不思議な話を一つ
母が「あなたのお父様が志和の神社に帰ってきている」と、芙蓉教の先生から告げられたそうです。
私からは祖父にあたる人で亡くなって もう35年は経ちます。
「は? なんの話? じいちゃんは もう先祖様の仲間に入ってるのじゃないの」と私。
「そーなんだけどさあ」と母。
気になるようなので、では私がじいちゃんに聞いてみよう、という事で意識を冥界にいるだろう、おじいちゃんに繋げてみます。
すると「帰ってきてた。迎えさ 来てけろ」とじいちゃん。
なんと神様からの恩赦で家に帰れることになったらしいのです。
なんの恩赦なの、と尋ねると「お前たちが普段から良い事をしているから、神様から許しが出た」との事。
「それってお盆の時期なんじゃないの」と尋ねますと、私のガイド様からお答え。
「普通の霊魂は帰れない。徳が足らん」
「じゃお盆って、帰ってこれない人、っていうか霊魂って多いのですか」
「ほとんどは帰れん」
ええっ? なんか辛い。救われていない霊魂が多いとは聞いていたけど。
どうやらお盆の行事は 私たち現実界の人間が「せめて一年に一度くらいは先祖に手を合わせる時間や心を持ちなさい」という意味が強いようなのです。
本当のお盆は私たち子孫が徳を積む事で実現するようです。
私達家族が そんなに徳があるとは思えないので、これもきっと私達への教えの一つなのだと感じました。