抱腹絶倒!NY育児日記

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まだ鎖国しているの?二重国籍を認めない日本

2008-10-24 11:32:19 | ぜ~んぶ見せます!
アユママ宅にて、またしてもおよばれ。

いやはや駐妻(駐在員の奥様)と、グリ妻(グリーンカード保持妻)で、
盛り上がった。

昼から酒も入ってないのに、私はハイで熱くなった。

まず、

オバマとマケインの選挙もいよいよ終盤へ向っているアメリカ。
選挙権のないグリーンカード保持者が、選挙権のために
アメリカ国籍をとるかどうかという話になった。

そして22歳以上には未だに二重国籍の認められていない日本国籍を持つ
私たち。(江戸時代から、まだ鎖国やっとるの?)

二重国籍を認めていない国って先進国では日本くらいじゃないのか?

それに、日本で生まれても、日本国籍を取れない外国籍の親から
生まれた子供たち。
なんで日本で生まれてるのに、日本人じゃないのだろう?

おかしい・・・。絶対におかしいと思う。

その後、私がなぜに熱くなったのかといえば、
私の夢である老後の老人ホーム設立
「ぼけしらず」について語っていたのだ。

老後は、どうしても日本には帰れないグリ妻。
でも年老いてから、
アメリカ病院の典型的な食事(味のないマカロニアンドチーズとか、
マッシュドポテトやグリーンビーンズなど)を食べたくない。

だから、

今から出資者を募って
老人ホームをつくろう!
と計画している。

「今から積み立てしておいて、老後になったら入れるようにするの。
今から施設をつくっておいて、今のお年寄りにももちろん開放する」

などと熱く語ってしまった。

でも、それよりも熱くなったのが、

温泉旅館。

マンハッタンには、美味しい和食の料亭などはあるのだけど、
温泉旅館がないのだ。

「温泉って出るのかなー?」という駐妻軍団。

でも、

多分、「掘れば出るんじゃない?」と適当なことを言うグリ妻軍団。

この楽観的思考が、アメリカ在住である所以かもしれん。

温泉につかった後に浴衣に着替えて、
お座敷で美味しい和食を囲んで、お猪口にはお酒がトクトクと注がれる。

生きていてよかったと思える、
至福の時なのだ。

そんな話を聞いてるうち、
「あぁ~日本に帰りたくなった」とグリ妻が思わずつぶやいた。

ワシも同様に、
日本に帰れる駐妻さんたちが羨ましくなってきた。

やっぱ日本国籍は捨てられないぜ。

さて、

二重国籍について調べていたら、こんな記事が
産経新聞のサイトから出てきた。

世界に誇るくらいに頭のいい人だけは、
日本人としてキープしておきたいなんて、
なんだか調子いいなぁ~。

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ノーベル賞余波 二重国籍禁止を撤廃 自民法務部会 国籍法改正検討 

2008年10月11日(土)3時9分配信 産経新聞

 ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎米シカゴ大名誉教授が米国籍を取得していたことを機に、自民党法務部会の国籍問題プロジェクトチーム(PT、座長・河野太郎衆院議員)は10日、二重国籍を認めていない国籍法改正の検討を始めた。南部氏はすでに日本国籍を喪失しているが、ノーベル賞受賞が思わぬ波紋を広げたようだ。

 国籍法11条は二重国籍を原則認めておらず、出生地で国籍を決める「属地主義」の米国などで生まれた日本人は22歳までにどちらか一方の国籍を選択することになっている。

 外国籍を取得した人はその時点で日本国籍を自動的に失うが、地方法務局に届け出なければ、戸籍はそのまま残る。個人情報を外国政府に照会することはできないため、実態把握は難しいが、法務省では、外国籍取得者の約1割しか届け出ていないとみている。

 日本に戸籍が残っていれば、旅券取得や選挙の投票などが可能となり、犯罪に利用される懸念がある。一方、国際結婚などで政情不安な国の国籍を取得した人には日本国籍を残しておきたいとの思いも強い。

 法務省は法改正に慎重だが、PTでは「正直者と有名人がバカを見る制度だ」(河野氏)、「二重国籍を積極的に認めた方が日本人が世界に雄飛しやすい」(猪口邦子衆院議員)など改正論が根強い。PTは二重国籍の実態や問題点を洗い出していく方針だが、国籍は「誰が日本人か」という国家の根本問題だけに論争を呼びそうだ。

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