アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノ弾くときと似た気持ち(近代詩文)

2024年03月19日 | 生活
今日の書道レッスンでは、前回に引き続き、近代詩文に挑戦しました。

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最初は、「お手本」のとおりに書こうとするけれどぜんぜん似なくて、
先生にいくつかアドバイスもらって(余白の取り方とか、太い細いのめりはりとか、中心線とか)

何度か書いているうちに、「お手本」に似てくるかというとそういう部分もありそうでない部分もあり

結局自分のオリジナルの表現も入った作品になっていく。

そういった流れは前回と同じですが、二度目なので前回よりスムーズだったと思います。

数枚書いたときに突然、作品としてまとまった感じになった:

(大和路や春たつ山の雲かすみ)

先生も驚くくらい突然、何か「これもあり」と思えるバランスがとれる。

字の形はお手本に似ていたり、似ていなかったりで、別に同じである必要はないんだけど
この場合、「山」の堅さがちょっと浮いているのではないかと…先生と私の意見が一致する。これもおもしろいところ

またちょっと改善を試みてこうなった:


「山」のほか、大和の「和」や「雲」なども形が違う。あらかじめこういうふうに書こうというイメージはいちおう持っているのだけど、筆を動かしているときになんとなくそれとも少し違う方向で書きたくなる、書けてしまう。かすかな即興性というか。

即興性というのは、でたらめとか、完全に私のオリジナルな思い付きとかいうのとは異なり、これまでに教わった「こういうときはこうするときれい」みたいな様々な場面での書き方とか、自分がいろんな作品を見て「こういうの素敵」と思った書き方とか、そんなものが無意識的にあるいは意識的に組み合わさって出てくるような気がする。とても楽しい。

書道を習い始めてから、まぁけっこうな年数が経ったけれどもピアノよりはだいぶ短いし、なによりピアノと違って、月イチのレッスンのときしかさわらないんだけれど、ある意味ピアノと「似た」域(客観的にレベルがどうこうではなくて、楽しみ方の質みたいなもの)に達することができるのってすごくおもしろいと思う。いまどきの言葉でいうと「タイパ」がたいへんよろしい。

まぁ別に、趣味なのだからタイパがよくなくたってぜんぜんかまわないのだけれど…こういう趣味もあっていい。なんか自分の中でバランスが取れていると思う。

時間があったのでもう一つ書いた:

(花震ふ富士山火山性微動)

これは東国原英夫さんが「プレバト!」という番組に出していた句。印象に残っていた句にこんな形で再会するのもまたよし。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-03-20 15:30:43
発達障害者の適切な見抜き方、避け方、(自分の人生からの社会的)殺し方 (特に高学歴で擬態してるタイプ)について、大真面目かつ具体的な方法論を語って共有いただければ幸いです
> Unknownさんへ (アンダンテ)
2024-03-20 22:33:12
見抜き方…は、身近にいるとすぐ同類がピピッと目につくようになると思うけど…

私は個人的に発達障害系の人が嫌いじゃないので(そもそもそういう人と結婚してますし)避け方とかはわかりません。

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