「毎日かあさん」という漫画に出てくる息子、つまりは西原理恵子の息子ということだが、アホさ加減がはんなりとまたろうに調和して、ほぼ他人事とは思えず、幼いころの彼からずっと辿ってきた。
←あっという間の六年間でした
棒が落ちてれば拾って遊ぶ。ジャンバーはいくつ着せても全部学校に溜まる。稀に勉強を始めてもすぐ「ふぉんふぉんUFO」が来て頓挫…
アホな中にもときどききらりと光る成長やら、やさしさやら、そういうものもなぜか歩調を合わせて進んできていつまで経っても他人事には思えず。
というわけで昨日も新刊の「毎日かあさん 11 息子国外逃亡編」を見たら一も二もなく買い、今日は電車の中で読んでいた。
行きつ戻りつ味わうように読み、ちょうど家の最寄り駅を下車する少し前にラストを読んでぶわっと涙が。
* * *
思えば六年前、またろうとこじろうのダブル受験に際してブログ(当時は受験ブログ)を始めたわけだが、月日は流れて今はそれぞれ最終学年。(それって勘定合わないよ!! 片方は五年、片方は六年なのになんで揃っちゃってるのさ)
惚れ込んで選び、めでたく合格し、本人たちも楽しく過ごした学校なので親としても愛着ひとしお。
今年は、行けるだけ行事も行こうと思って、体育祭、文化祭など片端から制覇する。最終学年じゃないはなひめの学校も当然行くし(実は母的にこの学校が一番好き)、行事の秋はトリプルで忙しい。
時間のやりくりは大変だけれど、子どもが友人たちの中で何か活動している、がんばっている姿を見たりできるのもこれが最後かと思うと、なんか見逃すのはもったいない。それだけじゃなくて、やっぱりそれぞれの学校の空気が好き。さすがに子どもが卒業しちゃったら行く機会もないのがさびしいと思うくらい名残り惜しい。
またろうは進学先も決まり、来春は家を出ることが確定したので、これはもう大きな転機。だって考えてもみてください、こんなまぬけから手を離してキャンパスに解き放っていいんですか?? 心臓ばくばくです。
同じ年に大学生になることになった二人。こじろうはうちから通うけれども、先輩母たちの証言によれば、大学生になった途端ほとんど「いなくなる」とのことで、住所は動かないながらこれまた存在感は消えるものらしい。
* * *
「毎日かあさん」の息子くんはふぉんふぉんUFOとの親交深く、茫漠たる中学生時代を過ごしたらしいが、高校生になると突然何かのスイッチが入り、和太鼓部(←厳しい)でがんばってみたり、友だちとせっせと遊びに出かけて青春したり、留学生ホームステイ先に立候補したりと様相が変わってきた。
そして急に、「留学したい」と言い出し、その条件クリアするためにしゃかりきに勉強を始める。それまで、欠席や遅刻も多く、10段階評価の2~4が相場という壊滅的状況だったのが、きちんと出席し成績を「7」くらいまで上げ、さらに英語の試験もクリアしなければいけないという大転換に本気で挑んだ。
それは、休学しないで留学できる条件のためだったのだが、その不可能事をほぼ可能にしかけたところで(驚異的成績up!)、まさかの出席数数え間違えorz ダメになってしまう。
そこで留学をあきらめればふつうに卒業できそうだったけど、結局本人きっぱり決断、留学します、と(戻ってくるなら一年留年)。
息子くんの成長がまぶしい。ここまで来たんだねぇ…
そう、うちもここまで来たんだよね。やはり成長は大きかったと感じるけれど、これで手放すのに十分なのかといわれると、どこまでいっても自信はない。そんなもん、いつまで経ってもできるわけはないんだけど。というか、自分らもそう思われていたよね(22歳の結婚)
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←あっという間の六年間でした
棒が落ちてれば拾って遊ぶ。ジャンバーはいくつ着せても全部学校に溜まる。稀に勉強を始めてもすぐ「ふぉんふぉんUFO」が来て頓挫…
アホな中にもときどききらりと光る成長やら、やさしさやら、そういうものもなぜか歩調を合わせて進んできていつまで経っても他人事には思えず。
というわけで昨日も新刊の「毎日かあさん 11 息子国外逃亡編」を見たら一も二もなく買い、今日は電車の中で読んでいた。
行きつ戻りつ味わうように読み、ちょうど家の最寄り駅を下車する少し前にラストを読んでぶわっと涙が。
* * *
思えば六年前、またろうとこじろうのダブル受験に際してブログ(当時は受験ブログ)を始めたわけだが、月日は流れて今はそれぞれ最終学年。(それって勘定合わないよ!! 片方は五年、片方は六年なのになんで揃っちゃってるのさ)
惚れ込んで選び、めでたく合格し、本人たちも楽しく過ごした学校なので親としても愛着ひとしお。
今年は、行けるだけ行事も行こうと思って、体育祭、文化祭など片端から制覇する。最終学年じゃないはなひめの学校も当然行くし(実は母的にこの学校が一番好き)、行事の秋はトリプルで忙しい。
時間のやりくりは大変だけれど、子どもが友人たちの中で何か活動している、がんばっている姿を見たりできるのもこれが最後かと思うと、なんか見逃すのはもったいない。それだけじゃなくて、やっぱりそれぞれの学校の空気が好き。さすがに子どもが卒業しちゃったら行く機会もないのがさびしいと思うくらい名残り惜しい。
またろうは進学先も決まり、来春は家を出ることが確定したので、これはもう大きな転機。だって考えてもみてください、こんなまぬけから手を離してキャンパスに解き放っていいんですか?? 心臓ばくばくです。
同じ年に大学生になることになった二人。こじろうはうちから通うけれども、先輩母たちの証言によれば、大学生になった途端ほとんど「いなくなる」とのことで、住所は動かないながらこれまた存在感は消えるものらしい。
* * *
「毎日かあさん」の息子くんはふぉんふぉんUFOとの親交深く、茫漠たる中学生時代を過ごしたらしいが、高校生になると突然何かのスイッチが入り、和太鼓部(←厳しい)でがんばってみたり、友だちとせっせと遊びに出かけて青春したり、留学生ホームステイ先に立候補したりと様相が変わってきた。
そして急に、「留学したい」と言い出し、その条件クリアするためにしゃかりきに勉強を始める。それまで、欠席や遅刻も多く、10段階評価の2~4が相場という壊滅的状況だったのが、きちんと出席し成績を「7」くらいまで上げ、さらに英語の試験もクリアしなければいけないという大転換に本気で挑んだ。
それは、休学しないで留学できる条件のためだったのだが、その不可能事をほぼ可能にしかけたところで(驚異的成績up!)、まさかの出席数数え間違えorz ダメになってしまう。
そこで留学をあきらめればふつうに卒業できそうだったけど、結局本人きっぱり決断、留学します、と(戻ってくるなら一年留年)。
息子くんの成長がまぶしい。ここまで来たんだねぇ…
そう、うちもここまで来たんだよね。やはり成長は大きかったと感じるけれど、これで手放すのに十分なのかといわれると、どこまでいっても自信はない。そんなもん、いつまで経ってもできるわけはないんだけど。というか、自分らもそう思われていたよね(22歳の結婚)
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
またろうくんも来春からおうちを出られるのですね。ご進学おめでとうございます(^ー^)
うちにも「プリント消失系」の高1息子がいるので、またろうくんのご成長が眩しいです。
親はいくつになっても心配が尽きないんでしょうね。私も21で学生結婚しましたが、改めて考えるとホント無謀であった(^^;でも現在、なんとかなってますし。親があそこで思いきって手を放して見守ってくれたことを感謝しないといけないですね。
そして今度は自分が親の立場になっていくんですね。。。
サザエさんと違って、私たちは、留めておきたい幸せな日々をどんどん思い出に変えて生きてる・・・あぁなんて無常でかけがえのない日々かと実感してしまいます。
アンダンテさんも二人のお兄様方のご進学おめでとうございます。またろうさんが家を出られたらきっと淋しいですね。
でも赤毛のアンで言えば曲がり角をまがったらまた新しい景色がひろがるという・・・人生の楽しみでしょうか。
私の弟は大学以降、本当に姿が見えずスナフキン状態で、よく母が「まぁ、たぶん生きてるし。ラクだわ」と笑っていたのですが・・・
先日その弟が結婚して子供が出来、実家の近くに越してきたら、母が「なんか、凄くウチに来る。しかも孫をみせてやるとかドヤ顔で・・・急に面倒!」とぼやいていました(^^ゞ 何か、さらなる曲がり角もあるみたいです!?
本当にその通りです。でもどこかで決断しないと、ですよね。
またろうくんが家を出て行くことは私にも勇気を与えてくれます。私もどこかで決断しないとと。
心臓ばくばくですよね。気持ちわかるなあ。
大学生になったらほとんど家にいないと聞きますが、コウ太もそうなるのか不安は残ります。そうなるならそれはそれで成長です。
またろうくん、こじろうくんの成長に乾杯です!!
アンダンテさんもお疲れ様でした。
>子どもが卒業しちゃったら行く機会もないのがさびしいと思うくらい名残り惜しい。
わかります。私もコウ太が確実に成長していて、友人たちの中で自然に頑張ってる姿にうるうるです。
体育祭のクラス写真を見せてもらったらコウ太が笑ってるんです。
学校に慣れて、友人が出来て、毎日楽しんでいるんだと伝わってきました。
こじろうくんが卒業しちゃうのさびしいなあ。アンダンテさんもいないんだあと思うと(涙)
月日が流れるのが早すぎる~。
電気に強くて料理ができる息子さんは最強です。
宇宙と交信していた彼が留学とは感慨深いものがあります。
プリント消失系!! うちは三人でずいぶんタイプは違うのにその分類でいくとまとまっちゃうのがゆるせーん!!
> でも現在、なんとかなってますし。
そうよねー結果よければすべてよし。
親が心配する(した)のは当然だとは思いますわ(^^;;
> 留めておきたい幸せな日々をどんどん思い出に変えて生きてる・・・
うーん確かに。
またろうがいなくなるのは、寂しいし不便なんですが、でもこの機を逸するとよけい離れにくくなるような気がして(お互いに)、そんでもってなんかのマチガイでずっと家にいつかれでもしたらえらいことなので、それよりは今でしょと思いました。社会人になるときに急に家を出るとか、もっとハードル高そうでしょ。
スナフキン弟(^^;; もどってらしたんですね。
親の気持ちとしては…アンビバレントなところがあるかなぁ。
でもまぁ…
子どもがらみは無事すぎていくのがなにより、
ってことで
大人は大人で飲み会とかするのが正しいよね(笑)
子どもはスムーズに追い出して
優雅な生活を楽しもう。そうしよう。
ほんとにねー
西原理恵子の子育ては、間違っても標準的でも模範的でもないんだけれど、みょーにグローバルなところがあるから、出て行くことには抵抗がないんですね。きっと。うちは「おうち系」に育てちゃったなぁとふと。
宿題が冊子「栄冠への道」じゃなくて、もしプリントだったら、我が家の受験は崩壊していました。当然息子たちもプリント消失系。長男は高2あたりから、管理できるようになり、ただいま一人暮らし。下宿はきれい。高2の次男は 未だ消失系。いつなおるのか・・・。
西原理恵子がお好きな皆さんには、「人生画力対決4」をおすすめします。 ヤマザキマリ(「テルマエ・ロマエ」の作者)の息子さんの話が出てきます。ヤマザキマリさんの息子さんは 母と世界放浪したのち、大学はハワイへ進学し、母はイタリアへ戻るという 「別れ」があったようです。ヤマザキマリさんのエッセイ本 ホームスイートシカゴ3(全3巻の) に書かれています。その他の 「モーレツ イタリア家族 風林火山」なども読むと、息子さんの受けた教育が 日本 イタリア シリア? ポルトガル 高校はシカゴと 多岐にわたっているのがわかります。
まーうちの子どもたちほどひどくはないですけどね。
サピは無理です(-_-;;
市進も無理だったんで、またろうのときは授業テキストに相当するプリントを全捨てして(!)、ホームタスクとか冊子になってるものだけ使ってました。そんなうちほかにないって。
> 長男は高2あたりから、管理できるようになり、
すばらしい~
母子世界放浪!! スケールでかいですね。うちは親が「小物」だから子どももわりとちんまりしちゃいますね。またろうが「ちんまり」してるのかっていうとちょっと別の意味でちんまりまとまってるとはいえないけど。