あむあむは、よく、
「あしたは、なにやんのぉ?」と聞いてくる。
これは、次の日の授業内容を知りたいということ。
あむあむの特別支援学校は授業のコマ数が少ないので、
毎回、同じ内容の時間割にそってやるわけではない。
授業の種類は
「ことば・かず」
「からだづくり」
「ずこう」
「せいかつ」など、いくつかあって、
この中から一日に2コマずつ、授業をする。
それから、給食後の活動も、
「あそび」
「もくもくタイム」(黙って学習する時間)
「そうじ」など、
いくつかの項目の中から日替わりで活動をする。
そんなわけで、毎日のように活動内容が違うので、
あむあむも、毎日のように確認してくるという訳だ。
学校での朝の会などでは、
先生方が作成してくださった
シンボルや画像を使った時間割を使っているようだけど、
隔週で生徒に配られるプリントは、字だけ、なんだよね。
↓例えば来週の分は、こんな感じ。
毎度、あむあむに聞かれるたびに
このプリントを見ながら
「あさのかい、ことば・かず、ずこう、
きゅうしょく、あそび、かえりのかい、だね」とか、
私が読んで、あむあむと一緒に確認しているのだけれど。
ひらがなは、勉強中のあむあむ君。
まだ、わかる字の方が少ないので、
この表を見て、自分で理解するのは難しい。
ってことで、前回のカレンダーに続き(その話は、
こちら)、
作ってみました。
あむあむへの視覚支援:時間割表の巻き~♪
でも、基本的にめんどくさがりの私。
2週間に一度、時間割を配られるたびに
新しいのを作って印刷するのは大変そうだなぁ。
めんどくさいと思っちゃうと、続かないかも・・・。
ん~。
・・・・・・・しばし、思案・・・・・・・・・
あれこれと考えた結果、マグネットシートで作ることに。
まずは
、「ぽっしゅん bo-ya」さんのサイトより、
週間カレンダー作成ソフト「週間Caranger」をダウンロード。
そこに、取り出だしだるは、前回のカレンダー作りでも
お世話になりました。
ドロップレット・プロジェクト編集の、
「視覚シンボルで楽々コミュニケーション
障害者の暮らしに役立つシンボル1000 CD-ROM付き」♪
これの中から選んだシンボルを週間カレンダーに張り付けて、
各授業名を打ち込み、時間割表を制作。
ちなみにどのシンボルを使うかは、
あむあむにいくつかシンボルを見せて、
「これで、○○ってわかる?」とか
聞きながら、決めていった。
あむあむの場合、基本的に
授業とかで使う具体的な道具とかよりも、
実際に活動している様子のほうがわかりやすいんだって。
たとえば「ことば・かず」の場合、
ひらがなとか数字のシンボルより、
勉強している様子のシンボル。
「おんがく」の場合、
楽器とか、楽器を演奏しているシンボルより、
歌っているシンボル。
「せいかつ」は、活動内容が色々あるから
どうしようか迷ったけど、
よく、植物の生長の観察をしてたから
植物の世話をしているシンボルでいいって。
どのシンボルを使うとわかりやすいのかは
お子さんによって違うと思うので、
やってみようと思われた方は
お子さんの反応を見ながら工夫してみてくださいね~!
作成した時間割表を、まずは普通にA4用紙に印刷。
次に、それを1コマずつ切り離し、
同じ大きさに切ったマグネットシートに、
セロテープでペタリ。
これをひとつずつ、時間割表と同じ配置で、
マス目入りの大きめのマグネットシートにはっていけば完成。
ちなみにこの大きめマグネットシートは、
ダ○ソーで315円で買ったもの。
本当はカレンダー用。
表面がホワイトボードで予定を書き込めるようになっていて、
裏面がマグネットシートになっている。
これのマス目の数が、時間割表にぴったりだったので、採用♪
↓こんな感じ。
↓アップにすると、こんな感じ。
↓さらに、他の週で使いそうなシンボルも制作。
こうやってアップにすると、
画像の位置がずれてたり
裏のマグネットシートがはみ出したりしてるのが、
丸わかりだ~(笑)
1週間の中で同じシンボルをいくつも使う時とか
失くした時とかを考え、
チョキチョキ、ペタペタ、予備のシンボルも多めに作成。
あとは「びょういん」とか「居住地校交流」とか、
イレギュラーな予定のシンボルも作らなきゃ。
ひとまず、これで一定の型ができたので、
あとは、時間割の内容に合わせて
毎週、シンボルを張り替えていけばオッケーなはず♪
あむあむと一緒にシンボルを決めただけあって、
出来上がりを見せたら、かなり理解できてたみたい。
できた途端、間もなく、冬休みに突入だけどね(笑)
とりあえず、目指すのは、
・カレンダーを見て、一か月の大きな流れを把握。
・時間割表を見て、一日の細かい流れを把握。
あむあむが、見通しをもって生活するための、
手助けになるといいな!
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