三重県の多度大社にお参りにいきましたのは、
多度山に木龍神様をご移動していただく儀式のためです。
木龍神様というのは、山の中の木に宿り修行に励まされている自然霊のことです。森を守り、
自然を豊かにしてくれる存在です。
まるで日本昔話しのようですが、本当に存在しているのです。
私達は、このような自然霊にも守られて生きている事を忘れています。
宿っていた木を切られ、行き場のなくなった木龍神様は人に訴えてきます。
行き場が無くて苦しい!と。
木を切った人やその関係者に訴えてきますので、様々な症状が出てまいります。
木龍神様の場合は憑かれた人は、耳が聞こえなくなったりします。
私は依頼主様と多度山に出かけて新しい苗木にお宿りしていただく事にしました。
守護神様から示された場所も発見出来ました。
「おー、本当に示されたとおりの場所があるんだな」と今更ながら、お告げに感動!
本来はその場に苗木を植えるのですが、どうも苗木がすぐに枯れそうな気がして、神様、守護神様にお伺いしながら、側に立っていた大木に移っていただく事にしました。
木龍神様はすぐに大木に移られ、ニッコリとしていました。
ああ、この木が気に入られたのだな。
そう、感じました。
自然霊である木龍神様が本来の場に帰られ、空は青々。風も爽やか。
依頼主様とうちのスタッフ共々、ああ、とても良い事をした。という感動を心に覚えました。
この世は人間だけで成り立ってはいない。
その事をもっと大勢の人達に知って欲しい、そして大事にして欲しい、と思う安珠であります。
写真はその日の空と太陽。