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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

シューベルトの曲って長い

2018年01月30日 | ピアノ
大人になってピアノ再開したあとも、シューベルトというとなんとなく避けて通ってきていたのって、別にシューベルトが嫌いかというとそんなハッキリしたものはなくて、

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というよりむしろ、何かのきっかけで聞くと「なんてきれい」と思って心ひかれることが多いんだよね。

で、楽譜を漁ってみると…長い(o_o)

めくってもめくっても終わらない。こんなの、練習もできないし弾ける会もないよ。

長いっちゃ、ベトソナも長いの多いけどね。長さの方向性というか、ちょっと違う気がする。シューベルトのほうは特に、「同じことをもっと簡潔に言えないの!?」って感じが強くないですか??

シューベルトの「冗長さ」といえばやはり、子どものころに発表会でよく聞いた即興曲op90-2みたいなやつ。似たような繰り返しが延々と続く中で、これがダルい演奏された日にゃー、ほんと聞いてるほうは苦行です。素敵に弾くとほんと素敵なんだけどね (ということは最近知った)

去年はあえて自ら即興曲op90-3に挑戦してみて、この長さ(繰り返し、でもちょっと違ってたり)が快感というか、前に「忙しい人のための雨だれ(3分バージョン)」を弾いたりしたけど、いったんシューベルトop90-3を練習しちゃって手に馴染むと、あえてカットしまくって「忙しい人のための」にしたくはなくなるんですよねなぜか。

シューベルトって簡潔にしちゃうのちょっと違うかなぁ…なんかこういう人なんだよねもうしょうがない。

そういや、長々しいシューベルトが若いころ全部嫌いだったかというと、そういうわけでもないんです。

高校生のころ、「ながら勉強」のときに一番愛用していた曲が
シューベルト さすらい人幻想曲 (by ブレンデル)
で、そのとき聞いていたのはカセットテープにFMエアチェックしたやつだけど、今YouTubeで探して聞いてみたらば、あぁ懐かしい~。この曲とね、数学が、合うんですわ(注: 個人的な見解です)。

いろんなピアノサークルに出入りするようになって、いろんな人がありとあらゆる曲を弾くのを聞いてきましたが、これまでまだこの曲を弾かれたのを生で聞いたことはありません。そりゃそうだよなまとまり悪すぎるよな

だいいち長すぎるし。それでいて難しすぎる。
こんな曲をアザヤカに弾けるくらいの人だったらもっと華やかで演奏効果の高い曲いくらでもあるしな。

今年はシューベルト縛りの会があるんで、誰か弾かないかな~と思うんだけど誰も名乗りを上げてません(^^;;
でもソナタとかはけっこういますよ。がんばるね…

私はいろいろ考えたけどやっぱり短い曲がいいやと思って(日和って)
楽興の時 5,6
死と乙女
アヴェ・マリア

でエントリーしました。楽興の時は、長すぎなくて、しかもとても素敵な曲で、そういえば子どものころ~若いころ、これがまったくノーマークだったのなんでだろ。って思うんですが。楽興の時の4も弾いてみたかったですが(あのしんねりむっつり暗さが好き)、先に取られちゃったので。まぁでもいつか弾いてみたいかな。

シューベルトの曲は長すぎるのがイヤ、と思う方はとりあえず楽興の時をチェックしてみてください~
もちろん歌ってくれる人がいるなら歌曲はめっちゃお勧めです。短い。美しい。すばらしい。

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