私は毎年この時期になると、どうも調子が良くない。ココロが。
4月になれば又違うのかも知れないが、3月はどうも卒業だの異動だのなんだのと、
”別れの季節”と言う感覚からなのかも。もの悲しいと言うか寂しいと言うか。
9年しか継続出来なかった結婚生活だけれど、結婚したのも別れたのも3月だった。
有り得ない日を数えることは無意味だが、今日はその結婚記念日。あの日から50年である。
別れた夫は先々月亡くなった。
”もし”はあり得ないが、あのまま結婚生活を継続していたら2人無事に金婚式を迎えられた
のだろうか?もしかしたら、本人はもう少しは長生き出来たかも知れない。
勿論 ”たられば” だと分かっているけれど。
だが2人して金婚式を迎えると言うのは、やはり想像は付かない。どちらに転んでも
早かれ遅かれ別れてはいるだろう。
娘に言われた。『何感傷に浸っているの?昔のこと忘れたみたいに急にいい人になって
向こうを慮るようなこと言わずに、お母さんは怒っていればいいんだよ。そうでなくでは
自分たちが堪らない』と。
そう言われて恥ずかしかった。見抜かれているよね。確かにそうだ。
どんな目に遭っていたの?
私は我慢に我慢を重ねて考えに考え抜いて、挙句離婚したのだ。安易な考えでは無かった。
そのことに後悔なんて有ろうはずはない。でもやはり、想像以上に弊害は大きかった。
特に子どもたちに関しては。取り返しがつかないほどに。
そしてバカみたいに私は、向こうにもそれからの人生元気で頑張っていて欲しかったなと。
それがそもそも、子ども言わせるとイ―カッコなんだろう。嘘くさいかも知れないが
心底そう思っていた。
でももう、元の相手が亡くなり、架空の金婚式が過ぎることで、多分自分の心の中では
ひとつの区切りが付くのだろうという気はしている。
私はともかく、子どもたちの負った傷はこれからもずっと続くだろうし、それを無条件で
受け入れるのも私の役目だ。変則的な母子だけれど、そんな関係・家庭なので仕方ない。
本音を言ってくれるだけ、まだマシなのかも知れない。諭してくれる娘がいて有難い(^^;
それなりにやって行くしかない。
で、落ち込むことはもうひとつ。
実は確定申告の納税額がハンパないのだ。10日ほど前に税理士さんから連絡があって、
それ以降ずっと憂鬱だ。『そんな金額払えません💦』と言うと『そんなこと無いでしょう』と。
しかしもうお金は無いよ。使って使って使いまくったわ。少しは残しておけよ・・・💧
昨年の報酬に対しての納税なので、今お金があろうとなかろうと関係無い訳で。
そして昨日は更に住民税の金額の連絡も。有り得ない数字。どうやって払う?
いくら累進課税だとは言え、酷過ぎる。芸能人がよく『半分は税金に持って行かれます・・』
などと言っているのを見るけれど、本当にそうなんだなと。酷い国だと思ってしまう。
もう稼がない。そんなに税金に取られるくらいなら。と思ってしまうよね。
勿論、税理士さんへの報酬も今年はうんと値上がりする。
今年は全然仕事が決まってない。今のところ貰えるものは何も無い。どーすんだろ・・・。
遣り繰りは下手な方じゃないが、頭悩ませる。今年~来年はビンボーになるのね(-_-;)
そんなこんなで、ずっと落ち込んでいる 春の私。