Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

off the rip, off the wall

2009-06-30 00:24:10 | windsurfin'


27日の土曜日は午後からサーマルが吹き、6.2でややオーバー。
5.7で十分にウエーブできるコンディション。
白樺ポイントで波に乗るのはサーフィン以外はじめて。
大きいのは肩くらいあり6.2でもリップできた。

白樺をベースに裏パークのTバー先端ジャイブ。
やはりオンがきつくなると、白樺~ショップ下がピカイチ。
しかもサーファーほとんどゼロ。

その2日前、世界は大きなものを失った。
キング・オブ・ポップス。
ビートルズの版権を買い占めた男。

テレビで放映された彼の素顔は優しいなあ。
いい人は早く死ぬんだなあ。
偉大な人は早く死ぬんだなあ。

あんなに世界に愛された男も少ないんだろうなあ。
オイラも大好きだからなあ。

金曜の昼に悲報を知り、ずっとオフ・ザ・ウオールを聴いてた。
まさに完璧なアルバムで、クインシー・ジョーンズの力が120%出てる作品。

土曜、海に行くときも頭の中でアルバムタイトル曲がグルグル。
海上でもその曲がグルグル。

マイケルはoff the wallで。オイラはちょこっとoff the ripで。
キング・オブ・ポップスよ、永遠に。

BIG THANKS!!

平日のサーフィンとか。ウインドサーフィンとか。

2009-06-25 12:43:10 | windsurfin'


22の夜から南西風が吹き始めた。
23の夜明けから海水浴場でピラ社長を始め10人くらいサイドで乗ったそうだ。
おバカなウインドサーファー達である。
4時から6時でっせ!

デスクワーカーには絶対無理だ。
オフィスにはサラリーマンの居眠り場、喫茶ルノワールはないのだ。

オイラは悔やんだ。
早起きして彼らと乗れば良かったと!

じゃあ、夕方ノってやる!と定時退社後海に行った。
江ノ島風速計はマックス15Mだったのだ。
オーバー覚悟で5.7を持って行った。

しかーっし! インサイドは風がない。
一か八か、one or eight、出艇してみた。
アウトは走った。完プレである。

波はある!セット間は長めだが、ピーンと張った肩の波がラインナップしてくる。
一回だけ乗れた。波が良かったので本当にサーフィンチックに乗れた。

それにしてもインサイドがあまりにも風が無さ過ぎて、
こりゃチンしたらエレーことになるな、と撤収。
結局、2往復のウインドでげした。

翌朝4時半に起き、5時~6時半、パークで波乗り@土砂降り
大潮でその時間はハイタイド。ウネリはあるけどなかなか割れない。
なんとか気持よく乗れたのは2本。

まあ、平日に勤怠表に傷つかずの海なので運動だと割り切るべし。

オイラの会社のルノワールはトイレだな。グぅ~zzZZZ


モ~ホ~ビーチで捕まえて

2009-06-21 15:52:52 | surfin'



20日、土曜日。梅雨の晴れ間の晴天。
オイラはスタンドアップを車に積み、鎌倉を目指した。
目的は大崎での波乗りだ。

材木座から出発して、まずはウインドサーフィンの群れを突っ切った。
無風なれど初心者スクールや学連が練習してる。
それから大きく左に巻いて、逗子マリーナを通過した。

斜めの地層が剥き出しの断層が視界に入った。
大崎である。
大崎のまわりは水深が浅くリーフブレークでちょい波があった。

そこは完全に世間から隔離されたようなシークレットポイントだった。
オイラは大崎は初めてだったのだ。

そしてそのリーフのビーチには、やはり世間から隔離された風景があり、
SUPするオイラの目に突然入ってきた!

ここが、かの有名なモ~ホ~ビ~チなのである。
モ~ホ~ビ~チと教えられなくても、褐色で短髪で髭を生やした彼らの楽園であった。
すぐさま、そのが男同士たちの楽園とわかった。
もちろん女性はいない、と思う。
ニューハーフがいるかどうかはわからない。

オイラはレーシック手術のおかげで、沖にいても全裸のモ~ホ~が確認できた。
何人かは全裸で、残りはブーメランパンツである。

昔、サブマリンドックという黄色いバスがあったころ、そこからビーチに降りられると聞いた。
しかし、降りる勇気などない。
ぜひ、降りてみたい!とは思っていたが、何かしらの事故に遭ったら人には言えない。

そして念願かない、沖からビーチを観察できたわけである。

皆さんも是非、天気がよく、穏やかな日、大きなセイルをつけて出かけてみては?

Try a new sun-glass and a new coil leashe

2009-06-14 23:41:10 | surfin'


13日の土曜日、世界の終焉が始まった。
スカイネットが新しいマシーン、T-800型の製造を始めた。

オイラは自宅のスカイネットからワーナーマイカル茅ヶ崎で公開が始まった
T4のチケットをリザーブした。

とにかくオモシレー!
もちろん、1,2,3は観たさ。
どう考えてもオイラが観た映画で一番オモシレー!
話は難解ではないし、それに本当に未来はあーなりそうだし、
CGとかVFXなんかは既に未来だなあと思いマスタ。

で、翌日の日曜、オイラは新しいマシーンを海で試すことにした。
人類のサーフ未来は茅ヶ崎のジョン粉男に託されたのだ。

使用したのはSWANSのサーフ用サングラス『偏光で波の割れ目パックンチョ』。
それとDAKINEのSUP用の10’のリーシュコード『これって電話コードじゃね?』。

リーシュに関してはメーカーHPにもまだ載ってない。
電話コードの様にコイル状になっている。
つまり、絡まない、踏まない、引きずらない、足元で縮んでるわけだ。
これを9’のロングに試した。
まわりのサーファー達は気になるらしくてちょろちょろ見る。
『それって性能どうなんですか~?』と聞いてこない。

オイラは『すげー性能いいでげすよ!』と宣伝したいくらい。
だって、絡まない、踏まない、引きずらないのだ。

なぜにオイラに誰も聞かない?

そうなのだ。オイラはサングラスをかけているのだ。
それはモロ出し・チン、もとい、モロボシ・ダンがウルトラセブンになるときの、
あのウルトラアイをもっと恐くして目が見えないタイプだからなのだ。
だから皆さん、声をかけてくれない。
いいことがもう一つ。恐そうな感じなので、どんどん波を取れるのだ。

いや。サングラスの効果はそういうことではない。

偏光レンズの凄さだ。
一言、波の陰影がはっきりしてる。これは感動もの。
空は曇りの鉛色。海は銀色。夕方は目の前のブレークすらわからなかった。
雪山のホワイトアウトに似てる。
どこが海面でどこが空でどこが波かわからなくなる状態。
今日はそこで『偏光で波の割れ目パックンチョ』が性能を発揮したわけだ。
見える分、波のあるとこに即パドルできるし、テイクオフのタイミングも間違わない。
はっきり。クッキリ。スッキリ。

今日は波乗りで使ったけど、これはウエーブでもスゲーに違いない。
特に夏の夕方、眩しくてプレーニングが恐いときがあるけど、もうそれもないだろう。

ワイプアウトしても顔から1ミリもズレないんだよ。
仮に顔から離れたとしてもサングラス用のリーシュがあるから無くさない。

こういう小物で安心して楽しくサーフができた。
チャンチャン!

湘南チックな曲②~steal away

2009-06-13 10:31:48 | ThinkAbout..


高3か予備校生のころ、友人がロビー・デュプリーの『steal away』を聴けと勧めてくれた。
オイラのその頃の情報源はFMラジオ。
『steal away』はすでに知っていた。

友人とお互いに、いい曲だよね、と言ってそいつの部屋で慣れないウイスキーを飲みながら
歌詞の意味も知らずに聴いていた。

それから何年もたち、ある夜、オイラは素敵な女性をドライブに誘った。
逗子湾を抜けて森戸を超え、高台にある湘南国際村へ向かった。

そこには鳥人間が住んでいて自然を破壊した人間を襲うというのだ。
鳥人間目撃情報は多く、では自分たちの目で確かめに行こうと探検に向かったのだった。

それは、小坪に幽霊を見に行くよりはるかにメルヘンチックなものだった。

結局、鳥人間はいなかったので、高台をUターンした。
眼下に鎌倉や江ノ島の灯りが広がった。

オイラは必殺用に『steal away』を準備していた。
フェードインするイントロから心を奪われる。
甘く、せつね~っ、な感じだけどノリのよいポップ。

その曲は箱根でもなく、もちろん平塚じゃなく、
ライトアップした東京タワーでもなく、横浜界隈でもない。
深夜の葉山だったわけだ。

あいや~、ピッタリの曲じゃね?ね?ね?
と選曲のよい自分を称賛する。

男はいくつになってもここいら辺はガンバルのである。

「どうして僕たちはこっそり逃げ出さないんだろう」
という歌詞だ。
煮え切らない彼女を説得する男の歌なのだが、
どうもオイラ自身が説得されたんだな、と理解できたのは、
初めて聴いてから28年たってからである。


その女性は逃げ出してくれたのに、
オイラは自分の器の小さにしっかり受け止めてやれなかった。

人生の中の後悔が5個あるとしたら、あきらかにそのうちの1個だなあ。