アルの鉄道模型工廠

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KATOD51 498をお手軽北海道形にしてみる・1

2011-01-08 03:29:31 | 完成品加工
さあ新年一発目は軽い加工からはじめて見ます。

更新が遅くなってるのは製作中のドラゴンのBf110D3のエンジンカウルが一個どっかに行ったことによる精神的ダメージのせいです(ノД`)


今回は昨年発売されたKATOD51 498をお手軽に北海道形に改造してみます。

予算不足とKATO新D51用のパーツ自体があまり市場にそろってないので、あくまでお手軽に細かい所は省略して大まかな雰囲気が出ていればヨシとします。

まずは北海道型の外見上一番大きな特徴である切り詰めデフを製作します。

サードパーティーからそのうちエッチング製が出るだろうと予想されるので(期待してますよ革命さんとかギャラクシーさんとかw)元のデフを刻んで再現します。

まずはデフの点検口を開けます。


マスキングテープで位置決めをして



デザインナイフでくり貫きました。



なんか歪んでるような・・・まあいいや

次はデフの切り詰めと同時にギースルエジェクターも装備させます。

何でギースルなのかというと・・・

北海道型のもう一つの外見上の大きな特徴として密閉キャブがあります。

KATO新D51は1/150なので旧D51用の密閉キャブパーツが寸法が合わず使えません。

密閉キャブパーツの寸法を詰めれば一応密閉キャブ化は可能ですが、今度はテンダーとキャブの間隔が旧D51より小さくなっているため、そのままの498テンダーだと密閉キャブが干渉するといった実車と同じ問題が発生してきます。

これに対応するにはテンダーのドローバーを長くするか実車と同様にテンダーを斜めに切り落とすかの二択しかありません。

どっちもお手軽加工の範囲ではなくなってしまうので、密閉キャブ化以外の北海道形っぽさUPの方法としてギースルエジェクター装備をチョイス。

ギースル装備機も密閉キャブ化されてない機体が存在します、まあ秋田のギースルはもちろん密閉キャブじゃないですが・・・

それに普通の切り詰めデフ装備機にも密閉キャブじゃない機体もそれなりにいます。


作業に戻ります。

デフは写真などを参考に垂直に気をつけて切断。

ギースルは元の煙突を取り外しテーパーになってるベース部分を削り落として接着しました。



足回りと組み合わせてみます。



ナンバーが498のままですが北海道形らしさUP?


次回に続きます。

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