きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

母の着物で

2014-08-23 14:58:51 | 染色
母の13回忌を今年の5月に済ませた 。
母の洋服や小物は処分したのだが、
着物は手を付けられず、そのままになっている。
箪笥の中には、おしゃれで、衣装持ちだった母の着物が、たくさん残されている。
その上、長年 日舞を習っていて、舞台で着たのだろうと思える着物も有る 。
その中で、母が好んで着ていた1着を見つけた。
きれいに整理され、衣装紙に包まれてしまってあったが、13年も箪笥に入れられたままだったので、
シミが出ていて、カビ臭い 。
その着物を 、陰干しして 13年振りに
風に当ててあげた。
其の後 、解いて 、ネットに入れ洗濯機を弱に して 洗った。
シミは 取れなかったが 、
母の好きだった、オリーブ色の着物は、
裁断された細い数本の生地になって 、気持ち良さそうに風になびいて居た。

そしてここからが、私の本当の仕事‼︎
シミが有るので 、抜染して染め替えたいが、生地が痛むのが心配で、
濃いグリーンで染めることにした。
グリーン 4に黒1を混ぜて染めた。

染め上がった布は、シミを避けながら、型紙を置き、裁断 して、ミシンをかける。


直線が多いので作業が速い。
本の説明書を見ながらだったが、あまり苦労も無く、母の着物から、チュニック
が出来た。



シンプルだが、後ろ身頃の裾が長くなっていて、着やすいデザイン。
この下に、レギンスや細身のパンツと合わせるのもイイ‼︎
これなら、着る回数も増えそうだ 。

箪笥の中の肥やしになって居る着物も、
染め替え、リメイクして身につけてあげる。
それが縁の有る人のものなら、
尚更、喜びも大きい筈。
着物のリメイクして見ませんか ?










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バックインバックを作る

2014-08-21 13:09:18 | 手芸
ぶらりと寄った手芸店で、
可愛いミニバックのサンプルが目に止まった。
「これ、可愛いですね」と、
店員さんに声を掛けると、
「バックインバックです」と、教えてくれた。
その生地が気に入ったので、同じ生地を購入して、縫い方の説明書も、もらって帰って来た。

裏地も無く、縫い代は袋縫いをするだけなので、2時間も有れば、完成した。

出来上り寸法 34x26cm
説明書通りに作ったが、
完成して見て…満足度40%
辛めの採点なのは…

芯地も裏地も無いので、クタッとしてしまう事。
バックの中で、クタッとだらしないのは、気に入らない。

それと、マチが10cmも有るのに、
バックの中にポケットも 、仕切りも無い事。
これでは、中で物がゴチャゴチャになって、バックインバックの意味が無い。

もう一言言えば、私的には、もう一回り小さくてもイイかな。

色々文句を付けたが、
110cm巾、60cmで2個のバックが取れる。
残りの1個は自分なりに工夫して作ってみようと思う。

失敗は成功のもと…の諺通りに成れば
イイが…



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誰の宿題?

2014-08-18 10:19:50 | 田舎日記

お盆休みが取れたからと、14日の夜に
長男家族が田舎に帰って来た。
15日は、あいにくの雨だったが、
車で、しまむらや夢タウンに買い物に出掛けた。
SALE品を物色し歩き回ると、財布も軽くなったが、
ここ2、3日の運動不足も解消された。


16日は、孫の夏休みの宿題にお付き合い!

4年生の孫は、工作の宿題に、木で恐竜を作りたいと言う。
昨夜、孫が書いた恐竜の絵を、コンビニで拡大して来ていたので、
それを朝から木に写し、電動のこぎりでカットするのは私の仕事。
最初は、形を木で切り抜くだけと言っていたのに、
「おばあちゃん、足が動く様にしたい」
「ウンウン お安い御用!」
「おばあちゃん、手も」
「ハイ!」
そのうち「顔も動く様にしたい」
「ヘェ~‼︎」
次々と注文が増えて来るが、そこは可愛い孫のため、

暑い物置で、木の削りかすを頭から被りながら、木をカットする。
夏でも、汗をかか無いのが自慢だったのだが、
最近、体質が変わったのか?
顔から大粒の汗が流れ落ちた。
孫は心配そうに物置を覗きに来ては、
カットの出来たブロックを持って行き、
机の上に並べている。
全部カットが終わったのは、お昼前。

ここから後は、パパにバトンタッチ!


中学の孫は、歴史上の人物や、現代の有名人について調べ、新聞にするのが宿題。
中学にもなると、結構難しいなぁ。
昨日から「おばあちゃん、誰がイイと思う」と、
自分で決められなくて、何度も聞いてくる。
女の子だから、女性の方が興味が湧くだろうと思い
「ナイチンゲールとか、ヘレン.ケラーは⁈」と、糸口を示してやると、
「ヘレン.ケラーは、本を読んだから、知ってる!ヘレン.ケラーにするわ!」と、
人物は決まった。
早速、スマートホンで調べる。
図書館に行かなくても、全部調べられる。
スマートホンは、なんと便利な機械なのだろう。

ヘレン.ケラーの略歴
ヘレン.ケラーの名言
ヘレン.ケラーの活動
家庭教師、アン.サリバンとの奇跡など、
小見出しを付けて、まとめた。
16日は、Uターンで混み始めていたので、
「家に帰ってから、清書をする」と、
まとめたメモを持って、3時過ぎに帰って行った。
「アァ~ やれやれ」

「これ、誰の宿題?」と、言いながらも、
すぐに手を出して、手伝ってくれるのを、
孫は、ちゃんと見抜いている様だ。



翌日、出来上がったと写メールが届いた。













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2年振りの同窓会で!

2014-08-14 15:47:07 | 田舎日記
田舎に帰ってから、12号 11号と立て続けにやって来た2つの台風に、
心を奪われていたが、
8月は大事なイベントがあった。
8月13日は、
八幡中学校38年度卒業生の同窓会だった。
4年前に、卒業してから始めての同窓会が開かれたが、私は参加できなかった。
その2年後、2回目の同窓会に参加した。
その時、Mちゃんと40年振りに再会し、今では、いないと困る親友として仲良くしてもらって居る。
そして今年、3回目の同窓会に、
新しい再会を期待して参加したが、
回を重ねるごとに、参加人数は減少し、
参加する人も、ほぼ同じ人になっていた。
それでも、地元に生活していない私には、2年振りの再会は楽しみだった。
まずは、記念写真!

卒業写真の、あどけない顔は、50年の歳を重ね、こうなったかぁ~
その笑顔の裏に、それぞれの人生が有る。
そのシワの訳など、
多くは話さなくてもいい!
然りとて、隠さなくてもいい!
心のバリケードも、作り笑顔も、
同窓生には必要ないね。

○○ちゃんと、ちゃん付で呼び合えば、
古ぼけた、板張りの校舎で、学び育った日々に帰っていける。
そこには、小鳥が巣箱の中で身を寄せ合って囀っている姿に似た、
私たちが居る。
小鳥は巣立って行っても、1年後には、そこに帰って来るそうだが、
私たちが巣立った校舎は、今は無く、
跡地に幼稚園が建っている。

次回は4年後、
70才の古希の同窓会になる予定。
4年後、多くの同窓生が、巣立った校舎は無いが、一緒に巣立った仲間の元に、帰って来て欲しいと思う。
それまで、元気で居なければ!
それにしても70才かぁ~
大丈夫かな?
顔のシワ‼︎‼︎
(そっちかよ!)






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台風直撃‼︎‼︎

2014-08-11 14:58:09 | 田舎日記
四国を襲った台風12号の、被害の復旧も出来ないうちに、
台風11号が近づいて来た。
心配は的中し、四国に上陸した台風は、徳島の方に向かっていた。
私が、台風の直撃を受けるのは、7~8年振りかも知れない。
今迄、近畿に台風が来る来ると、予報されていても、いつも運良く直撃を避けられて来たのに、
今回、徳島に帰っていて、台風の進路の真下に居る羽目になってしまった。

台風接近に、父の指示で、早くから
菊の鉢を非難させ、
家の周りの雨戸を締め切って、家の中に閉じこもっていた。
早目に布団に入ったが、眠れない。
庭の木に吹き付ける風は、唸り声の様に聞こえ、
何が倒れたのだろうか?
バターンと大きな音にビクッとする。
先程から、バタバタと雨戸を叩く音は何なのだろうか?
見えない闇の音に震え、熟睡できないまま、朝を迎えた。
TVをつけると、台風は、まだ高知に!
やけに、ゆっくりとした速度だ!
それから2時間後、風の向きが大きく変わり、どうやら、徳島を通過した様だ。
昼前に、台風が神戸に再上陸した頃、
徳島の空は、台風一過!
数時間前の嵐が嘘の様に日が照り出して来ていた。
このギャップ‼︎‼︎
ドッキリに遭ったかの様に、キョトンとしてしまう。

12日から15日迄、
徳島では阿波踊りが始まり、町中が乱舞の嵐になる。
こちらの嵐は大歓迎!
踊る阿呆に、見る阿呆
同じ阿呆なら、踊らにゃ損々

阿波の踊り子は、この4日間、天水になって、踊り狂う。
(天水とは、阿波弁で、天の水と踊りが有れば、他には何も要らないと、言う意味)





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