アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

マズルカ多すぎて番号が覚えられない

2016年09月19日 | ピアノ
ひとつ、ふたつ、たくさん、というほどではないにせよどうも数字に弱くて

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←鋭い忘却力には自信があるのですが時として不便です

四つしかないショパンのバラードだったらどれがどれだか混乱することはないのですが、
ベトソナは番号いまいちわかんない(わかるのもある)

モツソナはK.xxxとか、ヤメテ3桁なんて無理、ってわけで聞くたびに右から左
今練習してる曲でさえ「ドーミソシードレド」なんてブログに書くくらいで。

「トルコ行進曲つき」とかなんとか、全部名前がついてればよかったのにね。

ショパンのノクターンは、「好き度」と「数の多さ」の兼ね合いからいって私の記憶力のぎりぎり内側にあり、
「8番」とか「13番」とか「15番」とか
ちゃんと、自分の好きな「アレ」が何番なのか覚えてますよ!!

だから全曲セットが20、あたりが私の限界と思われます。

それより多くなるとね…つまり、ショパンのマズルカ、手元のパデ版によれば58までありますけど、どこかで聞いて「あぁこの曲イイ!!」と思ってもそれがどれだったか言えない、忘れちゃう、わからなくなっちゃう

そんなこともあって(←オイ)これまで弾いてこなかったんですね。

ワイン好きなのにおいしかったのがどれか覚えてなくて
いつも一期一会みたいな(^^;;
(いつもそうやって新鮮な出会いを繰り返している)

なかなか、「これが弾きたい」というほど像を結ばなくって、
「あれ、どれだっけ」
ってもやもやになっちゃってました。

でもこのたび!! ずっきゅーん♪ときたマズルカは、ノッたときに一気にコピー譜まで作りましたので
ばっちり特定しますた(35番、op56-3)

それでようやくじっくり楽譜(の目次)を見ましたところ、今まで心にひっかかっていたマズルカはこのほか
17番、op24-4 (ルイサダがスーパーピアノレッスンやったとき)
13番、op17-4 (ショパコンで今年聞いて)
であることがわかりました。これでもう忘れない、安心(^o^)/
(ブログに書いておけば検索できるからね!!)

マズルカって、聞いてみて全然好みじゃないと思うことも多いんで
(バラードやノクターンのほうは好きじゃないものがない)
どれがぐっとくるのか目星をつけておくことは重要です。

でもそうだ…

17番、op24-4 (ルイサダがスーパーピアノレッスンやったとき)
を好きになったのはずいぶん前の話だけど(ヤマハで習ってたとき)、

これを弾きたいといってレッスンに持っていったら
何を弾きたいといっても普段ほとんど動じない先生が(笑)
「マズルカ難しいから、弾くならポロネーズからのほうがいい」
と難色を示したんです。

それでそのとき、ポロネーズの1番と4番を弾いてみたけど、そんなにハマらず
マズルカに到達せず(^^;; うやむやになったという経緯が。

マズルカ難しいというのはそのとおりでしょうが、
いったいぜんたいいくつかポロネーズを経由すればどうにかなるというものなのかどうか??

別にそれでどうもならんのだったらいきなりマズルカだっていぃじゃーーん
来週にはもう50歳ですよ!! いよいよ

というわけで、たいして好きでないポロネーズ群はほっておいて
マズルカはどれが好きか、聞いてみてぴぴっと来たのは
どんどんメモるよ!!

ところで、マズルカで私がすごく好きなのと全然好きでないものに分かれるというのは、
マズルカってくくりがそれだけ幅広いってことなのかしらね。
「マヅール、クヤヴィアック、オベレクなどの舞曲の表現が用いられている。」(ピティナのピアノ曲事典より)
いろんな舞曲があるらしいがどれがどれやら??

先日会ったワイン好きのマダムに「私もワイン好きなんですけどどれがおいしかったかすぐ忘れちゃうんです~」といったら
「あら私もすぐ忘れるわよ。必ず写真に撮って感想といっしょにインスタにあげとくの」とおっしゃってました。見習おう。

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ピティナステップに一回出たことがあります

2016年09月17日 | ピアノ
すごく前にピティナステップに出たことがあるんですよ…

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←永井先生曰く「発表会以上コンペ未満」!?

いつだったか忘れてて、検索しても出てこないので(ブログ書いてなかったころの出来事)、紙で探すのに手間取ってしまいました。

なんと10年前です(o_o) そんなになりますかい

ヤマハで習ってて、突然ステップに出ようと思ったわけは…
実は「暗譜の実験」がひとつ、それから「よいピアノを弾いてみたい」でした。

ピアノは、素敵な会場のベヒシュタインを弾けるってことでそれが魅力
…とはいえ、実際にはすごい緊張してリハもなく弾くだけなんでどんなピアノだかわかんないで終わった(-_-;;

暗譜の実験、というのはですね…

ヤマハでは、とっぱなから欲張った曲で発表会に出るもんですから、当然楽譜ガン見で弾くんですが、
先生もしきりと暗譜を奨めてきますし、
ぐっと覚えやすい曲にして暗譜で弾く実験をするなら

河岸を変えるか

みたいな(笑)

というわけで、弾いた曲はブルクミュラー18番の中から
「大雷雨」「ゴンドラの船頭歌」
いずれも2ページですからなんとかなるかと…課題曲ではないからフリーステップ7分で参加です。

楽譜は持って舞台に出て、脇に置いていましたが、それを開くことなくとりあえず大きく止まったりはせずに弾ききりました。

ただし録音はありません。初めての会場、ステップ、知らない人ばかり、その中で録音まで自力で操作しようとすると余計てんぱると思いましてパスしたのですが、まぁ惜しいことをしました。今となってはどう弾いてたのかわからないですからね。





いただいたコメントを総合するに、
左右のバランスが悪い(左手でかすぎ)
強弱変化が不足
雰囲気は出てた

って感じ?

さて今度、ひょんなことから10年ぶりのステップに出ることになりました→調布ステップ11/3

どなたか一緒に行きませんか~

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「エスカレーター式」の学校って何だろう

2016年09月16日 | 中学生活
「エスカレーター式」といって思い浮かべるのはたとえば、こじろうの行った学校みたいなとこ。

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←好みが分かれるところですけどね

こじろうの場合、受験して中学に入学したあとは、入試なくずるずるっと大学まで行けて、仲間もほぼ全員一緒。まぁそんな感じ。

「ほぼ」のところを細かくいえば、中学から高校に上がらなかった/上がれなかった人が少々、高校での留年が数名、他大学を選んで出て行った人が数名。

部活に遊びに打ち込む子どもを、緊張感なく生暖かく見守れるので親にとってはたいへんありがたい。十分、「エスカレーター校」と呼ぶにふさわしいメリット(そしてたぶんデメリットも)がある学校だと思う。

…けど、いくらエスカレーターといっても、学力のハードルがないわけじゃない。特に、中学から高校に上がるときは成績条件があるので、それに引っかかりそうな低空飛行をしている子にはまず中三夏くらいに、外部受験の準備をするようお声がかかる。そしてどこかの進学先を確保させておいてから、学年末の成績がやっぱり足りなければそこへ、結果として足りていれば内部進学も可能というシステムだ。

ところが、「エスカレーター」が「エスカレーター」じゃなかったといって訴訟沙汰になった事例があるというのでびっくり。
名門校進学を巡る裁判が示した、「エスカレーター式」の真実

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平成28年3月7日、東京地裁の判決で、幼稚園2校、小学校1校、中学校3校、高等学校3校、大学1校等を運営する学校法人を相手に、付属小学校6年生の息子が系列の中学校に進学できなかったことを理由に、両親が”小学校”を訴えた事件の判決があった。
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この記事のトーンは、、
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厳しい小学受験に合格してエスカレーター式に系列の中学校、高等学校、大学に行けると思っていた親にとって、理由の如何を問わず内部進学できないというのは大変なショックだろう。しかも、その理由が不良行為等ではなく、学力不足というのなら、それまで学校に寄せてきた信頼(と高い授業料)は何だったのか!
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という論調なので、まさかお金で(学力が足りなくても)学歴が買えるシステムだと思っていたのか!? と思ってしまう。

もしも、いわゆる「エスカレーター校」がほんとに学力ハードルまったくなしだったら、中学・高校・大学と進むにつれて、ある程度のレベルで授業したら全然理解できない子がいるという困った事態になって、そしたらそこに(本人にとって)在学する意味もなければ、(世間にとって)その大学を出たというラベルへの信頼もまったくないわけで、そりゃ意味ないのでは。

こじろうの学校の場合、内部進学での学力ハードルというのはそんなに高いものではないけれど、先生方は全力でそのハードルを越えさせようとあの手この手(補習やら追試やら)、とにかく○大に行って困らないような基礎学力をつけさせたうえで、できることなら全員を送り込みたいから本気である。一部の秀才君に大学合格実績を作ってもらえばいい進学校あたりとはわけが違うんで、これはこれでプロの覚悟をもってあたる困難なお仕事といえる。

生徒のほうも、そのハードルを越えることはもちろん、大学に行って困らないようにしようということでさすがに思うところは同じであるから、

結果として、よほど学校に通うこと自体が嫌になったり、勉強すること自体が嫌になって、先生が差し伸べる手も振りほどこうって勢いにならない限りは、たいていその(決して高いとはいえない)ハードルを無事クリアして進学していく。

たいていどこの「エスカレーター校」もそんな調子だと思うし、このシステムの中で、最低限の学力ハードルがあることは必須だと思うけどね。それがほんとにない「エスカレーター校」なんてもんがあったらさすがに見向きもされないのでは? まさかそんなものを求めて裁判を起こしたの?

ところが、裁判内容に触れる部分を読んでみると、

「担任教師が適切な受験指導をしていれば系列中学の偏差値に見合う他の中学を受けることができたはずであるのに、それを怠ったため同レベルの中学入試を受ける機会を失った」という損害賠償請求

ということなので、学力条件なしに進学させろという主張でもないようだ。このまま読めば、学力ハードルを越えられないのにそれを早めに教えてくれなかったということのように見える。(まぁしかし、内部進学できないような子が「系列中学の偏差値に見合う他の中学」に合格できたとも思えないけど)

裁判所の判断は、小学校に受験指導の義務はないというものだったようだけど、まぁ法律的(?)にはそうなのかな。個人的には、仮にもエスカレーター校だったら早めに「この成績では上に行かれませんよ」とか警告してくれるのが筋というか親切だろうと思うんだけど…この親が警告を聞きいれたかどうかわからないからなんともいえない。というか、「付属小学校の6年生だったA君(小学校をBにする)は、系列の付属中学校に進学しようとして内部進学単願試験を受けたが不合格となり、その後の一般入試も受けたがやはり不合格となってしまった。」とあるので、遅くとも内部試験を落ちたところでこりゃダメそうだということがわかったはずだからそれから外も受けたらどうなんだろね。

というわけで、この裁判事例は実のところ対応に不満があったのであって「学力ハードルをなくすべき」という訴えではないようなんだけど、この記事はそれをがんがんに煽って「学力で落とすなんて!!」という話に捻じ曲げていたようである。ところがこの記事の結論部分は急転直下なぜかとてもふつうなところに着地する:
「学力を伸ばすための学校の役割と心構えを養う家庭の役割が相まって、初めてエスカレーター校(?)の真価が発揮されるのだろう。」

この、木に竹を接いだような結論は何だろう。でもほんと、エスカレーター校ってそんな感じ。居心地いいし、部活は盛んで、勉強は基礎学力や教養として受験プレッシャーなくできるしで天国。お金に余裕があれば(←私大は高いからね)けっこうお奨めです。でもとにかく、エスカレーター校といえども学力ハードルは必須ですよ。

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フラット4つの曲を探して横道に逸れる

2016年09月15日 | ピアノ
いろんなピアノコミュに登録している中で、まだ実際に参加したことはないのですがテーマ限定イベントというのがあります。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←別に暗い曲ばっかり好きなわけじゃないですよ。あれ? でもわりとそうなのかな

これは、何かテーマが決められて、それに縛られて演奏するのを楽しむ(^^;; という会、らしいです。

おかしなもので、「何を弾いてもいいよ」といわれてたら浮かばなかったような発想が、「縛られる」ことで突然沸いたりするんですよね。あと、そうやって一定の傾向を持って曲を束ねるため、聞いたときの統一感、まぁ統一とまでいわないにしても、あるカテゴリーの中で改めて人と曲の個性が際立つというか、何もないときにはなかったおもしろさが表れたりするものです。

これまで何度か参加している「イロモノ」もそんな感じです。

それで、先日申し込んだテーマ限定イベントのテーマは「フラット4つ以上の曲」というもので、これはびっくり(o_o)

テーマといって、「ラテン」とか「ロシア」とか「春」とかいった場合は、そのような一定の傾向を持った曲が並ぶわけですけど、「フラット4つ以上」でくくるとどんな傾向になるものでしょうか。というか、傾向があるんでしょうか??

…幸い(?)、うちには楽譜屋さんができそうなほど楽譜がありますから片っ端から候補曲を探してみますと、まず、モーツァルトさんとかはフラット4つに縁がありません。ショパンさんならあります。前に弾いたノクターン15番とかばっちりですね、いざとなったらこれか?? 誰かと被りそうな気もしますが。

というか、ショパンだったら「24の前奏曲」、アルカンの「エスキス」、そしてバッハの平均律ならどの調だってばっちこいなんですが…それはわかっているんですが…求める調に合う曲がたまたま弾けるとは限らないザマス。弾けない可能性のほうが高そう(^^;;

そういう「全調コンプリート」系を除けば、やはりややこしくて、大人っぽくて、陰影豊かな、ぶっちゃけ難しい曲が多いような気がします。なんだかんだいって、そうやって限定されると一定の雰囲気は出てきそうですね。

そうだ、前に背伸びして弾いたブラームスのソナタ一番二楽章もフラット4つでした。あれ解凍するの大変なんだよな…フォーレのノクターンとかもフラットてんこもりのような…

そんなことを考えながら、ショパンのマズルカの楽譜をめくっていたところ、ひとつの曲が目にとまりました。これ、おゆき先生が平行弦のプレイエルで弾いてたやつ…ショパコンでケイト・リューが弾いてたやつともいう…

これ、フラット3つじゃん。惜しい。

いや、条件に合ってないんだから次探せよ、自分、って感じなのですが、ふらふらと楽譜を手に取って冒頭を弾いてみると、
ずっきゅーん♪
って来ちゃって、いやーんもぅ、これもろ好みなんですけど。

それで訥々と最後まで弾いてみちゃって(別に弾けるわけじゃないけど)、この楽譜分厚くて扱いづらいな、とコピーを取り始め、なにこれ7ページもあるの、マズルカのくせに、と文句をいいながらマステを使ってめくりやすくまとめ、

いったい私ったら何やってんだ

というわけで昨日は(めずらしく)ブログ書けなかったんですけど。

ずっとピアノ弾いてました。この、何の予定もない曲。いろいろと予定のある曲もたてこんでるんですけどー!!

予定がないなら予定を作ればいいじゃないか、ってのもありますが(弾く曲が決まってない先のほうのイベント…おゆき先生んちでやる発表会とか)、ちらっと想像しただけでおゆき先生の「この曲、むじゅいです(^^)」という声が聞こえてきました(リアリティーのある幻聴)。わかってますってば!!

でもさー、難しくて、でも一生のうちに弾きたい曲なら、まず弾いてみるってのがモットーだから。
(「これからの人生、今がいちばん若いんだから」)

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和声を感じてソナチネを弾く?

2016年09月13日 | ピアノ
レッスン中、いつになく、曲解説を語ったおゆき先生。展開部はドミナント→トニックが目まぐるしく出てくるとかいろいろ言ってましたが、そもそも、その和声の進行というもの…

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←和声がわかると演奏はよくなるの?

それがわかると、なんなの??

っていうことって、結構根本的な疑問じゃないでしょうかねー

トニックとかドミナントとかサブドミナントとか、そういう言葉は一見難しげですが、説明を読めばまぁわかる、と。
それで??
演奏とどう関係するの??
ってなると、前に挙げた「和声と楽式のアナリーゼ」とかでは何も触れてないんですよね。

ピティナのページにある「100のレッスンポイント」というところだと、ただ「感じてみよう」以上のことは書いてなし(^^;;

yahoo知恵袋みたいなところだと、
Q「和声の勉強はピアノの演奏に役立ちますか?」
A「①音符を読むのに多少慣れるのが早い。②調性に強くなる。③楽譜の暗譜に多少使える。」
という調子で、ほぼ便利グッズ扱いというか、演奏が良くなるって話はしてない。

という具合で案外と、「和声を感じて弾く」という説明について「リンク貼って終わり」にしにくい現状なのですが

Shig式譜読みメソッドテキスト(草稿)
には書かれています。

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最後に駆け足になってしまうが、以下の法則を指摘しておく。
・不協和音は、強調される。このことは、不協和音は協和音へと解決されるべきで、その解決の過程が緊張→調和を表すことから明らか。
・カデンツ(トニカ→ドミナント→トニカといった終止パターン)を見つけ出すことはとっても重要である。本稿ではそれを見出す方法を書くことは諦めた(簡単ではないからである)。前項と同様、トニカへの解決は緊張からの解放なので、ドミナント(あるいはサブドミナント)は強調される。つまり、ディミニュエンドがかかる。終わるであることを示すためにテンポも落とされるかもしれない。
・ドミナントの山は、サブドミナントよりも高い。
-----

…これだけ。これを読んでわかった気になれるかどうかはよーわからんが、要するにⅤ→Ⅰでは「終わった感じ」もしくは「緊張→調和」
と思うことがひとつと、弾き方としてはディミニュエンドをかける(テンポも落ちるかも)。これだけ。。

と、ここまでをお読みになったら、ぜひ和声を見ながらモツソナ(ドーミソシードレド)を聞いてみてください。
(今朝、マイミクのあっこさんが教えてくれた動画)
Mozart et les fonctions harmoniques


まさに「キャラ和声」って感じですね(^^;;

あるいは、ランランの百面相を見ながら演奏聞くのもいいかも。
Lang Lang - Master Class - part 3
(40秒くらいから)


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