ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

超久しぶりのソロライブ

2011-08-31 00:00:01 | ANNAN
8月28日、約1年半ぶりとなるソロライブを行ったワシ。場所は、Queenessでもお世話になっているパウロ鈴木さんの経営するライブハウス『Rubber Soul』(http://www.beatle-japan.com/livehouse/)。突然決まったのと、このところ海外出張とかで忙しくて、スケジュール告知があまりできていなかったのだけど、それにも関わらず来て頂いた皆様、まずはありがとうございました!

今回は、洋楽のアコースティックカバー中心で、2ステージやらせて頂いた。しかし本当に久々だったこと、それにも関わらず、慣れないミディアム弦を張ったりしたため(昔はいつもミディアムだったけど、最近は寄る年波に勝てず、普段は日和ってライトを張ってるワシ)もあり、Fのコードで苦戦・・・って、素人か>ワシ
声は好調だったんだけどなぁ・・・




今回、実に知り合いが多く集まってくれたため、さながら某企業とか某企業、そしてさらに某企業の同窓会と化した観客席。ある意味やりにくいが、客席をいじる楽しみは倍増である。なぜか離婚寸前?の夫婦が二人揃ってやってきたのをいじったり、ワシと同じく髪の毛の不自由なお客さんをいじったり、久々にネタを連発したり・・・やりたい放題とはこういうことを言う。



途中までは何を演奏したのか覚えてるけど、全部は覚えてないといういつものパターンで、鶴見の夜は更けて行きましたとさ。
お店の主?パウロ鈴木さんとの突然のコラボもやって、それにしても楽しい夜であった。
皆さん、ご来場本当にありがとうございました!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今度は飛行機大幅遅延~カンタスのバカヤロー(その2)

2011-08-25 00:00:01 | Weblog
まずは宣伝から・・・
1年以上ぶりになるソロライブが今週末に行われることになった。発表遅くなってすみません。

いろいろあって、なんと1年半も休んでたソロライブ。久々にやります。
是非遊びに来てくださいねー!


場所: 鶴見 ラバーソウル
横浜市鶴見区鶴見中央1-14-2-2F
http://www.beatle-japan.com/livehouse/
日時: 8/28(日)18:00開場・19:00開演
チャージ: 2,200円
予約・お問合せ: 045-505-9617


さて、なにはともあれシドニーに到着。乗り継ぎ先のシンガポール航空のカウンターまで移動して事情を説明。

係員:「カンタスが遅れたから、お客様が予定便に乗れないという情報、すでに入ってますよ。なんとかしますのでご安心ください。
ワシ:「ありがとう
係員:「困ったなぁ
ワシ:「なにが?
係員:「今日(8月21日)シンガポールまでは飛んで頂けるんですが、そこから日本までのフライトが23日まで空いてないんですよ。」
ワシ:「うーん、アライアンスの航空会社(ANAとかUnitedとか)でもダメなの?」
係員:「全部満席ですね。大阪とか名古屋とかじゃだめですか?」
ワシ:「最悪それでもいいよ。」
係員:「あっ!全部満席だ・・・
ワシ:「・・・
係員:「シンガポールまで飛んで、あとはキャンセル待ちではいかがでしょう?」
ワシ:「困るのよ~。月曜日にお客さんのとこに行かなきゃならないから、何が何でも日曜日には日本に帰りたいんだよ~。最悪の場合は、復路をキャンセルして、他のエアラインのチケットを買うという選択肢しかないかも・・・

きっと、この「他のエアラインの・・・」で係員に火がついたんだと思うけど・・・

係員:「わかりました。なんとかします。
ワシ:「なんとかするって言っても満席でしょ?
係員:「裏技使います
ワシ:「えっ?」・・・待つこと5分
係員:「できた!!!シンガポールの空港で一晩過ごすことになりますが、いいですか?」
ワシ:「日曜に帰国できるんだったら何でもいいよ!」
係員:「はい!旅程表

どういう裏技を使ったのかは定かではない。おそらく既に予約入っているお客さんの中で、マイレージプログラムとかのステータスの高い人を、エコノミーからビジネスにアップして、ワシ達のスペースを無理やり作ったんだろうとしか思えない。それにしても素晴らしい対応である。ついでにカンタスのことを聞いてみる。

ワシ:「シンガポールで一泊だけど、その分(例えば空港ロビー内のホテルとか)の料金とか今までの電話代とかカンタスに請求できるかな?」
係員:「できます。できなきゃおかしいです。だって遅れたのはカンタスなんだから。シンガポール航空でこの事態が起きたとすれば、ホテル代含めシンガポール航空が保証します。それが普通だと思います。」

さすがサービスで定評のシンガポール航空。心強いコメントである。

ただし、交渉するのはワシ。まあ別にこれくらいのことを交渉するのは全然難しくない。ただ、時間がないのである。ここで手配してくれたフライトの出発まで、もう1時間少ししかないのだ。カンタスのバカヤロー!と叫ぶぐらいしかできんワシ。

結局、18時のフライトにのってシンガポールへ。シンガポール到着は午前1時。そこから日本への乗り継ぎ便は翌日22日の9時25分発。ということは、空港ターミナルで一泊(というのも、シンガポールのエアポートビル内のホテルは満室だったのだ)である。空港ロビーのソファで眠るワシとブリちゃん。バックパッカーじゃないんだからさぁ。ってか、トムハンクスの映画「The Terminal」みたいだな。

というわけで、バカンタス航空のお陰でシンガポール空港ロビー一泊という、貴重な体験?をしたワシら夫婦であった。

もう一度言おう。
カンタス航空・・・最低です。二度と乗りたくない・・・
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今度は飛行機大幅遅延~カンタスのバカヤロー(その1)

2011-08-23 00:00:01 | Weblog

カンタス航空・・・最低です

8月15日~21日の1週間、ワシは仕事でオーストラリアはタスマニア島、ホバートという町に行っておった。毎年恒例の、顧客向けの教育プログラムに参加するのがその目的である。8月15日、日本を出てシンガポール経由で目的地へ。なーんも問題なくスムーズに8月16日に到着。そんでもって、そこから8月19日まではワシは原則ホテルに缶詰めになり、いろんなトレーニングメニューをこなしたり、お客さんと話したり・・・

で、今回は「こんなことでもなければ、タスマニア島に行くことなんてないだろう」ということで、ワシの奥さん、ブリちゃんも同行した。彼女はもちろん会議に出るわけではないので、自由行動。ホバートの繁華街、サラマンカプレースやら、動物園やら、リバークルーズやらで楽しんだらしい。一人にしておいても、なんとか英語使ってチケット買ってあちこち行けるってのは、ワシにとっては助かる。だってワシは会議で行っているので、基本的に彼女の観光を手伝うことはできないからね。

ブリちゃんによるタスマニア島の写真。


タスマニアンデビル

ウォンバット

コアラ

カンガルー

リバークルーズ

ホテルからの光景(ジオラマ風)

20日に会議は終わり、ほとんどの参加者はその日の夜のフライトで帰途に就くのだが、ワシは1泊延ばして21日の朝に出発するスケジュール。なので、最後の夜だけは二人で食事に行く。ブリちゃんはタスマニアの豊かなシーフードがいっぱい入ったパスタ。ワシはカンガルーのステーキ!


カンガルーのステーキ

パスタ

ここまではゴキゲンだったのだが・・・

21日の朝、ホバートの空港に行ってみたら・・・

あれ!?ワシの乗るはずのフライト、カンタス航空(QF)1020便が「遅延」になってるよ
しかも、1時間30分も遅れているらしい

大丈夫かなぁ?と思いながらも、その便に乗ってシドニーまで行かなきゃならんのは事実なので、チェックイン。
ワシ:「乗り換え時間がシドニーで1時間ちょっとしかなくなるけど大丈夫?
係員:「大丈夫!

まあいいか・・・で、セキュリティーゲートを通り過ぎて、中に入って二度びっくり!

同じフライトがなんと2時間遅れになってるってことは、シドニーへの到着はその次の便の出発30分前。国際便のチェックインのカウンターが閉まるのはフライト40分前。

大丈夫じゃないじゃん!

こういう場合、日本の航空会社であれば(いかにワシの嫌いなJALであっても)、顧客がいちいち聞かなくても、一度状況を説明すればゲートの係員がそのお客さんのケア(乗り継ぎ便の手配や連絡業務など)を行うのが常識だと思う。しかしここはオーストラリア。そんなきめ細かなサポートなど期待できるはずもない。

切羽詰まったので、一度チェックインカウンターに戻って文句を言うワシ。

ワシ:「これじゃ絶対乗り継ぎ便に間に合わないんですけど・・・
係員:「乗り継ぎ側の航空会社と交渉してみて
ワシ:「はぁ?遅れたのはカンタスでしょ?そのくらい連絡しろよ!
まあこの後ひと悶着あるのだけど、それは省略。

カンタスの係員の対応に呆れるやら怒りを感じるやら。結局乗り継ぎ先のシンガポール航空のサービスカウンターに国際電話をかけて、とにかく予定の便に乗れないこと、便の変更をお願いしたいなど、ひとしきり伝える。それらの内容は全てシンガポール航空のコンピュータに即座に登録され、後にシドニー到着した際には、全て話が通じていたのには感心したが。

とにかく、最終的に2時間以上大きく遅れたそのカンタス1020便は14時40分にシドニー着陸。ゲート到着は14時55分。その時点ですでに次のフライトのチェックインカウンターはクローズしている。日本だったら、ここで地上係員が案内してくれたりするんだけど、ここはオーストラリア。そんなクオリティーの高いサービスは、オーストラリアには存在しない。

結局、乗り継ぎ先のシンガポール航空のカウンターに到着した頃には、ワシが乗るはずだった飛行機は既に離陸していたのだ。

さて、ワシとブリちゃんはどうなるのか?

以降は次の記事で。

それにしても、カンタス航空の対応はひどいものであった。二度と乗りたくない最悪な経験であった。少なくともサービスのクオリティー(というか、トラブル対策と顧客のケア)が全くできてないエアライン。以前、このブログでJALとAir Doの批判記事を書いたことがあるが、ある意味それを超えるレベルでQantas = one of the worst and most helpless/irresponsible airlines in the worldとしてワシの頭に登録された。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海外でパスポートを失くすと・・・(その2)

2011-08-08 00:00:01 | Weblog
そんなこんなで、7月30日はほぼ丸一日をサンフランシスコ空港で使い切り、ホテルのシャトルに乗ってホリデーインに移動するワシ。パスポートのことが気が気ではないのだけど、気にしたところで戻ってくるのが早くなるわけでもない。仕方ないのでホテルの部屋で仕事するワシ。

結局、その日は何の連絡もないまま。旅程が延びちゃったのでパンツが足りないことに気付いたワシは、パンツを石鹸で手洗いして、その日は寝ることにしたのだった。



ホテルの外から取った写真
これを見るとサンフランシスコに来たな!と思う

7月31日。朝起きてまずはコンピュータを立ち上げる。航空会社からの連絡は・・・ない。そして警察からの連絡も・・・ない。やっぱり領事館に行かなきゃだめか!と思ってたら、10時ちょっと過ぎた頃に部屋の電話が鳴る。

相手:「ミスターエトウですか?」
ワシ:「そうですが・・・」
相手:「ユナイテッド航空の逸失物係ですが・・・見つかったよーん!
ワシ:「えっ?何が???」
相手:「パスポート」

やったー!
小躍りするワシ。

ワシ:「ありがとう!で、どうすればいいの?」
相手:「空港の逸失物デスクに取りに来て」

さて、その時点で10時30分ちょっと前。その日のフライトの出発時刻まで1時間。残念ながら既に間に合う時間ではない。そもそもワシのフライトは最悪の事態を考慮して、8月2日に変更されちゃってるし。というわけで、まずは落ち着いて予約センターに電話する。そんでもって、翌日(8月1日)のフライトに予約変更してもらう。

安心すると腹が減るのであるな。今日は日曜日だし・・・ゆっくりブランチでも食おうということで、まずはホテルのレストランに行ってエッグベネディクトを食べるワシ。



そしてチェックアウトして、シャトルで空港へ。無事にパスポートをゲット!

さて、そこで考えた。
今日はサンフランシスコ市内のヒルトン予約したけど、考えたらそこに行く必要ないじゃん。ただ、キャンセルがすでに効かない時間になってるので、仕方ないか。キャンセルしても料金既に100%取られるしなぁ。ということでタクシーで市内へ移動。ヒルトンにチェックインしてとりあえずちょっと散歩する。考えたら1か月前にもこの辺りにいたんだな~なんて思いつつ。散歩ついでに寄ったチャイナタウンで遅い昼飯というか早い夕飯を食べてホテルへ。




その日は夜に電話会議が二つあったので、結局なんだかんだ仕事したのだった。
それにしても、このチョンボによりワシが払った金銭的代償は、そこそこ大きかった。さすがにパスポート失くして延泊になっちゃった分まで会社に請求はできん。なので全部自腹である。ホテル2泊分、タクシー代、食事代・・・総額5万円以上の損失だったかな。まあ、仕方あるまい。高い授業料ではあるが。

8月1日

パスポートを手にタウンカーで空港に向かうワシ。あほかいな!というぐらい早い時間に空港着いて、わずか5分でチェックイン終了。チェックイン後、日本食のebisuというレストランで少しメシを食べるが、結構まずい!


ただここで「サンガリア」を見つけたのは収穫?

今回はマイル使ったアップグレードにも成功し、フルフラットなシートでゆっくり休みながら優雅に日本へ。しかし、ここでもおかしなハプニングが。出発直前の英語のアナウンス。




機長:「トイレの水が流れないので、それを直してから出発します」
ワシと隣に座ってたアメリカ人のおっちゃん大爆笑。だって400人近く乗ってる飛行機で、トイレが流れなきゃ、着く頃には機内がうん△の匂いで充満してしまうもんね。そしたら、日本人のCAが通訳アナウンス。
「当機、出発前の最終調整に時間がかかっております。」

おい!

そりゃ最終調整には違いないけど、そこまではしょらずにちゃんと訳そうよ。それを隣のおっちゃんと話しながらまたも大爆笑。なんだかんだで飛行機はサンフランシスコを出発。寝る。

約9時間後、成田着陸して、あー着いたぞー!と思ってたら、またまたなにやら変なアナウンスが・・・

機長:「ゲートに到着して、シートベルトサインが消えても立ち上がらないでそのまま着席してて下さい、空港当局係員が入ってくる妨げになるので。なお、エコノミークラスにおいては騒ぎがあったこと、お詫びします」

なんじゃそりゃ?ワシが想定したのは、以下の3つ。
(1)誰かがタバコをトイレで吸った・・・警察に身柄拘束された上で何十万円もの罰金!
(2)誰かがCAにハラスメント(セクハラかパワハラか)した
(3)誰かが酔っ払って迷惑な騒ぎ方をした

正解は・・・
(3)でした。
その後ワシがゲートを出ようとすると、10人ぐらいの警官に囲まれながら、ろれつ回らずにうにゃうにゃ言ってるアメリカ人が・・・はぁこいつか!

というわけで、予定から遅れること2日。ようやく帰国できたワシであった。
それにしてもパスポートはホント大事だわ。皆さんも落としたり、失くしたりしないよう、海外ではくれぐれもご注意くださいませ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海外でパスポートを失くすと・・・(その1)

2011-08-06 00:00:01 | Weblog
ちょうど2年ぐらい前、ワシがアイスランドのレイキャビックというところに行った記事を書いた。ワシの昼の仕事の関係で、全世界の営業スタッフが集まるミーティングであったのだが、その2年後の先日、今度はアメリカ(というか正確に言えば、英国領バージン諸島)に出張しておった。

普通に会議をしたり、半日だけどちょっとリゾートしたりという感じではあった。行った先のスクラブ・アイランドというところは、ここ10年ぐらいでリゾート開発されてきた島で、それはそれは美しいところ。例によって仕事中の写真は載せずに、少しその島の写真を載せてみよう。




そして、ミーティングの合間に半日リゾートで、近隣の島へ行ったのだが、そこの写真も少し。




カリブ海にあるバージン諸島。そこに行くには、日本から米国経由でプエルトリコに入り、そこから飛ぶのが一般的。今回は航空券の値段とかも考え、一番安い料金だった東京→サンフランシスコ→ワシントンDC→サンファン(プエルトリコ)→トートラ(ビーフ)アイランドのルート。途中で1泊入るパターンを選んだ。
無事にミーティングも終わり、帰りはサンフランシスコで1泊して、翌日に東京行きの飛行機に乗る・・・はずだったのだが・・・
ワシントンDCからの便がサンフランシスコに到着したのは7月30日(土)の午前1:30。そこからタクシー乗ってホテルへ。チェックインしようとしたら・・・

無い!
パスポートが見当たらない!

記憶をたどってみるが、どうやらサンフランシスコ便の自分の座席の前のポケット、そうエアラインの情報誌とか安全のしおりとかが入ってるところに入れたまま、飛行機降りちゃったみたいなのだ。とにかくIDないままなんとかホテルにはチェックインさせてもらい、部屋についてからあちこち電話かけるワシ。

【ユナイテッド航空】
最近はチェックインですらWEBで出来るのはよいのだが、逆に電話番号を探すのに一苦労。各空港のLost & Found(落し物)の担当デスクの電話番号などどこにも出ていない。仕方ないのでカスタマーサービスに電話

ワシ:「この電話番号でいいのかどうかわかんないんだけど、パスポートを飛行機に置き忘れたんですけど・・・」
係員:「便名と場所など詳細を教えて下さい」
ワシ:「ワシントンDCからサンフランシスコ行きのUA225便です」
係員:「席の番号わかります?」
ワシ:「23Dだと思います」
係員:「わかりました。それではこの番号がサンフランシスコの空港の落し物担当の番号なので、そちらに電話して下さい。この時間は係員がいないので、メッセージを残して下さい」
ワシ:「はーい」
そんでもって教えてもらった電話番号に電話。留守電になってたので、詳細なメッセージを残す。

【在サンフランシスコ日本総領事館】
こちらは、WEBで調べると「受付は17時まで」とかって書いてある。けど、領事館なら緊急電話受付があるはず!と思い、電話する。そしたらちゃんと緊急受付があったので、そこにつなぐ。

ワシ:「パスポート紛失したんですけど、日本に帰れますかねぇ?
係官:「ムリです。飛行機に乗せてもらえません。
ワシ:「やっぱり?
係官:「帰国のための渡航書という書類を領事館でお出ししますので、それがあれば帰れます」
ワシ:「なるほど、どうやればいいんですか?」
係官:「これらの資料を揃えて、月曜日に領事館に来て下さい」
ワシ:「えっ???月曜日
係官:「ええ。領事館は土日は休みですので・・・」
ワシ:「わかりました」

眠れぬ夜を過ごすワシ。翌朝(7月30日の朝)にとりあえず空港に出向く。落し物担当のところに行くが、パスポートは見つかってないとのこと。この時点で、見つからないことを前提とした行動を考えるワシ。

あっ!

今日のフライト変更しないと、今度は飛行機の切符を買い直す羽目になる!

あわてて今度は国際ターミナルへ移動。カウンターで交渉に。
詳細割愛するが、ここの係員の人の対応が素晴らしく、最悪の事態(つまり月曜日に領事館に行き、書類を交付してもらったとして、最短で乗れるのは火曜日のフライト)を考慮して火曜日のフライトに変更してくれた。さらにワシの荷物を出発間近のフライトから取り出してくれる。さらにさらに、ワシが乗って来た飛行機は既にサンフランシスコから出発してたのだけど、その機体を特定して、到着先の空港に連絡を取ってくれる。素晴らしい対応である。

でも残念ながらパスポートはその段階では見つかっていない

今度は警察へ移動。いわゆる逸失物届を出して、書類をもらう。これがないと領事館で「帰国のための渡航書」を出してもらえないからである。ちなみに、サンフランシスコ空港で警察に逸失物届を出すと、こういうカードをもらえる。ここに書いている数字が「事件登録番号=Case Number」。



さてと、ここで我に返るワシ。今日、日本行きの飛行機に乗れなかったということは、当然今日泊る場所が必要なのである。しかも最悪の事態を想定すると、火曜日までサンフランシスコにいなきゃいかんわけ。ところが、その土曜日にマラソン大会があったとかで、サンフランシスコ市内のホテルは予約ができない。どこも満杯である。仕方ないので、一泊だけ空港近辺のホテルを予約。しかもID(つまりパスポート)がないと、通常泊めてもらえないのだけど、そこをなんとか交渉して空港近くのHoliday Innに宿泊。さらに、その後の2泊分はサンフランシスコ市内のHiltonを予約するワシ・・・

とりあえず、再度落し物担当のデスクに行って、宿泊先の電話番号を伝えるワシだった。しかし、この日は朝8時から15時過ぎまで、空港の中を歩き回ったワシだった。国際ターミナルとターミナル3については、ワシはすでにエキスパートと言えるかも知れん。

それにしても、ワシはこの後どうなるんだろう?
続く・・・
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする