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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

大人×ピアノ=楽しい!

2020年08月16日 | ピアノ
「ショパン」という雑誌があって、その8月号の特集が
「ずっとピアノと。大人×ピアノ」
となっていたので買ってみました。

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中身は、今現在大人ピアノを楽しんでいる人の、ピアノライフ紹介とか、
これからピアノを始めてみようかな? という人のためのアドバイスとか、
教則本とか、ソルフェージュとか、いろいろ。

わりと親切設計ではあるんですが、
既にずっとピアノやってて、ピアノ自体のうまい下手はともかく(笑)楽しむことにかけてほかの人より引けを取る部分はあんまりないというか、困ってることも特にないので、そんなにあらためて参考になる部分はありませんでした。

ひとつおもしろいなと思ったのが、鍵盤うさぎさんの書いた部分です。
40代では大人アマチュアピアノなりに「上」を目指して頑張っていたのが、
50歳を過ぎるころからそのような時間が取れなくなった。

10分間だけピアノに向かうとか、そういうのが怠けているような、後ろめたさを感じていたのが、
「家庭料理は素朴で地味なものです(略)中くらいに、普通においしければ、まずはそれでよいのです」(料理研究家・土井善晴)
という言葉に出会い、日々の家庭料理のような10分ピアノで、長く付き合えるスタイルもいいかなと思えるようになった、と。

…へー…なるほど…家庭料理ね。

私の場合、10分しか弾けなかった日に、そりゃ元々ピアノ弾く時間が楽しみで、もっと弾きたいのだから、終わらなかった用事に「ちっ」と思うとかそういうのはあったとしても後ろめたいとかサボってるとかそういうの一切ありません。友だちと出かけたとか自分がやりたくてやったもののせいでピアノ弾けなかったとすればそれは全然ノープロブレム。

この場合、家庭料理というたとえもあまり適切ではなくて、だって普段の料理というのはやっぱり短時間でいいとはいえ、やっぱりやらないといけないというか、まぁやらない日があってもいいだろうけど(外食とか)あんまりしょっちゅうサボると健康上や経済上の問題がある。でもピアノは何も問題ないわけです。弾きたいのに仕事で弾けないとかだったら精神衛生上の問題はあるでしょう。けど遊びに行っちゃって弾けないなら、あるいはドラマをつい見ちゃって弾けなかったなら、かまわない。

だからたぶん、鍵盤うさぎさんにとってのピアノのポジションと、私にとってのポジションは今でもやはりちょっと違うものなんじゃないかと思います。その点、十人十色で、みんな違うんでしょうね。たぶん。

私は個人的に、義務感とかないほうが続きやすいと思ってるんですけど、そのへんの考え方も、みんな違うでしょう。

それで、ピアノのいいところは、義務感があろうがなかろうが、それで結局頑張った分は、ちゃんと楽しみに繋がるってことね。

弾くとか、考えるとか、調べる/教えてもらう・知るとか、どういう方面からのアプローチでもいいんだけど、
頑張った分で余計楽しい。たがら飽きない。

奥の深い趣味だったら、まぁたいていのものがそうだろうけれども。特に、ピアノというのは、底なしで、
時間がいくらあっても足りない。
この、時間食い虫のところがミソで、とにかくピアノが好きであってピアノ弾ける環境にあれば、生涯、時間を持て余すってことがない。
これってすごいことよ。

ところで、私がいちばん「頑張ったこと」って何だろうと思って考えたんだけど、
いい先生を探すこと、いい友だちを探すことも含めて人とつながること。
それと、
グランドピアノを買うこと。
でしたね。どちらもものすごい実り多く、楽しい。大人ピアノってほんと素敵。

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コメント (2)
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