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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ソナチネみたいに弾かないで

2016年12月12日 | ピアノ
3コマ続きのレッスンで、私の番になったとき、私が何を考えていたかというと、「しまった最近この曲(モツソナ)すっかり手薄だった」ということだけれども(-_-;;

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それはさておき来週末に本番なのだからしのごの言ってる場合ではなく、ともかく全楽章通して弾いてみますねってことで聞いてもらいました。

ちょっと「やべ忘れてる」みたいなところもあったりしたけど、昨日のめるちゃんのご機嫌がまことに麗しく(カラリと晴れてるから?)細かいアラアラアラはともかく気分よく弾き終わると、artomr先生「三楽章がいちばんいいですね~」

はいはい。それで二楽章がビリで一楽章は真ん中ですよね。いわんでもわかっとります。

「三楽章の冒頭をちょっともう一度弾いてみてください」
…♪~
「はいとてもいいですね、ではそんな感じで二楽章も弾いてみてください」

えっ(o_o) 何? 無理っ

つまり、二楽章(弾いてるほうはよくても聞いてるほうは退屈しがちな)を弾くときに、あれこれ(下手に)考えすぎてというか伸び縮みしてしまってるんだけど、もっと厳密にきっちり速くならず遅くならず進行させる。やりたいことは基本、強弱のみでつける。フレーズの最後だけは微妙に(ほんとに微妙に)ルバートしてもいい。

強弱で、といっても、ふくらませたいところをがっつりいっちゃダメで、響きに任せるくらいにして左手で補強する(左手で…はおゆき先生にも言われたんだけどどうもうまくできないの)。

わかったようなわからないような感じだったけど、artomr指揮のもとかっちりかっちり弾いていったら、確かに単調になるのではなくて生き生き前へ進めるようになる~!! おもしろいー

それで一楽章。
「ソナチネみたいに弾かないでください」
…なんのこっちゃ。これはソナチネだってばよ

これはモツソナではあるけど、私はなにしろマイテーマが「ソナチネ」だったもんで、ご丁寧に、ソナチネアルバム1の楽譜を使っていたのだった(笑)

もちろん同じ曲ですけどね。実は楽譜の中身が違うのだった。
「ここスラーで弾きたいですか?」…どうやら原典にはスラーはなかったらしい
「ここffとは書いてあるけどそんなにがつっといったら変でしょ」…どうやら原典には強弱記号がなかったらしい

ありゃ、成り行きでソナチネにこだわってしまったらそんな落とし穴が。

強弱記号やフレーズだけじゃなくて、音も違うところがあった。んー、でも今から変えると混乱しそうだし

ということで、スラーや音は、基本的に、ソナチネの楽譜のままで行かせてもらって、でも
スタッカートをふくらみのあるものにするとか
フォルテをやわらかいものにするとか
ちょっと細かいところを「大人っぽく」改善していくだけで、なんか全体の感じが変わってきましたよ。

お風呂場の掃除で、蛇口とか壁の立ち上がりとか細かいところをぴしっとぴかぴかにすると全体がイキイキしてくるみたいに。

しかし、私は「その場でマネ」するのはわりと得意なんで、「タッチもうちょっと深めに、でも軽い音で」とかわけわからん指示でも、artomr先生が見本弾きをすればわりといい感じで弾けちゃったりすることもあるんだけど、これ、再現性がないんだよな~?? 今週ほとんどピアノ練習する時間がなさそうだから定着させる暇なく本番かな


次にモツソナ弾くときは、はじめっからオトナの楽譜使いますか…(-_-;;
(でもうちにあるモツソナは全音版なのでソナチネアルバムと大差ない(少しは違うけど)みたいだった。あれー、また買うの~??)

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コメント (2)
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