抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

デニスと海水浴!ギョギョギョッ砂浜にフリチン男

2005-06-29 22:09:29 | ぜ~んぶ見せます!
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山口県のヨシモという海水浴場へ行った。デニスと私で貸しきり状態となった海。
青く透き通った海きれいだぁ~。ちょっと海草がたくさん浮かんでるけど、数日前に
しけたせいだとか。

海の家のオバちゃんは、とっても親切で母と双子の世話をやいてくれていた。
バスタオルをしいてくれたり、哺乳瓶を洗ってくれたり。至れり尽くせり。
もちろんここも貸しきり状態。まだ6月だから、みんな水が冷たいと思ってるらしい。

それでもデニスと私にしてみれば、コネチカットの氷のような海にくらべりゃー
ここは、温泉みたいなもの。浮き袋も借りて、デニスはプカプカ浮かんでいる。
しばらくデニスと楽しんでいたら、

砂浜でバーベキューをしている兄さん10人ほどが、突然、海へ近づいてきた。
3人の兄さんが、なにやら、おかしな行動。
ざざーーーっと、波打ち際にいる兄さん一人は、泥酔したのか、のびていた。
そして、股間の海草がざざーーーっと、波にのってゆれている。

あれ?なんで海草が見えてるんじゃろ。

のびている兄さん(ここからはのび太くんと称する)、海パンはいてないし。

海の家のオバちゃんたちものび太くんを心配そうに見守る。

海の家にもどってオバちゃんに聞いたら、
のび太くんは、夜勤明けなのに、砂浜に埋まっていたのだとか。
「ほやけ、パラソルぐらい使わなぁ~て、いうたんよ。夏のお日様を
バカにしちゃーいかんよ。熱中症にでもなったら、死ぬわ」とオバちゃん。

「お兄ちゃん、どうしてパンツはいてないの?」と私。
「さぁ~?友達が、オバちゃん、こいつのチンx見においで~いうたんよ。
オバちゃんは、見るつもりはなかったけど、心配やけ見に行ったら、アソコには、
もうタオルかなんかかけちょった、オバちゃん、見るならタオルはずすよ
って友達が言うけど、見とうないって断ったわ・・・」とオバちゃんは、
かなり残念そうだった。

しばらくたってから、仲間の兄ちゃんたちがやってきた。
「救急車呼んだよ」と言う。オバちゃんは、
「もっとはよ~救急車よんどかなぁ~。真っ青になっとったよ」

15分ほどで、救急車がやってきた。野次馬根性な私の母は、「ヒロエ
双子を見とってね」と、そそくさと救急隊員にかけよった。

「どうやった?」と母に聞く私。「兄ちゃん、だいぶ顔色よくなっとったみたいよ。
でも、病院に行ってみらんとわからんって言っとった。それにしても
ハンサムな兄ちゃんやったよ」ハンサムな兄ちゃんだったら、私ももっと近寄って
アソコを見ておくべきだったと、後悔。

救急車が去った後、
海の家は、なにもなかったかのように、私たち家族と、なじみの客で
にぎわった。私もビールを飲んでたら、常連の兄さんとオヤジ二人も隣のテーブルで
焼酎やビールを飲んでいた。

「これは、地元の漁師さんから直で買っとぉ~け~、原価よ」とオバちゃん
お勧めの、ビン詰めのウニを食べながら、海風にふかれて飲むビールは最高な気分。

デニスは、となりの兄さんにチョコレートをもらったり。
いつの間にか、私たちも常連客となごみ、話をしていた。

「ビーチバレーをすれば、市から補助金が出て、この浜を掃除してくれるって
いう話もあったんやけど、反対した人がおって、できんかったほ。うちは、賛成
やったんやが」とオバちゃん。

かなり酒で顔が赤くなってきたオヤジが、その話をもってきたらしく、
「じゃけ、俺がいうたんよ」オバちゃんと大声で、話しだす。

そのうち、漁師のオヤジたちが8人ほど集まって宴会になった。
エリカとアヤが泣き出すと、鉢巻をした赤ら顔の爺ちゃん二人が
「ベロベロベロベロバーッ」あやしてくれる。

なんだか、のどかだなぁ~・・・。昨日のイトコのような
ひきこもりの人間もいれば、こうして仲間と
ガヤガヤとわけもなく集まる人たちもいて。

ここには日本の心である人情ってものが、まだまだ存在しているのだ
と、心安らいだ。きっと彼らは、自然と共存しているからこそ、
人間らしく生きていけるのかもしれない。

それにしても、
漁師さんっていうのは、昼真から酒飲んで、最高の生活をしているぜ。
って、私も飲んでるけどさ。

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ひっきーが増えてるのか・・・挨拶もできない大人がいる日本

2005-06-29 06:46:36 | ぜ~んぶ見せます!
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いとこに久々に会った。彼女ももう30歳になる。
「久しぶり~」と明るくあいさつしながら、子供をつれて遊びに行ったら、
無視された。

うちの母に、
「どうなってるの?アノ子は・・・。2歳のデニスでさえ挨拶ぐらいはするよ」と
私は驚く。

ひきこもりする人が日本には、増えているという。
きっと人に挨拶するのも、面倒なのだろうか?しかし私が小学校二年生くらいに
彼女は生まれ、いつも可愛がってたのに。こんな風に無視されるとは・・・私も
ショックだった。

彼女は叔母(彼女の母)と話してる間も、私たちに背をむけて、テレビばかりを見ていた。
携帯で、誰かとコンタクトとってるのか、ピッピと片手で操作している。
携帯だったら、コンタクトとれるんだろうか?私も携帯で挨拶すりゃーよかったのか?

「あんなに無愛想だったら、会社では、どうしてるんだろうねぇ~」と私。
「きっと、会社もよく辞めたりしてるから、なにか問題あるのかもね」と母。

デニスがガチャガチャと部屋の中のものをいじると、彼女はテレビを見ながら
「さわらないで!」と叱責。「ドンドンしない!」とドアを叩くデニスに叱責。

「きっと見たいテレビがあったんじゃないの?」と母。

「見たいテレビがあったとしても、挨拶ぐらいはできるでしょ」納得がいかない私。

集団自殺なども多い日本。
きっとこういう、人とコミュニケーションできない人の
唯一のコミュニケーションが、死だったのかもしれない。

うちの娘が、こうならないように
母親の私が、しっかり育てなくちゃ。

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