アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

長崎のクリスマスは雪だった

2010年12月25日 | 生活
長崎の寒さを、甘く見ていた。

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全員、わりと軽装で来てしまったのだが、最終日、クリスマスの朝はついに雪ですよ。粉雪。しかたがないので、手持ちの範囲で重ね着をする。

ホテルでの朝食バイキングでは、それぞれの好みの違いが如実に表れる。
よしぞうは、和定食風に取って、最後はミルクティー。
はなひめは、洋定食風に取って、最後は味噌汁(^^;;
またろうは、和定食風に取ってなぜか飲み物は牛乳、次に洋定食風に取る(二人前…)。
こじろうは、デニッシュ系のこってりパンと、ウインナなど肉もの山盛り平らげ、それから第二段でまたこってりパン、それから玉子やサラダ。第三弾でヨーグルトやフルーツ。
私は、洋定食風に取って、飲み物は紅茶。ヨーグルトとフルーツは多めに取ってふだんとの違いを強調。おかわりのときはコーヒー。

チェックアウトを済ませ、大きい荷物をロッカーに放り込むと、まずは宝探しの続き。ヒントはもう集め終わったので、中級編の宝箱はあっさりみつかる。上級編のほうは、ヒントの読み方で迷ってちょっとうろちょろしたが、羅針盤を見つけ、そこからはほどなく宝箱発見。発見の報告に行くと、賞品はガラガラポンの抽選になるが、いずれも末等のトレーディングカードになる(^^;; ま、いいんだ。あくまで過程に価値のあるアトラクションである。

午前はまだ長い。昨日すでにあらかたのアトラクションは回ってしまったので、絶対に行かなきゃいけないところとかはないけど、昨日みたのは夜景だったから明るいうちの展望台も行こう…とか、エッシャーと洪水はもう一度いきたい…とかのリクエストをこなしていく。

イブの日は午前のうちはガラすきで、午後から混んできたのだが、クリスマス当日は当たり前だが午前中から混んでいる。混んでいるといっても、劇場タイプのアトラクションの席がわりと埋まっているという程度のもので、行列による待ち時間というものは基本的にないのだが、それでも一部に行列が…

とにかく、巨大テディベアのような明示的な記念撮影スポットで、係員がついてるようなところはことごとく行列。列には若いカップルがずらりと並んでいる。我々も適宜写真を撮りながら見物しているのだけど、お互い撮りあっているだけだし、撮影したい場所はいくらでもあるので、並ぶ必要はない。まぁ彼らは「列をなして待つ」というイベントを楽しんでいるのかな。

昼のカレーライス(これは観光地カレーという感じでいまいち)を挟んで、午後はぐだぐだモードになっていく。天候がよければぽくぽく散歩をするだけで楽しいハウステンボスだけど、あまりの寒さにそういうわけにもいかないのだ。そこで、チーズ屋・チョコレート屋・みやげもの屋と店のはしごをしたり、ワッフルの店でゆっくりおやつにしたり(ここはばっちりおいしかった!! お奨め)。

私とはなひめは手作りに走って、ベネチアングラスとバードコール作り。

ベネチアングラス体験は、ペンダントトップを作ります。小さなガラス板の上に、小さな金太郎飴みたいなガラスビーズを並べていきます。ある程度並んでくると、つるつるわさわさしてまとまりが悪く並べにくいので、ゆるい接着剤を流してさらに並べていきます。接着剤を流したあとでもまだまだ動かせます。

 はなひめ、ビーズを並べ終わったところ。

 母、ビーズを並べ終わったところ。

そして仕上がりは…


バードコールというのは、ネジを回すと鳥の声みたいな音がするものです。
ドリルで穴をあけてネジを差し込みます

焼きゴテペンみたいので文字を入れます。まずはいらない木を使って文字入れの練習

ネジをきゅこきゅこ回すと確かに鳥の鳴き声っぽいものが鳴りますが、おじさんがやるといい音するの。慣れない人がやるといまいちです。ちゃんとうまい下手があるんですよ。あと、バードコールも何度も鳴らしているうちにいい音が出るポイントが変わってきて、鳴らしやすくなるそうです。

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寒くて熱いハウステンボス

2010年12月24日 | 生活
朝、ほとんど人通りのないハウステンボス内を散歩するのはとても気分がいい。ピリッと澄んだ空気が…というか今日はピリッと寒すぎる。

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↑早朝のハウステンボスを歩くと、白鳥の集団出勤に出会う。

パスポートを買ったので、朝イチからがんがんアトラクションを回るが、外を歩くと本気で寒くて、小刻みに暖を取りながら行かないととても持たない。


↑トリックアート。またろうがゴリラに飲まれているところ(^^)

前回来たときから総入れ替えになっているのはミュージアムスタッドというエリア。カリヨンのところがゴーストウェディングに、オルゴールのところがメロディインザダークと、いずれも前と全然違うホラー系への変更のようにみえるが、ハードはほとんど生かされていてコストダウンをバリバリ意識した改装になっている。両方おもしろかったけど。生でお笑い芸人が出て来るアトラクションというのはびっくりだ。

特に今回の大ヒットと思ったのは、園全体を使った謎解きアドベンチャー。まず、参加宣言をしてパンフレットとアイテム(鍵など)をもらう。それからそこに書いてある謎めいた言葉を読み解き、園内のどこかにあるポイントを発見して、ヒントを集めていく。ヒントが全部集まったら、目指す宝箱のありかが推理できるというわけ。

このヒント捜しが燃えるんだ。あっ、つまりあそこにあるんじゃ?と気付く瞬間や、あっちから回らないといけなかったと気付いた瞬間は、さっと体感温度が一度くらい上がるからねぇ。

ヒントもあらかた集め終わり、後は最後のヒントを求めて展望室へ。とそこには、ここハウステンボスでは見たこともない長蛇の列。あらためて、今日はクリスマスイブであり、恋人たちがハウステンボスに集結しているんだということに気付く。イルミネーションを見下ろして語らうなんてまったくばっちりじゃないですか。負けずに家族で昇ったけど、ほんとにきれい。

昨日行った光の庭も、今度は全員で行ったけど、今日は昨日よりもカップルがぎっしり。ハートのイルミネーションとかの記念撮影スポットはずらり行列。寒空の下、熱いイブなのだった。



我々は、カルーセルに乗ってからマジックショーへ。こちらは適度な入りでゆったり楽しめた。マジシャンがとても見せ上手だったのでつられて手品グッズまで買う。

今日の締めは、部屋からバッチリ見えた花火。素敵な一日だった(^-^)

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ハウステンボスでB級グルメ

2010年12月23日 | 生活
長崎空港に着いてまず無批判に長崎ちゃんぽんを食べる私たち。

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そしてハウステンボス行きの船をちょうど逃してバスで向かうことになった。のっけから無計画を露呈しているが、いつもと違うアプローチで園に着いてちょっと新鮮。

カナルクルーズでちょい「船気分」を補いつつホテルヨーロッパに向かう。そこでヨーロピアンな雰囲気の喫茶スペースでなぜかお汁粉を食べてから、チェックイン。泊まるのはここではなくフォレストヴィラなのだが、フロントが統合されているのはリストラの一環か?

フォレストヴィラはコテージタイプで、入ると広々。「うちより広いんじゃね?」という説が有力視されていたが、冷静に考えればさすがにそんなことはあるまい。ものが少ないだけだ。

しばらく、運河に張り出したウッドデッキで金持ちマダムごっこをしたり、全員で大貧民をしたりして休憩。

それから外へ出て、龍馬館を経由して、夜ごはんは何にしようかと歩くそばからB級グルメ屋台の列にキャプチャーされる。

結局ごはんは、佐世保バーガー、たこやき、広島風お好み焼き、ポテト、焼鳥、肉巻きお握りを部屋にお持ち帰りで食べることになる。おいしかったのだが何故広島?

それからトランプに興じる子供三人を置いて夜の散歩に繰り出す。光の王国という大規模なイルミネーションが、ド派手なんだけどものすごく綺麗でびっくり。光の迷路の中を歩いていくようなのがワクワクする。

今日の締めには、ホテルヨーロッパのラウンジでモスコミュールを飲みながらピアノの生演奏を聞く。窓からはイルミネーションと、店の明かりと、そぞろ歩く人々。なんだか夢のよう。夜のおやつにカステラを買って戻る。

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ショパンdeジブリというのはつまり

2010年12月22日 | ピアノ
日曜日は、はなひめと二人で「ショパンdeジブリ」というコンサートを聞きに行った。

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ジブリというのは、みなさんご存知の曲「崖の上のポニョ」「もののけ姫」「君をのせて」とかなんとか。それを、ショパン風にアレンジしてあるというので興味津々、知ってる曲が多ければはなひめも飽きずに聞かれるかと思って行ったのだ。

行ってみると、はなひめよりもっと小さい子もたくさんいて、ピアノのコンサートとしては破格の年齢構成。みんな「ジブリ」に引かれてきたものとみえる。

ショパン風のジブリということで、私が想像したのは、メロディーはジブリ曲のものでありながら、リズムや伴奏形や、まぁ要するに「ノリ」がショパンらしさを持っているというもの。なんでも、この人のアレンジでCDも楽譜も出ているそうなので、聞いて気に入れば楽譜買っちゃったりして、ホームコンサートやピアノ練習会の隠し玉に(^^) と思っていたところ…

ちょっと想像と違っていた。むしろなんというか…ショパンの有名曲に、ジブリのメロディーを埋め込んでパロディーになっているという感じ。だから、

「崖の上のポニョ」は「猫のワルツ」
「もののけ姫」は「遺作ノクターン」
「君をのせて」は「革命のエチュード」

というふうに、元曲が明確にある。ディズニーとかもネタになってたんだけど

「美女と野獣」は「雨だれ前奏曲」
「彼こそが海賊」は「幻想即興曲」

という具合。元曲そのままをしばらく弾いている部分もあったりして、それでまたジブリが埋め込まれた部分に戻ってくるのだが、例えばパーティーとかで誰かがこれを弾いてくれたら、みんなげらげら笑って拍手大喝采というふうになると思うのだが、みんなクラシックコンサートのノリでしーんとして聞いてるもんだから、どーも落ち着かないというか(^^;;

まぁそれならそれで、私が自分で楽譜を買ってホームコンサートで弾いてみんなのウケを取るというのはどうかっちゅー話になるのだが、ひとつ大きな問題があって…

この方はたいそう指がよく回る方なので(プロだから当たり前だが)アレンジがいずれも相当装飾過剰というか、細かい音符のところがめっさ多くて、私の弾けそうなものがない(-_-;;
そもそも、ショパンの曲が弾けないんじゃ、というツッコミは当然あるだろうけど、そしてそれはまぁかなりの部分真実なのではあるけど、ショパンの曲で私に弾けるものってのもけっこうあるわけじゃないですか。でも、このアレンジは弾けないものばかり。

というわけで、私は挫折してCDも楽譜も買わなかったんだけどね…

よかったら、誰かチャレンジしてみて(^-^) 弾けたらおもしろいと思う。

このコンサートの中では三曲、バイオリンとチェロの人がでてきて三重奏やったところがあって。となりのトトロメドレーとか。これはほんと気楽に楽しくって、よいアレンジでした(ショパンとは関係ない)。

バイオリンの人が出てきたとき、はなひめが声をひそめて「お母さん、たぶんうまい人だと思うから、よく見ておくといいよ」といってくれた(^^;;


で、蛇足だけど…このコンサートでは、「ショパンdeジブリ」オリジナル曲のほか、ふつうのクラシック曲も弾かれていた。リストのラ・カンパネラとか、ショパンの革命のエチュードとか。でも、この方の弾き方がなんか、ピアノが芯まで鳴らせてないというか、特に高音部分の鳴りが悪くて、ショパンの革命のエチュードなんか、最初の一小節鳴ったときに何の曲だかわからないくらい原形をとどめてなかったもん。

あれはなにがまずかったんだろう?? 弾き方かピアノかホールか私の座っていた位置か。でもとってもいい席だと思うけどなー中央ちょい(舞台に向かって)左より、真ん中よりやや前より。しかしもちろん、もともと下手な人だったらコンクールとか通るわけがないし。謎だ。

ちゃんと鳴ってないスケルツォとか、なんか聞いてるとフラストレーション溜まるの。

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6ページもののセルフ譜めくり(録音有)

2010年12月21日 | ピアノ
えー、突如気づいたのですが、発表会まであと五日。しかも三日間は旅行(ハウステンボス)ですから、今日明日で仕上げないといけません。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←えっ、今日仕上げっすかマジで

仕上げる曲は、
「もうすぐ17才」「ひとりぼっちの羊飼い」(バイオリン)
「スペイン舞曲よりアンダルーサ(グラナドス)」(ピアノ)
です。このうちどれがマズイってそりゃ、ぶっちぎりでグラナドス。

というわけで、今日は午前在宅勤務、午後半休という技を駆使して、ピアノを練習しバイオリンもちょっとは練習し、挙句の果てに荷造りまで済ますという計画です。ほんとかな。単にのんびりしてしまう危険があるような…

暗譜不可能な私としては、常に「譜めくり」という問題がつきまとうわけで、それはもちろん、誰かに(今回の場合であれば、バイオリンの伴奏をするこまたろう母さん?)頼めばめくってもらえると思いますが、なんか舞台の上で大げさな感じは免れません。えぇそうなんです、ひとりじゃ弾けないんです、というか。

…ま、事実ですからいいんですけどね。なんとか、自分でめくれればそのほうがいいかなとは思って。こないだの前奏曲はよかったです。三曲細切れで、悠々めくれますからね。

アンダルーサは6ページ。これをふつうにめくると2回めくることになりますが、うち1回はなんとかめくれそう…もう1回はぜんぜんダメ。つまり、ページ4からページ5は行けるんですが、ページ2から3に行けない。実は、初回録音(選曲についての記事のとき)はここでがさごそがさごそ…と演奏中止してます(^^;;

これを解決すべく。ページ1とページ2をコピーして、マスキングテープで楽譜に継ぎ足してみました。





えっ、何で水色なのかって…それは…コピーしようとしたときに、白いふつうのコピー用紙がなかったからなんてことはないんだよ(嘘)。えーと、区別をつけやすくするために決まってるじゃないですか(後付け)。

というのも、ページ1とページ2をそのとおりの順番で貼ってしまうと、楽譜本体の左のほうにびろーんと伸びてしまって、置くときにおさまりが悪いですから、両側につけてみたんですね。そうすると、

1,3,4,2

というように最初置いてあるところ、両脇の1,2と弾いていかなきゃいけないんだから色が違うほうがいいんです。いいんです…といったけどやっぱり目が迷う。

これを、今日練習してみて、うまく慣れたらこれで行き、ダメならやっぱり譜めくりを頼むか??

あとで(←午後)発表会前録音をアップする、かも。→アップしました。

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今日の弁当

しゅうまい、焼き野菜(かぼちゃ、ピーマン、しらす入り厚焼き玉子、枝豆、切り干し大根煮、コロッケ、豆腐バーグ
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