虹の彼方に ~ over the rainbow ~

好きな音楽、映画、本など、気ままに綴っているblogです♪ about the musics,films,books.

「The Lord of the Rings( 指輪物語 )」のフロドと「 もののけ姫 ( Princess Mononoke ) 」のアシタカ

2014-01-07 01:53:14 | all about L o t R


宮崎 駿 監督作品、映画 『 もののけ姫 ( Princess Mononoke ) 』 を、最近、おちびさんが、気に入って、よく観ているので、

つい、いっしょに、わたしも、観させられてしまう、今日この頃です

それで、何度も、観ていて、気がついたことがあります

それは、 トールキン原作の 『 指輪物語 』 をもとに、映画 『 The Lord of the Rings 』 が、作られましたが、

その主人公、フロド ・ バギンス と、 『 もののけ姫 ( Princess Mononoke ) 』 に出てくる、 アシタカ が、妙に、一致しているのではないか、

ということです。


     フロド … 闇の冥王サウロンが、滅びの山の火で作った、 The One Ring ( 一つの指輪 ) を、

           首にかけ、ホビット村から、モルドールまで、旅をして、滅びの山に、命がけで、

           捨てに行かなければならない、という役割りに、自ら、名乗り出て、 “ 指輪保持者 ” となったこと。

           それは、 “ 呪いの指輪 ” で、しだいに、フロドの体と心を、蝕んでいく、ということ。

           その “ 呪い ” と戦わなければ、与えられた使命を、達することはできない …


    アシタカ … タタリガミとなった、いのししの なごの神 が、村を襲ってきたため、村の跡継ぎとして、

           村のみなを、守るために、タタリガミに、矢をいり、その “ タタリ ” を、もらってしまったこと。

           アシタカ の右腕に、黒く焦げたような跡ができてしまい、激しい痛みと怒りに、おそわれ、

           いずれは、全身にまで、および、命を、うばってしまう。アシタカ 自身も、タタリガミになってしまう

           おそれがあるため、村を、出て行かなければならない …


この2人、めっちゃくちゃ、似てると思いませんか

宮崎 駿 監督は、確か、 「 指輪物語 」 の本を、子供の頃に、読んで、影響を受けていた?、ようなことを、

ちらっと、テレビで、観たことがあるのですが、そうであれば、 『 もののけ姫 』 は、日本版 「 指輪物語 」、

ということになるのではないでしょうか … !?

( 「 本へのとびら ― 岩波少年文庫を語る 」 宮崎 駿 著 〈 岩波新書 刊 〉 に、 「 指輪物語 」 のもとになった物語が、描かれた、

  「 ホビットの冒険 」 が、紹介されています )


     




あと、一つ、ある気になる、噂があります。

トールキン原作の 「 指輪物語 」 が、世に知れ渡った頃、当時のマスコミたちが、

     「 これは、 “ 一つの指輪 ” とは、原子力核爆弾のことを、暗示しているのではないか? 」

という疑問を、トールキンに、投げかけたそうですが、本人は、それを、否定した、らしいのです。

それでも、今の時代に、もう一度、この、二つの映画を、観てみると、どうしても、現代の日本の闇の姿を、

暗示しているように、思えてならないのは、わたしだけでしょうか … ?


アシタカ の右腕の、 “ タタリ ” の跡と、東海村の放射能被曝事故で、亡くなられた人の、腕の病変と、

奇妙に、酷似していると、思うのは、気のせいなのでしょうか …


こんなときに、聴きたい歌が、あります。

それは、 映画 『 The Lord of the Rings “ The Fellowship of the Ring ” 』 の主題歌、

Enya の 『 May It Be 』 と、

この歌の、アンサー ・ ソング とでもいうような、

Annie Lennox の 『 Into the West 』 ( 映画 『 The Lord of the Rings  “ The Return of the King ” 』 の主題歌 ) です

久しぶりに、聴きましたが、何年経っても、涙が、ほろほろ、浮かんできます

これらの、素晴らしい歌たち、こんなにも、今の日本の状況と、ぴったり、合って、

聴いていて、勇気づけられる、なんて …   映画公開当時は、夢にも、思いませんでした。

偶然の一致、とでもいうのでしょうか。


これらの歌を、東日本大震災で、亡くなられた方々、あるいは、まだ、行方不明の方々、

その、ご家族のために、捧げたいと思います。

そして、これから、何十年、何百年?、と、放射能汚染や、核廃棄物処理と、戦っていかなければならない、

わたしたち、日本人のために。




     




Lord of The Ring : Hobbit theme


この頃が、ほんとうに、懐かしいですね。ほんとうの幸せが、ここにはいっぱい、ありました。




Enya - May it be


「 May It Be 」 の PV ?でしょうか。


     




Enya - May it be ( lyrics )



          May It Be   ( 日本語訳 )


       願わくは 宵の星が  あなたの上に 輝きますように

     願わくは 闇に 包まれた時に  あなたの心が 揺れませんように

     独りで 歩んでいく あなたには  なんと 遠くまで 来たことでしょう

     闇の中でも  信じれば 道は 開ける

     闇に 包まれた 今こそ  あなたの中に 約束は 生きている

     あなたを 呼ぶ 影が  遠くに 去りますように

     日々を 照らすべく  あなたの旅が 続きますように

     夜が 終わる時  あなたは 立ちあがり  あかつきの光を 見るでしょう

     闇の中でも  信じれば 道は 開ける

     闇に 包まれた 今こそ  あなたの中に 約束は 生きている

     あなたの中に 約束は 生きている




May it Be 訳詞付- Enya





     




? Lord of the Rings - Arwen's Song (with lyric)


どんなに、過酷で、絶望的な状況の中でも、ひとすじの光りがさし、そこに、希望の種が、まかれ、芽が出て、成長していき、

やがて、花を咲かせる、という奇跡が、起こることがあるのです。




? Lord of the Rings - Into the West (with lyric)



     




Annie Lennox - Into The West [Official Clip MOVIE TRAILER] - HD



          Into the West     ( 日本語訳 )


       さあ 横におなり  疲れた頭を ゆっくり 休めて

     あなたの 長い旅は 今 終わりを 告げる

     ゆっくり お休み  先に 行った人の 夢を 見ながら

     その人たちが 呼んでいる  はるか 遠い海の 向こうから

     あなたは なぜ 泣くの?  なぜ 涙が ほほを 濡らしているの?

     でも あなたには わかるはず  すべての 恐れが 消え去ることを

     わたしの この腕に 抱かれて  あなたは 安らかに 眠りに 落ちる

     よく見て 何が見える? あの水平線のかなたに  空を舞う白いカモメは なぜ鳴くのか

     限りなく広い海原に 青白い月が 昇ってゆく  船が近づく あなたを 故郷へ 運ぶ船が

     そして すべてが 銀色のガラスに 変わってゆく  海の面に光りが差して

     すべての魂は 過ぎ去ってゆく 希望は 色あせ  夜の闇に のまれてゆく

     濃い影が 立ちこめて  記憶と “ 時 ” が 薄れてゆく

     でも 言わないで  “ これで すべてが 終わった ” と

     白い砂浜が 呼んでいる  いつか また きっと 会える

     あなたは わたしの腕に 抱かれ  ただ 無心に 眠る

     よく見て 何が見える? あの水平線のかなたに  空を舞う白いカモメは なぜ鳴くのか

     限りなく広い海原に 青白い月が 昇ってゆく  船が近づく あなたを 故郷へ 運ぶ船が

     そして すべてが  銀色のガラスに 変わってゆく  海の面に 光が差して

     灰色の船が 遠ざかる  はるか 西方を 目指して

     


Lord of the Rings: Into the West (Japanese Lyrics)


ROTK の ラストシーン後に、流れる、主題歌 『 Into the West 』 ( 日本語訳付き ) です。




( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい




 blogram投票ボタン width= ブログラムランキング参加中!


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。