…私のようになります(^^;;
←ツェルニーどこまでやりましたか?
小さいころ、ピアノを習っていました。確かバイエルから入って、それが終わったらブルグミュラー25番やって、それが終わったらツェルニー30番に入ったんです。それで、7個やってピアノやめました。
それにしても、思うんですけど、ブルグ25番とツェルニーが同一線上(?)に乗ってるのがどうも解せませんね。軸が違いすぎるような。でも当時はわりとスタンダードな進行というものが厳として存在していて、違う先生に習っている子との間であってさえ、「どこまで進んだ?」なんて会話が成立し得たような記憶があります。
私が、練習するの嫌になってやめたことと、ツェルニーさんは、関係あるのかもしれませんが、なにしろ昔のこととて覚えていません。別に嫌になってから強制されたことはなくて、私が嫌だと言い出したら瞬殺で(笑)やめさせてくれたもので、トラウマとかは一切ないです。そしてハノンは、開いたこともない…
それからはるか年月が経って、ヤマハの個人レッスンでピアノを再開したときには、映画音楽から始まって、「次これ弾きます」といって持っていくだけ。基礎練習をするように指示されたことはなく、というか私が拒否るだろうと思ったからなのかもしれませんが、大人が30分のレッスンでやってて、基礎練習を丁寧に指導してたら曲を弾く時間がなくなっちゃいますしね。
それでまぁ、そのように、ハノンもチェルニーもまったくやってないと(正確にいえば30番のうち7までしかやっていないと)、選曲がたいへん狭まります。
リストの超絶技巧系はいうに及ばず、ショパンもスケルツォやエチュードは論外、ワルツ、ノクターン、マズルカ、プレリュードあたりの一部のみ(平たくいってゆっくり系)が選択肢になります。
それで、漠然とですが「曲の難易度順」というのがあるとしますね。ピアノ教師は、それを頭において、「こんなのを弾いてみたら」と推薦したりするわけです。ところが…
その先生の頭の中にある難易度順というのが、なんだかこう、指が動く動かないということについての限界をまったく斟酌しない順序で並んでいるらしく(曲のとらえやすさ、音楽的な難しさ?)、私があの曲やこの曲をまぁまぁに弾いたから、このくらいの曲は弾けるはず…と考えるところに、ずら~っと、「速い系」の曲が混じっているんです。
だから、私が、清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで、軍隊ポロネーズを持っていこうとしますと、先生は「そんなつまんない曲やめなさい」といって「英雄のほうがいいわよ♪」とカロヤカに言うとか(-_-;; もうわけわかんないんですけど。八年も教えてくれてたのに、私が未だに「子犬のワルツ」「シューベルト即興曲」とか弾きたくても弾けないことはわかってなかった様子です(先生の基準でいうと、たとえばフォーレのノクターン一番だったら「子犬のワルツ」よりはるかに難しいはず)。
幼いころから指の訓練を積んできた先生にとっては、「指は好きなだけ動く」が前提で、でもそのうえで曲の難易度というのはあるんですがね。とにかく、私の弾ける弾けないとはえらく違う軸みたいでした。
今日の電車で、「ピアニストという蛮族がいる」(中村紘子)という本を読んでいたのですが、その中に「一般論として、ピアノ演奏における基本技術というものは、だいたい十二歳くらいから十五、六歳が一つの山場となる。」とありました。これは、ピアニストになる場合の話であって、別に大人になってから趣味ピアノを始めてもかまわないのですが、やっぱり、「ばりばり」弾けるかどうかというのは、そのくらいまでに「お指の体操」をしっかりやっていたかどうかにかかってくるような気が(周囲の人々を見ていると)します。もちろん、ピアノのうまい下手というものは、「ばりばり」弾けるかどうかだけではありませんが。
それで、では大人になってから、というか四十より五十が近くなってから(^^;; いまさら基礎練習をした場合、しないのと比べてどのくらい「技術的」に改善するのかというのは、私にはさっぱりわかりません。あんまりそんな実例も聞きませんし。
今後、「技術的向上」を目指して今と違うなんらかの手を打つのか?? それとも、選曲範囲が現状のままでも、とにかく一生弾ききれない数のピアノ曲は存在するんだからそれでよしとするのか?? はなひめの受験が済んだころ、一度そのようなことを検討してみたいと…ちょっと思っています。
(2019年9月2日に補足の記事を書きました「「ハノン、ツェルニーをやらないとどうなるかというと」後日談」
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小さいころ、ピアノを習っていました。確かバイエルから入って、それが終わったらブルグミュラー25番やって、それが終わったらツェルニー30番に入ったんです。それで、7個やってピアノやめました。
それにしても、思うんですけど、ブルグ25番とツェルニーが同一線上(?)に乗ってるのがどうも解せませんね。軸が違いすぎるような。でも当時はわりとスタンダードな進行というものが厳として存在していて、違う先生に習っている子との間であってさえ、「どこまで進んだ?」なんて会話が成立し得たような記憶があります。
私が、練習するの嫌になってやめたことと、ツェルニーさんは、関係あるのかもしれませんが、なにしろ昔のこととて覚えていません。別に嫌になってから強制されたことはなくて、私が嫌だと言い出したら瞬殺で(笑)やめさせてくれたもので、トラウマとかは一切ないです。そしてハノンは、開いたこともない…
それからはるか年月が経って、ヤマハの個人レッスンでピアノを再開したときには、映画音楽から始まって、「次これ弾きます」といって持っていくだけ。基礎練習をするように指示されたことはなく、というか私が拒否るだろうと思ったからなのかもしれませんが、大人が30分のレッスンでやってて、基礎練習を丁寧に指導してたら曲を弾く時間がなくなっちゃいますしね。
それでまぁ、そのように、ハノンもチェルニーもまったくやってないと(正確にいえば30番のうち7までしかやっていないと)、選曲がたいへん狭まります。
リストの超絶技巧系はいうに及ばず、ショパンもスケルツォやエチュードは論外、ワルツ、ノクターン、マズルカ、プレリュードあたりの一部のみ(平たくいってゆっくり系)が選択肢になります。
それで、漠然とですが「曲の難易度順」というのがあるとしますね。ピアノ教師は、それを頭において、「こんなのを弾いてみたら」と推薦したりするわけです。ところが…
その先生の頭の中にある難易度順というのが、なんだかこう、指が動く動かないということについての限界をまったく斟酌しない順序で並んでいるらしく(曲のとらえやすさ、音楽的な難しさ?)、私があの曲やこの曲をまぁまぁに弾いたから、このくらいの曲は弾けるはず…と考えるところに、ずら~っと、「速い系」の曲が混じっているんです。
だから、私が、清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちで、軍隊ポロネーズを持っていこうとしますと、先生は「そんなつまんない曲やめなさい」といって「英雄のほうがいいわよ♪」とカロヤカに言うとか(-_-;; もうわけわかんないんですけど。八年も教えてくれてたのに、私が未だに「子犬のワルツ」「シューベルト即興曲」とか弾きたくても弾けないことはわかってなかった様子です(先生の基準でいうと、たとえばフォーレのノクターン一番だったら「子犬のワルツ」よりはるかに難しいはず)。
幼いころから指の訓練を積んできた先生にとっては、「指は好きなだけ動く」が前提で、でもそのうえで曲の難易度というのはあるんですがね。とにかく、私の弾ける弾けないとはえらく違う軸みたいでした。
今日の電車で、「ピアニストという蛮族がいる」(中村紘子)という本を読んでいたのですが、その中に「一般論として、ピアノ演奏における基本技術というものは、だいたい十二歳くらいから十五、六歳が一つの山場となる。」とありました。これは、ピアニストになる場合の話であって、別に大人になってから趣味ピアノを始めてもかまわないのですが、やっぱり、「ばりばり」弾けるかどうかというのは、そのくらいまでに「お指の体操」をしっかりやっていたかどうかにかかってくるような気が(周囲の人々を見ていると)します。もちろん、ピアノのうまい下手というものは、「ばりばり」弾けるかどうかだけではありませんが。
それで、では大人になってから、というか四十より五十が近くなってから(^^;; いまさら基礎練習をした場合、しないのと比べてどのくらい「技術的」に改善するのかというのは、私にはさっぱりわかりません。あんまりそんな実例も聞きませんし。
今後、「技術的向上」を目指して今と違うなんらかの手を打つのか?? それとも、選曲範囲が現状のままでも、とにかく一生弾ききれない数のピアノ曲は存在するんだからそれでよしとするのか?? はなひめの受験が済んだころ、一度そのようなことを検討してみたいと…ちょっと思っています。
(2019年9月2日に補足の記事を書きました「「ハノン、ツェルニーをやらないとどうなるかというと」後日談」
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アンダンテさんに影響され、入れ替わりでレッスンに通い始めて2年、その間、ほぼ毎日スケールとアルペジオを続けました。歳のせいか進歩はゆっくりですが、効果は絶大です!自分でも演奏の変わりっぷりに驚きました。先生には10年、って言われてるんで、まだまだ道半ばにもなっていないのですが。
続けているといいこともあるもので、どういうわけか職場にスタインウェイ(!)が来まして、毎日弾いてます。
へ~~~アンダンテさんでさえ、そう思うのですね(・∀・)
私なんかもう、指コロコロを目指したりもした事もありますが、やはり、全然歯が立たない(笑)
これこそ、出来てる人には、理解しにくいところのようですね♪
もちろん、訓練すればそれなりに効果はあるでしょうが、それに要する時間、その時間に味わえる喜びの放棄(爆)等々問題山積み。選曲でかわすのが大人の判断だと思っている私です( ゜ω^ )b
なので個人的体験からは「要らない」とは断言できない。
師匠はその辺やってないらしいので、やっぱし「要らないんじゃないかな~」とは思いますがホント正直なところよくわかんない。
なので「人体実験」とかいろいろやってみたいな~とか思うのですが(笑)。長年やってるピアノのせんせーって、ここらへんの、指導経験というかな、そういうものが財産なんじゃないかなとつくづく思う。
んで。前にそんな話題書いた気がするけど、曲の難易度というスカラー値があるわけじゃなくて、曲ごとに「技」があってそれを習得してけばいいと思うんですよね。
すごくうまい人でも、得意な技・不得意な技があったりする。それでいいんじゃないかなと。
自分自身はというと... 今更ハノンもチェルニーもやる気は起こらないしやらなくていいと思ってるんですが、それとは別に技術的課題というものはたくさんたくさん、あるわけです。昨年、自分のメカニックでは曲の種類によっては1時間のステージ持ちこたえられないことを痛感しました。それをどう克服するか... そういう種類の曲をすっぱり諦めるか、それとも師匠に鍛えていただくか、模索しているところであります。
ああそうだこれは書いておきたかった。
よく「20歳までにメカニックは作られる」とか、あるいは「11歳まで」とかいろいろ言われるんですが、というか実感としてある程度それはあると思うんですが、「ピアノを弾く」という作業がほとんど大脳の中で行われる以上、脳みそを鍛えることである程度はカバーできるんじゃないか?と思ってるのです。
自分自身への限界への挑戦でもあります。
逆に言うとツェルニーで指を動かしてるから挑戦もできるという感じでしょうか。 もちろん、ド素人なんで「それなり」にしか弾けませんけれど (^^ゞ それに、(アンダンテさんほどじゃないけど)練習時間もたいして取れないし、練習したってもうそんなに上手くなりませんが。
弾きたいと思った曲が指が回らないからって諦めちゃうのは悲しいですよ。
ハノンは、昔はずっと前菜みたいに初めに弾いてたので、今の先生に「弾かなくていいんですか?」ときいたところ、「弾きたくなければやめときましょう!だって面白くないでしょ?」と言われました。
ツェルニーは40番です。指の練習にもなるし、曲も楽しいですよ♪
「何歳までに」というフレーズを読み聞きするたびに落ち込んだものですからTT
でもあるときメカニックとテクニックは違うことに気がついてその辺だいぶ気持ち的に楽になりました。
メカニックの部分は確かに「何歳まで」というのがあるかもしれませんね。
ハノンは一時、スケールとアルペジオを頑張ってましたが今はやってません。
shigさんの言うとおり曲ごとに技があると思うので、その技って結局は曲の中でした習得できないのかなーなんて感じてます。
得手、不得手を自分なりに理解して、そこからどうするか(得手を伸ばすか?不得手を克服するか?)は考え方人それぞれかなと。
僕は得意な技はどんどん磨きをかけて、苦手な技は少しだけ頑張る(笑)という方針でやってます(汗)
全ては手に入らないということを言い聞かせないと、ピアノなんてやってられませんから><
ハノン、ツェルニー等は必要があると思う人がやればイイんじゃないですかね(アバウト)w
ブルグミュラー25番のあとはソナチネをやりながらツェルニー100番で、それが終わって30番、そのあと40番でした。ブルグミュラーのあとに30番はむずかしすぎる気がする。
オーストリアの音楽大教授のヴァイオリニストの先生いわく、ヴァイオリンもすべてのエチュードは思春期に入る前に終えること。だそうです。思春期にみんな練習が嫌になる時期があるので、それまでにすべての訓練を終えていないとプロのヴァイオリニストになれないということらしいです。(笑)
私のピアノ歴(再開前)は、バイエル→ブルグ25→ツェルニー30・ソナチネを併用→それらが大半終わった小6でやめた、という感じなんですが、20年を経て再開した現在、イチバンの悩みが『速い曲が弾けない』ということなんです(--;)ブランクという言葉だけでは済まされないほど、指が回らない…。
先生に進められ、ハノンのスケールをやり始めたところ、キモチ何かが良くなったような気もしますが、気のせいかも(^^;
バーナムとかどうでしょうか?娘が楽しそうにやっているので、私も…?と考え中です。
私は25年のブランクを経ての再開です。
ツェルニー30番を終えて、ツェルニー40番ほんの少し入ったところで辞めてしまいました。
あまりハノンを重視しない先生だったのか、ハノンはほとんどやっていません。
子どもがピアノを習っているのを機に再開しようと思い、楽器店の大人の体験レッスンでどのレベルかを確認してみたら「ツェルニー30番から」でした。
子どもが年に数回、お世話になるピアニストの先生に言わせると「さっさとインベンション15曲、やってしまいましょう!そして、ハイドンやモーツアルト、ベートーベンのソナタを勉強しましょう!」どうも、そういう曲をやると見えてくるものがあるそうです。
私は子どもに「地道な練習が大事なのよ~」と言っている手前、ハノン、それと再開前に半分くらいで止まっていたインベンションとツェルニー30番をやり直しています。インベンションで見えるものがあるならお得だし、再開前は「なんでこんなのやらなあかんの?」だったバッハが年をとって素敵に聞こえるようになったので、本当に趣味と実益をかねています(笑)。
ただ、大人は子どもほどはピアノに時間が割けないから、割り切って弾きたい曲の中で必要なテクニックを取得していくのも手なのかな?と思っているんですけどね・・・。
二年間、ほぼ毎日、スケールとアルペジオですか~
…すごいです。尊敬します。
> 自分でも演奏の変わりっぷりに驚きました。
継続は力なり、効果絶大ですね!!
いや、ご利益っていっても、職場にスタインウェイが来るかっていうと…私の場合は100%来ないとは思うけど(笑)