十一日目(スペイン滞在-市内観光&トレド)
写真は、スペイン王宮(マドリード王宮)。


・午前中市内観光、世界三大美術館の一つであるプラド美術館を見学。
エルグレコ、ベラスケス、ゴヤ等、歴史的な絵を見ることが出来た。スペイン王宮も世界三大王宮(他に、ヴェルサイユ、クレムリン)の一つである。まさに中世にタイムスリップ、ロンドン以上の衝撃を受けた。
・スペインは、空気が乾燥しているせいか、光の強さと影の濃さがハッキリしコントラストが強い。絵や教会のステンドグラスによく表現されている。
・昼は、みんなでVAR(日本での立ち食い一杯飲み屋と居酒屋を合わせたようなもの)へいき満杯に成るほど食べた。なかなか品数も多く安くておいしい。
・午後は、トレドへ。トレドへ向かう途中、ハイウエイ、鉄道、ビル等近代化の波が押し寄せてきている。まるで日本の感が強い。特に目に付いたのは、タクシーでかなり旧式なタイプである。郊外に出ると日本の風景によく似ている。
全体的に言えることは緑が少なく、家はレンガ造りで赤みがかっている。
日中は季節によっては40度を超えるが、夜は13~16度と過ごしやすい気温になる。このため、日中はお店(レストラン、デパ-ト等でVARやカフェ-等は除く)等が休み。但し、今年になってから万博やオリンピックの影響で一部ではあるがお店を開くよう認識が変わってきているとか。
・トレドの街を見学。
迷路の連続の街並み、石段だらけの街並み、ケンブリッジ以上に中世の街にタイムスリップした感じである。
トレドは、中世の街が目の前に突如として出現したとしか言いようがない。
中世のお城や教会や街がそのままの姿で、写真と異なり迫力ある光景。
何とも形容しがたい美しさの中に落ち着いた威厳が感じられる。
お城の周りに河が城壁の変わりのように取り囲んでいる。
景色も素晴らしく、中世の絵巻物を見るようである。
・夕食は、ホテルの近くのドラドレストランに行く。
ドラドがお薦め料理で鯛の蒸し焼き料理、一寸した美味な珍しいものといえる。
6千pts(ペセタ)日本円で6千円程度、日本では倍だしても食べることは出来ない料理である。スペインは物価が安い。日本の半値以下である。
・スペインに来て感じたことの一つに女性が美しい、アメリカ、イギリスではそれ程感じなかったことであるが此処に来て美人が目に付くようになった。
・スペインの女性はみんなチャ-ミングにみえる。
食事の量が多いのに何故あんなにスマ-トな人が多いのか。
女性はダイエットしているとのこと納得。
世界三大美術館には諸説あり、「所蔵作品の量や広さ」などから言うと一般的には、パリのルーブル美術館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館と言われている。
「所蔵作品の素晴らしさ」で言うと、ルーブル美術館・プラド美術館・エルミタージュ美術館とか。
トレドの街の写真は次回。