アラカシ(楓池の樫林)の剪定 2019年10月29日 | 樫/欅/曙杉 楓池のアラカシは株立ちを含めて四か所あります。Before、左側は既に剪定済みで右側の岩石の手前がこれから剪定。 Afterでは、左側の頭の部分の高さ調整をし、右側はバッサリとカットし岩山を見えるようにしました。反対側から見たBefore After。真ん中にキンモクセイが邪魔をしています。
シラカシ(日本庭園主庭右奥の山沿い)の剪定 2019年10月16日 | 樫/欅/曙杉 モリコロ、日本庭園主庭の右奥の山沿いシラカシの剪定。登ってやる剪定で、足場の確保を優先してりましたが木が大きく枝によって少し長めでカット。来年様子をみてさらにカットし仕上げとすることにしました。
シラカシ(日本庭園主庭奥の谷川沿い)の剪定 2019年10月15日 | 樫/欅/曙杉 モリコロ、日本庭園主庭の奥の谷川沿いシラカシの剪定。登ってやる剪定で、足場の確保を優先してやったので枝先は大幅にカットしました。Before After。
アラカシ(日本庭園主庭奥の樫林)の剪定 2019年10月11日 | 樫/欅/曙杉 モリコロ、日本庭園・香流亭から少し先に行ったところの芝の奥にあるカシ林。アラカシ17本、シラカシ1本。「木に登ってやる」 剪定(下欄参照)をこの樫林でやってみました。途中から撮ったので中央と右側の下のBefore部分が中途半端です。下の左側はBefore Afterがハッキリしている。混みすぎていていたので登るのに邪魔なものを主にカットしてみました。左側中央右側庭木の剪定の心得 - カルス樹木の剪定について、約12年間を振り返ってみて思うこと。造園学校で1年間学び、実戦で約11年、最初の数年は先輩たちから教わり教わった通りにやってきた。その後、先輩がいなくなってからは学校の仲間たちと日本庭園巡り(京都の庭園巡りの旅や修学院離宮:下欄参照)、よい手本となるようなものを観て回った。プロは凄いというか樹木によっては数百年というものがあり継続されてきているというのが予想外。数百年後の姿はある意味では”剪定の妙”といえる。この姿で共通していることは幹の部分がよく見え光がよく当たる。枝は間隔が広く枝ごとに独立し光がよく当たり、葉も同様で全てが光に当たるようになっている。これが数百年元気な姿を維持してこれた根本なのだと思う。ここ数年は、いろいろと考えながらやってみました。特に、「木に登ってやる」タギョウショウ...庭木の剪定の心得庭木の剪定の心得 - カルス
庭木の剪定の心得 2019年10月09日 | 剪定 樹木の剪定について、約12年間を振り返ってみて思うこと。造園学校で1年間学び、実戦で約11年、最初の数年は先輩たちから教わり教わった通りにやってきた。その後、先輩がいなくなってからは学校の仲間たちと日本庭園巡り(京都の庭園巡りの旅や修学院離宮:下欄参照)、よい手本となるようなものを観て回った。プロは凄いというか樹木によっては数百年というものがあり継続されてきているというのが予想外。数百年後の姿はある意味では”剪定の妙”といえる。この姿で共通していることは幹の部分がよく見え光がよく当たる。枝は間隔が広く枝ごとに独立し光がよく当たり、葉も同様で全てが光に当たるようになっている。これが数百年元気な姿を維持してこれた根本なのだと思う。ここ数年は、いろいろと考えながらやってみました。特に、「木に登ってやる」タギョウショウの剪定(下欄参照)は木に優しく効果は大きい。・早くてキレイ中央部分の剪定の時、脚立での足場の確保が難しく、何度も調整し、剪定より脚立の調整に時間がかかる。登った時の足場は枝が多くそれ程問題にはならない。頭を出したところを中心にぐるりと剪定するので早くてきめ細かくキレイにできる。・透けて見えるようになり、風通りがよく光がよく入る中の枯れ枝や不要な枝がよく見え木目細かに剪定できる。やってみてビックリするほど枯れ枝や不要枝があり、これをとることで一回りスマートに、透けて見え、木に優しいと言える。・真ん中の頭を出したところが穴ぼこにならないかタギョウショウなので登ることは考えていなかったが、木が大きくなり一本だけ現実問題として12段の脚立でも対応できない状況となり登ることを検討してきた。実際やってみると中央の頭を出したところは終わった後大きなすき間ができますが、タギョウショウの枝は柔らかく元に戻してやるとほとんど問題はない。心得として、庭木の剪定は「木に登ってやる」ことをお勧め。これは脚立を使用しないということではなく、木に登ることができるほど大きくなったものは何れ脚立だけでは対処できなくなるので早めに登ってやるとよい。登ることにより、枝の混み具合がよくわかる。混んでいる枝はカット。登りやすくなった間隔が枝の混み具合の調整になる。これは体験によるもので個人差あり。振り返ってみると、マツの木はいつも木に登ってやっていた。先輩たちから引き継いだものである。昔の人は全て木に登り剪定しそして素晴らしい姿を今に残している。木に登る原点に立ち返り、先ずは登ってみて、木に何が必要な枝で何が不要な枝か問うてみるとよい。おそらくこの繰り返しで育ててきたのではないかと思う。京都:一泊二日の庭園巡りの旅 - カルス2月14日、15日と一泊二日で京都へ、造園学校の仲間と京都の有名な庭園巡りをし、その道の良いものを見てきました。松をはじめいろいろな樹木の剪定された良い事例を見て回り参考になるものが多く大変勉強になりました。剪定だけでなく日本庭園そのものズバリ参考になりました。始めは、東福寺の境外「光明院庭園」庭が美しく、紅葉の時期がベストとか。苔もよかった。二番目、東福寺の芬陀院(雪舟寺)庭園雪舟作と言われ、苔と流れるような白砂の枯山水。三番目、東福寺方丈と八相の庭中央の松が凄いですね!幹の太さからみて本来ならかなりの大木になっているもの。右の山が五山になぞらえた築山。全体のバランスもよいですね。四番目、南禅院庭園楓がいい感じに剪定されていた。松は文人木仕立てで京都といった感じ。南禅寺からは徒歩で哲学の道を銀閣寺まで。途中の...京都:一泊二日の庭園巡りの旅京都:一泊二日の庭園巡りの旅 - カルス京都:修学院離宮 - カルス8月28日、修学院離宮を造園学校の仲間7人で見てきました。比叡山のふもと、東山連峰の山すそに造られ面積54万5千㎡という広大な大きさです。京都御所、京都大宮御所、仙洞御所、桂離宮とともに皇室用財産(国有財産)として宮内庁が管理しています。中離宮の入口。中離宮で観た透かし剪定の素晴らしさ。ハッとさせられました。最初観たときは透かしの極意のようなものを観た感じでハッとしました。どの角度から観ても透けて幹が観え中は空洞のようにスッキリしている。他の樹木を観たが同じように透かしが徹底していた。木の好きな人はご参考まで。中離宮を出て松並木に入るところ。予約制ですのでこの広大な離宮を20名位で独占しています。超贅沢といった感じですね。松並木を上離宮に向かうところ。凄い松林しです。大きくても4~5mで高さを抑えた剪定をしてい...京都:修学院離宮京都:修学院離宮 - カルスタギョウショウ(#1)の剪定 - カルスモリコロ、最も大きなタギョウショウの剪定(beforeafter)。beforeは、一か月前に撮りました。afterは、今回新たな試みをしてみました。大きくなりすぎて12段の脚立でも足場が悪く厳しい状況でしたので昨年から考えていた登ってやることを実施しました。事前調査として昨年、豊田の緑花センターに行き登ってやるタギョウショウの剪定を観てきました。中央に登り口を作り真上から剪定。登り口を作るのに苦戦しましたがその後は快適でした。周りはこれまでと同様に脚立でぐるりと剪定。これまでは一日以上かかりましたがこの方法だと一日かかりません。登り口ができたので来年からはもっと早くできそうです。凄く楽で中の枯れ枝まで奇麗に取れるので他のタギョウショウもやるようにします。2015年12月07日|樹木・剪定多行松(タギョウショウ...タギョウショウ(#1)の剪定タギョウショウ(#1)の剪定 - カルス