きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

だっこちゃん人形

2022-08-02 09:30:00 | 染色
だっこちゃん人形。

若い人は知らないだろうな。

1960年 私がまだ小学生だった頃、
日本中で大流行した。

黒人の子供をモチーフにした
ビニール製の人形で、

頭の後ろに空気を入れる栓が付いていて、
ちょうど浮き輪と同じような…

そこから息を吹き込んで、膨らませる。

大きな目が、頭を上下させると、
ウインクした。

輪っかになっただっこちゃんの腕に、
二の腕を通せば、

木に抱きついたような格好で止まってくれる。

子供だけではなく、
こんな格好の人が、町中に溢れていた。


我が家にも一個あった。

四人兄弟だが、1個だけ…。

値段がいくらしたのかは、知らないが、

ビニール製だから、そう高くはなかったのだろう…と思う…

欲しい…と、ねだったのを、
かすかに覚えている。

しばらくして飽きてくると、

そのだっこちゃんは、
家の柱に抱きついた格好のまま、
随分長く居た記憶がある。

まだ、人種差別!…だと、騒がれない、
平和な時代だった。


そんな懐かしいだっこちゃんを、
型紙にしようと、デザインした。



ステンシルなので、
紗を張らないから、
このままでは、目玉が落ちてしまう。

目玉の部分をどうしょうか???
ツリを付ける???

気に入ったデザインでも、
型にするには、色々制約がある。

楽をしよう…と、手を抜くと、後々で後悔する。

なかなか思うように進めないのは、

こんなふうに、
難題にぶち当たるから…

只今 考え中! 考え中!











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全国手工芸コンクールに向けて…

2022-08-01 14:23:00 | 染色
5時半…朝散歩に出る。

早朝の空気の爽やかさは全然無い。
風もなくて、蒸し暑くて…

早々にマスクを外して歩いた。


暑すぎた7月
そして、
もっと暑くなりそうな8月が始まった。

毎年開催されている全国手工芸コンクール

数日前に、作品募集の資料が届いた。

今年の開催は、
原田の森ギャラリーで、11月11〜13日

応募の締め切りは9月20日
作品搬入は11月8日



まだ日数的には余裕があるが、

いつも、締め切りギリギリで、
バタバタしてしまうので、

少し早めに準備を始めた…つもりだったのに、

なかなかデザインが出来なくて…
日々一進一退

頭の中では、作りたいものが、
ボンヤリと見えてはいるのだが…


作業が前に進まないのは、
毎日の猛暑のせいでも、あるにはあるのだが、

根本は自分の実力の無さなのか?


いつもこの時期は悩む。


今回はいつもより1.5倍大きな作品に挑戦する予定。

テーマは、幼い頃の思い出をモチーフにして。


子供の頃の思い出の品を
型に起こして、ステンシルする。

これが大変で、作品が大きい分、
型もたくさん必要になる。

この数日、
迷いながら、悩みながらも、

フランス人形と、キューピーの型を彫った。



まだまだ…ゴールの先は見えないが、
辿り着くには、前に進むしか無い。


暑い…って、怠けてばかりもいられない。

今日も
幼い頃の思い出の品を、

記憶の中から、

拾い上げて、

型にしていく。

ぬりえ クレヨン 着せ替え人形…


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする