ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)では日本に唯一生息している沖縄のジュゴンを守るために活動をしています。

【5.24辺野古埋め立てによる環境破壊を考える  土砂搬出地・沖縄との交流報告会】

2016年05月25日 | 活動報告
5月24日(火)ひと・まち交流館京都で開かれた
No Base!沖縄とつながる京都の会  5月例会
「辺野古埋め立てによる環境破壊を考える 土砂搬出地・沖縄との交流報告会」に
参加してきました。


先ず、うるま市の女性に黙とうをささげました。


辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会の共同代表の阿部悦子さん。
全国連絡協議会は昨年5月末、奄美で7団体で結成。
SDCCもオブザーバーとしてその場に立ち会いました
1年ぶりの再会です
ジュゴンを腕にお話してくださいました。


この1年、香川県小豆島、山口県黒髪島、門司、五島列島椛島、天草、佐多岬など
土砂搬出予定地をまわられ、地域の方々と交流されてきました。
現在、構成団体は、18団体にまで増えています。
みなとても美しく、同時に過疎化により疲弊している地域です。
そういうところを、お金の力で言うことを聞かせようとする国のやり方には
やりきれなさと憤りを感じます。


海の生き物を守る会代表の向井宏さん。
先ごろ、環境省が日本の経済水域内における「重要海域」を公表しました。
それによると、沖縄島はほぼ全域が指定されています(もちろん辺野古・大浦湾海域も)。
辺野古の海を埋め立てるということは、生物多様性条約COP10・愛知ターゲットに
反し、国際条約違反ということになります。


向井さんから、4月に名護で開催された学習交流会についてもご報告があり、
土砂を辺野古に送らない!という各地の運動が、辺野古工事を止める
大きな希望になると話されました。


名桜大学看護学科の稲垣先生から、
沖縄戦のとき、ひめゆりなど看護はいやいやながらではあったが、
戦争に協力させられた。はっきりと戦争に反対と言える教育が、
看護学科では弱いと感じて来た。
そこで、6月23日の慰霊の日に、チビチリガマ訪問や
八重岳の野戦病院壕訪問などを企画している、
とのお話がありました。


No Base!沖縄とつながる京都の会から、5月辺野古派遣の報告がありました。
ちょうど、警備会社の長時間労働強要や、残業代未払いが
問題になったころで、シュワブゲート前の若い警備員に
「ちゃんと残業代もらってる?」と聞いたところ、
とてもつらそう下を向いたとのこと

色々なお話しに感銘を受けた、とても中身の濃い報告会でした

ZAN
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5月22日 金時鐘さん講演会にブース参加しました

2016年05月24日 | 活動報告
5月22日 大阪 生野区民ホールで開催された、金時鐘さん講演会にブース参加しました。会場は450名で満員でした。



前半は、おしどりマコ&ケンさんの「福島原発事故から5年ではなく事故開始から5年。
汚染水問題について」の報告やコント、舞踊など。



  おしどりマコ&ケンさん 

 東京電力は炉心下部を通った高濃度汚染水と炉心より地下水の上流で組み上げた比較的濃度の低い汚染水を混ぜて、海に放出しています。見かけの濃度を下げるためです。放出される放射線の総量は変わりません。
 これをマコさんが「希釈しているんですね」と定例記者会見で質問すると、「希釈」とは認めない。
じゃあ何なんだ?!と追求すると、結局「水バランスです。」という新語(?!)を発明して回答してきたとのこと。



  川口真由美さんの歌

後半は詩人 金時鐘さんのお話でした。金さんは、詩集「新潟」、「朝鮮と日本に生きる」(岩波新書)、などの作品、著書のある詩人です。

金さんの「詩人にマイナスはない」という言葉。
それは「人生で困難なことや苦手なことにぶつかっても、それに向き合って逃げずに自分で立ち向かっていくこと。
結果がどうであれ、その中で人間の生き方に根ざしたリアルな言葉、すなわち詩が生まれる。だから詩人にマイナスはない。」という意味だとお話されました。
今の困難な時代の中で、たとえ詩人でなくてもとても重い言葉でした。



ブースでは多くの方に署名にご協力頂きました。
また6月18日の「GAMA月桃の花」上映会のチラシもおり込んでいただきました。
会場で販売されていた「おにぎり弁当」がすばらしく美味しかった。



準備された実行委員会の皆様に御礼申し上げます。

✩じゅごん
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ご案内〜 6/18(土)『GAMAー月桃の花』上映会&平和のつどいを開催します

2016年05月23日 | イベント案内
6月23日は沖縄では慰霊の日です。
その月に合わせ、『GAMAー月桃の花』上映会&平和のつどいを開催します。

『GAMA―月桃の花』は小中学生から、大人まで幅広い層に見て頂ける映画です。
戦後50年の節目に、慰霊の心を込め、平和への祈りを込め制作されました。

どうぞご来場ください。
一緒に、あの戦争のこと、これからの平和のこと考えましょう


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
         未来に平和をつなぐ企画  戦後70年+1
        『GAMAー月桃の花』上映会&平和のつどい
2016年6月18日(土)10時〜 ドーンセンター・パフォーマンススペース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

      忘れていませんか あの夏 沖縄で起こったこと


世界中で紛争やテロは絶えることなく、難民はあふれ、貧困は広がっています
気候変動や種の絶滅など環境破壊もますます深刻になっています
しかしそんな状況を顧みることなく、
日本は再び戦争ができる国へと変わろうとしています

戦後70年+1、とても重要な一年
あたらしい時代を一緒に創っていきたい
過去から学び未来へとつなげる今を生きる私たち
今、できることにしっかりと向き合い 平和への道を選んでいきたい

この映画から伝わる『命どぅ宝』の思いを広げ
未来への希望を自分たちの手で創っていこう
そんな思いで『GAMAー月桃の花』上映会&平和のつどいを開催します

どうぞ皆様ご来場ください

 【日時】2016年6月18日(土)
     開場10時 第1部10時半〜 第2部14時〜  

 【場所】 ドーンセンター1F・パフォーマンススペース
       京阪・地下鉄谷町線「天満橋」駅下車。1番出口より東へ約350m

 【入場料】  一般1200円(前売1000円) 中学生600円(前売500円)
         小学生以下無料 その他1000円(前売800円)
           ※チラシが前売りチケット扱いになります。

 【主催】 『GAMA―月桃の花』上映実行委員会

 【問合せ】 ジュゴン保護キャンペーンセンター・関西事務所内 
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp

FBページはこちら
https://www.facebook.com/events/1080828261981997/
チラシはこちら
http://www.sdcc.jp/pdffiles/160618GAMA.pdf
 ※チラシが前売りチケット扱いになります

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
詳細のご案内

■タイムスケジュール■
10時開場
第1部 10:30オープニング 「月桃の花」歌舞団によるエイサー
     10:40〜12:30  映画上映
     12:30〜12:40  辺野古の今トーク
     12:40〜13:00  三線ライブ&みんなで三線
        (休憩)
第2部 13:45〜14:00   「月桃の花」歌舞団によるエイサー
     14:00〜15:50  映画上映
     15:50〜16:00  辺野古の今トーク
     16:00        終了

■飲食・情報発信・物販のブース出店あり!
 沖縄風お弁当、おにぎり、カレー、そうめんなど昼食にどうぞ
 アフガン、フィリピンの活動支援グッズ、オーガニック食材
 ジュゴングッズ、DVD、書籍など販売します

■沖縄戦の写真を展示します

■『GAMA―月桃の花』は小中学生から、大人まで幅広い層に見て頂ける映画です。
戦後50年の節目に、慰霊の心を込め、平和への祈りを込め制作されました。

映画解説: 沖縄の“平和の礎”を映画化

1995年の6月23日。慰霊の日。
沖縄本島南部、摩文仁の平和記念公園で“平和の礎”の建立除幕式が行われました。
沖縄戦で亡くなった23万余の人々の名前が、国籍を問わず、
黒い石板に刻銘されて波のように海に向かって立ち並んでいます。
沖縄戦終結50年記念事業として“平和の礎”の建設が進められた中、
沖縄の文化人、演劇人、映画人、そして1部の政財界人など
戦争を体験した人々の間から沖縄の心を映像化しようという話が盛り上がりました。
あの戦争を無にしないために沖縄県民だからこそ
伝えていかなくてはならない沖縄戦の実相・・・。
一人の平凡な母親の目で捉えた日本唯一の地上戦。
その姿を通し世界へ平和のメッセージとして発信する作品となるよう
願いをこめて制作されたのがこの映画です。

監督:大澤 豊   1995年制作

企画から3年がかりで『GAMA―月桃の花』を完成。
一貫して独立プロで制作。常に社会的意義のあるテーマに取り組んできた。
代表作: 遥かなる甲子園(1990年) 街は虹いろ子供いろ(1988年)
ボクちゃんの戦場(1985年)など

沖縄戦を描いた映画はこれまでにも沢山あるわけですが、
一市民の視点で描いた作品はほとんど見当たりません。
私が描こうとしたのは、まさに、これまで沈黙の闇につつまれてきた
激戦地の地下洞窟(ガマ)の様相です。
そこにひしめく避難民や敗残兵たちの生きざま死にざまを通して、
人間が人間でなくなる極限の状況と、その極限の状況からでさえなお
生きのびていった人間の生命力、偉大さを忠実に描くことで
沖縄に今も活きる「命どぅ宝」の真理を表出したかったのです。
この命の尊さを何よりも大切に考え、かけがえのないものとして捉える
「こころ」があったからこそ、あの狭溢な喜屋武(きゃん)半島から

85000人もの人々が奇跡の生還を果たすことができたと思うのです。
人間の尊厳を奪った沖縄戦の実相に迫ることは、
今の「基地問題」を問い直すことにもつながる筈です。
この映画の母と子の物語が「命どぅ宝」を訴え続ける
象徴的な母子像として心に刻んでいただければ幸いです。
多くの方々に、とりわけ若い人たちに観て頂けたら、
創り手の一人としてこれ以上の喜びはありません。 
(監督のメッセージ:映画パンフレットより抜粋)

この映画の台本を読ませてもらって、ひとつはそれまで沖縄戦といえば
「ひめゆりの塔」しか思い浮かばなかった私はショックを受けました。
まだ知らない、知らされていない人たちに沖縄戦の実相を伝えたいと思いました。
私がこの“房”を演じ終わったあとに自分の母親を今まで以上に好きになったように
観た人にも感じてもらいたいのです。この映画は戦争を知ると同時に、
生まれたことへの感謝、平和、生命のすばらしさ、
人間としての大切な心や愛情を思い出させてくれる、
観たあとにやさしくなれる映画だと思います。
みなさんの心のなかに“房”がいると思います。
心のなかの“房”を探しに来てください。

(主演:朝霧 舞〈宮里 房役〉さんのメッセージ:映画パンフレットより抜粋)


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5/21 京橋街頭行動

2016年05月22日 | 活動報告

5月21日(土)、大阪京橋のOBPへの連絡橋で、街頭行動をしました。


うるま市の事件のこと、知ってほしい、考えてほしいと
手書きのポスターを掲示しました。


ときどき、立ち止まって読んでいってくれる方もいました。
基地は戦争のためのもの。
ジュゴンが棲む辺野古の海に基地はいらないと、改めて強く思いました。
今こそ基地をなくすよう、全国で声をあげていくときではないでしょうか。

ZAN
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じゅごん茶話会の報告と阿波根昌鴻さんと泡盛と三線、次回は7月28日です!

2016年05月21日 | 活動報告
新緑がさわやかな季節〜と思っていたら
いきなり夏!のような暑さ
紫外線対策してくださいね〜

5月19日のじゅごん茶話会の報告です。



いきなり、泡盛〜
Nさんが差し入れして下さいました
コーヒー泡盛ってのもあるんですね〜
ちびっと頂きました
カルーアミルクみたいな感じ


差し入れして下さったNさん
じゅごんも大喜びか…

この日の茶話会は、『伊江島土地闘争』のDVDを観ながらゆんたく(おしゃべり)しました
去年、伊江島のわびあいの里の学習会に参加した時、石原昌家氏から頂いたDVDです
石原ゼミでの調査で、資料と共に阿波根さんをインタビューした映像です

去年のわびあいの里の学習会の様子はこちら
わびあいの里のFBページもあります
2年前に伊江島を訪れた時の報告はこちら

沖縄のガンジーと称される阿波根昌鴻さん
その言動、在り方から学ぶことは多く、尽きることはありません
お薦め本「命こそ宝 沖縄反戦の心」「米軍と農民」 阿波根昌鴻著(岩波新書)

圧倒的な権力と軍事力を持った米軍に屈することなく
農民として大切な生きる糧である土地を取り戻そうとした阿波根さん
そして伊江島のみなさん、今、屈しないでがんばらねばと力を与ええくれます

反対の意見にも耳を傾け、対話する
相手も自分も、みんなが幸せになるように考える
怒らず、相手を責めず、感情をあらわにせず、真理をもって向き合う
わかっていてもなかなか思うようにいかない、、、
でも、とても大事なことだよね
そんふうに話が深まりました

平和な世界を望んでいるなら
自分の心が平和でなくちゃね

そして、三線の練習をしました〜



今、練習しているのは「安里屋ユンタ」「てんさぐの花」です
てんさぐの花の歌詞が難しくて歌いにくい〜と言う声に応えて
Yさんがレクチャーしてくださいました

てんさぐの花は、鳳仙花の花のこと

1、てんさぐの花や 爪先に染めて 親の諭せ言や 肝に染めり
(てぃんさぐぬはなや ちみさちにすみち うやぬゆしぐとや ちむにすみり)
鳳仙花の花は爪先に染めて 親の説教は心に染めなさい

2、天の群星や 読めば読まりしが 親の諭せ言や読みぬならぬ
(てぃんのぶりぶしや ゆみばゆまりしが うやぬゆしぐとや ゆみやならん)
天の群星は数えれば数えられるが 親の説教は数えられない

3、夜走らす船や 子の方星目当て 我ん産ちえる親や 我んど目当て
(ゆるはらすふにや にぬふぁぶしみあてぃ わんなせるうやや わんどみあてぃ)
夜走らせる船は北極星をみつけて 私を産んだ親は私だけを見つけだす

5、いちたらん事や 一人たれいだれい 互におぎなてる 浮世渡る
(いちたらんくとや ちゅいたれだれ たげにうぎなてぃる うちゆわたる)
行き届かない事は 互いに補い合い 補い合ってこそうきよをわたる(ものだ)

6、宝玉やてん 磨かねば錆びす 朝夕肝みがち 浮世わたら
(たからだまやてぃん みがかにばさびす あさゆちむみがちぃ うちゆわたる)
宝玉であっても磨か煮と錆びる 朝夕心磨いて現実を生きよう

歌詞の意味がわかると、歌いやすくなりますね〜
しかし、、、三線を弾きながら歌うなんてこと、いつになったらできるかしら?

三線の練習、楽しいですよ〜

次回は7月28日(木)14時〜です。
6月はお休みします〜
最新情報をお伝えしたり、DVDを観たり、三線の練習もします。
じゅごんのマスコット作りもしたいね〜と言う声もあり
お菓子やお茶と一緒にゆんたく(おしゃべり)しています
どうぞご参加ください
じゅごんがお出迎えします







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ピースマーケットのせ、にブース参加しました

2016年05月16日 | 活動報告


5月15日、能勢町の浄瑠璃シアターで開催されたピースマーケットのせ、に参加しました。


  新聞にも掲載されています。





新緑のさわやかな1日。1200名の参加があり、賑わいました。





sdccのブースも終日人が絶えませんでした。



「沖縄ジュゴンは世界の宝」というテーマでプレゼンもさせていただきました。





こども動物園も開園。





紙芝居や音楽も創意にあふれていました。

能勢町の人口は1万2千人ほどとのこと。それで1200人の参加者があったのはすごいと思います。

実行委員会の皆様にお礼申し上げます。5月15日は沖縄の「復帰」の日。しかし政府は未だ辺野古新基地を断念していません。この日に、辺野古新基地断念を多くの市民に訴えることができ、有意義な1日でした。

⭐じゅごん
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毎月15日はジュゴンの日♪  

2016年05月15日 | ジュゴンブログ
毎月15日はジュゴンの日

  

梅雨入りが早い!と噂はハズレ晴天が続いておりますが
  明日からになって、梅雨入りじゃないかという事です。

  

洗濯物に虫がついてる・・・払おうと良くみると セミ 小さい
「イワサキクサゼミ」という最小のセミでした。 岩崎さんが発見したクサゼミという名前だそうです。

  

こんなに小さいんですよ。パッと見大きいハエかと思った・・・でも鳴き声は「ジー」セミです。
動きもセミ、当たり前ですけど。

 今日5月15日は沖縄本土復帰記念日です。
44年経っても、いまだ基地負担は減らず、差別は続いております。


    

最近読んだ二冊の本をご紹介します
 まずは翁長知事の「戦う民意」知事になってから和解・工事中断前までの経緯が書かれています。
子供の頃からオ−ル沖縄の意識を持っていた事などがわかり
共に戦いますという気持ちになります。

    

そして表紙のアオサンゴのイラストが美しい「みるく世ややがて」
地元名護在住の浦島悦子さんが住民の戦いを記録してきた2010年〜2015年8月までをまとめた最新作です

もう懐かしくも思うそうだったよね〜と思ったり、思い出して怒り再発したり。
辺野古の問題がよく分かる二冊です。

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戦争のリアルと貧困のリアル 高遠菜穂子×雨宮処凛 にブース参加しました

2016年05月06日 | 活動報告
戦争あかん!ロックアクションの主催による「戦争のリアルと貧困のリアル 高遠菜穂子×雨宮処凛」にブース参加しました。会場のエル大阪ホールは300名近い参加者でいっぱいになりました。



お話は大変刺激的なものでした。投稿者の責任で以下要旨を記載します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・高遠さんのお話し(要旨)

私は北海道千歳の出身。演習と隣り合わせで育った。戦争のリアルとは「殺す」ということ。
イラクでのもともとの日本のイメージは「ヒロシマ・ナガサキ、奇跡の高度成長」であった。しかしそれはくずれた。
「自衛隊」をイラク人に説明出来ない。要するに軍隊。セルフディフェンスフォース、と言っても戦争はいつも「防衛」の名のもとにおこなわれるので、同じこと。「後方支援」と日本では言っても世界では「兵站」ロジスティックス。


            高遠菜緒子さん

ISは「イラク戦争の落とし子」である。ISは極めて残虐。同時に有志連合の「テロとの闘い」での殺人も残虐。
ISでもシリアとイラクでは事情が違う。イラクのISについて話したい。

2005.5 イラクで「民主的」選挙にむけ、移行政府ができた。この時、イスラム教スンニ派のハサン師が連行され、3日後に無残な死体で発見された。内臓は抜き取られ頭にはドリルの穴があった。イラク政府の治安機関によるスンニ派狩りの始まりである。このイラク政府によるスンニ派狩りに対する深い憎悪が、ISがイラクで勢力を伸ばす原因になった。

2014.6 モスルがISに制圧された。ISのメンバーにはイラク政府の拷問被害者の遺族や生き残りが多かった。ISは「イラク政府の恐怖政治から解放するために来ました」とモスル市民に訴えた。モスル市民は喜び、モスルは無血でISの支配下に入った。1ヶ月だけモスルに自由があった。しかしその後ISの恐怖政治が始まった。女性は教師、医師以外の職業は禁じられた。弁護士は「神ではなく人間の法に仕える者」として、無条件に処刑された。生きるためには、職業を隠すしかなかった。

イラクでは2013年から政府に反対する非武装の「金曜デモ」が行われている。主要な要求は「スンニ派狩り」不法な暴力を止めろということ。
私は2013年からファルージャ、ラマディに滞在し、「金曜デモ」を知った。
2013.1 バクダットから政府軍が派遣され、デモを鎮圧した。死者7名。2013.4 20数名が殺された、しかしその翌週も「丸腰」のデモが敢行された。
イラク新政府は「反テロ法」を制定し、逮捕状がなくても治安機関が恣意的に市民を拘束できるようにした。裁判なしの処刑も行われている。選挙では、政府に反対する立候補者の暗殺は日常茶飯事である。

2013.12.28 金曜デモについに空爆による弾圧が行われた。これをきっかけに「丸腰」のデモ隊は武器をとり、政府との武力衝突が拡大した。反政府軍の中心は部族長などであった。
政府軍と反政府軍の衝突が県境で激化している最中にファルージャは空っぽになった。そこへISが侵入し「黒い旗」を掲げた。事実経過抜きにこの事実のみが世界に報道された。
2014.1〜2 ファルージャ、ラマディで40万人が避難民になった。

政府軍と反政府軍の対立の構図のうちに、国際社会が調停にはいれば、和平が可能だったのかもしれない。しかしISが介入し、政府軍を憎悪する住民の心を掌握して、支配を確立していった。
現地の私の友人は「米軍も、イラク政府軍も、ISもみんな私たちを守るといってやってきて、逆に私たちを殺す。どうしたらいいんだ!?」と言っている。

そしてオバマ政権によるISへの空爆がはじまった。私(高遠さん)はアメリカ軍の、有志連合の空爆・武力介入に反対です。許せないと思う。しかし現地では「もうアメリカの空爆に頼るしかないんだ」という悲痛な声も聴かれる。こんなひどい状態になるまで和平のための調停をしなかった、国際社会の無関心に怒りを感じる。日本は情報鎖国。現実をしらされてない。だから私は話している。

国会で安倍首相が安保法制審議の中で、イラクに大量破壊兵器がなかったことを指摘されて「でもフセイン政権は国連の査察に協力しなかったじゃないですか」などの大嘘を平気で言い、それがそのまま流れている。我慢ができない。賛同議員と市民で検証委員会を立ち上げた。ぜひ協力していただきたい。

・雨宮さんのお話し(要旨)

2006年のメーデーで「プレカリアート」という言葉を知った。新自由主義の下で失業、非正規労働を強いられ生存権を脅かされている若者たち。
20代30代の死因の一位は自殺である。生きづらさは内面化しており、自殺につながっていく。働いて生きるということが本当に大変な時代になった。


            雨宮処凛さん

2015年 公正な税制を求める市民連絡会を宇都宮健児さんなどと立ち上げた。パナマ文書も暴露されたが不公正税制の事態はひどいもの。政府は無視を決め込んでいるが、そんなことが通用しているのは日本だけで、各国で大問題になっている。
奨学金と不公正税制にも関係がある。卒業と同時に数百万の借金をしょい込まされ、就職に失敗すれば即座に貧困に追い込まれていく。

親からの性的虐待の問題もある。ある女性は父親から性的虐待を受け20代で出産もした。父親は障がい者年金を得るため、彼女を知的障がい者として届け出、そのため学校にもまともにいけないまま、もう30歳になった。今は父親から逃げ、新宿で売春をしながらホームレス生活(ネットカフェなど)をしている。

介護離職の問題もある。ある女性は両親の介護をし、見送って母親の葬儀が終わったら手元に1万5千円しかなかった。

こうした現実になかで若者が立ちあがてきているのが展望である。
SEALD'Sは安保法制の運動の中で登場してきたが、今は「学費を下げろ!」「奨学金は給付に!」などのコールもするようになった。
エキタスというグループは、最低賃金1500円運動を始めた。アメリカのオキュパイ運動、時給15ドル運動の影響も受けている。

2008年をピークにフリーター労組の参加者が減ってきていた。しかしこの一年当事者が再び声を上げ始めた。
やはり3.11が大きな契機。10代の多感な時期に社会を変えなければ、という気持ちが芽生えている。
これまでは「自己承認」が若者のテーマだった。でも今は「自己承認」だけではだめだ。社会のために何かしたい、政治を変えたいという若者が増えている。小学生、中学生の時からデモに行っている人もいる。街頭で行動することのハードルが下がった。

「少年サンデー」に経済的徴兵制をテーマにした漫画「あおざくら防衛大学校物語」が連載されている。
戦争は膨大な貧乏人を必要とする。イラク戦争でも民間軍事会社でたくさんの低賃金労働者が危険な仕事をさせられていた。
2008年にネットカフェ難民に自衛隊が勧誘を始めた。しかし今はもっと露骨に勧誘が進められている。
「外堀」が埋められて自衛隊がぐっと近くなった気がする。
貧しい人を大量に必要とする戦争は、世界でもっとも大規模な「貧困ビジネス」である。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


       高遠さんと雨宮さんのコラボトーク
 
まだまだ刺激的なお話がありました。

 高遠さんの安倍晋三の「大嘘」が平気でまかり通っている現実を変えよう。日本は情報鎖国。現実を知り行動しよう、という訴え。雨宮さんの、若者は「自己承認」から自ら社会を変えるために立ち上がり始めている。「戦争は膨大な貧乏人を必要とする貧困ビジネスである」というお話が心に残りました。

SDCCはブースをだして署名とグッズ販売に取り組みました。ご協力いただいたみなさま。ありがとうございます。




         「ミナセン大阪」の仲間と

 辺野古新基地撤回・沖縄ジュゴン保護の取り組みも、戦争と貧困をなくす全世界、全国の運動とつながって、必ず勝ちたいと思いました。

☆じゅごん





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じゅごん茶話会のご案内〜5月19日(木)14時〜です

2016年05月05日 | イベント案内
新緑が気持ち良い季節ですね〜
5月のじゅごん茶話会へどうぞお越しくださいませ


ジュゴンとお菓子でお出迎え

今回は、伊江島の戦後の土地を取り戻す闘いのDVDを観る予定です。
映像を観ながらおしゃべりしましょう〜。

じゅごんメッセージの布を作ったり
三線の練習もします〜

上達のほどは、超ゆったりペースです
初心者の方も大歓迎です。

どうぞご参加ください

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5月のじゅごん茶話会のご案内です。

ジュゴンが勢ぞろいしてお迎えします


お茶とお菓子で ゆる〜りと
ゆんたく(おしゃべり)しています

辺野古は今どうなってるの?
ジュゴンは?

 2016年5月19日(木) 14時〜16時
                    

話して、考えて、できることに取り組んでいきたい!
最新情報をお伝えします
DVDを観たりもします
また、ジュゴンの折り紙を折ったり
ピースリボンにメッセージを書いたり
おしゃべりしながら、その時にできることをしています

ご要望があれば、ジュゴンのミニマスコット作りもできます
材料の準備がありますので、事前に連絡いただければ助かります

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅〜JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです

参加費:無料

問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)
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「戦争法は廃止!憲法改悪を許さない 5.4 1000人集会」

2016年05月05日 | 活動報告

5月4日、伊丹ホールで開催された
「戦争法は廃止!憲法改悪を許さない 5.4 1000人集会」に
ブース参加してきました。

午前中は、「標的の村」上映会、
午後の部のメインは、保坂展人さん(世田谷区長)さんと、
作家の落合恵子さんの講演会。
参加者は、1000人ほど
元気の出る素晴らしい集会でした。
主催者の皆さん、大きな企画大変だったと思います。
どうもありがとうございました。


保坂さんは、「18歳選挙権と政治活動の自由」というテーマで、
麹町中学校内申書事件につながる、自らの体験から、
子どものころから、徹底的に話し合うことの重要性を話されました。
現在は、区長として、若者の活動を応援する取り組みもされています。


落合恵子さんは、1945年生まれ。
落合さんのお母さんは、大きいお中を抱えて、空襲を生き延びられました。
戦争は絶対にダメ!というお母さんの思いが落合さんに
しっかりと受け継がれたのでしょう。
石垣りんさんからの「大切なことは書くことで伝えなさい」という
言葉通りにたくさんの本を書かれています。


お話しの後で、ミニジュゴンを差し上げると、
「クレヨンハウス」(子どもの本の専門店、オーガニック雑貨などもあります)に置くからと、
大きいピンクのジュゴンをお買い上げくださいました。
SDCCのリーフレットもお店に置いていただけることになりました。
とても素敵なお店です。みなさん、一度行ってみてください。
江坂公園のすぐそばにあります。


集会後、伊丹ホール近くのクロスロードカフェに寄って、6/18に予定している
「GAMA 月桃の花」上映会のチラシを置いていただきました。
上映会の案内はこちら(Facebook)です。

ZAN
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