雨模様ということで、音楽室の片付け。ピアノの横の壁を高田博厚の石版画からブルックナーの肖像画に架け替えました。7年ほど昔、都内のディスクユニオンに置かれていたのを衝動買いしたもの。もともと破損していた額を更に壊してしまい、暫く床に置かれたままだったのですが、本日、ようやく補修を完了した次第。
JACOB GROHによるエッチング。商標として、ウィーンのV.A.HECK社、刷り師はL.Pisaniとあります。版画家、会社、刷り師ともに、検索するとヒットしたのは嬉しかったです。
印刷された部分が周囲より凹んでいるところをみると、歴とした本物と思われます。が、定かなことは分かりません。手書きのサインやナンバリングもないので、美術品としての価値より、ブルックナーを身近に置く歓びに価値があるのでしょう。
とまれ、これにて、毎日、ブルックナー先生にご挨拶できるようになりました。
日々の勉強の支えとします。