優れたテレビ・ラジオ番組やCMに贈られる「第44回ギャラクシー賞」のテレビ部門の大賞に、NHKスペシャル「ワーキングプア~働いても働いても豊かになれない」が決まった。
3月のブログで書いたように、この放送を見て、番組に引き込まされた。
働いても働いても豊かになれない…。どんなに頑張っても報われない…。
今、日本では、「ワーキングプア」と呼ばれる“働く貧困層”が急激に拡大している。ワーキングプアとは、働いているのに生活保護水準以下の暮らししかできない人たちだ。生活保護水準以下で暮らす家庭は、日本の全世帯のおよそ10分の1。400万世帯とも、それ以上とも言われている。
景気が回復したと言われる今、都会では“住所不定無職”の若者が急増。大学や高校を卒業してもなかなか定職に就けず、日雇いの仕事で命をつないでいる。
正社員は狭き門で、今や3人に1人が非正規雇用で働いている。子供を抱える低所得世帯では、食べていくのが精一杯で、子どもの教育や将来に暗い影を落としている。
親が、結婚しているわが子に生活資金を援助する。そんな事例を耳にする機会が増えているという。
ある50歳代の母親は、「サラリーマンの息子は仕事が忙しく、帰宅は連日夜の11時を過ぎる。給料は月20万円台。働く量と収入が見合っていない。かわいそうで…」。
ある会社員の男性には、専業主婦の娘がいる。結婚5年目で子供は2人。娘は一戸建ての民家を借りて住んでいるが、毎月の家賃7万円は父親が払っている。娘の夫は自動車販売会社に勤め始めて6年だが、給料は手取りで20万円に満たず、入社したころとほとんど変わっていない。
「私が若いころは、給料は上がるものと決まっていました」と男性。少々苦しくても、「親から援助を仰ぐ気はなかった」と振り返る。しかし、わが子は、かわいそうで仕方ないという。
「蓄えはほとんどなく、夫の給料は上がりそうにない。自分に余裕があるわけでないけれど、援助してしまう。何歳になっても子供はかわいいですから」
親が元気なうちは良いが、親の収入を当てに出来なくなったらどうするのだろうか。
残念ながら、「懸命に援助しても、子供は感謝せず、当然と思っているケースが実に多い」「与えること」が必ずしも親の愛情であるとは限らない。「子供を助けたくても助けない勇気。それが親には求められているのかも」
3月のブログで書いたように、この放送を見て、番組に引き込まされた。
働いても働いても豊かになれない…。どんなに頑張っても報われない…。
今、日本では、「ワーキングプア」と呼ばれる“働く貧困層”が急激に拡大している。ワーキングプアとは、働いているのに生活保護水準以下の暮らししかできない人たちだ。生活保護水準以下で暮らす家庭は、日本の全世帯のおよそ10分の1。400万世帯とも、それ以上とも言われている。
景気が回復したと言われる今、都会では“住所不定無職”の若者が急増。大学や高校を卒業してもなかなか定職に就けず、日雇いの仕事で命をつないでいる。
正社員は狭き門で、今や3人に1人が非正規雇用で働いている。子供を抱える低所得世帯では、食べていくのが精一杯で、子どもの教育や将来に暗い影を落としている。
親が、結婚しているわが子に生活資金を援助する。そんな事例を耳にする機会が増えているという。
ある50歳代の母親は、「サラリーマンの息子は仕事が忙しく、帰宅は連日夜の11時を過ぎる。給料は月20万円台。働く量と収入が見合っていない。かわいそうで…」。
ある会社員の男性には、専業主婦の娘がいる。結婚5年目で子供は2人。娘は一戸建ての民家を借りて住んでいるが、毎月の家賃7万円は父親が払っている。娘の夫は自動車販売会社に勤め始めて6年だが、給料は手取りで20万円に満たず、入社したころとほとんど変わっていない。
「私が若いころは、給料は上がるものと決まっていました」と男性。少々苦しくても、「親から援助を仰ぐ気はなかった」と振り返る。しかし、わが子は、かわいそうで仕方ないという。
「蓄えはほとんどなく、夫の給料は上がりそうにない。自分に余裕があるわけでないけれど、援助してしまう。何歳になっても子供はかわいいですから」
親が元気なうちは良いが、親の収入を当てに出来なくなったらどうするのだろうか。
残念ながら、「懸命に援助しても、子供は感謝せず、当然と思っているケースが実に多い」「与えること」が必ずしも親の愛情であるとは限らない。「子供を助けたくても助けない勇気。それが親には求められているのかも」