Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

雑誌感想文

2006-11-21 15:47:17 | windsurfin'
最近ウインドの雑誌は読むことないけど、先日本屋でたまたま立ち読みした。
ウエーブの記事だったけど、結構印象に残った。
印象に残る本はいいね。本としての価値がある。

冒頭にウエーブは大変だ、みたいなこと書いてた、はず。
フラットウオーターとウエーブは違うスポーツだってあった。
で、フラットウオーターでいくら練習してもウエーブには結びつかない。
だったら最初からウエーブしてしまえ!みたいな感じだったかな?
それにとても共感したのよ。だってその通りだもんね。

ウエーバーがフラットウオーターで基本動作確認練習するのはありだけど、
その逆は、確かに、な・い・ね。
いずれウエーブと思ってる人は、おそらくウエーバーにはならないし、なれない。
ウエーブしてる人は、過去に一気に突然に強引にウエーバーになっちゃうと思う。
まわりの連中は少なくともそうだ。一気に転向してる。

もちろん両方ともうまくこなしてる人もいるよ。
そういう人はなかなか運動神経がいい。オールラウンドにこなせる。
サーフィンだってやっちゃう。モチベーションが高い。
そうそうモチベが高いのだ。だから風という見えないものに貪欲になってる。

オイラは昔、ウエーブのスパイラルダウンに陥ったことがある。
ウエーブ、フラット両方やってるときだ。
自宅からウエーブ海面とフラット海面、同じ距離にあるんだ。
明らかにフラットは楽だから、強風注意報が出ると気持ちがフラットウオーターに傾くんだ。
そこで、そこそこ乗れると、フラットでもいいや!なんて気持ちが芽生えたりした。

でも結局のところ自分がどういうウインドサーファーになりたいかだね。
そう思い込んだのでウエーブオンリーにした。(まれ~にモトス行きますけど!)

オイラ思うに、ウエーブは特殊な運動神経を使わないと思うんだな。
まともに歩けて、少しばかりの体力があればできると思ってる。
60歳過ぎて3.7㎡で乗ってる人も
だから精神力がすべてだ。自分に勝つか負けるかなんだね。
自分をプッシュするかどうかなんだね。

今一歩躊躇してるなら友達に背中を押してもらえばいい。
せめて押してもらえる状況に飛び込めばいいと思うな。

人それぞれって言うけど、どう考えてもウエーブは計り知れない魅力があるのは事実。
面白いことって人に勧めたくなるんだよね。
『ほれ!すげー面白れーべ!』って言っちゃうもんね。

本屋で立ち読みしたとき、ちょこっと思ったことでしたと。

Boys, Be Ambitious!

2006-11-19 22:41:21 | ThinkAbout..
週末は、客先トラブルで石川の小松まで飛んだ。
トラブルは解消だけすればいいというわけではなく、
トラブルの原因とトラブルの発生範囲を限定する根拠などを客に説明しなくてはいけない。
オイラは名乗り出て、石川へ飛んでいった。
週末なれど、その処置はオイラの責務なのだよ。

客は会うなり威圧的な態度でオイラに臨んだ。
行った所は街自体がまるでその企業で成り立っているようなところで、
数多くの協力会社や子会社が、その大企業に食わせてもらっている。
そこの責任者はそういった協力会社に取るような態度をオイラにも取った。
インテリ性を微塵も感じさせない。会社の看板という虎の衣を借るだけの男だ。

オイラはその男に正面切って立ち向かった。
その男がオイラの態度に対し、どのような行動を取っても、
例えば取引をやめても、オイラには関係ないのだ。
オイラは転職すると心に決めているので怖いもの知らずなのだ。

相手に散々言わせてから、オイラは話し始めた。
『お言葉を返すようですが』
先方の理不尽さと出鱈目な段取りを強く非難した。
これは50対50のビジネスだということを強く言った。
混乱を招くあなた方のやり方は正しくないと言った。

オイラと同行した課長は一言も発言しない。
彼が発言できる状況ではなかった。
オイラは彼をチラリ見ると完全に蚊帳の外で出る幕が無い。

オイラは話しながら、最高の気持ちよさを感じた。同時にかなり興奮した。とても面白かったのだ。
少しだけサラリーマン金太郎になった気がした。正しい仕事とは、正義を貫くことだ。
結果、10のトラブルのうち、2をオイラが責任を取り、8は先方で被ることになった。

オイラはそこで初めて頭を深々と下げた。
そこの責任者は小松市のうまい店を紹介してくれた。
『また来てくれよ』と言ってくれた。
『いえ、もう来ないでしょう。担当が替わりそうなので。。』
オイラはそう言って小松市内のビジネスホテルに戻った。


転職活動で一週間に4回面接を受け、仕事もハードで、いささか疲れていたときに週末のトラブル。
茅ヶ崎の家に戻り、オイラは泥のように眠り続けた。18時間も眠り続けた。

。。。オイラは転職活動をしていない限り、今回のようなことは先方には言わなかっただろう。
いや、今の会社を辞める辞めないに関係なく、やはり先方に言っただろうか。

そのことをずっと考えていた。移動の新幹線やホテルのベッドでだ。

きっと発言したな。転職関係なしにだ。
転職活動のお陰で自分はこうあるべきという姿が見えてきて、それを実行しただけだ。

そしていろいろ考えて、結局、今回の転職活動の志望動機に辿り着いた。
志望動機だ。その漢字の通り、オイラは何を志して、何を望んでいるかだ。
志とは、困難な状況を乗り越える人間力だ。専門の知識は後から着いて来る。
自分が自ら困難を乗り越えられるかだ。
望みとはその志が与えてくれる結果だ。この先の人生の青写真だ。

平水面でウインドサーフィンはしない。
波のある海面の方が困難だし、楽しさは困難を乗り越えない限りやってこないことをよく知っている。

給与所得や、会社の不平不満はとりあえず置いておこう。
自分の志が今の会社で通用するかだ。
その志が業績に反映されるかだ。

オイラは自分の行くべきところを遠くに置いた。
遠くに置いたので、転職活動は通過地点に過ぎない。
今回のトラブル処置でいろいろ得たものがある。オイラがあるべき姿を見つけた。

計画の転職活動ももうじき結果待ちに入る。残るは1社の面接である。
大きく構えよう。
大志を抱け!

a year-end party

2006-11-16 00:16:26 | ThinkAbout..


忘年会のお知らせでR!

温泉付き飲み放題、極楽宴会のご案内でござる。

場所は茅ヶ崎『湯快爽快』。今回で3回目となる。
3年か。早いものである。

だいたい忘年会というのは、会社でつまらない上司と可愛くない部下と一緒の何だかよくわからない飲み会を指す。
一言ずつ発言しちゃったりする。来年はがんばりたいと思います、なんてね。

海仲間との忘年会は実に楽しい。
仕事の利害関係が無く、まさに普段着の表情でみなさん参加される。
ウインドをやっていない限り20人、30人集まることは多分一般の人には恐らくないことである。
スクールでもショップつながりでも同好会でもなんでもない。ただの遊び仲間である。

この遊び仲間の共通項は海というだけではない。
極限状態で生死をシェアした連中である。大袈裟か!

もちろんみんな同士知り合いではない。
そういう場で知り合い、どこかの海で声をかけあったりされると思うと非常に嬉しい。
ホームゲレンデだけでなく、遠い海に遠征しても誰かがいる。心強いものだ。

適当な時間に入館してフロに入る。
誰かが『よおぅ!』なんて言ってチンコ挨拶をする。(なんだかな?)
だんだん参加者が集まってくる。
決まってドルフィンしたり、ウオータースタートのレクチャーをしたりする。
修学旅行みたいで楽しい。みんな子供のようである。

宴会会場に移動すると、髪の毛を濡らしたレディースウエーバーが遅れてやってくる。
リンスの香りとTシャツの下がプルンプルンである。


この日、大西で乗れたら最高です。(去年は4.0オーバー)
駐車場に車を入れ、飲んだらええねん!宴会終わったらまたフロは入れるやん!
車で寝て、翌日またウインドしたらええで!御前崎に移動してもいいし!
温泉は塩泉だし、フロの種類がいっぱいある。
アカスリしてもらう連中もいたな。

ウインドや波乗りが好きならエブリバディーOK。
みんなホームはバラバラである。
御前崎、茅ヶ崎、江ノ島、鎌倉、逗子、三浦。
今回初めていらしゃる方、凄く楽しみです。
今年はKPの連中も来て頂ける様だ。
タンタンさんの1発芸も楽しみである。
エスロー兄は江○○パなのに関わらずこっちのフロに来てくれる。
ボッキーは伊賀牛持参である。
みたらしさんにも来て頂きたいねー。
ノリゾーは血の通ったマストでビールシェイクご披露だそうだ。
まっちゃんは野ぐその話勘弁です。
ハイテンさんはホビ男納車が間に合うか!!
ウエさん、モモちゃんが来たら宿は親方が用意するでしょう。

どこかの海に行った時、風呂に一緒に入ってた誰かが必ずいる。
とてもいい機会だよね。海でもチンコ挨拶してください。


乾杯挨拶なんかしちゃったりする。
『来年もみなさんに強風とビッグウエーブを!かんぺーっ!』
風呂上りである。ノドカラカラである。
今年はみんなで声を合わせこう言いましょう!
『いや~、ビールうめっす!』

ご参加ご返事をコメントか、
aio@surfer-wave.com にお願いします!
(しっかし、いいドメイン名でしょ!)

またあらためてザパラBBSやKPBBSに投稿します。
個人アドレスにもね。
パタパタでなかなか余裕が無くて、取り急ぎブログにて。
ご参加お待ちしてますよ!

追記
オイラあほやねん!
日時言ってなかった!
12月9日です!土曜です!
宴会開始は19時!

ウエーブ男の転職日記その7

2006-11-13 22:21:06 | 転職日記


本日の面接、横浜ビジネスパークに入っている2社である。
この横浜ビジネスパーク(通称YBP)は大企業が何社も入っているオフィスビル群。
敷地内にはレストランビル、スタバ、フィットネスクラブもあり、
まさに日本のビジネスシーンを象徴するような雰囲気が立ち込めている。

地元茅ヶ崎ではお目にかからないような、すましたカッチョエエOLが闊歩している。
まるでテレビドラマの舞台のようで、外国人がIDカードを首からぶら下げ、
ビジネスマンがひっきりなしに颯爽と歩いている。
髪の毛が潮で痛んだ貧乏ウインドサーファーにはいささか場違いである。

1社目はアメリカに拠点をおく安全認証機関。
受付は小奇麗なリゾートホテルのレセプションみたいで、壁には世界地図のパネルが貼ってある。
30少し過ぎた、感じのいい美人タイプの総務の女性が迎えてくれた。
笑顔がいい。女性は笑顔である。何はともあれ笑顔である。
笑顔がいいから、ふと悲しい顔なんかされると男は参っちゃうのである。あー、参りてー!

『お待ちしておりました。』やはりリゾートホテルである。
彼女は会議室に案内してくれた。彼女の後をついていく。いい形のケツである。
ダッポ~ン、ダッポ~ンとしてない。キュッキュッとしてる。キュッ、プルン、パーンッである。

面接では担当部長とその総務の女性が応対してくれた。
その二人はオイラを品定めする。オイラもその二人を伺う。今日は霊視に挑戦してみた。

二人とも高学歴、いい育ち、しかし人間的な強さが欠如している。いい意味での威圧感がないのだ。
青いオーラは見えるが赤色がない。何故だ?そう、彼らはオイラより年下で緊張しているのだ。
オイラは志望動機や将来的なビジョンを慎重に話した。
言葉を選び、彼らに植え付けるように話をした。
それに対し、彼らは真剣に耳を傾けた。結構真剣に傾けない人がいるものだ。
採用側には聞いてない失礼な人もいるんだ。

オイラは彼らに好感を抱いた。しかし会話に何かが足りない。すぐわかった。ユーモアだ。
『何か1発芸できますか?』の質問は無かったので、ホモフラダンスは披露できなかった。
真剣な話とウイットに富んだ(?)話をメリハリをつけて話した。

趣味は?と聞かれたので、ウインドサーフィンとロングボードと自信たっぷりに言った。
担当部長も総務の女性もオイラより年下だったので、自分を若くアピールすべきだと思ったのだ。
総務の女性の目の色が変わった。
『私もサーフィンするんです!』
(おお!キタキタキター!!!ロングでしょ!どこでどこで乗ってんのよぉおおお!)
オイラは心の中で絶叫した。
彼女の顔つきからコシレベルだと思った。技量って顔つきに出るものなのだ。
『どのくらいのコンディションがお好きなんですか?』彼女がキラキラし始めた。
『頭半くらいすかね』 オイラはチョット背伸びしてみた。
頭半って心臓バクバクコンディションなのだ。
担当部長も一気に緊張が解けたようだ。部長が続けた。
『では、私がウインドサーフィンをしたくなるように説得してもらえませんか?』 ナイスな質問である。

『ウインドの楽しさは一言で言うとスピードと浮遊感です。
実生活では決して味わえない、まるで宇宙旅行です。宇宙旅行はしたことないですけどね。
たぶんそんな感じです。頭以上の波と風速15Mでその快感が訪れるんです。
ホントに話すと丸1日かかりますから、話す機会がまた訪れることを祈ってます。』
今日の受け答えで一番のデキであった。1本取ったかな?取ってどうするよ!

オイラは何とか爽やかなお兄さんイメージを残そうと結構必死だった。
それに彼らが腹を立てれば次の役員面接はない。
ともにがんばりたいのなら役員面接に通す。
面接終了間際、次のステップの説明があった。
今回の面接をパスすれば役員面接と筆記試験だそうだ。
『筆記試験ですか。。。内容は?』
『英語の読み取りです。』
『ぎゃふん!』


。。。。午後の部
次はやはりアメリカ資本の完全外資の自動車部品会社。
ABS(アンチロックブレーキングシステム)やSRSエアバッグの安全システムを供給する。
ベンツ、BMW、フォード、日産、トヨタ、主要メーカー殆どで社員は全世界で6万人。
そこの品質保証だ。
つまり誰かが事故って、エアバッグが開かないとする。オイラの責任である。世界的大問題である。
もの凄い影響力である。やるならデカイことがいい。
ブワーンって膨らんだエアバッグに茅ヶ崎の砂がついてるかも知れない。
CHIGASAKI-CITYである。意味は全然無い。
(ジョンレノンが、NEWYORK-CITYのTシャツ着てた。ふざけたパロディー。
やっと冒頭画像と結びついた!)

この会社、午前に受けた会社と同じ建物にあった。ビックラこいた。偶然にもほどがある。
あまりの偶然。これも何かの縁なのか???
オイラはサーファー目キラリ総務女性にみつからないように、
走ってその午前中の会社の受付の前を走り、午後の部の会社のある2Fへダッシュした。


面接はマンツーマンだった。
専門的なことを思い切り突っ込まれた。
データ解析に偏差値を使っているか、統計的手法は何を使っているか、
パレート図を書くときはどんなエクセル関数を使うか、
こういう電子制御の不具合が起きた場合どんな是正の処置をとるのか。
思い切り手に汗を握った。手にヌルヌル業務用ローションを塗ったかのようになった。
担当者はオイラのウイークポイントを単刀直入に伝えてくれた。
英語力と電子知識の不足である。オイラの専門は金属加工なのである。
(いや~、ちょっと厳しいな~)→オイラの素直な感想だ。
今回パスすると次は役員面接だけど、英語のインタビューがあるとのことである。
『私は海外とのやりとりを辞書片手にEメールする程度です』とはっきり言った。
もし入社して困るのはオイラである。無理無理!

電車に乗り、家に着くや否や携帯電話が鳴った。
転職支援会社のベッピンさんからだった。
今日午後に受けた会社が早速役員面接を受けて欲しいとのことだった。
面接は本国(アメリカ)とテレビ電話回線によるネット会議形式だそうだ。
バリバリのエリート国際ビジネスマンみたいだ。オイラは貧乏ウインドサーファーだっちゅうの。
『英語はできませんって先方に伝えたんですよ。何故でしょう?意外です。』
意外である。英語力は日本のスタッフが補うそうである。
その役員面接は木曜日。会社休みまくりである。どこぞ吹く大西である。
その担当者がもしやゲイ?いやいやまさか。。。

さらにまた支援会社のベッピンさんから書類選考が通ったと連絡があった。
そこは都内の財団法人。
転職支援会社が今まで20人推薦してきて1度も選考されていないところだという。
オイラは怖くなってきた。大袈裟に装飾書類はやばい。

今後の展開に目が離せない。
自分のことなんだけど、映画みたいになってきた。

午前の会社のサーファー目キラリさんとサーフィンするのであろうか!
またケツを拝めるのであろうか!
それとも午後の会社で世界を飛び回り、英語ができないためホモフラダンスで誤魔化すのか!
結局転職できず、相変わらず腹痛大西貧乏ウエーブライダーのまま一生を終えるのか!

だんだん笑い話みたいに思えてきた。
これは転職ブルースだ。ブルースを楽しむぜ!!