東京に行ったついでに空海と密教展に行ってきました。 仏像を間近に見るってどんな感じがするのかなあと思ったからと、自分が時々印を切るしぐさをするので、少しは密教の事を知っておいたほうが良いのかな、と思ったりしたからです。
触れられる程の距離で見た仏像達は、意外なほど「物体」でした。 少しは神様の何かを感じるかなあ、と期待したけど。 「良い技術を施された物体」という印象でした。
曼荼羅も展示されていたけど、これも「未完成」な感じを抱いてしまいました。 多分、空海は3G的に作りたかったのだろうなあと思います。
空海はなにを目指していたのかなあ、どうして「未完成」という言葉が浮かんでくるのだろう。 そんな思いで美術館を後にしました。
