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従ってその対策を講じる必要があった。
そのためには、カラスの種類やその習性について、良く知る必要があった。これがサイエンスに相当するところだ。
すなわちサイエンスとは正しく認識することを指す。カラスに関する様々なデータは過去、すでに数多く集積されているはずである。それを検索することから始まった。行動を起こす前にまず相手について良く知らなければならない。
昨年話題になったロッテ、バレンタイン監督のデータ野球のデータに相当する部分である。
そしてそのサイエンスに基づいて行動を開始したので有効な手が打てたのである。
これがアートに相当する部分である。肉体を用いて行動を起こし、目的を達成する、あるいは観衆(鑑賞する人)が待ち望んでいることを体を使って表現する、これがアートである。
こう考えれば、プロ野球も私の職業も立派なアートと言える。何も絵描きやミュージシャンだけがアーティストではない。
すなわちサイエンスとアートは表裏一体のものである。日本語に訳せば、学と術、すなわち学術となる。何だか陰陽学めいてきた。
私は現在おいてもなお、サイエンスとアートの間を行ったり来たりしている。精神と肉体のバランスをとるためである。
最近、初めて接木なるものを試みたが、このサイエンスとアートの考えが大いに役立ったのは言うまでもない。
多くの専門家にインターネットやメール、電話等でサポートを受けたが、基本的には、すべて独学独習である。
その中で最も強力なサポートとなったのが、一流の研究者と電話で5分かそこら話したことであった。直ちに問題の核心に迫ったのである。
私は、カラスの害にはゴミを荒らされた程度ですが、鳩にはベランダを占拠され、網で覆って暮らした体験があります。
サイエンスとアート、観察・思考・行動・表現を細分化し・拡張してゆくことが面白い。
ただ、社会システムへの調査・企画・運営に関わっていると、人の感じ方・意識の仕方・行動や表現の仕方など、自然・環境や成長してきた家族や社会背景に沿って様々で、また変わり続けていることを感じます。
身近な動物の動きを人の仕草になぞらえたり、夜明けや雲の動きなどと自身の状態を意識で繋いでみたり、自身の身体で知覚・認知・行動・表現をしてゆくことを大切にしています。
自分も自然や生きもの・社会と関わり合い・せめぎ合っている一部でもあり、その新たな局面を切り開くとき、アートともクリエイトとも云えるのでしょう。
言い換えればいずれも、それぞれがそのときどきの妄想に従って認識し、表現し、行動している。
マスとしてみた場合、世界の認識の仕方において、そのときどきの一般的な傾向も存在する。それらに基づいて、彼等の行動、表現も変化していく。
こういう具合に解釈したのですが、クオリアの問題もありますので他者の世界を理解するのは容易ではありません。。
私は、試行錯誤ばかりです
http://blog.goo.ne.jp/alfclub/e/b7e1e168a7b7d621c0554502757036e9頭痛 TV プロジェクター 視覚 イメージ クオリア
http://blog.goo.ne.jp/alfclub/e/0c6cff06eced304761b5b9a09f4160f1"他者の喪失”、"自己の喪失” ホリスティック・メディア空間を考える
http://blog.goo.ne.jp/alfclub/d/20060414 メディアの森 表参道駅にて