きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

宅急便のお兄さん!

2013-09-15 09:16:51 | 日記

14日の朝、高速バスで帰って来た。
いつもより1便遅い2便にした。
朝8時過ぎに、土成インターまで、タクシーで送ってもらい、8時57分のバスに乗った。
乗って、ビックリ
いつも5~6人の乗客しかいないのに、今朝は満員!
いつもは空席の私の隣に、可愛いお嬢さんが座っていた。
「いつも5~6人なのに、今日は乗客が多いですね。」
思わず、話しかけてしまった。
「私も、平日に乗った時は5~6人でしたが、今日は連休ですから」
隣のお嬢さんは、私の突然の話しかけにも、丁寧に答えてくれた。
そうだ! 連休だった
忘れていたというか、会社を辞めてから、曜日も時間も、気にしなくなっていた。
終点の三宮も、大勢の人で混み合っていた。
やっぱり、此処も連休か

14日から16日まで、私の住んでいるマンションは、エレベーター工事で、使用できなくなっている。
前もって、分かっていたのだが、15日にお稽古が有ったので帰って来たが、
我が家は14階!
上り下りは階段だけしか、使えない。
キャリーバックとリュックは、エレベーターの会社の作業員さんが14階まで持って上がってくれた。
重たい荷物は階段昇降機が用意されていると聞いていたので、迷ったが、
自分の衣類などを、この日に着くように宅急便で送っていた。
作業員さんにも、荷物が届きますのでお願いしますと、頼んでおいたのだが、
その時になって、宅急便の荷物は、昇降機で運べないと言い出した。
何で急に!!
さっきまで“昇降機で運びます”と言って居たではないか

怒っても、荷物はすでに届いている。
宅急便の若いお兄さんが「14階まで運びますよ」と言ってくれた。
14キロの荷物である。申し訳ないが、自分では運べないので、頼むしかない。

こんな事なら、最初から宅急便の荷物は昇降機で運べないと言ってくれたら、
配達日も変更できたのに。

14キロの荷物を抱え、汗をかきながら階段を上ってくれる宅急便のお兄さんに申し訳なくて、
余計に、作業員の急変した対応に腹が立た。

飲み物でもお礼したかったが、数時間前に田舎から帰って来たばかりで用意してない。
何度も頭を下げ、お礼を言ったが、
「いいえ 大丈夫です!」
若いお兄さんは、笑顔で、又階段を下りて行った。

宅急便のお兄さん、
14キロの荷物を抱え、14階まで運んでいただき、ありがとうございました。

仕事と言えば仕事だが、断られても仕方ない状況だった。
仕事以上のサービスと、爽やかな笑顔に、感謝した。

クロネコのマークを見る度、この日の事を思い出すだろう。
感謝と怒りの両方を・・・・・。



 

 

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ちょっと そこ!!

2013-09-11 14:00:13 | 田舎日記

9月に入ってからの長雨と、台風15号、17号の接近によるゲリラ豪雨は、
JA夢市場の様子を大きく変えてしまっていた。
市場内の商品の陳列台は、品物が置かれていない台が目立つ。
何も無い台には、災害によって品物が販売できないお詫びの紙が貼られている。
地元の農産物だけを扱う農協では、地元に災害が有れば、一斉に品物が販売でき無くなってしまう。
結局、買いたいものが買えず、帰って来た。

そんな時、Mちゃんが「ちょっとそこまで、買い物に行こう」と誘いに来てくれたので、
父に「ちょっと買い物に行って来る」と、声を掛け、Mちゃんの車に同乗した。
「今日は、鮮魚の美味しい所に行くで!」
そう言われて行った先は、隣の県、香川のさぬき市だった。
家から40Kも有り、車で1時間はかかった。
田舎の“ちょっと”は40K先か!?

 

着いた所は 新鮮市場 きむら長尾店
スゴイ大きなスーパー??
店の周りには、販売されている商品が、箱ごと山積みされていて、卸市場のように見える。
店内も品物が豊富に揃っていて、新鮮できれいで安い。
魚がおいしいと聞いていたので、早速、魚のショーケースの中で美味しそうなさんまを見つけ、
カゴに入れたら、
「ここに来たら、生さんまを買った方が良い」と、Mちゃんに連れて行かれたのは、入り口の横の鮮魚コーナー。
コンクリートの床に、色んな魚が箱に入って、並べられている。
スーパーの切り身しか買わない私は、ちょっと戸惑うが、魚を捌いてくれる人もいて、頼めば無料でしてくれるようだ。
生のさんまは、氷水の容器の中に入れられていて、値段も解凍のさんまより、2倍以上高い。
生さんまと、子持ちカレイを買った。
なると金時を箱ごと買ったが、市価の半額で買えた。
トマトやレタスも安い、栗も買った、どんどんかごが重くなる。
家を出たのが2時だったので買えなかったが、午前中に来れば美味しいお弁当が買えると言う。
Mちゃんは、よく午前中に来て、お弁当を買って帰ったり、
お刺身が食べたいと思えば、車を走らせ、ここまで買いに来ると言う。
なんて、贅沢な!
それは、お金だけの事ではない。
食べたいものを求めて、労力も時間もたっぷり使う。それは、とても贅沢な生き方だ!と羨ましい。
歩いて10分以内で生活が出来てしまう都会は、便利だが、なにか損をしているようにも思えてくる。

それにしても、田舎の“ちょっとそこ”は、恐ろしい!
それは、40K先でも有るのだから・・・・。










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7年後の東京オリンピック!

2013-09-08 22:02:38 | 田舎日記

8日の早朝、2020年夏季五輪の開催都市が、東京に決定した。
1964年以来、56年ぶり2回目の開催になる。
正直、前評判は良くなかったし、福島の汚染水問題が懸念されていた。
多くの困難や逆風を乗り越えての、獲得の瞬間は、
五輪招致に携わった人達だけでなく、日本中が大きな歓喜に包まれた。
それまで無関心だった私まで、いつの間にか巻き込まれている。
7年後である。
その頃、日本の経済は?政治は?首相は誰になっているのだろうか?予測は難しいが、
今13歳の孫は20歳になっている。
4歳の孫は11歳か・・・・・・。
そして私は、確実に72歳になっている。
72歳の自分は、想像できない。
72歳の私は何をしているのだろうか?
元気で暮らしていますか?
笑顔でいますか?
不安はないですか?
何を幸せだと信じて生きていますか?
生きる目的を、失ってはいませんか?

2020年 熱い夏が東京に来る。7年後である。
歳をとると、7年は近いようで、随分遠い・・・。
そして、確実と言う言葉が言い難くなるが、出来れば7年後も元気でいたい。
否、確実に元気でオリンピックを見ていたい。
一生で2回も日本で開催されるオリンピックが見られる、それはなんて幸運なことだろう!

だが、もう3回目は無いだろうな・・・・。










 

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文化の森総合公園

2013-09-06 17:10:14 | 田舎日記

1昨日の朝、四国に上陸した台風17号は、温帯低気圧になり、猛烈な雨を降らした。
もう3日間、雨が降り続き飽和状態になっている庭も畑も、雨を吸い込む余地など無く、
すぐに冠水してしまった。
時々雷が鳴り、雨は断続的に降ったり止んだりを繰り返し、1日中降り続いた。
「も~!よく降るなぁ~」天に向かって、愚痴ってもしょうがないが・・・・・。

1夜明けた昨日は、雲は多いが雨は降っていない。
朝、9時前にMちゃんから「遊びに行こう」と、電話が有った。
田舎に帰ってから、ずっと雨で外出もできず、こちらもイライラが飽和状態になっている。
10時に車で迎えに来てくれ、徳島の“文化の森”に連れて行ってくれた。
家から車で45分程
園瀬川の側に、こんもりと緑の森が有る。
その中に、博物館、近代美術館、図書館、21世紀館、文書館の5施設が有り、
緑豊かな自然に囲まれた、文化総合公園になっている。
広くて立派な建物だが、平日にしても人影が無いのは、もったないと感じてしまう。
 
近代美術館では、特別展 “戦後@ニッポン展”が開催されていたので入った。
65歳以上は半額で入館できた。さすが県立の美術館だ!
  
広い展示会場には、やっぱり、私たち以外の入場者は居ない。
所蔵作品展 “徳島コレクション2013”では、徳島にゆかりのある画家の作品が展示されていて、こちらも見てから会場を出た。
時計を見ると、1時を過ぎている。
1階のレストランで遅めの昼食
昼食後、隣の図書館に入ったが、
 
ここは入り口のロッカーにカバンを預けるようになっていたらしく、
知らずに入ったら、すぐに警備員に注意されてしまった。

盗難防止と言う事か?
それにしても、最初から泥棒扱いされるのは不快だ。
床面積9,000㎡ 蔵書数120万冊 広くて大きな図書館だ。
初めてなら、絶対迷子になりそう。

読みたい本のコーナーまで、係りの人が案内してくれた。
120万冊の本の中から、私達は迷わず、茶花の本を選び、広げた。
山野草は以前から好きで育てていた事も有るので、少しは名前も知っているが、
若い頃、茶花を習っていたMちゃんの豊富な知識にはかなわない。
教えて貰いながら、時間も忘れ、二人で座っていた。
「寝袋、持って来ればよかったね」
「ここで、泊まるつもり?」
「寝袋無いから、帰ろうか」
そこを出たのは4時前になっていた。
二人は、似ているとこも有り、好みも合う。
「山野草の素朴で、目立たない花を好む私たちも、どちらかと言うと山野草だね!」
華やかで人を引き付ける派手さの無い事は、充分自覚している。

道端に生えているネコジャラシ(エノコログサ)と紫の小さなシオンを活けてみようか?
私らしく






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田舎の自然と不便!

2013-09-04 12:01:21 | 田舎日記

田舎に帰って来てから、ずっと大雨が降り続いている。
2日前の洗濯物も乾かなくて、まだ部屋の中に下がっている。
雨降りが憂鬱なのは、それだけでない。

朝、薄い夏蒲団では肌寒くて、5時過ぎに目が覚めた。
夜中の雨は止んでいた。
薄っすら白け始めた庭に出てみると、予期せぬ光景を見た。
なんときれいな朝焼け雲か!!
それは東の空から頭の上まで、薄いピンクのベールのように広がっていた。

ずっと沈みがちだったテンションが上がった。
今日は久しぶりに晴れるのだろう・・・・と喜んだが、
台風17号の影響で、四国には大雨の予報が出ている。

それでも、久しぶりの日差しが嬉しくて朝の内に、掃除も洗濯も済ませ、
雨が降ると自転車に乗れないので、晴れている内に、スーパーに買い物に出掛けた。
万が一に備え、傘は持って行くことにした。

スーパーで、ゆっくり買い物をし過ぎたようだ。店を出ると、雨が降っていた。
小降りになると信じ、店の前に止めた自転車のそばで待つことにした。
私の隣に、もう1台自転車が止められていて、私と同年代の女性が買い物袋を持って出て来られた。
「雨降って来よったなぁ~。降るのは分かっとったけんど、傘持って来んかった」と言って、話しかけて来た。
「止みますかねぇ?」と、答えて、二人で、しばらく空を見上げていたが、
「止みそうに無いけん、帰るわ!」と・・・・・・。
「今が1番、降りがひどいですよ!」と、言ったが、「家、近いけん!」と言って、大雨の中を自転車で走り出した。
雨は一向に止む気配が無い。
すると、腰の曲がった小柄なおばあさんが、ショッピングカートに買い物袋を3袋入れて店を出て来た。
ご家族が車で待っているのだろうと、思ってみていると、
すぐに、タクシーが前に来て止まった。
買い物の間、待たせていたのだろう。
運転手さんの助けを借り、タクシーに乗り込むと、雨の中を走り去った。

先ほど、雨の中を傘も差さずに自転車で走り出した人は、まだ若いが、
それが出来なくなれば、買い物もタクシーを利用するしかないのか?
今の田舎の現実の姿を見た気がした。
もし、私がこのまま田舎に住む決心をしたら、自動車に乗れない私は、この現実を覚悟しなければなら無いだろう。
田舎の自然と不便!
どちらも受け入れられるだろうか?

そんな事を考えながら、しばらく雨が小降りになるのを待っていたが、待ちきれなくなって、
私も、大雨の中を自転車で走り出した。
私は傘を持っていたので差したが、自転車に乗って傘を差すのは禁止されている。
隠れるように、細い裏道を急いで走った。






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