グリムス キーワード「温室効果ガス」
ご訪問してくださり、ありがとうございます
’08年の12月22日(月)の、夜7時から、放送された、
『 天空のロストワールド 』 という番組で、
アマゾンルートを、旅した、女優の 蒼井 優 さん 編
についての、感想を、書いています
前回の、1~2の巻、から、続いています。
『 天空のロストワールド 』
~ 南米アマゾン 地球創世の記憶 ~
大河アマゾンの旅
アマゾンルート 南米15000キロ大冒険!!
大河アマゾンを、さか上るのは、女優、 蒼井 優 さん。
そして、 生命の樹 アウタナ を、目指します。
彼女は、行く先々で、命の不思議に、出逢います
巨大な、切り株のような山、 「 アウタナ山 」 。
すべて、ここから、始まった、と信じる、
インディオたちの聖地。
世界一の大河を、さかのぼる、 蒼井 優 さん 。
蒼井 優 さん 「 まさか、自分が、アマゾンに来るなんて… 」
命の神秘を、辿る旅、 蒼井 優 さん 。
「 化石の倉庫 」 と呼ばれる村を、目指す。
純白の大砂丘、レンソイス から、南へ、550キロ。
アフリカと、南米大陸が、かつて、地続きだったことを、
痕跡が、教えてくれる。
セアラ州 サンタナ村。このあたりは、大昔、大きな湖だった。
湖の底には、1億年以上前に、生きていた生物が、
化石となって、眠っている。かつて、この場所が、突然、
大きな異変が、起き、一瞬にして、すべての生物が、
大量に、死ぬ事体が、起こったのだ。死骸は、生きていた時の、
姿、そのまま、化石となった。
( 画面には、トンボの化石が、飛んでいた時の、そのままの姿で、
残されている映像が、映されている )
骨が、立体的に、残った、魚の化石。頭には、目も、残っている。
( 画面には、淡水魚 { クラトキクルス } の化石が、映されている )
3億年前から、生きている、ゴキブリ ( の化石 ) 。
その化石には、羽根に、光沢さえ、残っていた。
「 化石の倉庫 」 と呼ばれる村は、採石場と、石切り場だった。
貴重な、化石入りのタイルが、建築材として、売られている。
ここ、サンタナ村では、家の床が、そのまま、博物館なのだ。
ここで、10年間、化石を、堀り続けている、セアラ州立大学
古生物学 アントニオ ・ アラモ 教授は、 蒼井 優 さんを、
案内してくれる。
アラモ 教授 「 ここは、昔、大きな湖の底でした。
1億1千年前に、たくさんの生物が、死んだ場所なのです。 」
蒼井 優 さん 「 どれぐらいの広さ? 」
アラモ 教授 「 縦 100キロ、横 50キロ、の湖だよ 」
蒼井 優 さん 「 横 50キロもあるんだ~ 」
アラモ 教授 「 とっても、広かったんだ 」
( 蒼井 優 さんに、四角いタイルを、見せながら )
「 見てください。これが、湖の底の化石だったのです。
この、でこぼこが、底の形だったことが、よくわかります。 」
( 四角いタイルの、細い、側面を、指さして )
「 そして、この一層一層が、1億1千年前の、
気候の変化を、示しているのです。 」
蒼井 優 さん 「 ( よ~く、タイルの細い層を、見つめながら )
へえ~~~ 」
( 「 1cmが、1600年 」と、画面に、テロップが映し出される。 )
1cmが、1600年。 かつて、この地帯で、起こった、大異変で、
一瞬で、死に絶えたために、美しい化石が、残った。
一瞬を、永遠に、閉じ込めた、奇跡の化石。
これは、魚が、共食いをしている、瞬間だ。魚と植物の化石。
バクテリアや、微生物も、いっしょに、ほろんだことで、
分解されずに、残った化石。
このエリアで、大昔、何があったのか?
それを、知る、手がかりが、この化石にあった。
( 画面に、「 魚の群れ 」 の化石が、映し出される )
魚が、群れのまま、死んでいる。大規模な、地殻変動が、
起こり、湖に、海水が、入りこんだことで、この生物が、
一度に、死滅したのだ。
蒼井 優 さん 「 ありがとう。 オブリガート。 」
( 岩場の山を、アラモ 教授 の手をかりながら、登る、 蒼井 優 さん )
アラモ 教授 が、 蒼井 優 さんを、とっておきの場所に、
連れて行ってくれる。
蒼井 優 さん 「 初めて、世界地図を、見たとき、
あ、地球儀を、見たときに、日本の真裏が、
ブラジルだっていうのを、見て、
『 一生行くことはないんだろうね 』 って言って、
同級生と、話していたことを、思い出します 」
この崖の上に、1億年前の、地層がある。そこに、宝物が、眠っているという。
それは、化石のタイムカプセル、と呼ばれる、 「 ノジュール 」 だ。
上からの、堆積に、つぶされることなく、生物が、体のふくらみを、
残したまま、眠っている。
どうして、このような、化石が、できるのか?
死骸のまわりに、塩分や、カルシウムが、多くあることが、重要な要素。
死骸から、出る、炭酸カルシウムが、まわりの土と、化学反応を、
起こして、結晶となる。静かに、堆積した土が、圧力を、かけながら、
しだいに、丸いカプセルのような、石に、育っていくのだ。
( 辺り一帯が、壁面になっている場所で、アラモ 教授が、
石を、掘り出している )
アラモ 教授 「 これは、いいぞ! 」
( だ円形の石を、割る、アラモ 教授 )
「 この匂いを、嗅いでみて。 石油のような、匂いがするよ 」
( 割れた石の、匂いを嗅いでみて、うなずく、 蒼井 優 さん )
蒼井 優 さん 「 なんで…? 」
アラモ 教授 「 植物の有機物が、腐って、石油のように、なっているんだ。
この層が、もし、広ければ、石油が、とれたかもしれない 」
蒼井 優 さん 「 この石の中には、必ず、何かが、入っているんですか? 」
アラモ 教授 「 ノジュールの中には、何か、必ず、生物が、入っています。
平面の化石より、短い時間で、化石にならないと、
このような、形には、ならないんだ 」
( 小さな、丸い、化石を、割る、アラモ 教授 )
アラモ 教授 「 これは、魚のふんだ 」
蒼井 優 さん 「 ここまで、登ってきて、ふん、しか見てない、あたし。
先生、ふん、しか見てない。 あっはっは… 」
アラモ 教授 「 他に… ( 汗 ) 」
( また、違う化石を、探しはじめる、教授 )
ノジュールは、いっぱい、ある。その中に、何が入っているか、わからない。
アラモ 教授 「 あなたの運を、見てみよう 」
蒼井 優 さん 「 あははは 化石占い! 」
( 探した化石を、割ってみせる、教授 )
アラモ 教授 「 これも、ダメだ。これも、魚のふん、だね 」
蒼井 優 さん 「 ぐふっ 」
アラモ 教授 「 今日は、ついてないなあ 」
やれやれ、明日こそは…
( 日が暮れて… 次の日へ )
読んでくれて、ありがとうです
この続きは、次回へ。。。
blogramランキング参加中!
ご訪問してくださり、ありがとうございます
’08年の12月22日(月)の、夜7時から、放送された、
『 天空のロストワールド 』 という番組で、
アマゾンルートを、旅した、女優の 蒼井 優 さん 編
についての、感想を、書いています
前回の、1~2の巻、から、続いています。
『 天空のロストワールド 』
~ 南米アマゾン 地球創世の記憶 ~
大河アマゾンの旅
アマゾンルート 南米15000キロ大冒険!!
大河アマゾンを、さか上るのは、女優、 蒼井 優 さん。
そして、 生命の樹 アウタナ を、目指します。
彼女は、行く先々で、命の不思議に、出逢います
巨大な、切り株のような山、 「 アウタナ山 」 。
すべて、ここから、始まった、と信じる、
インディオたちの聖地。
世界一の大河を、さかのぼる、 蒼井 優 さん 。
蒼井 優 さん 「 まさか、自分が、アマゾンに来るなんて… 」
命の神秘を、辿る旅、 蒼井 優 さん 。
「 化石の倉庫 」 と呼ばれる村を、目指す。
純白の大砂丘、レンソイス から、南へ、550キロ。
アフリカと、南米大陸が、かつて、地続きだったことを、
痕跡が、教えてくれる。
セアラ州 サンタナ村。このあたりは、大昔、大きな湖だった。
湖の底には、1億年以上前に、生きていた生物が、
化石となって、眠っている。かつて、この場所が、突然、
大きな異変が、起き、一瞬にして、すべての生物が、
大量に、死ぬ事体が、起こったのだ。死骸は、生きていた時の、
姿、そのまま、化石となった。
( 画面には、トンボの化石が、飛んでいた時の、そのままの姿で、
残されている映像が、映されている )
骨が、立体的に、残った、魚の化石。頭には、目も、残っている。
( 画面には、淡水魚 { クラトキクルス } の化石が、映されている )
3億年前から、生きている、ゴキブリ ( の化石 ) 。
その化石には、羽根に、光沢さえ、残っていた。
「 化石の倉庫 」 と呼ばれる村は、採石場と、石切り場だった。
貴重な、化石入りのタイルが、建築材として、売られている。
ここ、サンタナ村では、家の床が、そのまま、博物館なのだ。
ここで、10年間、化石を、堀り続けている、セアラ州立大学
古生物学 アントニオ ・ アラモ 教授は、 蒼井 優 さんを、
案内してくれる。
アラモ 教授 「 ここは、昔、大きな湖の底でした。
1億1千年前に、たくさんの生物が、死んだ場所なのです。 」
蒼井 優 さん 「 どれぐらいの広さ? 」
アラモ 教授 「 縦 100キロ、横 50キロ、の湖だよ 」
蒼井 優 さん 「 横 50キロもあるんだ~ 」
アラモ 教授 「 とっても、広かったんだ 」
( 蒼井 優 さんに、四角いタイルを、見せながら )
「 見てください。これが、湖の底の化石だったのです。
この、でこぼこが、底の形だったことが、よくわかります。 」
( 四角いタイルの、細い、側面を、指さして )
「 そして、この一層一層が、1億1千年前の、
気候の変化を、示しているのです。 」
蒼井 優 さん 「 ( よ~く、タイルの細い層を、見つめながら )
へえ~~~ 」
( 「 1cmが、1600年 」と、画面に、テロップが映し出される。 )
1cmが、1600年。 かつて、この地帯で、起こった、大異変で、
一瞬で、死に絶えたために、美しい化石が、残った。
一瞬を、永遠に、閉じ込めた、奇跡の化石。
これは、魚が、共食いをしている、瞬間だ。魚と植物の化石。
バクテリアや、微生物も、いっしょに、ほろんだことで、
分解されずに、残った化石。
このエリアで、大昔、何があったのか?
それを、知る、手がかりが、この化石にあった。
( 画面に、「 魚の群れ 」 の化石が、映し出される )
魚が、群れのまま、死んでいる。大規模な、地殻変動が、
起こり、湖に、海水が、入りこんだことで、この生物が、
一度に、死滅したのだ。
蒼井 優 さん 「 ありがとう。 オブリガート。 」
( 岩場の山を、アラモ 教授 の手をかりながら、登る、 蒼井 優 さん )
アラモ 教授 が、 蒼井 優 さんを、とっておきの場所に、
連れて行ってくれる。
蒼井 優 さん 「 初めて、世界地図を、見たとき、
あ、地球儀を、見たときに、日本の真裏が、
ブラジルだっていうのを、見て、
『 一生行くことはないんだろうね 』 って言って、
同級生と、話していたことを、思い出します 」
この崖の上に、1億年前の、地層がある。そこに、宝物が、眠っているという。
それは、化石のタイムカプセル、と呼ばれる、 「 ノジュール 」 だ。
上からの、堆積に、つぶされることなく、生物が、体のふくらみを、
残したまま、眠っている。
どうして、このような、化石が、できるのか?
死骸のまわりに、塩分や、カルシウムが、多くあることが、重要な要素。
死骸から、出る、炭酸カルシウムが、まわりの土と、化学反応を、
起こして、結晶となる。静かに、堆積した土が、圧力を、かけながら、
しだいに、丸いカプセルのような、石に、育っていくのだ。
( 辺り一帯が、壁面になっている場所で、アラモ 教授が、
石を、掘り出している )
アラモ 教授 「 これは、いいぞ! 」
( だ円形の石を、割る、アラモ 教授 )
「 この匂いを、嗅いでみて。 石油のような、匂いがするよ 」
( 割れた石の、匂いを嗅いでみて、うなずく、 蒼井 優 さん )
蒼井 優 さん 「 なんで…? 」
アラモ 教授 「 植物の有機物が、腐って、石油のように、なっているんだ。
この層が、もし、広ければ、石油が、とれたかもしれない 」
蒼井 優 さん 「 この石の中には、必ず、何かが、入っているんですか? 」
アラモ 教授 「 ノジュールの中には、何か、必ず、生物が、入っています。
平面の化石より、短い時間で、化石にならないと、
このような、形には、ならないんだ 」
( 小さな、丸い、化石を、割る、アラモ 教授 )
アラモ 教授 「 これは、魚のふんだ 」
蒼井 優 さん 「 ここまで、登ってきて、ふん、しか見てない、あたし。
先生、ふん、しか見てない。 あっはっは… 」
アラモ 教授 「 他に… ( 汗 ) 」
( また、違う化石を、探しはじめる、教授 )
ノジュールは、いっぱい、ある。その中に、何が入っているか、わからない。
アラモ 教授 「 あなたの運を、見てみよう 」
蒼井 優 さん 「 あははは 化石占い! 」
( 探した化石を、割ってみせる、教授 )
アラモ 教授 「 これも、ダメだ。これも、魚のふん、だね 」
蒼井 優 さん 「 ぐふっ 」
アラモ 教授 「 今日は、ついてないなあ 」
やれやれ、明日こそは…
( 日が暮れて… 次の日へ )
読んでくれて、ありがとうです
この続きは、次回へ。。。
blogramランキング参加中!