抱腹絶倒!NY育児日記

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ブロードウェイ「オペラ座の怪人」は最高!

2008-06-07 22:42:55 | ぜ~んぶ見せます!
母と二人でミュージカル。

「オペラ座の怪人」

NYに20年以上住んでいる人でも、いまだにミュージカルに行ったことが
ないなんていう人もいる。

私も、ミュージカルって
数えるくらいしか行ったことがない。

でも、この
「オペラ座の怪人」だけは
NYへ来た当初から行ってみたかった。

その上、
以前にNYの日系ローカル新聞NYジャピオンで
インタビューさせていただいた演劇プロデューサー仙石さんから

「何が一番のお勧めミュージカルですか?」という問いに、
「オペラ座の怪人は、舞台装置から音楽に照明など、
ミュージカルの中でも完成されたものだと、伺ったのだ。

最初にお話の中に出てくる大きなシャンデリアに明かりがついて、
グーンと客席サイドへ上がって行ったのには興奮させられた。

そもそもこのミュージカルは、
オペラ座で起こる奇怪な事件の話なのだけど、この演出によって、
まるでこの劇場で起きるんじゃないか?って錯覚に陥った。

オペラを歌うパフォーマーは最高に美しい。そして主役の女性より
ライバルのオペラ歌手の方が、ハンパじゃなく歌がうまかった。

高音でも低音でも音が鮮やかで透き通るような声。

カエルのような声にされた時も上手に演じる。

後からキャストを見てみると、ライバルはアフリカン・アメリカンの女性。
やっぱりねって感じがした。

知ってる曲ばかりなので、
最後まで飽きることがなかった。

船にのって主役が怪人に連れ去られるシーンは素晴らしい。

ドライアイスを使った演出で、
深い霧の中に浮かぶ船がスムーズに流れていくようだ。

周囲にともる灯りが、これまた星のようで美しい。

ストーリーは予習していってたので、内容にもついていけた。

とにかくオペラのシーンは飽きることがなかった。

怪人が作曲したものを歌手たちが練習しているシーンと、
実際にオペラで歌うシーンのギャップ。

練習中は、なかなか音がつかめない歌手がいたりする。
半音ばかりで難しいメロディー、そしてそれぞれの歌う旋律がバラバラなのだが、
オペラのステージになると、見事なハーモニーを奏でるのだ。

ドレスに仮面も、色鮮やかで楽しめる。

仙石さんがお勧めされたとおり、最高の舞台であった。

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