烈に残っているのは『悲しみ通せんぼ』を「夜のヒットスタジオ」で熱唱してた博堂さんである。唄う博堂さんを前方からクレーンカメラで追いかけてた映像は、今でも頭に残っている。その後、何かの授賞式のTV中継(だったと思う)で、博堂さんが『もう子供でも鳥でもないんだから』を唄ったのを見た。そして、それがワシが見た最後の博堂さんの姿だった・・・

1981年5月18日、博堂さんは脳内出血でこの世を去った。享年37歳。デビューからわずか5年余り。あまりにも早いスピードで駆け抜け、博堂さんは風になったのだ。Only The Good Die Young(早死にするのは善人だけ)とは良く言ったものである。ワシが心より尊敬するフレディー・マーキュリー(そういえば昨日が誕生日だったかも)、少なからず影響を受けた村下孝蔵さんやジョン・レノンそしてジョン・デンバー。みんな、まだこれからって時に亡くなってしまっている。なんだか、ミュージカルWe Will Rock Youのワンシーンのように、自分の中で彼らの残像が見え隠れするような気さえする。

ところで、大分は都町に「B-Flat」というお店がある(写真参照)。いわゆるスナックのようなお店。だが、グランドピアノ、ドラム、ベース、ギター、パーカッションと全て揃っているお店で、マスターの渡辺さんはミュージシャンである。ワシは大分に帰省すると必ずこの店にお邪魔するのだけど、いつもマスターと二人で演奏する。(興に乗れば、他のお客さんのためにピアノやギターで生カラオケもやっちゃう。)その店で、必ず歌うのが博堂さんの『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』。ワシはキーが高いので、普段この曲はEm(ホ単調)で唄うのだが、この店ではいつもオリジナルキーのCm(ハ単調)で唄う。さすがに大分では博堂さんを身近に感じる人が多く、いつも何人かは一緒に口ずさんでる。

そう・・・唄は永遠なのだ、それを作った人がいなくなっても・・・
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「天までとどけ」と「秋桜」

2005-09-04 19:51:43 | Weblog
先週日曜日は知り合いの結婚披露宴の司会+歌(ニューオータニ)。そして今日は会社の人の結婚披露宴(ロイヤルパークホテル・ヨコハマ)。先週はクラプトンのChange The Worldと、QueenのI Was Born To Love Youを歌い、アンコール!で「愛のメモリー」を歌ったワシ。

今日の結婚した会社の人は新郎♂(近日40歳)。披露宴とかで「歌を歌って」と頼まれることは多いので、それほど抵抗はないのだけど、新郎♂は「さだまさし」さんのファン。さださんの曲をお願い・・・と頼まれたは良いが、ワシがさださんと聞いて思い出すのは;

まずは、
「縁切寺」こりゃいかんわな
「精霊流し」こりゃ暗すぎる
「僕にまかせてください」(歌ったのはクラフト)新婦のお母さんが生きてるので不適切
「関白宣言」別にワシが宣言してもワシが結婚するわけじゃないので意味がない
「防人の詩」海が死んでも、山が死んでも、結婚にゃカンケーないわな
「飛梅」新郎は東京、新婦は鳥取出身なので大宰府天満宮には縁が無くNG

うーん、これはどーだ?
「北の国から」歌詞がないんでねぇ
「無縁坂」別に僕の母の人生歌ってもねぇ

というわけで?新郎とも相談の上、「天までとどけ」と「秋桜」を歌ったワシ。終わった後、列席してた会社の人から言われた。

「江藤さん、歌を聞きながら、グッと来て泣きそうになっちゃった。でも、『江藤さんが歌ってるんだから』と自分に言い聞かせたら泣けなかった。」だってさ。

ところで、今日の写真は、大分で開催された大塚博堂さんのデビューコンサートのチケットである。なんと手書き!!!これは貴重品だと思いますよー。
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かぐや姫

2005-09-01 21:00:37 | Weblog
ありゃーもう9月なのねー。夏も終わりやねー。さてさて、今週に入ってこれと言ったイベントのないワシ。なので今日は、音楽の思い出話でも・・・

かぐや姫というフォークグループがあった。
ほとんどの人の頭にあるのは、南こうせつ(本名:南高節)さんがメインボーカル&ギターで、伊勢正三(本名:伊勢正三)さんがリードギター&ボーカルで、山田パンダ(本名:山田つぐと)さんがベース&ボーカルの、いわゆる「二代目」かぐや姫であろう。実は、今となってはあまり知られていないのだが、このかぐや姫には「初代」がある。(余談だが、こうせつさんと正ヤンは、ワシの高校の先輩だったりする。)

山田パンダさんの代わりに大嶋三平さん、伊勢正三さんの代わりに森進一郎さんがいたのが、その初代かぐや姫である。このグループ、メンバーが変わってから「神田川」、「赤ちょうちん」、「妹」などのヒットを後日飛ばすとは思えないぐらいハチャメチャなグループであった。1枚出したアルバムが「レッツゴーかぐや姫」。そういや当時レッツゴー三匹というトリオ漫才があったなぁ・・・と思うぐらいベタなタイトル。

中身も「酔いどれかぐや姫」、「妻という名のかぐや姫」云々というストーリー仕掛け。ビートルズのアビーロードのB面もビックリというくらいの、コンセプトアルバム?であった。かろうじて、黒人兵士と村の娘の密かな愛を歌ったソフトな反戦歌である「あわれジャクソン」という曲があったりもするが、「雨は降る降る、布団はぬれる・・・越すに越されぬ安下宿」という、なんとも情けない歌いだしで始まる「変調田原坂」があったり・・・(ちなみに原曲は「雨は降る降る、人馬はぬれる・・・越すに越されぬ田原坂」という歌いだしである)しかも笑うのが、歌詞の多くがまだ売れる前の阿久悠(あくゆう)さんにより書かれたということ。あの阿久さんが、本当にこの歌詞書いたの?というぐらい、愉快な内容である。

実はワシ、この初代かぐや姫の大嶋さん(普段は三平ちゃんと呼んでおるが)に、中学時代からお世話になっておる。彼が大分弁丸出しでやっていた番組「ヤング・エクスプロージョン」(すっげえタイトル!ある意味時代を感じて格好いいかも)の収録スタジオに中学時代のワシはちょくちょくお邪魔し、頼まれもしないのに番組内でギターを弾いたりしておった。実に迷惑なガキだったと思う。そのガキの時代ってのはワシが12歳~13歳の頃の話だから、すでに30年前。「生類憐みの令」が日本列島を席巻していた頃のことである。(ウソ)

大分に帰るたびに三平ちゃんとは会っているような気がする。夜に都町(東京で言うと歌舞伎町であり、博多で言うと中州みたいなとこ)で一緒に飲むか、あるいは別府にある三平ちゃんの?別荘で温泉に入りながら飲んでいるかのどっちか。昨年、九州フォークジャンボリーに出演したときは、元かぐや姫のお二人と一緒に演奏する機会にも恵まれた。「恵まれた」とは実は社交辞令。ワシは初代かぐや姫のネタをいっぱい仕込んであったのだが、このオッサン達、昔の自分達の曲をちーっとも覚えちゃないのである。仕方ないので、ジローズ(二郎さんのグループ)の「戦争を知らない子供達」を一緒に演奏したのだけど、結局彼らが歌ったのはコーラスだけ・・・考えてみれば、初代かぐや姫をバックにリードボーカルやったようなものなので、それはそれで気持ちよかったけどねー。

写真はワシ(中央)と初代かぐや姫の森進一郎氏(左)同じく大嶋三平氏(右)
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