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公園の子供の声が騒音?

2009-10-06 04:02:26 | 暮らし・街・環境
10月5日19時30分からのNHKTVクローズアップ現代「公園がうるさい?」で、
足立区の公園で遊ぶ子供の声がうるさいとの苦情が、噴水の停止、私語の禁止まで発展した事例を紹介していた。それまでの平屋中心の地域社会からマンションが増え、顔を合わせない住人が増えてきた結果、知らない相手では子供まで騒音源となるようだ。、住民の苦情が重なれば、公園でのサッカー・野球の禁止から深夜の私語の禁止・・・まで行政は行う。

世田谷区では公園での遊びを支援するNPOが、公園の周りの住民の理解を得る活動を進めていた。京都では、スケボーのリーダーが、地域住民の理解を得てスケボー公園をつくり、公園の協働管理や地域のスケボー教室を開き、大会まで誘致して、街の賑わいに結びついている。

地域の課題は、何も子育て・介護という個人のレベルや環境・防犯・防災という公共のレベルまで、相手を知り・事情を理解しないことから起きることが多いようだ。
孤立するほどに、共通の興味から個人の迷惑へと感じ方は変わる。
お互いが何をしているか知らせ・気づくことで、束縛するのではなく、
気ままを認め合い、ざわめきを安心感に変えているのではないか?
幼稚園から高校まで、学校だってウルサイことはうるさい。
しかし、子供が育ち・学ぶ場だと思えば許せるし、
我が子が育った思い出もまた喚起され、
未来を担う子供と思えば、他人といえどもその成長は楽しい。

人は刺激を受けることと発信することのバランスで生きていると考える。
発信・受信の反射から蓄積・凝縮・爆発まで、短期・長期のズレも、
好き嫌いを極端にするのか、意味と意義を高めるのか両方に分かれる。

やはり、「面白き ことも無き世を 面白く」高杉晋作

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