抱腹絶倒!NY育児日記

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非常識な親に育てられる子供たち

2008-10-30 11:43:06 | ぜ~んぶ見せます!
日本人とアメリカンのハーフの子を持つご近所さんで、
ご近所のプールに行ってる人がいるという。
ちょっとストリートがちがえば、学区のちがうこの辺り。

彼らは、レベルの高い学校にいってるので、本当に
泳ぐだけのためにこの施設を利用しているのだろう。

その、ご近所のプールってのは、
プロジェクト(低所得者層のためのアパート)の近く。
かなりヤバイ雰囲気なので、ちょっと敬遠していたのだ。

彼らが行ってるのならと私もと、
レジストレーションに行ってみた。

前に一度のぞいてみたことがあったのだけど。
相変わらず、やる気のなさそうな、ブラックの婆ちゃんが
彼女なりに丁寧な対応でクラスの説明をしてくれた。

で、結局。

デニスのビギナーズクラスは既にいっぱいらしい。

仕方がないので、YMCAへ行った。

やはり雰囲気が違う。違いすぎる。
それはアメリカに住んでいる人にしかわからないと思うのだけど。

義理妹のジョアンは、ヨンカースに住んでいるが、
ご近所が低所得者層だからと、
わざわざテリータウンという環境のよいエリアのYMCAまで
30分近くドライブしてジェード(娘)を通わせている。

それってやはり必要なことなのだろうか?
って、今日は
ちょっと考えさせられた。

私の母は、私が小さいころ、どんな子供たちでもを
分け隔てなく、遊ばせてくれた。

だからか私は、そういう母親になるべきだと思っていたのだが。

アメリカだと、やはり無理なのだ。
アメリカの低所得者層っていうのは、
かなりヤバイ。

すべての人がそうだとは言わないが、

親がドラッグとか普通にやってる人もいるのだから、
仕方ない。

和田アキ子さんのコンサートにも、ドラッグ中毒からのリハビリに、
ゴスペルをやっている集団がきた。

彼女は本当に、受け入れることができていたのだろうか?

実際、バラードを歌っている最中、そのゴスペル集団の家族であろう
子が火のついたように泣き続けた。

アキ子さんも
「泣く子は黙らせておいて」みたいなことを言っていた。

まさか、ゴスペル集団の彼らが子連れでくるなんて
思ってなかったから・・・。会社側が招待したのかもしれないけど。

大人のコンサートに子連れは、ダメ。
それが常識。

もちろんコンサートのチケットには、「子供をつれてくるな」って
書かれていない。
連れてくる人がいるわけないってのが常識だからである。

そんな常識を知らない大人に育てられる子供たち。
そりゃー、常識がわかるわけないでしょ。

だから、その非常識は子供たちのせいではない。
その親も、常識を知らずに育ってきたのだから。
生まれ育つ環境のせいなのだ。

ってことは、環境がそうだったら、
デニスも常識が不明瞭になっていくのではないか?

ダメなことを教えるにしても、

「あの人がやってるのに、なんでダメなの」って感覚に
なりやしないか。

なんて言ってる私も、
常識をわきまえてる人間とはいえないけど・・・。

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