虹の彼方に ~ over the rainbow ~

好きな音楽、映画、本など、気ままに綴っているblogです♪ about the musics,films,books.

アイルランドの音楽いろいろ。 my favorite Irish musics

2011-09-21 00:59:36 | Irish / Classic musics


最近、よく、アイルランドの伝統音楽を、聴いています。

こんな時だからなのか、ロックのような激しい音楽は、あまり聴かなくなって、

心と体に優しい、アイリッシュ ・ ミュージック を聴きたくなるんですよね。

しぜんと、体が欲している、というか …  郷愁を、感じてしまうのでしょうか …

まさに、アイルランドの美しい自然の中で、生まれたような、音、メロディ  

聴いていて、しぜんに、体が動き出すような、魔法の音楽たち


お気に入りのアルバムは、 Tara Records より ’80年にリリースされた、

 Clannad  『 Crann Ull 』 。

大好きな曲、 『 The Last Rose of Summer 』

( “ 夏の名残のバラ ” は、アイルランドの詩人 Thomas Moore [ 1779 - 1852 ]

 による美しい詩に、Sir John Stevenson [ 1761 - 1833 ] が曲をつけたもので、

 日本では、「 庭の千草 」 のタイトルで、明治17年 [ 1884年 ] に紹介されているそうです )

が入っているし、

このアルバムを、聴きながら、目を閉じていると …

アイルランドの風景が、目の前に、広がってくるような感じがして、とっても癒されます。


そして、 The Corrs のアンプラグド !! もう、目からウロコ ~ !って感じです ^ ^


今、聴いてみたいのは、アイルランドの 名 フィドラー、 Martin Hayes さんによる、

『 The Lonesome Touch 』  by Martin Hayes & Dennis Cahill

というアルバムです 。 。 。




Martin Hayes - Dennis Cahill , "Paddy Fahy's "





Martin Hayes and Dennis Cahill - Stunning Performance at Peery's Egyptian Theater in Ogden, Utah





Ceili Irish Music - The Kilkenny's





Down By The Sally Gardens Irish songs Celtic music Ireland folk traditional Ireland





Clannad - The Last Rose of Summer





Clannad - Down by the Sally Gardens - Live Sept. 08





The Corrs Lough Erin Shore Unplugged HQ





The Corrs Runaway Unplugged HQ





The corrs and the chieftains





( 動画が消えていましたら、ごめんなさい




     『 The Last Rose of Summer 』

    lyrics by  Thomas Moore  music by  Sir John Stevenson


      ' Tis the last rose of Summer

     Left blooming alone

     All her lovely companions

     Are faded and gone

     No flower of her kindred

     No rosebud is nigh

     To reflect back her blushes

     Or give sigh for sigh


     I ' ll not leave thee , thou lone one

     To pine on the stem

     Since the lovely are sleeping

     Go sleep thou with them

     Thus kindly I scatter

     Thy leaves o ' er the bed

     Where thy mates of the garden

     Lie scentless and dead


     So soon may I follow

     When friendships decay

     And from Love ' s shining circle

     The gems drop away

     When true hearts lie withered

     And fond ones are flown

     Oh who would inhabit

     This bleak world alone ?




夏の名残のバラ ( 日本語訳 ・ 意訳 )


夏の名残のバラ 

一人寂しく咲いている

他の花々は既に枯れ散り

近しき花も芽も消え失せた

美しいバラ色を思い起こせば

ただため息をつくばかり


汝を一人残しては行かない

その体に思い煩う

美しきものと共に 汝も行き眠らん

ベッドの上にまき散らした汝の花弁

汝の仲間達は 庭で香りもなく枯れ果てる


直ぐに私も後を追うだろう

友情が崩れ去り

愛の光輪から宝石が零れ落ち

真の心が枯れ果て

愛する者がいなくなったら

この荒涼たる世の中で

誰が一人で生きられようか ?




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Do not stand at my grave and weep

2011-09-11 09:10:40 | diary / gardening


東日本大震災が起きた、3月11日、午後2時46分 …

あれから、もう、半年になるのですね 、、、

お亡くなりになられた方々へ あらためて 心よりご冥福をお祈り申し上げます。


なにげない、日々の生活に、あわただしく 追われながら …

ふと、気付いてみると、あの日から、世の中が、すっかり変わってしまったように思います。


何を 信じて 生きていけばいいのか

何を 信じては いけないのか

自分たちの目で、耳で、見極めなければならない時が来た。

“ 自由 ” とか “ 民主主義 ” って、いったい、何?

今までは、さも、そこに、あたりまえのように、あるような気がしていたけれど、

今となっては、自分たちで、しっかり掴まないと、どこかへ、逃げて行ってしまいそうです。

本当の意味で、リアルな現実が、わたしたちを襲ってきたのです。


新首相をはじめ、政府の人たちは、なぜ、福島の子供たちについて、ひとことも、話さないのだろう。

彼らが、真っ先に、やるべきことは、今すぐに、福島の子供たちを、できるだけ遠くに、避難させること。

そして、子供たちに、放射能に汚染されていない、より安全な食べ物を与えること。


原発事故関連の情報は、京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報 を。


     さようなら原発1000万人アクション




今日は、 9.11 同時多発テロ が、起こってから、ちょうど、10年になる日、でもあります。

テロの犠牲者の方々と、その後、空爆で亡くなった、アフガニスタンの子供たちへ

心よりご冥福をお祈り申し上げます。


『 a thousand winds ( Do not stand at my grave and weep ) 』 ( 作者不詳 )

という詩を、知っていますか?

古くから、読まれてきた詩で、アメリカでは、2002年の 9.11 の同時多発テロ 追悼式 の時に、

1986年の チェレンジャー号爆発事故 追悼式 の時に、読まれたそうです。

イギリスでは、1989年の 「 デイリー ・ メール紙 」 に書かれていた、

ある記事に、人々の目が止まりました。


 「 Forgive my killers 」

 「 ( 誰も 憎まないでください  … 命を 奪われた 兵士から

     悲しみにくれる 家族への  胸を さすような お願い ) 」


1989年に、その事件は、北アイルランドの ロンドンデリー で、起きました。

イギリス軍の車が、北アイルランドの独立を求める IRA に爆破され、2人の兵士が亡くなったのです。

その1人、 スティーブン ・ クミンズ さん ( 享年21才 ) は、

自分に、もしものことがあった時のためにと、両親に手紙を残していました。


「 ( スティーブン さんの手紙 ) 誰も 憎まないでください …  」 という言葉で、はじまる手紙。

そこに、 『 a thousand winds 』 の詩が、そえられていました。

新聞やテレビで報道され、 『 a thousand winds 』 は、国民に、最も愛される詩となったのです。


スティーブン さんの遺灰は、火葬場の奥にある、バラの花や緑の木々に包まれた、

広い庭園にまかれ、自然に帰されたそうです。


「 まかれた遺灰が、木を育てて、自然を育てて …  

  その木が、自分の逢いたい人や、家族になる …。 」


広い庭園の一角に、石碑があり、 『 a thousand winds 』 の詩が、刻まれているそうです。


            『 a thousand winds 』

                 ( Author Unknown )


             Do not stand at my grave and weep ,

          I am not there , I do not sleep .

          I am a thousand winds that blow .


          I am the diamond glints on snow .

          I am the sunlight on ripened grain .

          I am the gentle autumn ' s rain .


          When you awaken in the morning ' s hush ,

          I am the swift uplifting rush

          Of quiet birds in circled flight .

          I am the soft stars that shine at night .


          Do not stand at my grave and cry ,

          I am not there , I did not die .





Angel Voices - Do Not Stand At My Grave And Weep [Libera In Concert] In HD





日本では、小説家で、シンガー ・ ソングライターの、 新井 満 さんが、

この詩を、訳して、曲を作り、 『 千の風になって 』 という歌になっています。


     『 千の風になって 』


       私のお墓の前で

     泣かないでください

     そこに 私はいません

     眠ってなんか いません


     千の風に  千の風になって

     あの 大きな空を

     吹きわたっています


     秋には 光になって

     畑に ふりそそぐ

     冬は ダイヤのように

     きらめく 雪になる


     朝は 鳥になって

     あなたを 目覚めさせる

     夜は 星になって

     あなたを 見守る


     私のお墓の前で

     泣かないでください

     そこに 私はいません

     死んでなんかいません


     千の風に  千の風になって

     あの 大きな空を

     吹きわたっています



【合唱版】千の風になって





( 動画が消えていましたら、ごめんなさい )


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