ありのまま。あむのまま。

次男のあむあむは、知的障害・水頭症・てんかんなどを持つ男の子。わいわいどたばた、賑やかな我が家の日常♪

対応に、迷う時

2012年05月31日 | 障害・福祉・人について
先日、あむあむが、妹のららちゃんに
物の名前を色々と教えていた。

現物や、カードなどを見せながら
「いぬ、だよ。い・ぬ。言ってごらん」など、
根気よく、ららちゃんに話しかけていた。



そしてそのうち、聞かせるだけではなく、書き始めた。

↓「き・り・ん、だよ。き・り・ん。」



「ん」が微妙に波打ちすぎているのは、まぁ、ご愛嬌として・・・(笑)


私が、傍で見るともなしに見ていて、
「う~ん、どうしよ?!」と、感じたのは、次の紙。





この紙を見せながら、
「ららちゃん、か・ま・もだよ。か・ま・も。」

・・・と、あむあむ。



「か・ま・も」???

・・・と、あむあむの手元を見ると、たまごのおもちゃ。


「ま」の書き方が、かなり怪しいのも、まぁ、ご愛嬌として(笑)



ん~???




ちなみに、あむあむ君。

年に一度のペースで発達検査を受けていて、
大抵、ほとんどの項目で、実年齢の半分弱の発達指数になる。
(今、11歳だから、発達的には5歳半前後ってこと。)

でも、認知面の発達の割に、言語面の発達は、やや遅い。

さらに、軽度の口蓋裂もあるので、滑舌が悪い。

さらに、滲出性中耳炎もあるので、多少、聞こえは悪いはず。



今までも、ここまで発達している割に、
いまだにあむあむの滑舌が悪いのは、なぜだろう?と
疑問に思っていた。

・実際に、聞こえが悪く、実際の音と違って聞こえているのか?

・口蓋裂のため、口の機能的にうまく発音できないのか?


で、今まで、
耳鼻科や、言葉の専門家の先生や、口腔外科の先生や、
発達の専門の先生などに、機会があるときに聞いてみたけれど、
聴力はさほど問題が無いようだし、
滑舌に影響するほど、口蓋裂はひどくない。

結局、わからないまま、今日まできている。




そんな中、今回の「かまも」が出てきて、う~ん・・・。

ひらがなも、まだ全部を覚えてるわけじゃないから、
単に、勘違いしてるだけ?

それとも、やっぱり「かまも」って聞こえてるの?


う~ん、わからん。



でも、思い返すと、長男うーあも幼稚園の頃、
新幹線のこと、「ひんかんこん」って言ってたよな。

たまごのこと、「おあぼ」って言ってたよな。

あのころのうーあは、
発達的には、今のあむあむと、同じころなわけで。


ただ、違うのは、
健常児のうーあの場合、
ほっといてもいつの間にか正しく直ってたけど、

あむあむの場合、ほっといたら、
いつまでも勘違い(?)したまま、って可能性があること。



ん~。

でも、せっかく言葉の勉強に自信が出てきて、
しかも、ららちゃんと楽しくお勉強ごっごしてるのに、
水を差したくないしなぁ、と、結局、静観。

今度、言語の先生に相談してみようかなぁ。



さてさて、そんなことがあった、数日後。

私が洗濯をしていたら、
あむあむ&ららちゃんが手伝ってくれた。







・・・いや、正確に言うと、
本人たちは手伝ってくれているつもりなんだけど。

ひとつの洗濯物につき、洗濯ばさみを一か所しか止めていないので、
このまま干したら乾かないし、しわくちゃになってしまう。

だから、ひとつひとつ、こそっと干し直し(笑)


正直言って、かえって手間がかかるのよぉぉぉ(苦笑)



こういう時も、迷う。

こんな時、
「こうやって、伸ばしてから、2か所止めて」なんてレクチャーしたら、
たぶん、二人とも、非難されたって感じて、やる気なくなるよね。

でも、さっきの「かまも」と同じく、
言わないでおくと
もしかしたらこの先もずっと、
干し方の違いに気づかないかもしれない。


・・・あぁ、子育てって、難しい。




ちなみに↓こちらは、




一見、皿洗いのお手伝い風。

実際は、楽しく水遊び中の、ららちゃん。


この数分後には、もっとしっかり、水遊び(笑)





でも、食べ終わった食器を下げにきてくれたり、
洗い終わった食器を拭いてくれたり、
時々、ホントのお手伝いも、やってくれるんだよね~。





何かで見かけた言葉のように


あせらず、

たゆまず、

あきらめず。


いつか、本当にできるようになる日を夢見て。


行きつ、戻りつ、
地道に、ちょっとずつ、進んでいくしか、ないか~。









ランキングに参加しています。
よろしかったら、応援クリックお願いします。

古い記事にでもかまいませんので、
コメントも、お気軽にお寄せくださいね♪
にほんブログ村 子育てブログ 障害児育児へ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿