プロの演奏者で、飲んでから演奏する人はいないよね…たぶん…
←ま、いずれにせよ飲むんだけどな
大人ピアノ再開からあまり経ってないころ、私は「機会(?)」があれば飲んでから演奏してたんだけど、それはもう、演奏クオリティを下げる最大の要因が「極度の緊張」(頭真っ白、手はブルブル)だったもので、お酒が適度に回っているほうが経験上、結果がよかったのだ。
その「適度」がどのくらいなのかは微妙なところだけど…(ワインをグラス1~2杯か?)
一番劇的な効果があったのは、バイオリン初心者アンサンブルで「パッヘルベルのカノン」を演奏したときだ。午前中にリハをして、みんなで近くの店でランチを食べたとき、「グラスワイン」のオプションがあったので飲める人は飲み(たぶん、10人ちょっとのメンバーで半数以上が飲んだ)、そしたらお酒も食事もおいしかったのでみんなで幸せな気分になって(^-^)(^-^)
本番ばっちり。なにしろ練習ではいちども(!)つじつまが合ったことはなかったのに(初心者でやるパッヘルベルのカノンは数え間違いの危険がいっぱい)、奇跡のようにピタリと合った。音色もことのほかよかった。客席で聞いてた先生が、「何があったんですか~!?(o_o)」ってびっくりしたぐらい。
それからもう何年も経って、今では「演奏前に一杯」と意図的にやることはまったくなくなった。緊張は、するにはするけどそこまでガクブルになることもないので、まぁ…気分としてはそりゃ、せっかくだから演奏が済んで一杯!!(あるいは、いっぱい?)飲むほうがおいしいよね。
というわけで、最近ではあまり「実験」したこともなかったんだけど、先日の「ピアノも、もっとアンサンブル!」で実験できてしまったので、その結果についてご報告します。こほん。
まず、素面のときの演奏はこんなでした:
アンダンテ
シューベルト アヴェ・マリア (with 海実さん)
それから、「がやがやタイム」に入ってからだいぶ経って(つまり、1~2杯といわずもうちょっとだいぶ飲んでから)同じ曲を演奏しました。こちらはがやがやしてたんで録音ないですけど、もっとこなれてやわらかくていい感じでした。上に貼ったシラフ録音だとちょっとミスタッチして怪しいところがありましたが(止まるというほどではない)そういうのもなかったし。
(ところで、飲んでから歌う人って滅多にいないと思うんですけど、海実さんはいくらでもいけちゃって余計ノリノリみたい)
じゃあ、やっぱり今でも飲んでから弾くほうがいいのかなっていうと、そういうことでもないらしく、同じくがやがやタイムで中川P先生とソナチネ9番の二台バージョンを弾きましたがこれはミスタッチだらけでした。特に、三度違うキーを叩く(不協和音ではない)という、ふだんあまりやらないことを何度もやらかしてたので自分で呆れました。あれは何なんだ??
ノリは悪くないし止まりもしないし、がやがやタイムとしては特に問題ある演奏じゃなかったと思うけど、とにかくそんなに良くはなかった。
思うに、アヴェ・マリアは「正しく打鍵する」という意味ではそんなにややこしい曲ではなく、流れにのっていければOKなところ、ソナチネはまぁソナチネなのできっちり「正しく打鍵する」というところがなきゃ話が始まらないし、難曲ではもちろんないけど、私にとってはわりと「正しく打鍵する」がシビアな課題なんですね。(そんなに練習を重ねているわけでもなく、楽譜を見て変換しながら確実に弾いていかなきゃいけないので)
…そういう課題と、アルコールってのは、相性が悪いのでしょう。
本番の海実さん演奏、ほかのもアップしました(下記録音はみんなシラフのときです-笑)
くさぴあ
シューマン 「詩人の恋」より 美しい五月に、私のあふれる涙から (with 海実さん)
ばっかいず世話係
シューベルト 糸を紡ぐグレートヒェン (with 海実さん)
* 懺悔: 今回の録音、特にグレートヒェンのほうはレベル設定に失敗してちょっと音割れしてます。ピアノで「こんなもんだろ」ってレベル合わせしとくと、声はずっとエネルギー大きかったりするんですよね。余裕みたつもりだったけど、油断した。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

大人ピアノ再開からあまり経ってないころ、私は「機会(?)」があれば飲んでから演奏してたんだけど、それはもう、演奏クオリティを下げる最大の要因が「極度の緊張」(頭真っ白、手はブルブル)だったもので、お酒が適度に回っているほうが経験上、結果がよかったのだ。
その「適度」がどのくらいなのかは微妙なところだけど…(ワインをグラス1~2杯か?)
一番劇的な効果があったのは、バイオリン初心者アンサンブルで「パッヘルベルのカノン」を演奏したときだ。午前中にリハをして、みんなで近くの店でランチを食べたとき、「グラスワイン」のオプションがあったので飲める人は飲み(たぶん、10人ちょっとのメンバーで半数以上が飲んだ)、そしたらお酒も食事もおいしかったのでみんなで幸せな気分になって(^-^)(^-^)
本番ばっちり。なにしろ練習ではいちども(!)つじつまが合ったことはなかったのに(初心者でやるパッヘルベルのカノンは数え間違いの危険がいっぱい)、奇跡のようにピタリと合った。音色もことのほかよかった。客席で聞いてた先生が、「何があったんですか~!?(o_o)」ってびっくりしたぐらい。
それからもう何年も経って、今では「演奏前に一杯」と意図的にやることはまったくなくなった。緊張は、するにはするけどそこまでガクブルになることもないので、まぁ…気分としてはそりゃ、せっかくだから演奏が済んで一杯!!(あるいは、いっぱい?)飲むほうがおいしいよね。
というわけで、最近ではあまり「実験」したこともなかったんだけど、先日の「ピアノも、もっとアンサンブル!」で実験できてしまったので、その結果についてご報告します。こほん。
まず、素面のときの演奏はこんなでした:
アンダンテ
シューベルト アヴェ・マリア (with 海実さん)
それから、「がやがやタイム」に入ってからだいぶ経って(つまり、1~2杯といわずもうちょっとだいぶ飲んでから)同じ曲を演奏しました。こちらはがやがやしてたんで録音ないですけど、もっとこなれてやわらかくていい感じでした。上に貼ったシラフ録音だとちょっとミスタッチして怪しいところがありましたが(止まるというほどではない)そういうのもなかったし。
(ところで、飲んでから歌う人って滅多にいないと思うんですけど、海実さんはいくらでもいけちゃって余計ノリノリみたい)
じゃあ、やっぱり今でも飲んでから弾くほうがいいのかなっていうと、そういうことでもないらしく、同じくがやがやタイムで中川P先生とソナチネ9番の二台バージョンを弾きましたがこれはミスタッチだらけでした。特に、三度違うキーを叩く(不協和音ではない)という、ふだんあまりやらないことを何度もやらかしてたので自分で呆れました。あれは何なんだ??
ノリは悪くないし止まりもしないし、がやがやタイムとしては特に問題ある演奏じゃなかったと思うけど、とにかくそんなに良くはなかった。
思うに、アヴェ・マリアは「正しく打鍵する」という意味ではそんなにややこしい曲ではなく、流れにのっていければOKなところ、ソナチネはまぁソナチネなのできっちり「正しく打鍵する」というところがなきゃ話が始まらないし、難曲ではもちろんないけど、私にとってはわりと「正しく打鍵する」がシビアな課題なんですね。(そんなに練習を重ねているわけでもなく、楽譜を見て変換しながら確実に弾いていかなきゃいけないので)
…そういう課題と、アルコールってのは、相性が悪いのでしょう。
本番の海実さん演奏、ほかのもアップしました(下記録音はみんなシラフのときです-笑)
くさぴあ
シューマン 「詩人の恋」より 美しい五月に、私のあふれる涙から (with 海実さん)
ばっかいず世話係
シューベルト 糸を紡ぐグレートヒェン (with 海実さん)
* 懺悔: 今回の録音、特にグレートヒェンのほうはレベル設定に失敗してちょっと音割れしてます。ピアノで「こんなもんだろ」ってレベル合わせしとくと、声はずっとエネルギー大きかったりするんですよね。余裕みたつもりだったけど、油断した。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社

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(今回もイラストはまたろう)