Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

ブリストル・クリーム@波乗りレストラン

2008-10-31 18:46:03 | ThinkAbout..


最近凝り始めた酒がある。
シェリーだ。
日本人には馴染みがないね。

スペイン南部アンダルシア地方カディス県の町ヘレス周辺の三角地帯と
その周辺だけで作られる酒精強化ワインである。
それ以外の地域で作っても、原産地呼称統制法によって
世界商標会議の加盟国は「シェリー」という名を使用することはできない。

シェリー専門の給仕はベネンシアドールという。

また、女性が男性と一緒の時に「シェリーを飲みたい」と言う事は
「今夜一緒に寝てもいい」という意味になるとされる。
↑↑↑
マジスカ、マジスカ、ミニスカポリス!

これは食前酒の位置づけだが、酒の飲み方にルールはない。
楽しく、まろやかで、神秘的で、深い味わい。
夜中のシェリーである。トンコツラーメン後のシェリーである。

甘さ、辛さのレベルは5段階くらいあるが、
一番甘いのがどうも好みである。
ハーヴェイ・ブリストル・クリーム、どろどろ甘いクリーム風味、
プレイにも使えそうな甘美な香りである。
なんのプレイじゃいっ!

希少価値が高いわけでもないのだが、徐々にドライにいってみるかな。

ということで、湘南・男のシェリー倶楽部発足しました。


さてさて。
11月1日から9日まで、ちょこちょこちょこちょこショートストーリーを日テレでやる。
【THE 波乗りレストラン】である。
全33話で、33というのは『サザン』を33曲、33話やるということだ。

大泉洋はレストランを開業するため東京から茅ケ崎にやってくる。
なかなか開業できず、常に休業中の札がかかっているが、
そこに主婦やサラリーマンや夫婦や、いろいろやってくる人たちのストーリーらしいのだ。

そして原作脚本家の大宮エリーは、
『実際に茅ケ崎に行ったらそんな人たちがいるんだろうなあ』
という思いで役を作っていったみたいだ。

きっと茅ケ崎に行きたくなるんだろうな。

さて、実際に古ぼけた波乗りレストランは存在しないし、
海辺の飲食店はそこそこキレイである。

でもきっと僕の、君の、彼女の、お父さんの、
波乗りレストランは近くにあるはずである。
オイラはそこでドロドロクリームシェリーや、ワインを飲んで、
波乗り復活のカウントダウンをするのであった。(目の手術しちゃったからね)

金曜の夜、波乗りの街の波乗りレストランは開店したようだ。
行ってきま~す!

仮面ウエーブライダー誕生秘話その5 ~おまとめ~

2008-10-28 17:28:06 | ThinkAbout..
施術の1週間後、クリニックで保護用コンタクトを外してもらった。
これにて一応大まかな手術工程終了。

これからまた時間を増すごとに視力は安定し上昇するとのこと。

かくして、仮面ウエーブライダーは冬の大西に備え、
水平線からせまりくるウネリをいち早く確認し、
大空にジャンプするのであった。

とぅ!!




最後のおまとめ。

お世話になった品川近視クリニックであるが、
実にすばらしい病院である。
病院対患者の図式は微塵もない。
販売対顧客なのである。
レーシックという製品を顧客が安心して購買できるよう、
しっかりしたやり方で経営されている。
それが顧客に『視える』というのはなかなかできないことだ。

それから施術そのものに関し、自分はちょこっと痛い術式ではあったが、
一般的なやつは痛くはない。

メガネ、コンタクトでも見えれば一緒じゃん、というのは大間違いである。
施術によって、それらの助けを借りず、自分の生体力でものが視えるのはいかに素晴らしいことか。
施術を受けた人たちが『世界が変わる』とよくコメントしているが、
その意味がよくわかった。

『世界が変わる』のではなく、『自分が変わる』のである。
どのくらいかはわからないが、前向きになったり、自信がつく、ということだ。

確信したのは、ああいう屈折矯正法は当たり前になるだろう。
目が悪い、というのは化石のように扱われるかも。
目が悪いということは、いまどきパソコンできない、携帯電話持ってないと同じレベルになるかも。
角膜が薄くて、手術を拒否される人だって、そのうち可能になる術式が誕生するに違いない。

医療と電子化のあの精密なマシーンは人類科学の結晶である、と思うくらいの大経験であった。


オイラは今回施術受けて、それでも遅すぎた、と後悔している。

おしまい。


仮面ウエーブライダー誕生秘話その4

2008-10-27 12:30:00 | インポート
目が覚めた。
保護用コンタクトレンズを装着しっぱなし(1週間予定)なので、
朝はとても目が乾いている。眼圧が上がったせいか??

恐る恐る目を開ける、視力はレーシックに比べ回復力が遅いので、
大して良くはないけど、それでも手術前よりは雲泥の差だ。

ラッキー2の散歩に出る。
マンションの敷地から外に出る。
新湘南バイパスの高架下を歩く。
ラッキー2、オシッコをする。ほめる。
ラッキー2、ウンチをする。ほめようとした。
北風がオイラの頬をなでる。
北風は頬をなでながら、オイラの右目玉もなめた。

寝起きでもともと乾燥しているところへ、追い打ちをかけるように風が目を乾かした。

とんでもない激痛が走った。
ゴミ? 保護用コンタクトが裏返った?
右目がダメだと左目も開けられない。

はたから見ると、オイラはラッキー2のウンチをしゃがんで嗅いでいる変態に見えたろう。
あまりに痛く30分その姿勢だった。
ウンチのニオイもプーンとオイラの鼻に入った。
ウンチより激痛がすごく、とにかく痛い。痛みが治まらない。

左目を少し開けては数歩進み、家に着いたとき8時半を過ぎていた。
会社の始業時間は8時半である。
万事休す。

昼ころ、やっと痛みが和らいで会社へ行く。
しかし、右目はほとんど見えない。
絶望的な絶望感。ガッカリ的なガッカリ感。
左目はよく視えているので、ようはガチャメ。PCなんか全く見れない。

クリニックにヘルプの電話をしたのは夕方。
そのときはダイブ痛みは治まっていた。
いずれにせよ翌日検査なので、それまで我慢するか、その日のうちに来院するか。

まあ痛みが我慢できたので翌日の検査まで堪えることにした。

翌日、楽になったが右目は相変わらず手術前の視力と変わらない。
絶望が失望に変わる。(どっちが重いのかな?絶望?失望?)

定時を待って有楽町へ。
早速、診察を受けた。

結果はこうだ。

朝の乾燥で、再生されかけた角膜表皮が、ズルムケタ。
死ぬほど痛かったでしょう、と医者が言った。
死ぬかと思いました、と答えた。

『でも、3日くらいたてば再生してちゃんと視力出ますからだいじょうぶ。
今、左は1.0出てますよ。』

どおりで右目は朝よりは少し見えてる感じがした。

オイラの回復力は凄いのだ。傷とかアレとか!

結構安堵したのでまた飲んでしまった。

朝起きた。

おおおおおおお!!!!!

見える!

見え過ぎ!

コンタクトより見えてる!!


仮面ウエーブライダー誕生秘話その3

2008-10-25 13:00:48 | ThinkAbout..
昨日の続き。

どちらかと言えば、初日の検査のときのほうが瞳孔を開く点眼をしたので、
手元が見えなくて帰るのがやばかった。

手術当日は白く霞みがかかってるようだけど、明らかに視力は術前よりはよい。
ちゃんと歩けるし、ホームに上がる階段も見える。

ただし、駅経路の看板から目的駅を見つけ出し運賃を読むのはしんどいかもしれない。
1点凝視ができないからだ。あっというまに目に負担がかかり涙ジョバーッになる。

モバイルスイカにしてよかったなー!!

東京駅で席に座ることができて、茅ケ崎に着くまで目を閉じてだまってこらえた。
もらった点眼液をさっそくさした。
車内の蛍光灯が眩しい。

駅について空腹であることに気が付き、R堂で飯を食った。
暗い店内だったけど、サングラスをかけ、涙を流しながら定食を食い、ウーロン茶を飲んだ。

10時にはバスに乗り家に着いた。

やはり家の電灯も眩しい。
部屋の電気を消して、ベッドに座った。
ちょうど麻酔が切れたようだ。
徐々に痛くなってきた。
結構痛くなってきた。
スゲー痛くなってきた。
マジに痛くなってきた。
いや、コレ、ヤバクナーイ、スゲクナーイ、ムシロマーイ。

いってー!!コノヤロー!!くうううううぅぅぅぅぅ!!!!

さすがのオイラも痛み止めの点眼をさした。

泣きながら就寝時の保護用カバーを絆創膏で目を覆った。
寝てる間に掻いたり触ったりしないようにだ。

いつの間にか寝ていた。

朝目が覚めた。目があかない。
無理やり指で目を開けて点眼した。
またたちまち痛くなってきた。
チクチクヒリヒリキリキリキューンっ!

とてもじゃないけど会社に行ける状態じゃない。

レーシックの場合は翌朝、世界が変わっていると言うが、オイラの場合はラゼック。
そんなに簡単に見えてしまっては面白くない。
痛みを乗り越えてこそ、素晴らしい世界が待っているのさ。

なんつってー!
いってーぅぅぅぅいいうyぃずytyじぇbぬ!!!
まじにいってーーーーぅぅxずじじじじいうyyんghg!!!

痛みで疲れ果て時計を見たら14時だ。
なんとかして虎ノ門で1件用事を済ませなくてはいけない。
そのあと18時に品川近視クリニックで術後翌日検査を受けなくてはいけない。

こんなに痛いのに、翌日検査にいらっしゃいとは。とほほ。

オイラはビーチクルーザーで茅ケ崎駅へ向かった。
快晴の空。つまりギンギンの紫外線UVUVUVUVUV!!!
オイラはまるでドラキュラで、明るいところは自転車から降りて泣きながら歩く。
日陰でやっと自転車に乗る。
10分で行ける駅まで、40分かかった。

そのころになるとなんとなく痛みが和らいだ。
やはり2日目の朝がピークだったようだ。

なんとか虎ノ門で仕事を済ませ、有楽町で検査。

「うん、順調ですね~、どちらも0.3出てますよ~」

ちょっと安心。

昨日と同じくR堂に立ち寄り、定食と、それとダメかな~と思いつつ小ビール。
うまい!胃にしみる!

そばに、渋谷のお医者さんのユウコリンがいた。
『アルコールってね、飲んだ瞬間は痛みが和らぐからいいけど、
そのあと眼圧上がるからね~』

え?眼圧上がる?
飲んじゃったでよ~

翌朝の地獄編へ続く


仮面ウエーブライダー誕生秘話その2

2008-10-24 12:40:09 | ThinkAbout..


昨日の続き。

ベッドに寝て、頭を固定すると、頭の後方から、オペマシーンがスライドしてきた。

オイラは仮面ウエーブライダー、改造人間製作の開始である。

スライドしてきたマシンが目の前で音もなく止まった。
赤と緑の小さいランプにたぶんいろんなものが着いてるんだろう。
オイラは視力がないし暗いからわからない。
レーザー破同砲やレンズもあるんだろうな。

なんて考えてたら、足が4本出てきた。
そうだ!瞼を上下開いて固定するんだ!
昆虫の足のようなものがオイラの瞼のヘリをつかみ、上下4方向にがっつり開いた。
オイラは観念した。
目が乾いたらどうすんだ!瞬きしたくなったらどうすんだよ!
心配はいらなかった。瞬きしようったってできなかった。。がっつり固定されてるのだ。

医者が黒眼大の指輪みたいなのを眼球の上に置いた。ぼんやり見える。
その指輪に特殊なアルコール液を注いだ。スタッフが30秒カウントダウンした。
『ジジジジーッ!!』

ターミネーターが液体ロボットから攻撃を受けいてモニターが赤く乱れるだろう。
あれと一緒になった。
画面が赤くジジジーッっとなり、やがてほとんど見えなくなった。パチン!OFF!

しばらくして、ほんのぼんやり見えてきた。

次に、アルコール液でふやけた角膜表皮を薄く削り取る。
白いプラスチックの刃物のようなものがかすかに見えた。
確信はないけど、なんとなくプラスチックの刃物みたいな印象なんだ。
かすかに『カリカリカリ』と音がする。
オイラの目玉は削られているのだ。
また見えなくなった。もう明るさとかすかな色しか判別できない。
今地震になったらどうすんだべ????

さていよいよエキシマレーザー照射だ。

『緑のランプ見ていてくださいね~』

オイラはこれでもかというくらい凝視した。
きっとずれたら大変なことになる。
思い切り見つめた。
でも、少しだけズレそうな感じがする。

ズレちゃいけないと思うとズラしたくなる。
女の裸を思うな、と思うと勝手に裸が浮かんでくるのと同じです。

『ビーーーン!』 はっ!あの音だ!レーザービーム 発射!!
一気に焦げくさくなる。
ん?何の臭いだ? あ!オイラの目玉が焦げてるニオイやーん!ひえーーー!!!

一瞬にしてレーザー照射は終わった。

はっ!えっ!お???
み、見える!
ぼんやりしていた緑のランプがくっきり見える!
うおおおお!!!

レーザー後、保護用コンタクトレンズをして左目が終わった。

次は右目。
なんたって目を開く昆虫の足と、目玉削りが憂鬱だった。
痛いという感じはあまりないが、その行為がいやだった。

両眼で15分くらいだったろうか。あっというまにおわった。

手術室を後にして回復室へ女性スタッフがオイラの腕を取って案内してくれた。
白くボヤーっと霞んでいる。でも明らかに見える。

『朝から緊張したでしょう。お疲れ様でした』

優しい言葉だ。しかし、その言葉は少し邪魔だった。

何故かというと、あっというまに痛みがやってきたのだ。
しかもまだ麻酔は効いているはず。
いてー!!話しかけるな!!

回復室は暗室でリクライニングシートがたくさんあり、
そこで20分安静にするのだ。

みんな安静にしていた。レーシックの連中は!!
ラゼックのオイラは座っていながらも痛くて身体をよじる。
真っ赤に焼けた鉄の耳かきで眼球をチョイチョイって触ってるみたいだ。

オレ、一人で茅ケ崎まで帰れるのか!!???


TO BE こんちにゅるぅ~!