アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

のびのび、米芾(べいふつ)の臨書始めました

2024年04月23日 | 生活
去年の秋くらいからずっと、百人一首書いたり近代詩文に挑戦したりで、

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いわゆる「お稽古」的な課題からすっかり遠ざかっていましたが、今日のレッスンでは久々に太筆を持って

米芾(べいふつ)の臨書

を始めました。前にやっていた臨書は王羲之の「蘭亭序」というもので、これもたいへんスタンダードな臨書の課題ですが、
米芾もほかの生徒さんが書いているのを見かけて「なんか線が伸び伸びして気持ちよさそう」と思っていました。

なんの予習もなくレッスンに行ってしまいましたが、改めてぐぐってみますと
「古法との接点を逸脱しない確かさを備えつつ、変化の妙があり、痛快な筆致であるところに米芾の書の魅力があります。」
(「米芾(べいふつ)ってどんな書家?」より)

などとありました。

今回、臨書を始めたのは「蜀素帖」という、若いころの代表作らしいのですが、書いた感想は(といってもたったの五文字ですがw)

太い細いのめりはりがかなり極端である
長く伸びた線など、かなり自由な感じ

元の作品写真のままをお手本にしようとしてもなかなか半紙に収まらないような…
今日は、先生が半紙に収めて書いた臨書をお手本にして書いています。臨書といいつつ臨書の臨書ですな



何度か書いたのを見てもらって、このタテ線は真ん中より右寄りに、この線は太くこの線は細く、のようなローカルなコツをいろいろアドバイスもらって練習し、そのあと見てもらったら

先生「あー…『ぽい』です、『(米芾)ぽい』。バランスよくなりました。一文字一文字いいんですけど、ただ…」
私「…大きすぎる?」
先生「ハイ(^^;; もうちょっと余白がないと」

でも米芾の伸び伸びした線と合っている、その調子で、もうちょっと小さく、とのことでした。上記はそれで大きさの改善を試みたものです。

先生「まとまりましたね!」

最後に、地模様の入ったきれいな紙にも書きました。トイレに飾る用です。半紙よりちょっと小さく正方形の紙なので収まるかどうか心配しましたが、もう小さく書けるようになっていたので(?)大丈夫でした。



元のはこんな↓ 直接は真似しにくい感じじゃないですか?


でもなんとなく、米芾は性に合う感じがします。書いていて気持ちいい。しばらくやってみよう。

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