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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(32)

2013年08月06日 | 小学生活
ポイントをしぼって、極力具体的に「お約束」すれば効くこともある。たいてい一時力(いっときぢから)だけどね。

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* * *

2000年5月22日(月):お支度がんばる?

またろうにいいたいことは「人の話を聞け―(-_-#)」ということではあるが、それをいっても突然聞けるようにはならないので、パパがまたろうとしたお約束は「帰りのしたくをがんばって、クラスで一番か二番か三番か四番か五番で終わるようにする」としました。

で、小学校の連絡帳にもその「お約束」のことを書き、あと、6月後半に予定されている個人面談を可能なら早めに行ってほしいことを依頼。

すると、担任のT先生から早速電話があり、「私の方でもなるべく早くお話ししたいと思っていましたので」。あぁ、やっぱし。。今週の木曜日に面談を設定してもらいました。また、「お約束」のことにふれて「今日はまたろうくん本当にがんばっていたんですよ。やはりお父様お母様にお話ししていただくと違いますねー。国語のプリントが、クラスで3番目くらいに終わって、ほめてあげたらまたろうくんもうれしそうでした」

おや?がんばれっていったのはプリントじゃなくてお支度なんだけどなー。ま、いいか。

と、思ったらよかないのだった。学童の連絡帳によれば「今日学童に来たらランドセルがからっぽだったので、いっしょに取りに行きました」(-_-##


2000年5月23日(火):学童でもやっぱり&こじろう家出?

学童から帰ってきたまたろう、「きょうはかざっちも5時がえりだったから遊びに行ってもいい?」と、おやつもそこそこに飛び出していった。

昨日、小学校のT先生と電話でお話ししたばっかりなのだが、今日は学童のK先生から電話。

「今日帰るときに、いつもの道の保育園側の門の方へいかないで、逆の校庭の方へいくんですよ。それで呼びとめたら、『みんながまたろうのこと悪くいうから』っていうんですね」おぉっ??

「悪くいう」の内容ですが、要するにみんなで集まったりなにかするときにまたろうがいっつもはみ出して勝手なことして遊んでいるという関係で、注意をされる(クラスメイトだけではなく、上級生含む)ということのようです。

「またろうくんが気にしかけているんだったらチャンスなのかなと思って、みんなといっしょに遊んだら楽しかったとかそういう体験を積み重ねていけたらと考えています」。うーん、それねぇ、、もう保育園でも繰り返しいわれてたんだよな。実際、またろうはみんなといっしょに遊んだり、がんばったりして楽しかったという体験はほんとにてんこもりにしてきたんだけど、、それでもって、日常、周囲に合わせててきぱき動くという方面にはまったく結びついてこないのだ。

いちおう、K先生には、2歳児クラス以来「集団についていけない」ことを言われつづけていること、親や先生方が取ってきた工夫の数々や、土曜日の参観の様子まで含めてざっとお話ししました。また、学校の個人面談を早めてもらったのでその内容をK先生にもお知らせすることをいうと「なにかよい知恵があったらぜひお知らせ下さいねー」。あたしも知りたいよ。とほほ。

電話している最中に、こじろうが消防自動車(乗用玩具)に乗って脱走してしまった。外に出ていつも遊びに行く団地内のぐるぐる公園あたりを見に行ったがみつからない。まだ外も明るいので別にそう心配ということもないけど、5時すぎて3歳児がひとりでうろついていると、見かけた大人が心配するので(つまり迷惑)ちょっとまずい。

遊んでいるしおちゃんとけいぼうに尋ねてみると「さっきまでそこのスロープで遊んでたよ。いなくなっちゃった」とのこと。

あきらめていったん家に戻ってしばらくすると、がらごろがらごろと消防自動車の音、、外をみると、しおちゃんがこじろうを発見して自動車ごとエレベーターへ誘導してくれているところ。やれ、ありがたや。

しおちゃんにお礼をいってこじろうを引き取ったが、こじろうは「ままといっしょにおうちかえらないの」「こじろうひとりであそびにいくの」と抵抗して家に入ろうとしない。

「こじろう今ひとりで遊んできたじゃない。ぐるっと」というと、「あそびにいってない(涙)」つまり、お兄ちゃんを追ってかざっちくんちに行きたいのに到達できなかったということをいいたいらしい。「こじろうがひとりで遊べるのは団地の中だけだよ。かざっちくんちはいけないよ」というと、への字口。

「お兄ちゃんだって、三歳児クラスのときはひとりでお外いっちゃいけなかったんだよ。くやしい?」ときくとへの字口のままうなずく。「今度、かざっちのうちに前もって遊びにいっていいか聞いておいて、ママといっしょにいこうか。いきたい?」ときくとうなずくが、やっぱり「かえらない」とテコでも動かない。

ビデオで誘ってもダメ。これは重症だ。しかたなく、「パパに電話して、くやしかったよ、悲しかったよ、っていおうか」。といってみた。これでうなずいて家に入ることに成功。パパに電話がつながって「こじろうはね、またろうがね、、」とだけいいかけたらわーっと涙がぽろぽろ出てきてしまい、あとは言葉にならなかったこじろうでした。

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(30)

2013年07月23日 | 小学生活
今回のは、かなりどんよりする話、かつ、長いので、心して読んでください。

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* * *

2000年5月20日(土):授業参観

初めての授業参観。親も楽しみだけれど、またろうもはりきっている。参観できるのは2時間目の国語と3時間目の体育。

親がぞろぞろと教室の後ろに入っていくと、当然のことながら振り返ってうれしそうに手を振るまたろう。もっともこれはたいていの子がそうなので、先生もまず「後ろ向いていいですよーお母さんやお父さんみえた?」としばし挨拶タイムを設定。「さ、それでは始めましょう」

先生が、「筆箱だけ出してあとは机の中にしまってください」など導入や説明にかかっている間、またろうは終始、折り紙で作った紙飛行機をぶーんとやって遊んでいる。聞いてない様子。


今日の国語は「体の部分にも名前がある」というお話から入りました。「まず首から上ですよー。教えてくれる人?」と先生が声をかけると、待ってましたと「はい!」「はい!」の大合唱。みんな自分を当ててもらいたくてすっごい元気に手を上げています(立ちあがっている子も)。

またろうも手を上げて、トータル3回当ててもらって言った答えは「おでこ」「ほくろ」「じんぞう」。「みみ」とか「あし」とかいう普通の答えでないものを探そうとしてはりきっている様子が窺えますね。もっとも、先生は授業展開の予定が頭にあるので、見えないものや決まってないもの(「ほくろ」「じんぞう」「しんぞう」「ち」「のうみそ」など)は発言があっても黒板には書かない。

先生「腎臓?よく知っていますねー。外からは見えないけれど、どこにあるのかわかる?」
またろう「このへんだよ(シャツをめくって指差す。おおよそはあっている)」
先生「そうですね」
とだけいって書かずに先へいってしまいます。

黒板にたくさん溜まったところで、プリントが配られる。首から上と下にわけて、黒板の字をみながら「みみ」「て」「おなか」などと書くのが課題。私がいるところから見えるしおちゃん、かなちゃんなどは言われた通りささっと書いちゃって、字もびっくりするほどきれい。その他、すぐ書き始めたけど字が気に入らないのか、何度も書き直していてはじめの1個から進まない子もいるみたい。

またろうはというと、プリントをみんなが始めたのに気付かないのか、無視しているのか、ともかくずっと折り紙をぶーんしていて取りかからない。先生は席の間を回りながら書けたものにマルをつけてやったりしている。またろうのところに通りかかったときなにごとかささやいていって、またろうもようやく書き始めた。いくつか書けるとすぐ、パパママのところへ飛んできてプリントを得意げに見せるのであわてて席に追い帰す。集めるときにもたぶんまだあらかた残っていたはず。

さて次は、教科書を出して、読む練習を始めました。ほとんどの子が言われた通り教科書を出して、、そりゃそうだよね、今日は親に見られてはりきってるんだから、普段ずんだれている子だって、今日くらいは言われた通りやるもんだ。ところがまたろうはまだ気がつかないのかずーっと教科書を出さないで遊んでいる。

結局個別に声をかけられてやっと教科書を出す。当てられて音読するときははりきってちゃんとやるんだけど。

またろうも他の子と同様、親にいいとこ見せようという気持ちはあるみたいなのだ。それでも折り紙でずーっと遊んでいたり、立ち歩いたり、先生の話をぜんぜん聞いていなかったり、、そういうのをやめようって発想にはならないようですね。なんでだろう??

さて、次は体育の授業。予想されたことではあるが(-_-;;みんながとっくに着替え終わっても、またろうはてれてれと色鉛筆をいじっていたりしていっこう着替える様子がない。机の上にはまだ国語の教科書。なるべく口を出さずに見守りたかったのだがつい結局親が声をかけて着替えさせてしまった。

体育の授業は「城山体操」「変身リレー」「こおりおに」と進み、またろうもさすがに楽しそうにちゃんと体操したり走ったりしているのでかなり安心してみていられる。と、思ったが。

最後の「じゃんけん列車」が実は鬼門であった。これは音楽に合わせて走って、相手を決めたところでじゃんけんして、負けた方が勝った人の後ろにつながる。で、だんだん長くなってくるというもの。親も参加しての「じゃんけん列車」、子供たちもうれしそう。

これで終わりに「列車の先頭」になっている子がじゃんけんに勝ちつづけた子、ということで先生に「ぐるぐる」してもらえるという習慣があったらしい。一度目のじゃんけん列車では、長ーい列車の先頭になった子のほか、腕組みしちゃってじゃんけんに参加しなかった「ひとり列車の先頭(?)」の子も「あら、**くんも先頭なのね」とぐるぐるしてもらったのだ。またろうはそのとき、「違うよー**くんはぜんぜんやってなかったんだよ」と重ねて抗議していたが聞き入れられずそのまま進行したのがいたく不満だったらしい。

2度目のじゃんけん列車では、またろうは体育館のすみっこにいってしまって参加しなかった。で、「ひとり列車」として残ったわけだが、今度はそういう子が何人かいたし、先生は長い列車の先頭の子しか「ぐるぐる」してくれなかった。

その後、またろうはぺそーっとしてだらだら無気力モードに入ってしまった。教室に戻ってみんな着替え終わり、お帰りのしたく(持って帰るものをランドセルに入れるなど)をして席につき、さて「帰りの会」というときになってもまたろうの机の上にはまだ「こくご」の教科書と色鉛筆、ランドセルの棚にはまたろうのだけが残っている状態。

今度こそは口を出さずにはらはらして見ていると、またろうは「帰りの会」の間もそのまま何も支度をせず、配布されたものをしまうそぶりもない。結局、帰りの会が終わって先生がまたろうに声をかけてやっとのろのろと支度を始めた。「さようなら」とお友達はみんな親といっしょに帰ってしまい、教室にはまたろうと先生と、我々家族だけがぽつんと残された。

そこで少し先生と話をしたのだが、
・いつも持ちかえるプリントは「結果として」ちゃんと埋まっていて花マルなんぞついているが、実はみんなといっしょに済んでいるのではなくて、居残り(!)してやってることが多い
・個別にかかわってほしいという気持ちが強いようだ
・最近だいぶ席についていられるようになった(あれでも(-_-#))。当初はよく黒板前にある机(教具などが乗っている)の下にもぐったりしていた
ということがわかって、もうなんと申し上げたらよいか、、

先生は決して、上記のことを非難がましくいったのではなく、「回りと比べるということでなく、またろうくん本人の状況から出発しなければと思っていますから」「今日はまたろうくんのよいところもたくさん見ていただけてよかったと思います」「最近よく、メモを作ってくださっているでしょう、、またろうくん、あれをみて一生懸命やっていますよ」などと終始温かい調子。

そういえば、授業中も、みんながざわざわしているときに「ほら、とても姿勢のいい人がいますね。誰でしょう?」とか必ず肯定的な言い方で注意を引いていました。昔(私が子供だった頃)の先生なら間違いなく、「ほら**くん!こっちを向きなさい」「しずかにしなさい」ってストレートに言ってたと思うんですが。

今時の先生はそこまで要求されているということなのかしら。そういえば、またろうの他にもなかなか一筋縄でいかない子がたくさんいそうなこのクラス、しかも39人もいるのを(叱りつけもせず)ずいぶんうまくまとめて授業していました。すごいなー。ほんとに頭が下がります。

帰りながら夫が、「またろうは、国語の時間にがんばって手を挙げたり、体育の時間に城山体操を元気良く踊ったりしたから、ほめてあげたいんだけど、なかなかそういうわけにもいかないなー」などと話し始めると、急にぽろぽろと泣き始めるまたろう。

またろうとしてはいいところを見せようとあれこれがんばったつもり(?)でいるのだけど、授業中折り紙で遊んでいたり支度をしなかったり、、などの点で難があった(ありすぎた)ことの方を、先生や親たちは実は大きくとらえているんだということを突然悟ったのでしょうか。ほんとにショックだという風情でしおしおと泣きつづけていました。

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(29)

2013年07月17日 | 小学生活
このときの学童の先生(正職員)は、保育園で保育士をしていたことがある方。学童の先生で、こんな手厚く面倒を見てくれたのはほかにいない(三人分九年間トータルで)。またろうはなぜか「引き」がいい。

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* * *

2000年5月18日(木)探し物はおどうぐばこの中に

国語の教科書は見つかりました!なんでも「おどうぐばこのなかにあったの」だそうで、そりゃぼーっと待ってたって誰も拾って届けてくれないわけだよ(-_-;;

今日は、学童から帰っていつも程度のおやつ(ビスケット何枚かと牛乳)を食べた後、「ものすごーくお腹すいちゃったんだよ。ごはんはやくしてよ。まてないー」と泣きを入れてきたのですが(めずらしい)、早くするといったって、いつもが7時半くらいなのにそのときまだ5時半。「いくらなんでも今じゃ早過ぎるよ」といってせんべいを一枚追加。

で、晩御飯の支度をしているとリビングで行き倒れて寝てしまった(6時ごろ)。そのまま「ごはんだよー」といっても「おふろだよー」といっても起きずじまい。

学童の連絡帳によれば:
オヤツ後みんなでドッチボール。私にひっついて参加してました。ボールをあてられて少しメソメソ、でも外野に私がいていっしょに外野しました。

だそうで。外遊びするとすっごい効くみたいですね。


2000年5月19日(金):音楽教室&耳鼻科

昨日の6時から寝続けて、今朝6時半にサワヤカなお目覚め。まぁこういうパターンも悪くないか、、晩御飯食べられなかったしお風呂も入ってないけどね。

学童の連絡帳より:
連絡帳を見せてもらい「昨日はすぐねちゃったの?」と聞くとニコニコして「きのうのスープ、朝飲んだんだよ。早起きしたから」「きっとすごくおいしかったでしょ」「うん」と楽しい会話でした。

ここ何日か、いつも迎えに来てもらうのも悪いので、ピンポンの直前にいってらっしゃいと送り出すようにしていた。初日は合流まで見届けたのだが、この日は送り出しただけ。すると、数分後にチャイムがなり「おはよー」とお迎え面子到着。やや。「ごめん、またろうは今出たとこ。いつもありがとね」。いっつもいっつもお迎えに来てもらってるのに、自分がちょい先に出たら今日くらい自分の方から迎えに行ってあげるとか、なんか思いつかないのかねー(-_-#

今日は音楽教室の日。その後で耳鼻科。先週書いたように、いったん家に帰って荷物を置いたりしていると間に合わなそうなので、学童から直接行くように言う。バス代を現金で学校→学童ともっていくのは問題があるかと思い、代わりにバスカード(プリペイド1000円分)を渡す。

「これどうやって入れるの?」などと不安そうなので、「今日はいっしょにいってあげるから練習しよう。学校の外で待ってるから5時になったらすぐ出ておいで」といっておく。どうせ耳鼻科の方は親が付いていかなくちゃいけないしね。

5時近くなって、こじろうといっしょに出口近くで待ち構えていると、チャイムがなってすぐ、しおちゃんやけいくんなどいつもの面子が集団で現われた。しかしまたろうはいない。やや?

5分くらいたって、ちょっと様子を見てきたほうがいいかと立ちあがるとまたろうがひとりで出てきた。うーむ。どうもテンポが回りより遅れている。「おにいちゃーん」とうれしそうに駆け寄るこじろう。おにいちゃんをお迎えするという、いつもと違うシチュエーションが楽しいらしい。

バス停にいくまでもこじろうとふざけっこしたりしてあまりスムーズにはいかない。8分のバスは行ってしまったので19分のバスを待つ。多分これでも間に合うのでなんとか来週から一人で行けるか?

5月になってこれまで3回、耳鼻科に行っているわけだが、毎回「触っちゃいけないものをいじる」で大変苦労をしているので、今回は耳鼻科に入る前にしつこく言い聞かせる作戦に出る。

「またろう、耳鼻科で診察してもらうとき毎回怒られてるよね。なんで怒られてるの?」
「、、いけないことするから」
「どんな?」
「大事なものさわるの」
「そう。お医者さんの機械や道具に触ったら、危ないこともあるし大事なもの壊しちゃうこともあるし、あとまたろうの手で触るとまたぜーんぶ消毒しなきゃいけなくて大変なものもあるんだよ。絶対だめなんだよ。あのさ、道路で、車が来るのに飛び出しちゃう子がいたらどうすると思う?」
「すんごく怒られる」
「そうだよ、だって死んじゃうよね。絶対やめさせなきゃいけない。お医者さんのところの道具に触るのは、その次くらいにいけないよ。またろうほんとは何に触っちゃいけないかわかってるでしょ?今日は触らないって約束できる?」
「うん」
「じゃゆびきりげんまん」

とまぁ、書いていても自分で嫌になるくらいしつこくいっておきました。

その甲斐あってか、今日はいちおう触らなかった(やった!!)。ぐねぐねすわってたり、お医者さんに向かって「まぁだぁー??」「はやくー」とかいってたのはあったけどね。はぁ。。それにしても疲れた。

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(28)

2013年07月11日 | 小学生活
「触っちゃう問題」は非常~に生活を圧迫した問題で、これがあると外出、外食がままならない。赤ん坊ならなんでも拾って口に入れちゃうってそりゃふつうのことだし、危ないところから撤去するにも軽いけれど、体は大きくなって行動力は増してくるのに、触るだの口に入れるだのが赤ん坊並みってほんとに。。

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5月16日(火):耳鼻科

今日はまたろうの耳鼻科。気が重い。用もないこじろうをいっしょに連れていっておとなしくさせておかなきゃいけないのももちろん嫌だけど、またろう本人の方がよけいやっかいなのだ。

またろう自身、耳鼻科にいくと鼻がすっきりして楽になることを知っているので、通うことそのものには積極的だ。ただ、耳鼻科とか歯科とかは見なれないぴかぴかの器具がいっぱいで、「さわりたい病」のまたろうにはもんのすごい誘惑が強いところらしい。

さわっちゃいけないものにさわってしまうことにかけては、昔からそうとう重症なまま治らない。こじろうの方はとっくにそういうのは卒業して、外食でもお医者さんでも安心。さわるなといえばさわらない。またろうの方は、どんなにきつく叱っても、あるいはこんこんと説明しても、頭を力いっぱい殴っても、毎回毎回、テーブルの上の調味料やら、タクシーのドアのレバーやら、医療器具やらをいじるのをやめられない。現に叱られているそのときもいじりつづけてしまうところが、何を考えているのかさっぱりわからない。

今日もやはり、こじろうを抱きかかえて座っているととっさに鉄拳制裁を加えることができないので、何度か先生や助手の人に直接叱ってもらったりしていたが、消毒済みの器具にさわってだめにしてしまったのがあった様子。ごめんなさい。

小学校になってもぜんぜん変わらないなぁこれは、、(-_-;;

5月17日(水):こじろう個人面談&しっぽり絵本タイム

今日こそは、こくごの教科書を探すようにいいふくめる。「机の中や、お道具箱や、またろうの棚をよく探して、どうしてもなければ先生に相談するんだよ」

本屋さんに入ると、児童書フェアをやっていて、紹介だけ見て気になっていた絵本などがたくさん並んでいた。片端から中身を読んで、実際気に入ったものを2冊買いました。

「きょうはなんてうんがいいんだろう」作・絵:宮西達也 すずき出版
おおかみのウルは、森でおひるねしているたくさんのこぶたをみつけて「きょうはなんてうんがいいんだろう」。ひとりじゃ食べきれないので友達のおおかみに知らせにいくけど、「おひるねもりに、いったらさ、いっぱいの…」といいかけると「いっぱいのきのこがはえてたんだろ」といわれておいしいきのこカレーをごちそうになったもんで、そのまま忘れて出てきてしまった。次の友達のうちでは、「りんごがたくさんなってたんだ」とおいしいアップルパイをごちそうになって、、
**のほほんと幸せな味を出しているおおかみのキャラがよい。絵もいい感じ。

「からすのパンやさん」かこさとし 偕成社
からすのパンやさんに4羽のかわいい子供たちが生まれたよ。育児に忙しくてパン屋は一時期さびれてしまうんだけど、子供たちの友達関係と、お手伝いによって突然また、大復活!おおはやりのパン屋さんに。
**からす一家の自然体な様子がすてき。パンもおいしそうで、楽しい。

これは2冊とも、小学生向きというより幼児向きだと思いますが、主に「またろうにうけそうだなー」と思って買いました。

今日はこじろうの個人面談。4月からこっち、お友達をガブする事件などもあったので、ちゃんと話し合っておかねばということで、夫婦揃っての出席です。担任のM先生は、またろうもちょうど同じ3歳児クラスで担任してもらった人。
#またろうのときはさんざん苦労かけた

話してみると、親と先生の認識にほとんど差はなくて
・かなり落ちついてきていて荒れている感じはない(ガブもずっとしてない)
・朝も特例保育のホールに行かず直接クラスに行くことで納得した様子
・それでも朝はよく盛り下がっちゃって、寝そべったまま支度をしないなんてのがありがち
・すごくほめてのせたり、逆に本気で叱ったりすればちゃんと動く(兄と違って(^^;;)
・一対一でちゃんとかかわってほしいという気持ちが強い
・その気になったときはなんでもちゃんとできるし速い
・外面がよい(なじみのない人がいるといきなり完璧)

という具合でした。まぁ今のところなんとかなりそうなので、今後くる節目(出産、母の産休から父の育休への交代、復職)にはこじろうの変化をみて(園と家庭で連絡をとりあって)出たとこ勝負をしましょう、という結論で終わりました。

面談が終わって、ちょうど学童から出てくるころなのでパパ、ママ、こじろうそろってお迎えにいきました。またろうもさすがにうれしそう(*^-^*)

気になる「こくごの教科書」のゆくえですが、本人曰く「忘れてた」。こくごの時間があったのにどうして思い出さないんだろう??明日こそということで「メモ」を作らせて再度念を押しました。

ところで、買ってきた2冊の絵本は予想どおりまたろうに大好評でした。「からすのパンやさん」で、見開き2ページにいろんなパンが並んでいるところでは、自分でぜんぶ読み上げました。「じどうしゃパン、おまめパン、かびんパン!?えーっへっへ、、かばパン!、、」あと、こどもたちの名前も気に入ったようで、読み終わったあとも何度か繰り返して「チョコちゃん、リンゴちゃん、、」などと言っていました。

「きょうはなんてうんがいいんだろう」では、「むしゃむしゃぱくぱく」のページで自分もむしゃむしゃしておいしそう、最後のページ「あっ!おもいだした!」では大ウケでした。

またろうのやることなすこと見ているとイライラしたり叱りすぎたりすることが多い私ですが(相性はそうとう悪いと思う、だってペースが合わないもん)、お気に入りの本を読んでいるときはしっぽりと向き合えます。

* * *

「さわっちゃう問題」は程度を減じつつも小学校高学年になっても続いていました。高専に入るときもちょっと心配だったんですけど…だって、旋盤だのなんだの、危ないものがいろいろあるから、不用意に手を出したら、指とか腕とか命とか(-_-;; なくなる場合もあるものね。でも、そのときはもうすっかり大丈夫だったみたいです。

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またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(25)

2013年06月29日 | 小学生活
またろうの「さわりたい病」はほんっとに大変だったので、だから我が家では滅多に子連れの外食や買い物はしなかったんだけど、病院は行かないわけにもいかないし。

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* * *

5月12日(金):荷物管理はまだまだ

今日からまた5時帰りに戻る。音楽教室が金曜日になって初めての日だ。そのあと耳鼻科にもいくのでなかなかのハードスケジュール。

耳鼻科は親がついていかなきゃしょうがないが、音楽教室の分だけでもひとりでいってくれると助かるなぁーと思っていた。しかしまたろうが学童から戻ってきたのは5時15分。これから楽譜とバス賃もってひとりで出かけても間に合わないなぁ(教室は5:30から)。

しかたなく、またろう&こじろう両方連れてタクシーで駅前へ。まず音楽教室、、もちろんまたろう単独のレッスンになる予定だったが、鼻先まで連れてきてこじろうに何もさせなかったら暴れるので、先生に頼んで5分はこじろうにわけてもらう。

それから耳鼻科へ。またろうを耳鼻科に連れていくのは憂鬱。なにしろまたろうは、おもしろそうなものがあるとそれを触らずにはいられないのだ。「危険」または「他人の大事なもの」だったりすれば即座に頭を殴るなどキツク叱ることもあるがそれでもやめられない(叱っているその場ですらやめられない)という悪癖の持ち主である。

しかも、退屈でごきげんななめのこじろうも連れているので、私の手と膝はあらかたそちらを抱きかかえるためふさがっている。もちろん声では(またろうが手を伸ばしかけるとすかさず)「ダメ!」「大事なものだから(壊れるから)さわっちゃだめ。お約束守れないともう連れてこられないよ!」などというが、鉄拳制裁の方は間に合わず、消毒済みでおいてあった器具のいくつかをダメにしてしまった。ごめんなさい。

またろうは耳鼻科に来るのを嫌がっているわけではぜんぜんない。前回月曜日に来て、鼻掃除は痛かったり不快だったけど、そのあとほんとにすっきりしたらしくたいそう気に入り、毎日しつこく「今日もお医者さんいきたい」とせっつかれていたくらいなのだ。それなのにどうしておとなしく(約束を守って)診察を受けられないのか、、

音楽教室+耳鼻科+薬局とやっとすんで私の方は疲労困憊。またろう&こじろうの「マックいきたいー」攻撃に抗する気力がもはやなく、ひとつずつ好きなのを買ってやって(またろうはチーズバーガー、こじろうはポテト)帰る。というわけで今日のこどもの夜ご飯はバーガー+ネギのミルクスープ+おさしみこんにゃく&オクラ+いわし煮というような珍妙なものになったが、すっごくうれしいらしいからまあいいか。

明日は学校休みの土曜なので、今日が1週間の締め。持って帰るべきものはきちんと持って帰ってきてもらいたいが、「薬を忘れず飲んでね」「今日は5時に帰るんだよ」などより重要な課題があるので、とても本人に「体操着を持って帰ってね」なんて言えるものではない。

案の定、今日の状況:
・体操着がない
・給食袋(ナプキンを入れる)がない
・ふでばこがない
・学童の連絡帳は提出しなかったらしく返事がない

というぐあい。

音楽教室に一人でいってもらうためには、教室の支度まで朝から持って、学童から直接いく必要があるけど、これは相当難しいかしら。

#体操着はくさくなりそうだなぁ(-_-;;

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