発表会二次会の、酔っ払いの話題の続きです。
←分母(「練習」演奏のレベル)の問題もありますが
誰かが「練習の95%が出せる本番の割合は?」というようなことを言い出したんです。これけっこう「うーん」となりますね。
聞いてる人がいるから緊張する…
ふだんと違うピアノだからアレッとなる…
照明の具合が違うせいかなんだか目のピントが合わない…(お年頃の人だけw)
客席の物音でビビクンとなった…
などなど
なかなか、練習では出せてたはずのものが出せない、ってことが多いんですが、これ別に私だけじゃないはず?? と思っていましたが、二次会のテーブルでもやはり
「練習の95%を本番で出せたことは一度もない」という意見から
「二~三年に一度」とか
ちなみに私は…どうだろう…
そもそもこの発表会でも、動画貼りましたが三曲の中の一曲「月の光」は「練習の95%」くらいいってたんじゃないでしょうか。
ちょっと傷ありで、でも素敵な部分もあったので(好きなピアノと会場なのでそういうことは起こりやすい)差し引きそんな感じ。
「練習の95%」というと一割か二割くらいはありそうです。三曲弾いてるなら一曲そんな「まぁ満足」なことも二回に一回くらいはあるって感じで。なんとなく。もちろん「練習」がまだまだで家でもガタピシ弾いてるなら人前でもガタピシですよ? そりゃそうだ
で、私はその場で、「三年に一度でよければ練習の120%出せることもある」といったんですがすごく驚かれました。「練習」を超えることは基本ない、というか原理的にありえない? そんな雰囲気の反応で。これにはちょっとびっくりしたのですが
あまり自分で「本番強い」と思ったことはありません。よく、なんでもなさそうなところで「あれあれ?」ぐちゃぐちゃになってるとことか目撃されてますしね。
やっぱりいくら「いつメン(いつもの馴染みのメンツ)」でも多少は緊張するというか、いつメンだからこそちょっとよく見せたい欲とかもありますし、完璧な平常心というのは難しいですね。そうするとやはりミスは多めになりがちだと思うんです。でも、それとは別に家のピアノでリラックスして弾いたときとは違う「素敵」が生まれることも多いです。
ピアノの音色も会場の響きも家とは違いますが、一番違うのはやはり聞いてくれている人がいることです。たとえばだけど、家で弾いているときは「きれいだな」だったものが、人前演奏では「きれいですよね」になる。
「ですよね」の部分がないんですよ、一人で弾いているときには。
会場の響き、ピアノの音色、お客さんの微妙な反応を取り込んで自分の集中がすっとまとまるって奇跡の瞬間が稀にあって、そのときは120%の演奏ができたりする。
その貴重な120%演奏の例
チャイコフスキー/四季より「秋の歌」
この録音はたまたま、「自分の集中がすっとまとまる」の結果、ミスらしいミスもない演奏になっていますが、私的「120%」演奏はノーミスのものに限りません。ただ、ミスは少ない傾向にあると思います(ミスが続くとその、よい集中が途切れるわけで)。
前にMegimi先生主催のチャリティーコンサートに、ミスタッチどころか大事故ありの録音で参加したことがありましたが、これはこれで私にとっては120%演奏です。
バッハ/半音階的幻想曲とフーガ
こうしてみると、私が「練習の120%出せることもある」などと言うのは自己評価が甘いだけなのかも(失敗したところはともかく、いいところがあればヨシとする)という気がしないでもないんですが…でもね、そのほうが実際いい演奏になりやすいんじゃないかと思うんですよ。いい演奏とまでいうのは語弊があるかもしれないけど、聞いていておもしろいところがある演奏。

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誰かが「練習の95%が出せる本番の割合は?」というようなことを言い出したんです。これけっこう「うーん」となりますね。
聞いてる人がいるから緊張する…
ふだんと違うピアノだからアレッとなる…
照明の具合が違うせいかなんだか目のピントが合わない…(お年頃の人だけw)
客席の物音でビビクンとなった…
などなど
なかなか、練習では出せてたはずのものが出せない、ってことが多いんですが、これ別に私だけじゃないはず?? と思っていましたが、二次会のテーブルでもやはり
「練習の95%を本番で出せたことは一度もない」という意見から
「二~三年に一度」とか
ちなみに私は…どうだろう…
そもそもこの発表会でも、動画貼りましたが三曲の中の一曲「月の光」は「練習の95%」くらいいってたんじゃないでしょうか。
ちょっと傷ありで、でも素敵な部分もあったので(好きなピアノと会場なのでそういうことは起こりやすい)差し引きそんな感じ。
「練習の95%」というと一割か二割くらいはありそうです。三曲弾いてるなら一曲そんな「まぁ満足」なことも二回に一回くらいはあるって感じで。なんとなく。もちろん「練習」がまだまだで家でもガタピシ弾いてるなら人前でもガタピシですよ? そりゃそうだ
で、私はその場で、「三年に一度でよければ練習の120%出せることもある」といったんですがすごく驚かれました。「練習」を超えることは基本ない、というか原理的にありえない? そんな雰囲気の反応で。これにはちょっとびっくりしたのですが
あまり自分で「本番強い」と思ったことはありません。よく、なんでもなさそうなところで「あれあれ?」ぐちゃぐちゃになってるとことか目撃されてますしね。
やっぱりいくら「いつメン(いつもの馴染みのメンツ)」でも多少は緊張するというか、いつメンだからこそちょっとよく見せたい欲とかもありますし、完璧な平常心というのは難しいですね。そうするとやはりミスは多めになりがちだと思うんです。でも、それとは別に家のピアノでリラックスして弾いたときとは違う「素敵」が生まれることも多いです。
ピアノの音色も会場の響きも家とは違いますが、一番違うのはやはり聞いてくれている人がいることです。たとえばだけど、家で弾いているときは「きれいだな」だったものが、人前演奏では「きれいですよね」になる。
「ですよね」の部分がないんですよ、一人で弾いているときには。
会場の響き、ピアノの音色、お客さんの微妙な反応を取り込んで自分の集中がすっとまとまるって奇跡の瞬間が稀にあって、そのときは120%の演奏ができたりする。
その貴重な120%演奏の例
チャイコフスキー/四季より「秋の歌」
この録音はたまたま、「自分の集中がすっとまとまる」の結果、ミスらしいミスもない演奏になっていますが、私的「120%」演奏はノーミスのものに限りません。ただ、ミスは少ない傾向にあると思います(ミスが続くとその、よい集中が途切れるわけで)。
前にMegimi先生主催のチャリティーコンサートに、ミスタッチどころか大事故ありの録音で参加したことがありましたが、これはこれで私にとっては120%演奏です。
バッハ/半音階的幻想曲とフーガ
こうしてみると、私が「練習の120%出せることもある」などと言うのは自己評価が甘いだけなのかも(失敗したところはともかく、いいところがあればヨシとする)という気がしないでもないんですが…でもね、そのほうが実際いい演奏になりやすいんじゃないかと思うんですよ。いい演奏とまでいうのは語弊があるかもしれないけど、聞いていておもしろいところがある演奏。

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