抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

マリナちゃんとブロンクスで叫ぶ

2005-06-10 22:24:31 | ぜ~んぶ見せます!
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デニスは、同い年のマリナちゃんとは、いつも「キャーッ」と顔をみあわせて楽しそうに悲鳴を
あげる。そして二人でぬいぐるみをつかんでみたり、走ってみたり。
そのうち、やはり同い年のりんちゃんも仲間に入って、芋虫のオモチャを見て
キャッキャッと子ザルのように楽しそう。

なぜか幼稚園のクラスの子とは、ダメだった。デニスより歳が数ヶ月下の
レンちゃんは、幼すぎるから無理だとして、
他の子は、デニスより上なのだが、デニスが同じように声をあげても
無視。あまり子供同士で遊ばなかった。

こんな小さなときからノリがちがうってのがあるのだろうか?

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幼稚園終了日デニスに変化なし

2005-06-09 09:19:34 | ぜ~んぶ見せます!
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いよいよ幼稚園の終了日だった。私は相変わらずデニスのクラスを見学。大広間での
ダンスにも参加して、私の保母生活も終了だ。さすがに最後の日となると、私のダンス
にもリキが入った。

オシリフリフリのシマウマダンスにも、ランバダ(かなり古いけど)なみの腰づかいで
くねくねくねりん。デニスもくねくねくねりんと最後のシマウマダンスとも知らずに
ノリノリ。

先生からいただいたアルバムは、クラスの子供たちが可愛く写っていた。それぞれの
顔が切り抜きになって、表紙になっていたが、デニスの髪にカールがあるので
カットするのが大変だったろうなぁ~。なんだかサザエさんみたいな頭になってるし。

とうとう1学期間ついてた私。きっと親離れできない生徒の新記録達成だっただろうか?

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幼稚園最終日

2005-06-08 18:49:09 | ぜ~んぶ見せます!
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幼稚園最終日の前日だというのに、デニス2時半に起きる。2時半ったって、昼間じゃないよ
午前の。いまだにデニスは、夜中に飲み物を要求する。
夜中に飲むと、オシッコの量がハンパじゃなく、明け方にはパンパースが爆発寸前。

「チンチン痛いよ~」と、デニスの殿方もおさまりきれないらしい。
そこで虫歯予防のためにも極限まで薄めて、量も少なくしてるミルクを用意している。
が、今日にかぎって。「ジュース」と薄めたミルクに不満をもったのか、哺乳瓶を
つき返された。

夜中に起きて冷蔵庫へミルクを入れに、いそいそ。いそいそ、いそいそ、いそいそ。
4回も行かされた。つまり、哺乳瓶4本分、やつは明け方5時半まで起きて飲んだ。
幼稚園最終日の前日だというのに、あ、もう当日だというのに、私まで睡眠不足だ。

しかも眠れなくなったので、今ブログを書いている。幼稚園にて、おやつの時間から
キッチョウアンの饅頭を囲んで、ママたちとのラストパーティーだというのに、
目の下にクマな私、どうする?

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コネチカットの海

2005-06-07 12:53:50 | ぜ~んぶ見せます!
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海に行った。気温が摂氏33度もあったのに、水は冷たい。
イーストとウエストに別れていて、ウエストサイドで泳ぐほうが、水温が高かかっ
たけど、岩場で、めちゃ汚い。それでも、デニスは喜んでいた。

と、小さなカニがいた。

「ソフトシェルクラブだ!うまそうだ」と私。デニスに、「これはクラブだ。ハサミ
を持ってて、はさまれたら痛いぞ」と解説。
「ヒロエ、もってかえって寿司にして食うか?」とレイ。

こんな汚い海にさえ
ソフトシェルクラブがいるとは、アメリカの寿司屋が繁盛するはずだ。

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Gymboreeの兄さんはお母さんといっしょの兄さんとはエラく違う

2005-06-05 19:03:27 | ぜ~んぶ見せます!
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Gymboreeへ、アイちゃんと
アユミさん(アイちゃんママ)に誘われデニスをつれて行ってきた。ここは子供専用の
ジムみたいなもの。

子供心をくすぐる、オレンジやブルーにグリーンの四角や丸いマットや滑り台などの
遊具があって、インストラクターの兄さんや姉さんがいるのだ。兄さんは、お母さんと
いっしょで歌ってるような癒し系、地味なタイプの兄さんじゃなく、

どちらかといえば、ギターを抱えてロックをやってるような兄さんだった。

兄さんが、ホーキーポーキーを(hokey pokey)踊ったら、全身をシェークする際には、もはやドラッグで
トンでる状態なノリで、シェークというより、はげしく痙攣なのだ。

やっぱーアメリカのキッズは、このくらいやらんと、興味を持たんのだろう。
デニスは、それを見て大喜び。

兄さんは、最後に本を読んでくれる。
いつもは、幼稚園でも、図書館でも、なかなか本に興味をもたず、よそ見ばかりしてる
デニスが、ここでは静かに兄さんの朗読を聴いていた。

きっと、兄さんの絶妙な本を読むリズムや、子供たちに質問するタイミングが
注意をうながすのかもしれない。もしくは、クッキーやジュースを飲みながら
だったから、子供たちが黙ってるだけか?

デニスは、ここで平均台が気に入ったらしく、何度もウロウロしていた。
ナディア・コマネチのように、平均台の上で宙返りできるように、体操のクラスに
でも通わせようかな・・・。

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デニス、マリーンの家のグラスを割る!

2005-06-05 10:43:54 | ぜ~んぶ見せます!
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レイの元ボスの家へお邪魔した。彼らは、コネチカットのグリニッチで、
金持ちしか住んでいないエリアにお家を持っているのだ。

私らは、もちろん3人の子供をつれて参上。奥さんのマリーンが、先週末の
レイの会社の同僚の結婚パーティーで
子供たちに会いたがり、レイが遊びに行くよと約束したのだった。

お部屋は、お洒落な家具で、ホームガーデンTVから抜け出たようなつくり。
黒や卵色レザーのソファに、うちのテレビの4倍くらいあるスクリーンのテレビに
大きなイスなのかベッドなのかわからないカウチ。

白い壁には、青や赤に黄色と自分たちでぬったという
四角を重ねて描かれたペイントのアクセント。

デニスは、水槽を見て大喜び。「さか、さかなぁ~」と日本語で魚を指差す。
が、他の人がみんな英語で「フィッシュ」というので、そのうち「フィッシュ」と
デニスも言い出した。はじめてのお宅なのに、デニスは上機嫌。

やばい、これじゃーデニスが酒乱のオヤジのように暴れまくるぜ。
知らない人だと怖がって、私から離れないんだけど。

小手調べのように、カウチにのせてあった小さなクッションをデニスがポンポンと
投げはじめた。「ダメよ!デニス」ちょっと躊躇するが、ポンポンやってるうちに
ストロベリーのクリームへズボッ!

「キャー大変」と私はあわてる。「大丈夫よ、たった5ドルのクッションだから」と
マリーンは笑う。
「レイ、私はアヤを抱いてるから、デニスを見ていてね」と頼んでおいたのに、
デニスが一瞬のうちにダイニングへ走っていた。

デニスの手には、高価そうなワイングラス。まるでグラス彫刻みたいなキレイな
やつだった。「デニ~ス!」私は叫んだ。デニスは、おじけづいた子鹿のように、
ピクリとオシリを突き上げたかと思うと、手にしていたグラスを床に落としたのだ。

そのグラスが落ちる瞬間は、ストップモーションのようだった。
パッリーーーン、グラスの割れる音は、透明感のあるキレイな・・・。
そんなことを考えてる場合じゃないと自分を制する私。

「マリーンごめんなさい」「大丈夫、大丈夫よ」と、マリーンはすぐに
ほうきを持ってきて片付けた。

大丈夫と言われても、やはり高価なものをくずされたら、たまらないだろう。
最後まで、デニスは、私の神経をピリピリさせるのだった。

次の日、レイが友人と電話していた。
「昨日は、前のボスの家へ行ってたんだ。僕がいつも、デニスは悪さをするから
って言ってたのに、信じないで、家へ招いたんだけど、
デニスがワイングラスを割っちゃったよ。あれほど言っておいたのに、招いた
りするからさ」

と、アメリカ人は、招いた方だってモノを壊されても仕方がないと
あきらめなければならないのか?招く方は、モノを壊されたくなければ、
子供を招かないか、高価なものは手の届くところへ置かないという
責任があるらしい。

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ギャンブル場は、アメリカも日本もおなじ

2005-06-03 12:39:25 | ぜ~んぶ見せます!
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アトランティックシティーに、一度でいいからギャンブル好きな母をつれていって
あげようと、デニスや双子を車で2時間半も片道がまんさせながら一家で大移動。
レイのダッドがナビゲーター。

デニスと双子をレイに子守させ、私にべったりなデニスを「海につれていってあげる」
と、まいたのだった。そして
bally'sというホテルの
カジノでダッドが私と母にスロットのやり方を説明してくれた。

スロットは、日本でプロなみの母。日本のパチンコ屋さんにあるパチンコと同じように
20ドル札がマシンの中に吸い込まれていくのだった。

母は、さすがで、すぐに遊べる台をさがして、長時間座り続けている。
私は、ウロウロしてばかりいるうちに40ドルをすって、70ドル取り返し、再び40ドル
すった。

「ランチは食べなくていいの?」と母に問えば、
「お母さんはランチ食べてるより、この台で楽しく遊んでるから」と言うので、
母を残してレイとバトンタッチ。私は、一杯だけでもひっかけたくてバーを探す。

姉さんたちが、お盆にのせたカクテルたち。これはなに?
ダッドに問えば、無料のドリンクだそうで。しかし、無料ったってスロットの前に
座って遊んでなくてはならない。「そりゃーカクテルオーダーして待ってる間に
40ドルすってるよ私なら。結局、高いカクテルになるわ」

「そうさ、だから俺はいつもバーへ飲みにいくんだ」とダッド。さすが酒とギャンブル
を知り尽くした男は、無駄がない。

母は、私がボードウォークをウロウロし、双子を寝かせて、
まずいチャイニーズをデニスと食べてる間に200ドルすってしまったらしい。

「ここへきてよかったわ」と母がコメント。
「なぜ?」
「日本でも、アメリカでも、どこでも客に勝たせないってわかったもの」
レイにそれを通訳すると、

「そりゃーそうだよ。だからドナルドトランプや、他のオーナーたちがファンシー
でいられるんだもん」
「でも、楽しかったわよ。スロットができて」と負けん気のつよい母。
「きっと、お母さん以上に、ホテル側が喜んでるよ」とレイ。

つまりは、遠い日本からきてまで、お金を落としていくカモなのである。

そろそろ帰ろうかと、ダッドを携帯で呼び出す。「あと30分待ってくれ」しつこく遊ぶ
ダッド。
「あ、この子たちのオムツを替えなきゃ」と、ダッドを数分間待たせていた。

「ちょっと俺は、向こうの角に行ってるよ」と100メートルほど歩いていった。
と、ホテルの中へ入ったのだった。
オムツを替えて、車を走らせる。「ダッド、なにしてんだよ帰るよ」と再び
レイが携帯で呼び出す。

うれしそうに帰ってきたダッド。「200ドル勝った」とダッド。「えぇ~~~っ!この子たち
のオムツ替えてる間に?」レイと私は、同時に声をあげる。

帰りの車の中で、ダッドは友達に「今日は、俺のおごりだバーで待ってろよ」と
電話していた。

ギャンブルの後に酒を飲む!
競輪場や競艇場の近くで、ギャンブルの後に一杯
ひっかけてる日本のオヤジたちと同じなのであった。

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歯をレントゲンでとりまくり

2005-06-02 11:51:46 | ぜ~んぶ見せます!
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歯医者で、「歯の根っこが曲がってるせいで歯茎が痛いのかも」と、レントゲンを
とりまくった。あっちを掘ったりこっちを掘ったりと、うす目を開けてみてたけど、
コリアンの兄さん歯科医は、麻酔とドリルと釣り針みたいなのを使って、
歯一本のために悪戦苦闘していた。

その苦戦は長く、なんと2時間。
歯って、すごいなぁ~。こいつのおかげで、私はもちろん、歯科医の兄さん
と、歯科衛生士の時間を2時間も割き。兄さんは、いろんな人の歯のおかげで
BMWに乗ってるわけで。

素人の私が簡単に歯を治療するってったって、兄さんは、ものすごい学費を払って
時間をさいて、頭を使って、神経やら、歯の構造やら、レントゲンに、
薬についても勉強してきてるわけだ。

今は、きっとマシンもコンピューター制御とか
だったら、それについても学んでなきゃならんだろうし。入れ歯の材質とかも知って
なくちゃならん。すんごい勉強量だろう。

そんなことを考えながら、ごそごそと掘削工事している兄さんを見ていた。

ところが2時間、あらゆる技術を駆使して結果が悲しい・・・。

「スペシャリストに、歯茎をカットしてもらって見なくちゃわからない」
結局、歯茎の奥のことはレントゲンでもわからず。開いてみないとどうにもならんってこと。

最初から、歯茎がはれて痛いから、私は歯茎を開けなくちゃ、どうにもならないって
思ってたんだよねぇ~。痛みに耐えたり、アレルギーの鼻づまりで、
苦しんだりしていた、私の2時間を返して!

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デニスが突然、アイちゃんの家へ訪問

2005-06-01 11:36:34 | ぜ~んぶ見せます!
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お天気のよかった今日。一日中、デニスは私たちの用事にふりまわされて、車の中
で母と共に待たせてばかりいたので、夕方5時をすぎて家の前の公園へつれていこうと
外へ出た。

デニスは、恋する女を追い求めるドラマの武田鉄矢のみたいに「アイちゃん(近所に
住む3歳の女の子)」と言い
ながら、公園の前を通りすぎた。デニスの後姿と流れる髪はまさしく
「僕は死にマしぇン」状態。

家のアパートの斜め前にあるアイちゃんのマンションの玄関までデニスがつれてきた。
「ちょっと待って、あゆみさん(アイちゃんのママ)に電話するから」と、
結局、晩御飯前の忙しい最中なのに、お宅へ強引にうかがってしまった。

いつも助かりまっす、あゆみさん!

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