三田市天神 三田天満宮 南嶽(なんがく)地車
旧町名南町 現三田町7番区・8番区所有地車
平成21年大屋根修理の際 棟札より
弘化3年(1846)制作
大工・三田 壽美屋利祐 他5名
彫師 曲り村 弥三良 徳三良
この地車の彫師は、以前より三田市藍本 新井弥三郎正次と推定しておりましたが、曲り村弥三良は、おそらくは、新井弥三郎正次推定通りと思われる。
しかしながら南嶽地車の彫からは、新井弥三郎正次とは、断定できない。
年代的にも弥三郎正次であれば若い頃の作品と思われるのでもうひとりの銘にある彫師徳三良がメインで彫ったものではないかと推定。
昭和38年大修理棟札もあり。
前
車板 獅子噛み
木鼻 麒麟?馬足龍か?
後
懸魚 蓑亀
車板 牡丹
木鼻 獅子
大屋根 側面枡合 虎 鳳凰
脇障子 枠に龍
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