14日の朝、高速バスで帰って来た。
いつもより1便遅い2便にした。
朝8時過ぎに、土成インターまで、タクシーで送ってもらい、8時57分のバスに乗った。
乗って、ビックリ
いつも5~6人の乗客しかいないのに、今朝は満員!
いつもは空席の私の隣に、可愛いお嬢さんが座っていた。
「いつも5~6人なのに、今日は乗客が多いですね。」
思わず、話しかけてしまった。
「私も、平日に乗った時は5~6人でしたが、今日は連休ですから」
隣のお嬢さんは、私の突然の話しかけにも、丁寧に答えてくれた。
そうだ! 連休だった
忘れていたというか、会社を辞めてから、曜日も時間も、気にしなくなっていた。
終点の三宮も、大勢の人で混み合っていた。
やっぱり、此処も連休か
14日から16日まで、私の住んでいるマンションは、エレベーター工事で、使用できなくなっている。
前もって、分かっていたのだが、15日にお稽古が有ったので帰って来たが、
我が家は14階!
上り下りは階段だけしか、使えない。
キャリーバックとリュックは、エレベーターの会社の作業員さんが14階まで持って上がってくれた。
重たい荷物は階段昇降機が用意されていると聞いていたので、迷ったが、
自分の衣類などを、この日に着くように宅急便で送っていた。
作業員さんにも、荷物が届きますのでお願いしますと、頼んでおいたのだが、
その時になって、宅急便の荷物は、昇降機で運べないと言い出した。
何で急に!!
さっきまで“昇降機で運びます”と言って居たではないか
怒っても、荷物はすでに届いている。
宅急便の若いお兄さんが「14階まで運びますよ」と言ってくれた。
14キロの荷物である。申し訳ないが、自分では運べないので、頼むしかない。
こんな事なら、最初から宅急便の荷物は昇降機で運べないと言ってくれたら、
配達日も変更できたのに。
14キロの荷物を抱え、汗をかきながら階段を上ってくれる宅急便のお兄さんに申し訳なくて、
余計に、作業員の急変した対応に腹が立た。
飲み物でもお礼したかったが、数時間前に田舎から帰って来たばかりで用意してない。
何度も頭を下げ、お礼を言ったが、
「いいえ 大丈夫です!」
若いお兄さんは、笑顔で、又階段を下りて行った。
宅急便のお兄さん、
14キロの荷物を抱え、14階まで運んでいただき、ありがとうございました。
仕事と言えば仕事だが、断られても仕方ない状況だった。
仕事以上のサービスと、爽やかな笑顔に、感謝した。
クロネコのマークを見る度、この日の事を思い出すだろう。
感謝と怒りの両方を・・・・・。