虹の彼方に ~ over the rainbow ~

好きな音楽、映画、本など、気ままに綴っているblogです♪ about the musics,films,books.

旅番組 『 天空のロストワールド 』 を見た感想 4の巻

2009-01-31 07:40:14 | Yu Aoi
ご訪問してくださり、ありがとうございます

’08年の12月22日(月)の、夜7時から、放送された、
『 天空のロストワールド 』 という番組で、
アマゾンルートを、旅した、女優の 蒼井 優 さん 編
についての、感想を、書いています
前回の、1~3の巻、から、続いています。

『 天空のロストワールド 』  
~ 南米アマゾン 地球創世の記憶 ~
   

大河アマゾンの旅  
アマゾンルート 南米15000キロ大冒険!!


大河アマゾンを、さか上るのは、女優、 蒼井 優 さん。
そして、
  生命の樹 アウタナ  を、目指します。
彼女は、行く先々で、命の不思議に、出逢います


アラモ 教授 「 ここは、今、私が、一番気に入っている、発掘現場なんだ。 」

        「 たくさん、ノジュールが、出ているんだよ。 」


昨日の、石切り場とは、違う場所へ、来た。
ここを、掘り始めたのは、3か月前。
湖だった、およそ、1億年分の、堆積層を、掘り起こした。

あった! ノジュールだ!! 壁のあちこちに、ノジュールが、
むき出しになっている。パイ生地のように、くだけるのは、
泥の層。これだけで ( ひと叩きで ) 、数千年分にもなる

ノジュールに、あたると、硬い音がする。
 ( じっと、アラモ 教授 が、ノジュールを、探して、トンカチで、
  叩いているのを、見つめる、 蒼井 優 さん )

アラモ 教授 「 おっ、いいのがあったぞ 」


見つけた! かなり大きい。

蒼井 優 さん 「 大っきい~! 大っきい 」 「 すごい大きさですね 」

アラモ 教授 「 ピュ~ ( 口笛をふいて )、これは、大きいぞ! 

         しかし、割れてるな。南米大陸にも、昔、大きな地震が、あったんだ。

         この中に入っている、生きものは、私の体よりも、大きいぞ!! 」



地震で、ノジュールは、割れていた。
最後に、出てきた、一番大きな部分。
全部を、つなげると、どれほどの大きさに、なるのだろう。


ノジュールの中に、眠る、巨大生物。

それは、どんな形をしていたのか?


大型のノジュールは、5つに、割れていた。
  ( 黒ぶちのメガネを、かけている、 蒼井 優 さん )

蒼井 優 さん 「 すご~い! 」 「 きえ~ 」 

アラモ 教授 「 割ってみるかい? 」

蒼井 優 さん 「 教えてください。 」

アラモ 教授 より、大きい生物って、いったい、何だ!?

 ( 杭を、モジュールに、差し込んで、そこを、トンカチで、叩いている。
  アラモ 教授 と、交代する、蒼井 優 さん 。 )


蒼井 優 さん 「 ありがとう。 ( トンカチを、アラモ 教授 から、手渡される )

           私、こんな、大きいの、やっていいんですかね? 」 

          「 大丈夫!? 」


 ( トンカチで、杭を、叩く、 蒼井 優 さん。 パカッと、モジュールが、割れる )

蒼井 優 さん 「 あ~ 骨だ!! すご~い! 」 「 あ~ すごい… 」

これは、大きなウロコみたいだ。

蒼井 優 さん 「 あはは。 ありがとうございます。 オブリガート!! 」

 ( 蒼井 優 さんを、見ながら、拍手する、アラモ 教授。 )

蒼井 優 さん 「 ( モジュールを、手に持って ) わあ~ 感動しますね 」

          「 お~! わっ ウロコ!! 」 「 あ~ すご~い… 」


アラモ 教授 「 これは、1億年以上前の、コイの仲間だね。 」

蒼井 優 さん 「 でも、こんな、きれいに、出るんですね! 」

体長2mを、超える、コイの仲間。

蒼井 優 さん 「 ここが、湖だった、っていうことも、考えられないですもんね… 」

 ( 発掘現場から、地上に、出てきた、 蒼井 優 さんと、 アラモ 教授。 )

アラモ 教授 「 ほら、モジュールは、いくらでも、あるぞ~ 」

蒼井 優 さん、今日は、ついている。自分で、掘り当てた、ノジュールを、割る。

蒼井 優 さん 「 先生、これ、魚、立体じゃないですか? 」 「 あはは 」

          「 わあ~ ♪ 」


 ( と、喜びながら、トンカチで、化石を叩く、 蒼井 優 さん )
体のふくらみを、残した、魚が、出てきた。

蒼井 優 さん 「 ちょっと、立体 」

アラモ 教授 「 これは、淡水魚の、 ラコレピス 、という、魚です。 」 

        「 お腹の中に、たくさん、エビが、残っている! 」


 ( 蒼井 優 さん、化石から、出てきた、魚のお腹の部分を、指で触りながら )

蒼井 優 さん 「 へえ~ エビがいるんだ! 」 「 はあ… 」

ラコレピスは 、淡水魚。 エビが、大好物だった。
今日は、いける。 蒼井 優 さん、無心になって、割る。


蒼井 優 さん 「 う~ん、ちょっと、大きい。ウロコが… 」

また、魚のようだ。

蒼井 優 さん 「 むけた! 」

ヴィンクティファー 、と呼ばれる、サヨリの仲間。
湖に、海水が、入り込んだ後、海から、来た、魚だと、
言われている。


  『 サヨリの先祖 ( ヴィンクティファー ) の化石 』 
と、画面に、テロップが出ている。


湖から、海へ、大地は、動いたのだ。 アラモ 教授 、調子が出てきた。
硬い金属音が、したら、それは、ノジュールだ。
金属音だ! これは、期待できる。
 ( カン ・ カン ・ カン と、叩くと、音がする )


アラモ 教授 「 は~あ~ 」

蒼井 優 さん 「 『 は~あ~ 』 ( 教授 の声 ) の意味が、知りたい!! 」

アラモ 教授 「 とってもいい!! 信じられないものが、出てきたよ!! 」

 ( 掘り起こした、3つのモジュールを、つなげて、手に持つ、 アラモ 教授 。
  空を、仰ぎ見ながら… )


アラモ 教授 「 あなたは、たいへん、ラッキー ・ ガール かもしれない! 」 

        「 これは、 翼竜 ( よくりゅう ) だよ!!


蒼井 優 さん 「 先生、すご~い!! 」

 ( 上で、見ている、スタッフたちなどに、向かって、拍手する、 蒼井 優 さん )

蒼井 優 さん 「 どこらへんのですか? 」

アラモ 教授 「 これは、 翼竜 の羽根の一部と、爪の部分だよ。 」 

        「 まさしく、 翼竜 だ!! 」


蒼井 優 さん 「 へえ~!! 」

 ( と言いながら、 アラモ 教授 の、持っている、モジュールの中心部分を、指で触る )

            「 すご~い!! 」

 ( アラモ 教授 から、そのモジュールを、渡され、よく見つめる、 蒼井 優 さん )

アラモ 教授 「 すごいぞ~!! 骨が、はっきりしている!! 」

蒼井 優 さん 「 へ~え~ 骨なんだ… 」

 ( と、指で、翼竜の化石を、さすって見ている )

            「 はあ… ピンとこないけど、恐竜なんだ、これ~!! 」


読んでくれて、ありがとうです  この続きは、次回へ。。。

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旅番組 『 天空のロストワールド 』 を見た感想 3の巻

2009-01-30 13:24:56 | Yu Aoi
グリムス キーワード「温室効果ガス」


ご訪問してくださり、ありがとうございます


’08年の12月22日(月)の、夜7時から、放送された、

『 天空のロストワールド 』 という番組で、

アマゾンルートを、旅した、女優の 蒼井 優 さん 編

についての、感想を、書いています


前回の、1~2の巻、から、続いています。



『 天空のロストワールド 』  

~ 南米アマゾン 地球創世の記憶 ~
   


大河アマゾンの旅  

アマゾンルート 南米15000キロ大冒険!!



大河アマゾンを、さか上るのは、女優、 蒼井 優 さん。

そして、
  生命の樹 アウタナ  を、目指します。

彼女は、行く先々で、命の不思議に、出逢います




巨大な、切り株のような山、 「 アウタナ山 」 。 

すべて、ここから、始まった、と信じる、

インディオたちの聖地。

世界一の大河を、さかのぼる、 蒼井 優 さん 。
      



蒼井 優 さん 「 まさか、自分が、アマゾンに来るなんて… 」


命の神秘を、辿る旅、 蒼井 優 さん 。

「 化石の倉庫 」 と呼ばれる村を、目指す。


純白の大砂丘、レンソイス から、南へ、550キロ。

アフリカと、南米大陸が、かつて、地続きだったことを、

痕跡が、教えてくれる。


セアラ州 サンタナ村。このあたりは、大昔、大きな湖だった。

湖の底には、1億年以上前に、生きていた生物が、

化石となって、眠っている。かつて、この場所が、突然、

大きな異変が、起き、一瞬にして、すべての生物が、

大量に、死ぬ事体が、起こったのだ。死骸は、生きていた時の、

姿、そのまま、化石となった。

( 画面には、トンボの化石が、飛んでいた時の、そのままの姿で、

 残されている映像が、映されている )



骨が、立体的に、残った、魚の化石。頭には、目も、残っている。

( 画面には、淡水魚 { クラトキクルス } の化石が、映されている )


3億年前から、生きている、ゴキブリ ( の化石 ) 。

その化石には、羽根に、光沢さえ、残っていた。


「 化石の倉庫 」 と呼ばれる村は、採石場と、石切り場だった。

貴重な、化石入りのタイルが、建築材として、売られている。

ここ、サンタナ村では、家の床が、そのまま、博物館なのだ。


ここで、10年間、化石を、堀り続けている、セアラ州立大学

古生物学 アントニオ ・ アラモ 教授は、 蒼井 優 さんを、

案内してくれる。



アラモ 教授 「 ここは、昔、大きな湖の底でした。

        1億1千年前に、たくさんの生物が、死んだ場所なのです。 」



蒼井 優 さん 「 どれぐらいの広さ? 」


アラモ 教授 「 縦 100キロ、横 50キロ、の湖だよ 」


蒼井 優 さん 「 横 50キロもあるんだ~ 」


アラモ 教授 「 とっても、広かったんだ 」

 ( 蒼井 優 さんに、四角いタイルを、見せながら )

        「 見てください。これが、湖の底の化石だったのです。

        この、でこぼこが、底の形だったことが、よくわかります。 」


 ( 四角いタイルの、細い、側面を、指さして )

        「 そして、この一層一層が、1億1千年前の、

        気候の変化を、示しているのです。 」



        蒼井 優 さん 「 ( よ~く、タイルの細い層を、見つめながら )          

                  へえ~~~ 」



 ( 「 1cmが、1600年 」と、画面に、テロップが映し出される。  )


1cmが、1600年。 かつて、この地帯で、起こった、大異変で、

一瞬で、死に絶えたために、美しい化石が、残った。

一瞬を、永遠に、閉じ込めた、奇跡の化石。


これは、魚が、共食いをしている、瞬間だ。魚と植物の化石。

バクテリアや、微生物も、いっしょに、ほろんだことで、

分解されずに、残った化石。


このエリアで、大昔、何があったのか?


それを、知る、手がかりが、この化石にあった。

 ( 画面に、「 魚の群れ 」 の化石が、映し出される )

魚が、群れのまま、死んでいる。大規模な、地殻変動が、

起こり、湖に、海水が、入りこんだことで、この生物が、

一度に、死滅したのだ。



蒼井 優 さん 「 ありがとう。 オブリガート。 」

 ( 岩場の山を、アラモ 教授 の手をかりながら、登る、 蒼井 優 さん )


アラモ 教授 が、 蒼井 優 さんを、とっておきの場所に、

連れて行ってくれる。



蒼井 優 さん 「 初めて、世界地図を、見たとき、

         あ、地球儀を、見たときに、日本の真裏が、

         ブラジルだっていうのを、見て、

         『 一生行くことはないんだろうね 』 って言って、

         同級生と、話していたことを、思い出します 」



この崖の上に、1億年前の、地層がある。そこに、宝物が、眠っているという。

それは、化石のタイムカプセル、と呼ばれる、 「 ノジュール 」 だ。

上からの、堆積に、つぶされることなく、生物が、体のふくらみを、

残したまま、眠っている。


どうして、このような、化石が、できるのか?


死骸のまわりに、塩分や、カルシウムが、多くあることが、重要な要素。

死骸から、出る、炭酸カルシウムが、まわりの土と、化学反応を、

起こして、結晶となる。静かに、堆積した土が、圧力を、かけながら、

しだいに、丸いカプセルのような、石に、育っていくのだ。

 ( 辺り一帯が、壁面になっている場所で、アラモ 教授が、

  石を、掘り出している )


アラモ 教授 「 これは、いいぞ! 」


 ( だ円形の石を、割る、アラモ 教授 )

        「 この匂いを、嗅いでみて。 石油のような、匂いがするよ 」

 ( 割れた石の、匂いを嗅いでみて、うなずく、 蒼井 優 さん )


蒼井 優 さん 「 なんで…? 」


アラモ 教授 「 植物の有機物が、腐って、石油のように、なっているんだ。 

         この層が、もし、広ければ、石油が、とれたかもしれない 」



蒼井 優 さん 「 この石の中には、必ず、何かが、入っているんですか? 」


アラモ 教授 「 ノジュールの中には、何か、必ず、生物が、入っています。

         平面の化石より、短い時間で、化石にならないと、

         このような、形には、ならないんだ 」



 ( 小さな、丸い、化石を、割る、アラモ 教授 )

アラモ 教授 「 これは、魚のふんだ 」


蒼井 優 さん 「 ここまで、登ってきて、ふん、しか見てない、あたし。 

          先生、ふん、しか見てない。 あっはっは… 」



アラモ 教授 「 他に… ( 汗 ) 」

 ( また、違う化石を、探しはじめる、教授 )


ノジュールは、いっぱい、ある。その中に、何が入っているか、わからない。


アラモ 教授 「 あなたの運を、見てみよう 」


蒼井 優 さん 「 あははは 化石占い! 」

 ( 探した化石を、割ってみせる、教授 )


アラモ 教授 「 これも、ダメだ。これも、魚のふん、だね 」


蒼井 優 さん 「 ぐふっ 」


アラモ 教授 「 今日は、ついてないなあ 」

やれやれ、明日こそは… 

 ( 日が暮れて… 次の日へ )





読んでくれて、ありがとうです  

この続きは、次回へ。。。


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旅番組 『 天空のロストワールド 』 を見た感想 2の巻

2009-01-29 10:52:35 | Yu Aoi
グリムス キーワード「二酸化炭素」


ご訪問してくださり、ありがとうございます


’08年の12月22日(月)の、夜7時から、放送された、

『 天空のロストワールド 』 という番組で、

アマゾンルートを、旅した、女優の 蒼井 優 さん 編

についての、感想を、書いています


前回の、1の巻、から、続いています。



『 天空のロストワールド 』  

~ 南米アマゾン 地球創世の記憶 ~
   


大河アマゾンの旅  

アマゾンルート 南米15000キロ大冒険!!



大河アマゾンを、さか上るのは、女優、 蒼井 優 さん。

そして、
  生命の樹 アウタナ  を、目指します。

彼女は、行く先々で、命の不思議に、出逢います
      



レンソイス : 世界で、最も、美しい砂丘が、

広がる場所から、旅が始まる。



( 真っ白い、砂漠の中を、ずっと、歩いている、 蒼井 優 さん )

蒼井 優 さん 「 足とられますね。きれい!雲のかたまりも、なくなりましたね。

         わ~、すご…!わあ~ すごい~!!何だ、これ~? 」

         「 どうなってるんだろ~? わ~ 気持ちいい!! 」



「 レンソイス 」 とは、ポルトガル語で、「 真っ白なシーツ 」 。

その白い砂は、水晶の成分となる、石英が、むき出しになったものだ。

大西洋から、一定の向きで、吹く、貿易風が、

地表にあった、軽い砂を飛ばし、重い石英を、むき出しにした。

それが、太陽の光を、反射して、白く輝いているのだ。

しかし、そこには、生命の神秘が!



蒼井 優 さん 「 わっ! すごい… 」

( 一瞬、言葉を失う、 蒼井 優 さん )


白い、広大な砂丘の中の、くぼみに、水が、たまっていた。 

( 素足で、広大な、水たまりの中を、歩いて行く、 蒼井 優 さん )



蒼井 優 さん 「 え~、すごいですよね 」 「 雨の… ( 水 ) 」 

             ( 「 そう! 」 と、スタッフさん )

蒼井 優 さん 「 真水ですよね 」 と、水を、手に取り、口にする。 

          「 あっ、ぜんぜん真水! 」



蒼井 優 さんが、訪れた、9月のレンソイス は、

ちょうど、雨季が、終わったばかり。降った雨は、しばらくの間、

砂漠に、池となって、たまっている。しかし、この辺りも、

あと1か月で、完全に、干上がってしまう。



蒼井 優 さん 「 ほどよく、冷たく… 」 「 あっ! あれっ?? 」


乾季には、消えてなくなる、水たまりに、命を見つけた。


蒼井 優 さん 「 あ~ 魚だ!! 」 「 すご~い! どこから来たの… 」 

         「 わあ~ あはははは 」 「 いや~~~ 私、エサじゃないっ 」 

         「 えへへへ すごい~ 食べられた!今 」



干上がってしまう、水場に、魚が、泳いでいる。

彼らは、どこから、やって来たのか?



蒼井 優 さん 「 わ~ あはは すごい。 歩いたら、ついてくる! 」


雨季と、乾季。地球のサイクルを、魚は、知っていた。

足にまとわりつく、魚を見て、
「 くすぐったいっ 」 と笑う、 蒼井 優 さん。


蒼井 優 さん 「 すごいですねえ。 どこにいたんですかね… 」


砂漠の水たまりに、湧き出る、不思議な命。

水場が、干上がる、乾季にも、

彼らは、生き延びる知恵を、もっていた。

それは、自分たちの世代が、死に絶えても、

子孫を、残すことができる、知恵。



水たまりの底の、しめった砂地に、卵を、産みつける。

乾季の間、卵は、じっと耐え、次の雨季を、待つ。

そして、砂漠に、また、雨が降り、水がたまると、

新しい命が、かえる。


( 小さな、白い魚たちが、透きとおった、池の底で、

 時おり、光りながら、泳ぎまわっていて、とても、美しい )


地球の呼吸に、合わせるように、営まれる、『 命の賛歌 』

大西洋から、吹く、貿易風が、大地に、“ 真っ白いシーツ ”

を、敷きつめた。だが、遥か昔、ここに、海は、なかった。


かつて、 “ 超大陸 ” と呼ばれていた、大きな島が、

地殻変動で、少しずつ、離れていき、今の、アフリカと、

南米大陸が、生まれた。その、亀裂に、入った水で、

できたのが、 大西洋なのだ。



以来、1億4千万年、同じ向きから、吹く風。

大西洋からの、貿易風が、刻んだ、絶景が、レンソイス

大地が、割れてできた、 “ 砂のシーツ ” は、毎年、少しずつ、

大きくなっている。 “ 超大陸 ” が、割れ、アフリカと、南米大陸

に、分かれたことを、示す、証拠が、もう一つある。


レンソイス から、南へ、550キロ。

そこは、 “ 化石の倉庫 ” と呼ばれる、村。

世にも、珍しい、化石が、発掘されている。


なんと! 生物が、体のふくらみを、残したまま、

化石になっていた。





読んでくれて、ありがとうです  

この続きは、次回へ。。。


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旅番組 『 天空のロストワールド 』 を見た感想 1の巻

2009-01-28 12:26:53 | Yu Aoi
グリムス キーワード「森林伐採」


ご訪問してくださり、ありがとうございます


’08年の12月22日(月)の、夜7時から、

9時54分まで、俳優の 大沢 たかお さんと、

女優の 蒼井 優 さんが、南米の、アマゾン ・ ギアナ高地を、

旅する、『 天空のロストワールド 』 という番組が、

テレビ朝日で、放送されました。


この番組の、お知らせをしたままで、見た感想を、

まだ、UP していなかったのを、思い出したので…

今頃になってしまいましたが、書きたいと思います


長編の旅行記になるので、 アマゾンルートを、旅した、

蒼井 優 さん 編 についての 感想です。



年末は、なにかと、忙しくて、この番組を見たのは、

今年に入ってから、でした…





『 天空のロストワールド 』  

~ 南米アマゾン 地球創世の記憶 ~
   




南米の密林の奥の、奥に、

『 生命の樹 』   と呼ばれる山が、あります。 

巨大な切り株 のような、その山は、かつて、

天までそびえる、1本の 「 木 」 でした。


最初の人間たちは、天からカヌーに乗って、


『 生命の樹 』   の枝に、降り立ったのです。


には、あらゆる果実が、実をつけ、

枝に、清流が、とうとうと、流れていました。

ところが、欲深い人間たちが、その恵みを、

独占しようと、「 樹 」 を、根元から、

切り倒してしまいます。


「 樹 」 は倒れ、辺りは、

大洪水になってしまいました。

荒れ狂う水…。ほとんどの人間たちは、

溺れ死んでしまいました。


やがて、水が引いたとき、そこに、

アマゾン川ができ、辺りに、

が、生まれました。


生き残った人々は、そこに暮らし、

今の世界が、生まれたのです。




語り継がれる、インディオたちの、伝説です。


( 画面には、太古に暮らしていた人々が、描いたと思われる、

それらの伝説の話が、描かれた、いくつもの絵が、映し出されていました )





大河アマゾンの旅  

アマゾンルート 南米15000キロ大冒険!!





大河アマゾンを、さか上るのは、女優、 蒼井 優 さん。

そして、
  生命の樹 アウタナ  を、目指します。

彼女は、行く先々で、命の不思議に、出逢います。
      




蒼井 優 さん  「 生まれて初めて、地球の大きな、 “ うねり ”

         の中の 『 今 』 っていうところで、生きているんだな、

         と感じました 」




そして、アマゾン奥地に、暮らす、民たちとの出逢い。


蒼井 優 さん 「 すごく大きなものを、いただいたのに、

         あたしが、返せるものの、少なさ、というか、

         それ自体が、あるのかも、わからない… 」





『 伝説の、 「 生命の樹 」 を、目指す旅 』




それは、現在に、残された、タイムトンネルを、さか上る旅となる。

1万5千キロの大冒険。





『 あなたは、地球の本当のすごさを、まだ、知らない 』




蒼井 優 さんは、アマゾン川の河口近くにある、

純白の大砂丘 ( 世界一白い大砂丘 ) の 、真っただ中にいて、

素足で歩きながら、 「 わあ~、何これ~!! 」 と、

感嘆の声を、あげていました。


「 え~、どうなってるんだろ~? 」




秘境、ギアナ高地の最果て、アマゾン川の源流の、

その先に、 『 生命の樹 』 はある。





蒼井 優 さん 「 せっかく自分が、そこに入るわけだから、

         自分たちと出逢うものとの、関係が、どういう風なものなのか、

         どう感じるものなのか、って、楽しみにしたいなと思います 」





200万年前から、流れる大河アマゾン。

生命の起源は、さらに、太古の昔に、さかのぼる。

蒼井 優 さん、ジャングルに、飛び込んで、

生命の誕生の神秘を、知る。 全長1万3千キロの大移動。



読んでくれて、ありがとうです  

この続きは、次回へ。。。


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Talking Heads 特集 ~ part 2

2009-01-27 09:20:52 | Alternative rocks
グリムス キーワード「オゾン層破壊」



ご訪問してくださり、ありがとうございます




  Talking Heads の ’85年のアルバム

  『 Little Creatures 』

  ( ↑ 上の画像は、このアルバムのジャケットです )

   に入っている、『 Road To Nowhere 』 という曲が、

   大好きです





  
  
  ↑ Talking Heads の ’ 88年のアルバム

  『 Naked 』 に入っている、

  『 ( Nothing But )  Flowers  』 という曲は、

  ハイライフ的なサウンドが、楽しくて、好きですね

  この曲と、 PV にも、Talking Heads のメンバーとともに、

  元 The Smiths のギタリスト、 Johnny Marr ( ジョニー ・ マー )

  が、参加していました





Talking Heads は、 ’88年のアルバム 『 Naked 』 を、

発表して以降、バンドとしての活動は、途絶えていましたが、

1991年の、ヴィム ・ ヴェンダース 監督作品の

映画 『 Until The End Of The World  』

( 邦題 : 『 夢の涯てまでも 』 ) のために、

『 Sax And Violins 』 を、レコーディングする

ために、彼らは、再び、集まりました。


それが、Talking Heads としての、最後の活動となり、

レコーディング終了後に、バンドの解散が、正式に発表されました…。










読んでくれて、ありがとうです  

ほいじゃ、また。。。


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Talking Heads 特集 ~ part 1

2009-01-26 10:16:15 | Alternative rocks
グリムス キーワード「リサイクル」


ご訪問してくださり、ありがとうございます



Talking Heads ( トーキング ・ ヘッズ ) は、

アメリカ ・ ニューヨーク の、 CBGB という、

パンク ・ バンド の拠点となった、ライヴハウスで、

1970年代半ばから、活動を始めました。


メンバーは、vocal / guitar の デイヴィッド ・ バーン 、

drums / back vocal の クリス ・ フランツ 、

bass / back vocal の ティナ ・ ウェイマス 、

keyboards / guitar / back vocal の ジェリー ・ ハリソン 、

の 4人組 の バンド で、当時、“ ニュー ・ ウェイヴ ” や

“ ニューヨーク ・ パンク ” と呼ばれていた、

ムーヴメントの、バンドのひとつ、として、

高い評価を、得ていました。








↑ 左から、drums / back vocal の クリス ・ フランツ 、

keyboards / guitar / back vocal の ジェリー ・ ハリソン 、

vocal / guitar の デイヴィッド ・ バーン 、

bass / back vocal の ティナ ・ ウェイマス 、

の 4人の Talking Heads のメンバーたち。




  
  Talking Heads の ’83年のアルバム

  『 Speaking in Tongues 』

  ( ↑ いちばん上の画像は、このアルバムのジャケットです )

  より、 『 Burning Down the House 』 の PV です





Talking Heads 『 Burning Down the House 』




  

  ↑ Talking Heads の ’85年のアルバム

  『 Little Creatures 』 より、

  ↓ 『 And She Was 』 の PV です
  




Talking  Heads 『 And She Was 』



( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい



Talking Heads というバンドを、知ったきっかけは、

当時、MTVを見ていて、彼らの 『 Burning Down the House 』

の PV が、偶然、流れていたのを、見たときでした。

とてもユーモラスな、衝撃を受けたのを、覚えています


「 つかみどころのない、変わったバンド 」という印象でしたね。


でも、それから、アルバムを聴きこんでいくうちに、

彼らが、とてもアーティスティックで、独特な世界観をもっていて、

その音作りも、彼ら独自のリズムや、メロディーがあって、

一見、ユニークなスタイルの中に、実は、大事なメッセージが、

含まれていたりして、しだいに、彼らの音楽に、惹きつけられて

いくようになりました


『 And She Was 』 という曲は、最初に、聴いたのが、

テレビで、この曲の PV が、流れていたときだったのですが、

写真や絵の、コラージュっぽい感じの映像の中で、

雑誌から、切り取ったような女の人が、宙を浮いているのが、

当時は、すごく不思議な絵だなあ、と思って見ていました。


最近になって、やっと、この歌の意味と、なぜ、女の人が、

宙に浮いていたのかが、わかったような気がします…。


『 And She Was 』 ( そして、彼女は… ) というタイトル。

この 「 彼女 」 は、当時、まだ、今よりは、問題にされることが、

少なかったであろう、失踪した女性のことを、歌にした曲だったのです…。


歌詞に、耳を澄ましていると、 「 映画を見ているかのようだった 」

というところなど、すごくリアルに、 「 彼女 」 の心境を、

描いていて、軽快で、明るい、リズムとメロディーの曲調とは、

とても対照的な内容で、そのアンバランスな感覚に、

奇妙な感じを覚えました…。






たぶん、初期の頃の、 ライヴを行っている、Talking Heads の メンバーたち。




読んでくれて、ありがとうです  

ほいじゃ、また。。。


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W A T 4 FBI失踪者を追え!「 失われた時間 」

2009-01-25 07:00:21 | EU,US films / dramas
グリムス キーワード「酸性雨」


ご訪問してくださり、ありがとうございます


スカパーの、Super ! drama TV で、放送されている、

『 WITHOUT A TRACE 4  FBI 失踪者を追え! 』

( WITHOUT A TRACE : 略して、W A T ) の 第74話

( シーズン4 の 第4話 ) 「 失われた時間 」

( 原題 : Lost Time ) を、見ました。




Super ! drama TV 『 WITHOUT A TRACE 4  FBI 失踪者を追え! 』




  ↑ いちばん上の画像は、

  FBI 失踪者捜査班の 5人のエージェントたちです。





【 ※ ここから先は、このドラマのストーリーの、

ネタばれが、含まれています! ご注意を!! ※ 】





第4話 「 失われた時間 」 の あらすじ



スカイ・ピーターセンという、アメリカ人の女子大生が、

ある日、忽然と、失踪します。


しかし、この事件は、ジャック ・ マローン 特別捜査官と、

ヴィヴィアン ・ ジョンソン 特別捜査官が、

7年前に、スカイと不倫をしていた、トマス・ビールという助教授を、

容疑者として逮捕し、自供にもとづく、殺害容疑で、

起訴され、遺体は見つからないまま、有罪になった、事件でした。


その7年後に、スカイのIDが入った、リュックをもって、

リサイクル・ショップに現れた、スカイと見られる人物が、

店の防犯カメラに映っていた、という情報が、

FBI失踪者捜査班に、もたらされますが…。


捜査をすすめていくうちに、ビールが冤罪である可能性が、

出てきました…。


7年前に、スカイと同じ大学に通い、同じ寮に住んでいて、

スカイをストーキングしていた、ポールという人物が、

捜査線上に、浮かんできます。


ジャックとヴィヴィアンが、ポールを取り調べしていくうちに、

7年前に、起こった新事実が、明らかになっていきます。


彼は、スカイとそっくりの女性と、結婚していました。

スカイのIDの入ったリュックを、店に持ち込んだのは、

その女性だったのです…。


7年前、スカイの不倫相手のビール、の妻が、夫の浮気に気が付き、

スカイを呼び出し、自分が妊娠していることと、夫と別れるよう、

彼女に告げます。


そして、悲しみのあまり、失踪するスカイ。

スカイ失踪事件の容疑者として、ビールが逮捕され、

街に、自分の写真と、目撃情報を求める広告が、貼られている

のを知った、スカイは、このことを、親や友人に知られたくない

あまり、追いつめられてしまうのでした。 


車が故障してしまったために、立ち往生していたスカイは、

彼女を、ずっとストーキングしていた、ポールに声をかけられ、

「 この近くに、素敵な景色のある場所があるんだ 」と、

その誘いに乗ってしまい、その場所で、ポールと口論となった

彼女は…。


FBI の捜索で、崖の下から、スカイの遺体が、7年の時を経て、

発見されました…。


「 自分の捜査ミスだ… 」と、つぶやく、ジャック。

「 あの時、捜査員を増やすように言っていた、君の意見に

従っていれば… このようなことには、ならなかった

かもしれない… 」と、肩を落として、ヴィヴィアンに言うのでした。


「 多額の補償金を、払うことになるわね… 」と言う、ヴィヴィアン。

「 ああ、彼は、俺を憎んでいるだろうからな… 」と、言い、

たったひとり、オフィスに残る、ジャックでした。





第4話 「 失われた時間 」 の 感想



FBI失踪者捜索班の5人のエージェントのひとり、

マーティン ・ フィッツジェラルド 特別捜査官は、

あれから、すでに、復帰していましたが、松葉づえをついていて、

薬を服用しながら、痛みに耐えている状態で、しばらくは、

内勤のみを、余儀なくされていました。


そのため、ジャックは、マーティンの代役として、

新たな捜査官、 エレナ ・ デルガド 特別捜査官を、

チームに、配属させることになりました。


エレナの印象は、とにかく、頭がきれる人、という感じですね。

年齢は、?ですが、わたしの見た感じでは、

サマンサ ・ スペード 特別捜査官よりも、少し若そうです。

まあ、彼女のほうが、先輩でもありますからね。


でも、エレナは、サマンサも驚くほど、聴き込み捜査に

おける、とっさの判断力や、推理力、容疑者や、その周りの人物

の心理を、たくみに読み取り、かなりのやり手、と見ました。


そこらへんは、ダニー ・ テイラー 特別捜査官 と、

似たところがあると思いましたね。


最初に、ふたりがオフィスで、顔を合わせた時に、

「 私たちの荷物は、ここには持ち込まないでね 」と言った

エレナの言葉が、ちょっと、気になりますが…


話は、変わりますが…

日本の警察もののドラマだと、わたしは、横山秀夫さん原作の

テレビドラマ 『 顔 』 が、おもしろくて、よく見ていたのですが、

『 W A T 』 を見るようになって、驚いたのが、

アメリカと、日本の、女性捜査官の、「 立場の違い 」 です。


サマンサや、エレナは、ふたりで、ペアを組んで、

聴き込み捜査など、男も女も、関係ない、幅広い捜査

をしていて、とても、優秀な捜査官として、描かれています。


テレビドラマ 『 顔 』 では、主人公の、仲間由紀恵さん、

演じる、平野瑞穂巡査は、人の顔を、一瞬見ただけで、

驚くほど、正確に、似顔絵を書くことができる、優れた能力を

もっています。そして、推理力や、相手の微妙な心理を、

読み取ることにも、たけています。


しかし、 瑞穂は「 女性捜査官 」 である、というだけで、

その能力を認めてもらえず、活躍する場さえ、与えられない

でいました。


男だらけの、組織の中で、解決の糸口が、見つけられずに、

難航している事件を前に、瑞穂のひらめきと機転で、

解決に至ることが、ほとんどなのですが、それでも、

彼女は、昇進することなく、以前に所属して、活躍した、

本人も希望している、得意な似顔絵を生かした、

鑑識課に、配属されることもなく、

ずっと、交通安全課に、勤務したままでした。


これらは、ドラマなので、実際とは、異なることがあるとは

思いますが、それでも、かなり、実際と近い部分もあると

思います。


『 顔 』 の原作者の、横山秀夫さんは、元新聞記者で、

その時に、警察に取材した経験をもとに、この小説を、

書いたそうです。

そして、 『 W A T 』 は、このドラマの監修を、

引退した、元 FBI 特別捜査官が、担当しています。


ちなみに、ジャックの上司は、女性の失踪者捜査班の指揮官です。


話は、もとに戻り…

ジャックは、以前、ダニーに、マーティンと行動を共にしながらも、

彼に、重傷を負わせてしまった責任を感じて、自分を見失っていた

彼を、激しく非難していましたが、そのジャックも、自分の捜査ミス

から、冤罪事件を起こすことになり、

結果的に、妻子ある人と、その家庭を、奪い、7年間もの間、

罪のない人に、罰を与えてしまったのです…。


その、払わなければならない代償は、どれほど大きなものでしょう…。


人間ですから、誰でも、間違いをおかしてしまうことは、

あると思います。だからこそ、人間である、とも言えますが…


間違いを、おかしてしまうことが、許されない、仕事に就いている

人間の、責任の重さに、あらためて、考えさせられました。


それでも、ジャックは、これから、いくつかの、

「 重い責任 」 を、背負いながら、危険に満ちた、

難解な事件に、立ち向かって行かなければならないのです。


他の5人の失踪者捜査班のエージェントたちも、同じように…。


彼らは、「 ヒーロー 」 でありながらも、常に、

無意識のうちに、自らを犠牲にしているのだと思います…。





読んでくれて、ありがとうです  

ほいじゃ、また。。。


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ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 第1話~3話までの感想

2009-01-23 14:21:09 | Jo Odagiri / Ryo Kase


ご訪問してくださり、ありがとうございます


フジテレビの毎週木曜夜10時から、放送されている、

ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 の、第1話から3話までを、

見ました。その感想について、書いてみようと思います。


フジテレビ開局50周年記念ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 公式ウェブサイト



   

  
↑ enya の ’08年のアルバム 『 雪と氷の旋律 ( AND WINTER CAME ) 』 より、

このドラマの主題歌 『 ありふれた奇跡  』 ( Dreams Are More Precious ) の 画像ビデオです





Enya Dreams Are More Precious ~ありふれた奇跡~





( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい




※ ここから先は、このドラマのストーリーの

ネタばれが、含まれています! ご注意を!!





ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 第1話から3話までの、あらすじ




仲間由紀恵さん、演じる、業務用厨房機器販売会社に勤務していて、

業界関係者を相手に、実際に、クッキング・ライブを行っている、

中城 加奈 ( 29歳 ) という女性と、

加瀬 亮さん、演じる、祖父の経営する会社で、ビルの工事現場などで、

左官職人として、働く、田崎 翔太 ( 31歳 ) という男性が、

ある日、駅のプラットホームで、電車に飛び込もうとしていた、

陣内 孝則さん、演じる、藤本 誠 ( 50歳 )という中年の男性を、

偶然見つけ、2人で、飛びこむのを、止めさせようとして…


警察で、事情を聞かれることになった、3人。

しかし、藤本は、「 自分は、飛びこもうとしていなかった 」と、

加奈と翔太の目撃証言を、否定します…。

そして、力ずくで、止めた翔太に対して、「 暴力を振るわれた 」

と証言するのでしたが…。


藤本は、しだいに、我に返り、自分の行いを、反省する姿勢を、

見せるようになり、警官を介して、加奈と翔太に、

「 謝りたい 」と、申し出て、3人が、あれから、再会することに

なりました。


それまでの間、このことが、きっかけになって、知り合うことに

なった、加奈と翔太は、お互いに、メールで、やりとりをするように

なっていました。


3人が、再会して、藤本が、加奈と翔太に、謝罪をして、

席を、立とうとした時に、藤本が、

「 どうして、私が、飛びこもうとしていた、とわかったんですか?」

と、2人に尋ねます…。 沈黙するふたり…。


藤本は、「 あなたたちも、もしかしたら、死のうとしたことが、

あるんじゃないですか? だから、わかったんでしょう…?」


というようなことを、ふたりに、問いかけますが…。


その後も、加奈と翔太は、メールでやりとりをしながら、

ふたりで、会って、話をするようになりましたが、

加奈と会った翔太が、「 こんなきれいな人と会えて… 」と言った

言葉を、遮るように、加奈は、

「 これは、デートなんかじゃないでしょ 」と、

かたくなに、否定します…。

「 そうだ、これは、デートじゃない 」と、自分に、言い聞かせる

ように、話す翔太…。


お互いに、なにか、計り知れないものを、感じ取っているか

のような、ふたりは、ある日、お互いに、どちらからともなく、

自然に、「 実は、自分も、過去に、死のうとしたことがある 」

と、告白し合います…。


しかし、まだ、お互いに、その理由を、話すまでには、

至りませんでした…。


その後、加奈に、その理由を聞かれ、意を決したように、翔太は、

話そうとしますが、おそろしい過去の記憶が、脳裏によみがえった

彼は、おそろしさのあまり、顔をゆがめて、言葉を失ってしまいます…。

それでも、必死で、震えながら、何度も話そうとする翔太を、

加奈は、抱きとめるのでした…。


再び、会った彼らは、ふたりが、会う理由を、

探し求めているかのようでした…。


そして、加奈は、翔太に、

「 “ 死のうとしたことのある人の会 ” にしようよ 」

と言うのでした…。


それから、加奈のいきつけの店で、加奈と翔太が、

会っていたところに、偶然、藤本が、店にやってきます。

なんの迷いもなく、藤本を、隣りの席へ招く、加奈。

しかし、何も知らない加奈は、彼にお酒をすすめてしまい…

くだをまいて、歩けなくなった、藤本を、

翔太が、タクシーで、彼の家まで送ることになりましたが、

そこで、藤本は、「 俺は、アルコール依存症で、ちょっと、

入院していたことがあるんだ 」 と、告白するのでした。


あばれる藤本を、家まで送り届けた、翔太は、

「 泊っていってくれ 」という、藤本に、朝、仕事が早いから、と

断ることができずに、そのまま、藤本の家に、泊まることになり…。


その朝になって、加奈が、藤本の家に、やってきます。

「 心配だったから、( 藤本を ) ひとりにできなかった 」

という翔太…。

加奈も、藤本の家にいて、食べ物を持ってきたり、

家の掃除をしてやったりして、しばらく、3人で、過ごしましたが、

「 ひとりになりたい…。ひとりにしてくれ 」と言う、藤本。


その帰りに、翔太は、加奈に、「 死のうとした理由 」を

尋ねるのでしたが、

「 まだ… 話すことができない… 」 と、

うつろな表情を浮かべる、加奈。


彼女の脳裏には、封印していたかのような、過去の記憶が、

断片的に、よみがえっていたのでした…。







ドラマ 『 ありふれた奇跡 』 の第1話から3話までの、感想




このドラマの脚本が、山田 太一さん、ということで、

すごく楽しみにしていました。タイトルと、役者さんの名前しか、

わからない状態で、第1回を、見たのですが、

正直に思ったことは、すごく、意外な内容のドラマだった、

ということでした。


この時期に、このような内容の本を、書いた、山田 太一さんを、

尊敬します。そして、この本を、ドラマ化しようとした、フジテレビも、

勇気のある決断をしたのかなあ、なんて、思ってしまいましたね。


年間約3万人の人が、なんらかの理由で、みずから、命を絶つ

世の中に、その “ 予備軍 ” も、含めたら、相当な数の人達が、

いるのだと思います。


でも、まだ、最終回まで、見ていないので、このドラマの主題は、

なんなのか、まだ、はっきりと、わかったわけではありませんから、

わたしの 「 推測 」 ということで。


興味深いのは、加奈の過去と、彼女と翔太の関係が、

これから、どうなっていくのか、ということ、ですね。

藤本のこれから、も、微妙に、絡んできますが…。


藤本役の、陣内 孝則さんの演技が、迫真に迫っていて、

圧倒されました。

せっぱつまった人間の、行き場のない感じが、

おそろしいくらい、その表情に、あらわれていて…。

というか、 「 演技 」 しているように、思えませんでした。


加奈も、翔太も、藤本も、「 本音 」 が話せる相手が、

いない、ですよね。 


藤本は、いちばん身近にいるはずの、「 家族 」が、

あのような、亡くなり方を、してしまったわけですから…。


加奈と翔太は、身近に、 「 家族 」 がいるにもかかわらず、

すごく遠い存在になっていると、思わざるを得ない感じがします…。


ふたりとも、お互いの家族と、全く、本音で話せていないですよね。


でも、これって、今の世の中、どこにでも、ありそうなこと、

かもしれない、って、思うんですよ。


お互いに、心配をかけたくない、っていう理由だったり、

話したいけど、わかってもらえないだろう、っていう、

「 あきらめ感 」 だったり…。


そんな昔を、知っているわけじゃないけど、今よりは、昔のほうが、

もっと、みんな、本音で、話して、ぶつかっていたような

気がする…。


それで、分かり合えたり、助けられたり、していたのかな…?


加奈も、翔太も、会うごとに、お互い、 「 本音 」 が、

話せるようになってきているように、思います。


3話で、すごく印象に残っている言葉が、あるんだけど、

加瀬 亮さん、演じる、翔太が、

「 会うだけでもいいと、思ったんですよ 」

と、藤本に言った、言葉です。





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The Charlatans 特集♪ part 3

2009-01-22 09:14:34 | The Charlatans / RIDE
グリムス キーワード「エコアクション」


ご訪問してくださり、ありがとうございます

  
  THE CHARLATANS の ’99年のアルバム 『 Us and Us Only 』

  ( ↑ 上の画像は、このアルバムのジャケットです )

  より、 ↓ 『 Forever 』 、 『 Impossible 』 の PV と、

 『 The Blind Stagger 』 の 画像ビデオです





  THE CHARLATANS 『 Forever 』




The Charlatans - Impossible





The Blind Stagger-Charlatans UK





( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい




THE CHARLATANS の vocal 、 ティム ・ バージェス は、

このアルバムが、出た頃に、インタビューで、

「 ボブ ・ ディラン が好きで、よく聴いているんだ 」

と語っていました。


ステージで、ハーモニカを吹き鳴らす、彼の姿や、

このアルバムの、いくつかの曲からも、

その音楽的な影響が、感じられます。





『 The Blind Stagger 』
   
 written by  M.Blunt / J.Brookes / T.Burgess / M.Collinds / T.Rogers   

 訳詞 : 沼崎敦子さん



ああ あれから長い長い時間がたった  

わからないのかい 人々はいつだって  

問題を君に押しつけていく  

僕は自分の力で生きているから  

もう苦々しい人間に 僕の国について攻撃してもらう必要はないんだ  

君のパパは君に 今すぐ家に帰ってきてほしがってるんじゃないかな  


ああ そろそろ君ももう一度強くなれないだろうか  

僕だって少しは犠牲を払うよ 

君は姿を隠してる 何か僕にあげられるものはあるかな  

僕の光が輝きだすのがわかるよ  

地平線には素晴らしいことが待っているんだ  

陽の光が窓から忍び込んでくる  

君に虹とバケツ一杯の黄金をあげるよ  

君は11匹もの飢えた子猫たちに噛みつかれてきた  

誰がフラフラよろめいているときに はるばる出かけていくだろう  


ああ その光を輝かせるんだ  

もう一度強くなっておくれ  

etc …








黄金に輝く野に、たたずむ、シャーラタンズのメンバーたち




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The Charlatans 特集♪ part 2

2009-01-21 11:34:37 | The Charlatans / RIDE
グリムス キーワード「省エネ」


ご訪問してくださり、ありがとうございます


  
  THE CHARLATANS の ’97年のアルバム

  『 TELLIN ’ STORIES 』

  ( ↑ 上の画像は、このアルバムのジャケットです )

  より、 ↓ 『 Tellin ' Stories 』 の ライヴ映像 と、

  『 How High 』 の PV です





The Charlatans - Telling Stories T in the Park 2006





The Charlatans - How High




( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい



昔、よく聴いていた、 『 Tellin ' Stories 』 の歌を、

久しぶりに聴いたら、なんだか、涙が出てきてしまって …

特に、思い入れは、ない曲なんだけど、どうしてかな … ??


この歌の、歌詞は、「 最愛の人の思い出話を、語ろうか 」

みたいな感じなんだけど … ??


やっぱり、名曲だからかな   


このアルバムに入っている、 『 Get On It 』 という曲も、

歌詞も、曲も、すばらしい、大好きな曲です


いい音楽は、いつ聴いても、

どんなに時を経ても、いつまでも、すばらしいものだし、

どの世代の人の心でも、感動させる力を、もっているものだからね


THE CHARLATANS のアルバム 『 TELLIN ’ STORIES 』 が、

発表されて、’97年に行われた、全英ツアーから、

現在のバンドの keyboards 、トニー ・ ロジャース が、

正式メンバーとして、バンドに加入しました。







左から、 guitar の マーク ・ コリンズ 、 vocal の ティム ・ バージェス 、

bass の マーティン ・ ブラント 、 drums の ジョン ・ ブルックス 、

keyboards の トニー ・ ロジャース 、の シャーラタンズの5人のメンバーたち。





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