虹の彼方に ~ over the rainbow ~

好きな音楽、映画、本など、気ままに綴っているblogです♪ about the musics,films,books.

最近見たい映画 「 雷桜 」 「 ノルウェイの森 」 などなど。

2010-10-12 13:10:20 | Yu Aoi


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最近、見たい映画が、いろいろとあるので、書いてみようと思います

まずは、 廣木 隆一 監督作品、 岡田 将生 さん、 蒼井 優 さん 主演の 映画 『 雷桜 』

10月22日(金) ロードショウです! 

本屋さんに行ったときに、この映画の原作本、 宇江佐 真理 さんの 『 雷桜 』 が、並んでいました。

一瞬、原作本を買おうかな、と思ったけど、映画は、何も知らないで見たほうが、

よけいな先入観とか浮かばずに、集中してみられると思い、やっぱり、原作は読まないでおこうと決めました。

雷 ( 遊 ) を演じている、 蒼井 優 さんは、10代のときに、すでに、原作を読まれていたそうです

映画 『 FLOWERS 』 以来、また、スクリーンで、 蒼井 優 さんの姿が見られるのが、今からすごい楽しみです


そして、 トラン ・ アン ・ ユン 監督 / 脚本 作品、 松山 ケンイチ さん、 菊池 凛子 さん、 水原 希子 さん 他 出演の 映画 『 ノルウェイの森 』 は、

村上 春樹 氏の原作本は、出版された当時から、知っていましたが、なぜか?読んでいなかったんです。

当時、すごい、話題になっていた記憶があるけど、そういうのって、かえって、ひいてしまうところが、自分にはあって …  

村上 春樹 氏 の本は、 『 ねじまき鳥クロニクル 』 を読んだだけです。

Radiohead の03年のアルバム 『 Hail to the Thief 』 のライナーノーツに、

このアルバムに、この本を読んだ Thom の影響が表われている、というようなことが、書かれてあって、興味を持ったから。

今になって 『 ノルウェイの森 』 も、他の村上作品も、すごい、読んでみたいなあ、って思うようになりました。

でも、やっぱり、映画は、何も知らないで見たほうがいいと思い、原作は読まないことにしようと思います。

この映画のもう一つの楽しみは、音楽を、 Jonny Greenwood ( Radiohead ) が担当していること。

主題歌は、その名のとおり、 The Beatles の 『 Norwegian Wood 』 。 

何度も聴いた、この名曲が、映画館で流れるって、どんな感じなんだろう。 なんだか、わくわくしてきます。


映画 『 ゴールデンスランバー 』 を見たときも、主題歌が、 The Beatles の 『 Golden Slumbers 』 で、すごい存在感だった。

映画も、すごかった。この映画を見終えて、はじめて、 “ ゴールデンスランバー ” の意味を知った。

それは、 『 黄金のまどろみ 』 。 なんで、この曲が、この映画の主題歌になったのかも、わかったような気がした。


あとは、 松本 佳奈 監督作品、 白木 朋子 さん ・ たかのいちこ さん 脚本、 小林 聡美 さん、 小泉 今日子 さん、

加瀬 亮 さん、 市川 実日子 さん、 もたいまさこ さん 他 出演の 映画 『 マザーウォーター 』 ( 10年10月30日(土) 公開 )、

森田 芳光 監督作品、 磯田 道史 さん 原作、 堺 雅人 さん、 仲間 由紀恵 さん 他 出演の 映画 『 武士の家計簿 』 ( 12月4日(土) 全国ロードショー )、

熊切 和嘉 監督作品、 佐藤 泰志 さん 原作、 谷村 美月 さん、 竹原 ピストル さん、 加瀬 亮 さん 他 出演の 映画 『 海炭市叙景 』 ( 12月上旬より、渋谷ユーロスペースにて公開 )、

深川 栄洋 監督作品、 江口 洋介 さん、 蒼井 優 さん 他 出演の 映画 『 洋菓子店コアンドル 』 ( 2011年2月11日(金) Open! )、

などなど、見たいですね ~ !!


          


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映画 『 おとうと 』 を見てきました!

2010-02-13 12:07:00 | Yu Aoi


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2010年1月30日から、公開された、

映画 『 おとうと 』 を、 MOVIX さいたま にて、見てきました


映画 『 おとうと 』 のスタッフ ・ キャストのみなさまは …


 スタッフのみなさま


監督 ・ 脚本 … 山田 洋次

脚本 … 平松 恵美子

撮影 … 近藤 眞史

美術 … 出川 三男

音楽 … 冨田 勲

照明 … 渡邊 孝一

編集 … 石井 厳

録音 … 岸田 和美


 キャストのみなさま


高野 吟子 … 吉永 小百合

丹野 鉄郎 … 笑福亭 鶴瓶

高野 小春 … 蒼井 優

長田 亨 … 加瀬 亮

丹野 庄平 … 小林 稔侍

高野 絹代 … 加藤 治子

遠藤    … 森本 レオ

丸山    … 笹野 高史

小宮山 進 … 小日向 文世

小宮山 千秋 … 石田 ゆり子


以上の方々です。 ( 敬称は、略させていただきます )


映画 『 おとうと 』 を見て、思ったこと


わたしの人生の中で、今、この時期に、このような、スタッフ ・ キャストのみなさまで、

この映画を、見られたことを、とても、幸せに思います


この映画を見たことで、自分自身をの生き方を、人生を、見つめなおす、

良いきっかけになればいいなあ、と思いました。


あのあと、どうなるんだろう、って、出てきた人々、みんなが、とても、愛おしくて、

人生が続いていくのと、同じような思いで、見ていたのでしょうね。


お話の続きが、見たくて、愛おしい人々から、離れがたくなってしまって、

映画を見終わってから、席を立って、映画館を出るのが、

すごい、さびしい気持ちになりました


また、機会があったら、何度でも、この映画を、見たいなあ


映画 『 おとうと 』  公式サイト


   

   映画 『 おとうと 』 のパンフレットです。




             


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それでは、また。。。

『 龍馬伝 』 に、蒼井優さん出演予定です!

2010-02-11 09:15:01 | Yu Aoi


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NHK 大河ドラマ 『 龍馬伝 』 ( 『 RYOMADEN 』 ) の公式サイト ↓ に行ってみたら、

2/9 NEWS [ 新たな出演者発表! ] 欄に、そうそうたる、新たな出演者の方々の中に、
なんと! 蒼井 優 さんの名が、載っていました

NHK 大河ドラマ  「 龍馬伝 」


蒼井 優 さんの公式サイトには、書かれていなかったので、今まで、ぜんぜん知らなくて、

坂本 龍馬 という人物に、興味があるので、 『 龍馬伝 』 を、第1回から、ずっと、見ていました。


もう、おもしろくて、番組が、はじまってから、見終えるまでが、あっという間に、感じられて、

次回が、待ち遠しくて、たまりませんね ~


気がついたら、福山 雅治 さん演じる、 坂本 龍馬 に、

毎回、魅せられている自分がいました


脇をかためる、役者さんたちも、そうそうたる顔ぶれで、どの場面を見ても、

ドキドキ☆わくわくしながら、見ています (^-^)!


その中に、わたしの大好きな俳優、 蒼井 優 さんが、出演されると知って、

ものすごい、うれしいですね ~  

どの回に、出演されるのかは、わかりませんが、今から、とても、楽しみにしています


( もう、お気づきの方も、いらっしゃると思いますが、

  “ 「 龍馬伝 」 ぶろンぐパーツ ” を、サイドバーに貼ってみました。

  毎回、違う言葉が出てきて、おもしろいです ^ ^ )




 蒼井 優 さんの公式ホームページの “ MESSAGE ” が、
2010.2 付で、更新されていました ! 


蒼井 優 さんの公式サイトは、こちら ↓ です。

Yu Aoi Official Website - 蒼井 優 公式ホームページ




      

09年の1月に、公園に行ったときに、咲いていた梅の花を、撮らせていただきました。




             

 
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それでは、また。。。

蒼井 優 さん出演 映画 『 おとうと 』 情報です!

2010-01-22 04:11:15 | Yu Aoi


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2010年1月30日(土)より、 山田 洋次 監督作品の、
映画 『 おとうと 』 が、ロードショーされます


スタッフ ・ キャストのみなさまは …


 スタッフのみなさま


監督 ・ 脚本 … 山田 洋次

脚本 … 平松 恵美子

撮影 … 近森 眞史

美術 … 出川 三男

音楽 … 冨田 勲

照明 … 渡邊 孝一

編集 … 石井 厳

録音 … 岸田 和美


 キャストのみなさま


高野 吟子 役 … 吉永 小百合

丹野 鉄郎 役 … 笑福亭 鶴瓶

高野 小春 役 … 蒼井 優

長田 亨 役 … 加瀬 亮

丹野 庄平 役 … 小林 稔侍

遠藤 役 … 森本 レオ

高野 絹代 役 … 加藤 治子

小宮山 進 役 … 小日向 文世

丸山 役 … 笹野 高史

小宮山 千秋 … 石田 ゆり子


( 敬称略 )


以上の方々です。


映画 『 おとうと 』 について、上映劇場など、詳しく知りたい方は、こちら ↓ の公式サイトへ、どうぞ!

映画 『 おとうと 』  公式サイト


とっても、豪華な、スタッフ ・ キャストのみなさんですね ~


とにかく、すごい、楽しみですね

久しぶりに、映画館で、新作映画を見るのが、本当に、待ちどおしいです




             

 
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それでは、また。。。

『 楽屋 ~ 流れ去るものはやがてなつかしき ~ 』 TVで見た感想 後編の巻!

2009-10-21 18:44:22 | Yu Aoi


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先日、 NHK 教育テレビの 「 芸術劇場 」 で、放送された、

『 楽屋 ~ 流れ去るものは やがてなつかしき ~ 』

という舞台作品を、見ました。


その感想を、書こうと思います

前回の記事から、続いています。


【 ※ 以下、ネタばれありです! ご注意ください ※ 】


楽屋に残った、3人の女優たち・・・


女優 A と B は、女優 D が、

いつもと、様子が違うことに、気がついたようです。

女優 B が、 D と、いきなり、ジャンケンをした!

ジャンケンが、できたことで、

女優 D が、この世に、すでに、存在していないことを、

B は、理解したようでした。


女優 D に、そっと、抱きしめられた、 A も、

その時に、確かに、そのことを、理解したということが、

A の驚きの表情から、わかりました。


女優 A の額の傷跡が、戦時中に、爆撃をうけたためのものだと、

わかると、女優 D が、

「 お疲れには 睡眠が いちばん! 」

と、ずっと、大事に抱えていた、よだれのしみ込んだ枕を、

女優 A に、渡そうとしますが、

とっさに、逃げる A が、おかしいです ( 笑 )。


女優 A は、長いこと、この楽屋に、通っているようですが、

女優 B は、最近になって、通っているようです。


「 あのー もう そろそろですか? “ 出番 ” !? 」

「 出し物は なんですか? 」

と、女優 D が、女優 A と B に、尋ねますが・・・


「 毎晩 そうやって 自分勝手な メイクをして

  “ 出番 ” を 待ってるだけ!

  永遠に 来ない “ 出番 ” を 

  待っているだけ でしょ? 」


「 ばかばかしいと 思いません? 

  あたしは そんな みじめな まねは いや!

  そんなんだったら まだ 病院のベッドの上に

  いるほうが ましです 」

と、女優 D が、高揚した様子で、女優 A と B に言いますが … 。


「 だったら さっさと 

  病院のベッドの上に 帰ったらどうなんだい?

  その 大事な まくらちゃんと いっしょに!! 」

と、女優 A は、声を荒げて、女優 D に言います。


「 ただし … あんたのベッドは もう ないよ

  あんたには もう 安らかな 眠りは もう ないのさ 」

と、女優 A が、立ちあがって、ゆっくりと、 D に言います。


「 本当に … あたしのベッドは もう ないんでしょうか? 」

と、女優 D が、急に、顔色を変えて、言います。


「 そのうち あんたも 慣れるよ~。 こうやって 待つのが … 」

と、女優 D を、憐れむように、女優 B が、言います。


「 そうよ じきに あたしたちみたいに なるんだから 」

と、いつものように、化粧をしながら、女優 A が、言います。


「 これから あたしにも 長い夜が 来るんですね … 」

「 でも あたし やっぱり 思うんです 何かを やるべきだって! 」

「 なにか 決めて ちゃんと! 」

「 来るべき日に そなえるっていうか! 」

「 なにかの ひょうしに “ 出番 ” が 

  やって来ないとも かぎらないし! 」

と、女優 D が、高ぶる気持ちを、抑えきれない様子で、

何かを、おそれて、慌てているように、言います。


「 そんなもの 来やしないんだよ 」

と、女優 A が、諭すように、 D に、言います。


「 あなたは きっと 疲れていらっしゃるんだわ! 」

と、女優 D は、大事に抱えていた、枕を、

女優 A に、さし出しながら、言い、 A を、追い回します。


「 枕で せまったって 役を 渡すもんか!! 

  出てけー!! 」

と、女優 A が、 D に、叫びます。


「 ちょっとー! [ あたしの役 ] って …

  役なんて 決まってないじゃないのよー 」

と、女優 B が、情けない、面持ちで、 A に、言います。


泣き崩れる、女優 A を、抱きかかえる、女優 B … 。


「 わたしって 誤解されやすいんです

  誤解されやすいところが もしかしたら

  女優に 向くんじゃないかって 

  ある人が 言ってくれたんです …

  間違いでした 」


「 わたし 協調性と 普遍性に 欠けるんです

  誤解されやすいってことは あたしにとって

  誰からも 愛されない ってことなんです …

  あたしは いつだって 独り

  今までだって そうだったし これからだって … 」

と、女優 D 。


「 待ちなさいよ! 

  そりゃね 誤解されやすいってのも つらいけど 

  その反対だって つらいのよ あたしなんか … 」

と、女優 B が、 D に向かって、

自身のつらかった気持ちを、語ります。


女優 A と D の間を、取り持とうとする、 B の姿に、

惜しみない、なにげない優しさを、感じました。


彼女が、これまでに、計り知れない、

つらい思いをしてきたからこそ、

相手を、優しさや、愛情をもった、まなざしで、

見ることができるのだと思いました。


「 今後 ご迷惑は おかけしません

  ひとりで わたしなりに やっていきます

  いつか やって来るかもしれない “ 出番 ” を 待って … 」


「 きっと 前から 運命づけられていたんですね

  長い夜を たったひとりで 過ごすことが … 」

と、女優 D は、なにかを、悟ったかのように、

イリーナのセリフを、言います。


女優 D の独白を、聞いていた、女優 A が、

「 ちょっとー ( 泣くのをこらえながら )!

  困るのよ … 

  それに 勝手に イリーナの役なんか 取っちゃって 」


「 あたしたちには 太陽の光が ふりそそぐ 

  うれたような 真昼は ないのよ 」

と、言う、女優 A の表情から、

長年、培われてきたであろう、

揺るぎない、意志を、読み取りました。

それと、同時に、隠すことのできない、

深い、悲しみの色を、帯びた、瞳が、

心に、残りました … 。


「 だったら 少しばかり 生活を 変えてみるのも

  悪くないわね ~ ! 」

と、女優 B が、言います。

彼女は、なにか、ふっきれたように、

新たな、決意を、胸に抱いているかのようでした。


「 そうね! せっかく 3人にも なったことだし 」


「 ( 女優 B に かけ寄って ) あんた マーサをやる? 」

と、女優 A 。


「 あんたは オルガ? 」

と、女優 A に、向かって、 B が、言います。


「 あたし 久しぶりに 女の役よ 」

と、女優 A が、嬉しそうに、言います。


「 あの … 」

と、女優 D が、なにか、言おうとすると、


「 ( 女優 D に 歩み寄って ) そんな 枕なんか 捨てなさい! 」

「 あんたは イリーナ! 望みどおりでしょ 」

と、女優 B が、女優 D に、言います。


女優 D の、抱えていた枕を、取り、捨てようとする B に、


「 待って! あわてることは ないわ

  時間は たっぷり あるんだから 」

と言って、女優 A は、

みなに、ブランデーの入ったグラスを、渡します。


ここで、はじまりのときに、聴こえてきた、

静かに、ささやかに、奏でられる、

美しい、ピアノの調べが、流れてきます。


「 さあ! 乾杯しましょ 

  あたしたちの 長い 長い 夜のために 」

と、女優 A 。


「 あたしたちの 終わりなき 稽古のために 」

と、女優 B 。


「 ( なんとも言いがたい 悲しみを帯びた表情で )

  そして あたしたちの もう やって来ない 眠りのために 」

と、女優 D 。


すると、今まで、真っ暗だった、楽屋に、

薄白い、青く光っている、月明かりが、さし込んできました。


女優 D に、頬紅と、口紅を、塗る、女優 A が、

あたたかくて、慈しみの心に、溢れていて、

胸を、打たれます。

女優 D は、まるで、凍りつくほどの、悲しみが、

より、いっそう、彼女を、美しくさせているようです。


そして、3人の女優が、それぞれの役の、衣装を着ます。


マーサ ( 女優 B )  

「 まあ あの音楽の響き あの人たちは 発っていく

  私たちだけが ここに残って

  また 私たちだけの生活を はじめるのだわ

  生きてゆかなければ 生きて … ゆかなければ! 」


イリーナ ( 女優 D )

「 やがて 時が来れば どうして こんなことがあるのか

  なんのために こんな 苦しみがあるのか

  みんな わかるのよ …

  でも まだ 当分は こうして 生きていかなければ!

  働かなくちゃ ただ もう 働かなくちゃ

  もうじき 冬が来て 雪が 積もるだろうけど …

  私 働くわ 働かなくちゃ 」


オルガ ( 女優 A )

「 音楽は あんなに 楽しそうに  鳴っている

  あれを 聴いていると 生きていきたい と思うわ 」


「 まあ どうだろう やがて 時が経つと 

  私たちも 永久に この世に 別れて

  忘れられてしまう 私たちの 顔も 声も

  何人姉妹だったか ということも みんな 忘れられてしまう

  ああ かわいい 妹たち!

  私たちの生活は まだ おしまいじゃないわ!

  生きていきましょうよ!!

  音楽は あんなに 楽しそうに 鳴っている

  あれを 聴いていると もう 少し したら

  私たちが なんのために 生きているのか

  なんのために 苦しんでいるのか

  わかるような 気がするわ

  それが わかったらね … それが わかったら 」


オルガが、マーサとイリーナを、しっかりと抱えながら、

ひたすら、真っすぐに、前を、見つめ、

確固たる意志を、抱きながら、語る姿に、

生きる勇気と、何事にも、屈することのない、

清らかな魂を、感じました。

そして、心が、揺さぶられるような、思いがして、

ただ、ただ、涙が、溢れてきました … 。


マーサと、イリーナと、オルガは、いえ、3人の女優たちは、

いつしか、お互いに、しっかりと、寄り添い合っていました。

そして、遠くから、聴こえてくる、音楽に、

じっと、耳を、澄ましているかのようでした。


3人の女優たちが、立ち尽くしている姿に、

そして、その言葉に、込められた、深い思いが、

遠い、過去の時代に、語られはじめたときと、同じように、

長い年月を経た、今の時代でも、共感することができると、

わたしは、思っています。 不思議なことですが・・・。


( ロシア語による、ナレーション )


「 はなやかな町 ・・・ 」

「 まずしい都・・・ 」

「 囚われのこころ・・・ 」

「 あでやかなる姿・・・ 」

「 あでやかなる姿・・・ 」


( ― おしまい ― )




 




           


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『 楽屋 ~ 流れ去るものはやがてなつかしき ~ 』 TVで見た感想 前編の巻!

2009-10-20 11:18:32 | Yu Aoi


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先日、 NHK 教育テレビの 「 芸術劇場 」 で、放送された、

『 楽屋 ~ 流れ去るものは やがてなつかしき ~ 』

という舞台作品を、見ました。


その感想を、書こうと思います


この作品の、スタッフ&キャストは …

劇作家   清水 邦夫 作

出演  小泉 今日子  蒼井 優

     村岡 希美   渡辺 えり  

演出  生瀬 勝久

美術  二村 周作

照明  小川 幾雄

音響  加藤 温

衣装デザイン  伊藤 佐智子

ヘアメイク  勇見 勝彦

演出助手  山崎 総司

舞台監督  瀧原 寿子

プロデューサー  北村 明子

提携  世田谷パブリックシアター

後援  世田谷区

企画 ・ 製作  シス ・ カンパニー


( 敬称略 )

以上の方々です。


【 ※ 以下、ネタばれありです! ご注意ください ※ 】




( はじめに、ロシア語による、ナレーションがあります )


「 ・・・日々のいのちの営みが ときに あなたを欺いたとて

  悲しみを 又 いきどおりを 抱かないで欲しい

  悲しい日々には 心をおだやかに 保てば

  きっと ふたたび よろこびの日が 訪れようから

  ・・・こころは いつも ゆくすえのなかに生きる

  いまあるものは すずろに 淋しい想いを 呼び

  ひとの世のなべてのものは 束の間に 流れ去る

  そして 流れ去るものは やがて なつかしいものへ・・・ 」


静かに、ささやかに、奏でられる、

美しい、ピアノの調べとともに、

この、ロシア語で、語られる言葉が、

まるで、啓示のように、心に、深く、沁み入ってきます。


登場人物  女優 A … 渡辺 えり さん

         女優 B … 小泉 今日子 さん

         女優 C … 村岡 希美 さん

         女優 D … 蒼井 優 さん


女優 A と B が、暗闇の中で、黙々と、化粧をしている姿が、

しだいに、浮かび上がってきます。


そこへ、女優 C が、舞台の衣裳を、身にまとい、

楽屋へ、入ってきます。


その楽屋には、女優 A と B と C の、3人がいるはずでしたが …


これから、ステージに立とうとしている、

「 かもめ 」 の、二ーナ役のベテラン女優 C の

舞台衣装の帽子を、女優 B が、踏んづけたところで、

C が、 B に、気付いていないことから、

女優 A と B が、 C には、見えていないことが、

わかりました。

つまり、女優 A と B は、この世に存在していない、

ということなのでしょう。

女優 A は、年配の女性で、古びた、茶色のガウンを着ていて、

額には、大きな、古い、傷跡があります。

女優 B は、中年の女性で、新しそうな、茶色のガウンを着ていて、

首には、包帯が、巻いてあって、血が滲んでいます。


女優 A と B は、 「 自分の永遠の役 」 について、

お互いに、懐かしむように、表現する姿が、

軽快なテンポで、笑いを誘います。

2人の間に、心のつながりが、できたかのように、思えましたが、

そのうち、お互いの過去に、触れると、

一気に、感情が、むき出しになって、ぶつかり合う様が、

すごく、リアルで、滑稽ですらあります。


その楽屋に、白い、ロングスカートのワンピースを着て、

長い黒髪の頭には、茶色のリボンがしてあり、

薄汚れた、白い枕を、大事そうに抱えながら、

年若い、女優 D が、そっと、入ってきます。


女優 B が、女優 D の近くに寄って、確かめるように、

眺めていると、 D は、 [ 固まりのあるもの ] のようです。

そして、 「 思いつめているよう・・・ 」 でした。

そう、女優 D には、女優 A と B が、見えていないのです。


女優 D が、枕を、大事に抱えながら、

舞台の中央に、立ち、観客に、投げかけるように、

語る言葉が、生き生きとした、感情が、みなぎっていて、

切ないほどに、胸を打たれます … 。


女優 D 「 私は 行くわ! ごきげんよう!!

       私が 大女優になったら 見にいらしてちょうだいね!

       約束してくださる?

       ( 誰もいない方へ、手をさしのべ、両手で握手している ) 」


     「 もう 夜が更けたわ  私 やっと立っている

       精も 根も 尽き果てて・・・ 何か 食べたいわ

       いえ! だめ!! 送ってこないでね 1人で行けるから

       トリゴーリに会っても 何も言わないでね

       私 あの人が好き! 前よりも もっと 愛しているくらい!

       コースチャ! 昔は 良かったわ・・・

       なんという 晴れやかな あたたかい 喜ばしい

       清らかな 生活だったんでしょ!

       やさしい すっきりした 花のような感情!

       覚えていらっしゃる?

       人も ライオンも 鷲も ライチョウも

       角を生やした鹿も ガチョウも 蜘蛛も

       水に住む 無言の魚も 海に住む ヒトデも

       人の目に 見えなかった 微生物も

       つまり・・・ いっさいの生きもの

       生きとし 生けるものは 

       悲しい めぐりを 終えて 消えうせた

       もう 何千年というもの 

       地球は ひとつとして 生きものを 乗せず

       あの あわれな 月だけが 

       むなしく 明かりを 灯している

       今は 牧場に 寝覚めの 鶴の 

       鳴く音 ( ね ) も 絶えた・・・

       菩提樹の林に コガネ虫の 訪れも ない・・・ 」


この言葉を、発する、女優 D の表情から、

生きる希望を、精いっぱい、抱いていながらも、

それは、虚構でしかないんだ、という現実も、

同時に、垣間見えてしまうようで、

それが、痛いほど、伝わってきて …

涙が、とめどもなく、溢れてきました。


場面は、変わりまして …


「 かもめ 」 の二ーナ役を、演じている、ベテラン主演女優 C 。

彼女のプロンプターだった、女優 D は、病気で入院していたのです。

大事に抱えていた枕を、女優 C に、さし出しながら、

女優 D  「 二ーナの役を 返してください 」

女優 C  「 あなたに まだ 二ーナの役が つくわけないでしょ! 」


女優 C と D の会話を、聞いてしまっていた、

女優 A と B が、話に、聞き耳を立てるあまり、

化粧が … 女優 A は、つながった眉毛になったり、

女優 B は、口紅が、鼻血になってしまっているのが、

おかしかったです ( 笑 )。

とても、コミカルで、愛すべきコンビですね。


「 ( 芝居の作者 ) チェーホフに 電話した 」 などと言う、

女優 D の言動が、おかしいことに、驚きの反応を示す、

女優 C 、 A と B の、リアクションが、おもしろいです ( 爆 )!


必死になって、女優 C が、

「 二ーナの役は 手放さない! 」 そして、

「 女優という 残酷な職業を 百も承知で 選んだの! 」

と D にぶちまけると、

女優 D  「 やっぱり 疲れてるんです 予約してあるんです

        病室! 」

と、 C の耳元で、ささやきますが … 。


女優 C 、 A と B のやりとり、細かい動きや表情が、

めちゃくちゃ、おもしろいです ( 笑 )。


女優 C と D との、やりとりの中で、アクシデントが、起こります。


女優 C の、独白の場面は、すごく、リアルに響いて、

息が、苦しくなるほど、胸を打たれました … 。


そこへ、女優 D が、再び、やって来て、

女優 C に、近づきますが、

C には、 D の姿が、見えていないようです。


衣装を、着替えて、女優 C が、楽屋から、出ていくところで、

ふり返りざまに、あたりを、ゆっくりと見まわしながら、


「 主よ 願わくば 

  すべての よるべなき さすらい人を 助けたまえ! 」


と、魂の底からの、叫びのように、力強く、

言った言葉が、心に、深く残りました 。 。 。




 




           


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この続きは、また次回に。。。

蒼井 優 さん出演舞台 『 楽屋 ~ 流れ去るものはやがてなつかしき ~ 』 TV放送!

2009-10-05 06:03:53 | Yu Aoi


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久しぶりに、 蒼井 優 さんのオフィシャル ・ ホームページ

に、行ってみたら、 News が、更新されていました


2009年10月9日( 金 ) の22:30 ~ から、

NHK 教育テレビ 「 芸術劇場 」 で、

『 楽屋 ~ 流れ去るものはやがてなつかしき ~ 』

という舞台作品が、放送されるそうです ~ ☆!!


NHK 教育  「 芸術劇場 」


ストーリーのあらすじなど、詳細はこちらへ。

シス ・ カンパニー 公演  『 楽屋 ~ 流れ去るものはやがてなつかしき ~』 オフィシャル ・ ウェブサイト


劇作家   清水 邦夫 作

出演  小泉 今日子  蒼井 優

     村岡 希美   渡辺 えり  

演出  生瀬 勝久

美術  二村 周作

照明  小川 幾雄

音響  加藤 温

衣装デザイン  伊藤 佐智子

ヘアメイク  勇見 勝彦

演出助手  山崎 総司

舞台監督  瀧原 寿子

プロデューサー  北村 明子

提携  世田谷パブリックシアター

後援  世田谷区

企画 ・ 製作  シス ・ カンパニー


( 敬称略 )

だそうです。




やったーー \(^0^)/! 

もう、信じられないくらい、嬉しいです~ !!

以前に、記事で、紹介はしたのですが、

けっきょく、劇場へ、行くことができなかったので …

ずっと、あきらめていたんです。

まさかの、 TV 放送! です ~


忘れないように、タイマー録画しとかなくちゃ


誰かさんと、予約録画が重なってたら、どうしようっっ

これが、悩みのたねなんですね。

前にも、これで、大事なのが、

録画されてなかったことがありました



どーか、ひとつ ( 笑 )! 

誰とも重なっていませんように ・ ・ ・




 

            白いコスモスの花

秋晴れの午後、おちびたちと、空き地をおさんぽしているときに、撮りました




           


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ほいじゃ、また。。。

映画 『 いけちゃんとぼく 』 6/20より公開!

2009-05-24 12:19:17 | Yu Aoi


ご訪問してくださり、ありがとうございます


久しぶりに、 蒼井 優 さんの公式サイトに、訪れてみたら、

優さんの 待ちに待った、新作映画情報が、載っていました

といっても、もう、かなり、前の話題になってしまっているのかな

すでに、ご存じの方がいらっしゃいましたら、すみません。


大岡 俊彦 さん 脚本 ・ 監督 の作品、

映画 『 いけちゃんぼく 』 が、

2009年6月20日より、角川シネマ新宿より、全国ロードショーされます

原作は、 西原 理恵子 さんの 『 いけちゃんとぼく 』 ( 角川書店刊 )

です


“ 不思議ないきもの ” いけちゃん の声役を、

蒼井 優 さんが、演じていて、

ぼく ( ヨシオ ) 役は、 深澤 嵐 くんが、演じています


ヨシオのお父さん役に、 萩原 聖人 さん、お母さん役に、 ともさかりえ さん、

おじいちゃん役に、 モト冬樹 さん、他に、意外な、 “ あの方 ” も、

脇役で、出演されています ^ ^


この映画の主題歌は、 渡辺 美里 さんの歌う、 『 あしたの空 』

という歌で、 ’09年6月17日に、リリースされるそうです


映画 『 いけちゃんぼく 』

のお知らせに、こんな言葉が、ありました


「 わすれないでね 好きだと必ず 帰ってこられるの 」


 絶対泣ける本 第1位 完全映画化 

だそうです


こちら ↓ をクリックすると、映画 『 いけちゃんとぼく 』 の公式サイトに行きます

映画 『 いけちゃんとぼく 』 公式サイト




映画『いけちゃんとぼく』 特報





蒼井優[映画]「いけちゃんとぼく」予告





「いけちゃんとぼく」


映画 『 いけちゃんとぼく 』 の 公開アフレコ の様子です




( 動画が、消えていましたら、ごめんなさい




なんか、今、久々に、映画館で 「 見たい ~ ! 」 

という衝動に、すごく、かられています


見に行けるかな … 。 見に行きたいな …




   




読んでくれて、ありがとうです

ほいじゃ、また。。。


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蒼井 優 さん 出演番組と舞台情報です♪

2009-02-24 11:32:41 | Yu Aoi
グリムス キーワード「リサイクルマーク」


ご訪問してくださり、ありがとうございます



蒼井 優 さん ファンの方なら、すでに、ご存じかと思いますが、

公式サイトに、久しぶりにおじゃましたら、

こんな情報が、載っていました



番組名 : フジテレビ 「 僕らの音楽 」

O. A. 日 : 2009年2月27日(金) 23:30~

 チャットモンチー さん と対談されるそうです



番組名 : NHK 「 私の1冊 日本の100冊 」

O. A. 日

BSハイビジョン 2月28日(土) 7 : 45 ~ 8 : 35



舞台 「 楽屋 ~ 流れ去るものはやがてなつかしさ ~ 」

公演期間

2009年5月10日(日)~ 6月14日(日)

会場

シアタートラム http://setagaya-pt.jp/

一般前売発売日

2009年3月29日(日)

料金 ¥7,000

詳細はコチラ → http://www.siscompany.com/03produce/23gakuya/




さっそく、録画チェックしなくちゃ

舞台、見に行きたいな~  

でも、やっぱり、行けそうにないですね … 。

もし、舞台に行かれる方が、いらっしゃいましたら、

ぜひ、感想を、教えてくださいませ~ m( _ _ )m

まだ、先の話ですが 。。。





読んでくれて、ありがとうです  

ほいじゃ、また。。。


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旅番組 『 天空のロストワールド 』 を見た感想 10の巻

2009-02-06 13:41:24 | Yu Aoi
グリムス キーワード「もったいない」

ご訪問してくださり、ありがとうございます

’08年の12月22日(月)の、夜7時から、放送された、
『 天空のロストワールド 』 という番組で、
アマゾンルートを、旅した、女優の 蒼井 優 さん 編
についての、感想を、書いています

前回の、1~9の巻、から、続いています。
今回が、最終回となります。

『 天空のロストワールド 』  
~ 南米アマゾン 地球創世の記憶 ~
   

大河アマゾンの旅  
アマゾンルート 南米15000キロ大冒険!!


大河アマゾンを、さかのぼるのは、女優、 蒼井 優 さん。
そして、
  生命の樹 アウタナ  を、目指します。
彼女は、行く先々で、命の不思議に、出逢います


蒼井 優 さん 「 来ましたね … 」
 ( アマゾン川を、船で、進みながら、目の前に迫ってきた、
  景色を、見つめている、 蒼井 優 さん )


蒼井 優 さん 「 まだ、何もない … 」
 ( 「 まだ、何もないねえ 」 と言う、スタッフ )
          「 ははは 」

 ( アマゾンルート ・ チーム に、連絡を取ろうとするが、
  電波が、つながらないでいる、 大沢 たかお さん )

いや、二人の距離は、意外と近い。

蒼井 優 さん 「 あっ! 見えました!! 」
 ( と、満面の笑顔で、遠くを指さす、 蒼井 優 さん )
蒼井 優 さん 「 目の前に!! すご~い! 」

 ( 大沢 たかお さんのトランシーバーと、
  蒼井 優 さんのトランシーバーが、つながり始めた )


蒼井 優 さん 「 ( 〇×△♯□÷☆※◇$*◎¥% … ) えっ!? 」
まだ、よく聞こえないようだ。

 ( 「 生命の樹 」 アウタナ が、一望できる岸辺に、立ち、
  まぶしい光を、遮るために、手をひたいにかざしながら、
  蒼井 優 さんが来る方を、探して、待っている、 大沢 たかお さん )


蒼井 優 さん 「 あれっ!? … あそこに人がいるのは、それ?? 」
 ( 蒼井 優 さんも、同じように、まぶしい光を、遮るために、ひたいに、
  手をかざしながら、 大沢 たかお さんの待つ、岸辺を見つめている )

蒼井 優 さん 「 あ、 大沢さんだ! 」
 ( 満面の笑顔で、 大沢 たかお さんに、手をふる、 蒼井 優 さん )
 ( じっと、岸辺にたたずみながら、 蒼井 優 さんが、到着するのを、
  見つめる、 大沢 たかお さん )
 ( 船から、降りて、 大沢 たかお さんと、再会する、 蒼井 優 さん。
  二人で、握手しながら )


蒼井 優 さん 「 お久しぶりです 」
大沢 たかお さん 「 元気ですか? 」
蒼井 優 さん 「 はい! 」
 ( 笑顔の二人。とても、満足な旅であったことが、うかがえる )
大沢 たかお さん 「 ずっと 見てた
             ( と、「 生命の樹 」 アウタナ を、指さす ) 」

大沢 たかお さん 「 見えた? 今日? 」
蒼井 優 さん 「 はい! 」 「 あ … でも、すごいですね 」

「 約束の地 」 で、二人は、再会を果たした。
 ( 「 生命の樹 」 アウタナ を、眺めながら、二人で、岸辺に座り、語り合う )


蒼井 優 さん 「 まあ … いろいろありましたけど、楽しかったです 」
大沢 たかお さん 「 あ、そう。でも、実際、化石掘りしたんでしょ? 」
蒼井 優 さん 「 はい。しました。本当に、ゴロゴロ出てきて、
          そこは、ごはん屋さんとかに、行っても、下の床が、化石だったりする。
          化石が埋まった石が …。 」

大沢 たかお さん 「 やっぱ、いるんだな、とか、思ったりするの? 」
蒼井 優 さん 「 思いますねえ。不思議な感じでした。翼竜が … 
          何億年前の生き物が、目の前に、こう … 形となって、いる、
          っていうことが、すごく不思議で、まさか、掘られるなんて、
          思ってなかっただろうな ( 笑 ) 」

          「 本当に、こう … 地球の歴史って、長いんだなあって … 。 
          その、大きな歴史からしたら、自分が、生きれる時間なんて、
          すごく、 ( 人差し指と、人差し指を、合わせて、
          その長さを、ちっさく示しながら ) こんなもので、
          なんか、こう、とっても不思議な、なんか感覚でしたね。 」
          だから、その、地球で、起こる、いろんなことの、歴史の、
          今、ここに、ただ、いるだけなんだなってことを、感じて、
          人が、今、地球を、どうしよう、こうしよう、って考えていることも、
          すごく大事なことだとは、思うけれど、なんか、
          地球が、 『 大丈夫だよ 』 って、言ってるような、
          感覚が、ありました。もっと、大きなものだな、って、
          思いました。 」
         「 だから、あれ ( 「 生命の樹 」 アウタナ ) を、
          見てても、そう思います。 」


この、母なる星で、もっとも古い、大地のかたまり。

雨に打たれ、風にさらされ、それでも、なお、

おうおうしく、立ちつくす。

人間の欲望さえ、伝説に、変えていく。

それこそが、
 『 生命の樹 』 。

人間が、ほろびても、この場所は、変わることは、ないだろう。


 ( 最後に、蒼井 優 さんと、大沢 たかお さんで、同時に、語ります )

『 南米の、密林の、奥の、奥に、 「 生命の樹 」

 と呼ばれる山が、あります。巨大な木の、切り株のような、

 その山は、かつて、天まで、そびえ、 1本の木 でした。

 ところが、ある日、欲深い人間たちが、恵みを、独占しようと、

 木を、根元から、切り倒してしまいます。

 どど~ん!! すさまじい音と、ともに、木は倒れ、辺りは、

 大洪水になってしまいました。何日も、何日も、荒れ狂う水。

 あまりの激しさに、世界中が、水につかり、

 ほとんどの人間たちは、溺れ死んでしまいました。

 やがて、水が引いたとき、そこに、アマゾン川ができ、

 辺りに、森が、生まれました。

 「 生命の樹 」  の葉っぱ、一枚一枚は、

 川を、泳ぐ、魚たちに、なりました。

 生き残った、人々は、そこに、暮らし、

 今の世界が、生まれたのです。

 語り継がれる、インディオたちの、伝説です。 』





↑↓ この写真の、右側に、てっぺんが、たいらになっている、山が、少し見えています。

それが、 「 生命の樹 」 アウタナ です。



旅番組 『 天空のロストワールド 』 を見た、わたしの感想

「 アマゾン川 」というところがあって、“ 世界一大きな川 ”と、
広大なジャングルがある、ということと、
「 アマゾンの森の木が、切り倒されている 」 、
ということくらいしか、知りませんでした。
この旅を見て、初めて知ったことが、たくさんありますが、
旅の途中で、アマゾンを研究している方が、言っていましたが、

「 人間は、まだ、アマゾンのことを、10%も知らない 」
語っていたことを、考えると、それでも、まだまだ、
なんにも知らないことが、たくさんあるんだなあ、と思い、

「 地球の偉大さ、とてつもない、未知のものをもっている、
すべての生き物の、お父さんとお母さん 」
なんだな、
と思わされました。

「 生命の樹 」 アウタナ の伝説も、本当に、
大きな木を、スパッと、切ったような、形をしているので、
すごく不思議に思えて、言葉を失ってしまうくらいの衝撃を覚えましたね。

インディオとイゾラドの人々のことを、思うと …
たまらない気持ちになります … 。
同じ人間なのに、どうしてこんなことに … って。
彼らの、生きるための、「 基本的人権の尊重 」 ってあるのかな。
それって、時を経ても、なお、危ういものである、ということを、
あらためて、感じました。
イゾラドたちのことが、他人事に思えませんでした … 。
住む場所を、追われ …  彼らは、これからどうなるのでしょう … 。

デッサーノ族の、村長さんの言葉が、本当に、優しくて、あったかくて、
救われた思いがしました。

「 何か、仕事で悩んだときは、我々、デッサーノ族を、思い出してください。   
  私たちは、いつでも、あなたを、大歓迎します。 」
「 それが、私からの、お願いです。 」


あと、 蒼井 優 さんも、言っていましたが、
「 地球の歴史からしたら、自分の生きられる時間なんて、  
ほんのわずかな、瞬間に、すぎない 」
っていうこと。
そう考えると、くよくよしたり、悩んだりしている自分が、
なんか、もったいない、っていったら、変だけど、
本当に、この旅を見て、自分が生きることに、
前向きな気持ちに、なることができました。

この旅番組を、作って見せてくださった、スタッフのみなさま、
蒼井さん、大沢さん、そして、アマゾンで出逢った、
たくさんの人たち、 「 生命の樹 」 アウタナ に、
心から、感謝いたします。ありがとうございました。


今まで、長い回を、お付き合いくださった、みなさま、
貴重なお時間をかけて、読んでくださり、ありがとうございました  

読んでくださり、ありがとうございます
ほいじゃ、また。。。

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