Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

iPhone JailBreak @ QUIKSILVER

2010-05-26 20:37:48 | windsurfin'
5月25日(火)

その日の8:00、波チェックをしに海まで行く。
肩。風はすでに5m/s前後の南西が入っているが、波はよろしい。
多くサーファーで賑わっている。

昼に江ノ島風速計が南西最大15mを指した。
午後の吹きあがり、夕方の潮の上げ、高い気温での風の軽さ、、、などなど。
4.5一枚で行くことにした。4.0になるわけがない、と。

ウエーブ開始は13時。
4.5でややきついくらい。(4.2でもOK)
海面が非常に穏やかでアウトのウネリが腹くらいなので、ノーストレスで走れる。

以降、潮が上げてきてショアブレークがきつくなってきた。
頭の高さくらいのホレホレブレークがちょうどビーチスタートする位置で炸裂。

タイミングよく出て行かないととんでもない目に逢う。
うまくゲッティングできれば何事もなかったように楽にウインドできるのだが、
失敗すると道具にダメージがあるし、なにしろ身体が波に叩きつけられるから危ない。
ライフジャケットなど付けていたら上から落ちてくる道具にもろ当たる。
とっさのときに潜って回避できなくなる。
とにかく一度の失敗で相当疲労するし、モチベーションも下がる。

どうやって成功するんだ?とオイラが問われたとしてもうまい答えができない。
板の芯に乗って板の下にスープを通すか、場合によっては板だけをドルフィンスルーさせる。
ブームにはしがみつかず、板と身体を一体化させるようなイメージ。
などとしか言えない。

なんか、たいしたことない答えだな。 理論ではないかもしれないなあ。


ありきたりだけど、結局のところ
身体に覚えさせるしかない。
少なくともウエーブしてる人々はこの困難な壁を乗り切った人たちで、
たった数回の経験だけであきらてしまう人もいる。

このゲッティングアウトにはウインド力全てを総動員するので、とても重要なプラクティスでもある。

例えば平水面ウインドを1万回するより、
波つきの海で10回ゲッティングした方が、ウインド自体上手くなるような気がする。
(決して楽しいことではないけど)

まあ、そうんなことを思ってしまうような、いつものようなショアブレークでした。

夕方はボーナスステージになり、4.5がジャストアンダー。

1日を通せば、4.5㎡で鼻歌がでるほどの極メローコンディション。
なんと板は68Lなんだから、リグが相当軽いというのが理由だ。

ウソかホントかわからないが、聞くところによると湘南では3.7で乗ってたゲレンデもあったらしい。

and、、、海から帰宅し、iPhoneをJAILBREAK(脱獄)した。
ファームウエア3.1.3では不可能だったのだが、アメリカの開発チーム(要はハッカー集団だね)が可能にした。

かっちょいいでしょ!
クイックシルバーのロックスクリーン画面っす。



ビヨンはかく語りけり ジェリー・ロペスはかく語りけり

2010-05-24 22:46:51 | ThinkAbout..
●100年王者ビヨン・ダンカベックにとってウインドサーフィンとは?

全てにおいて根幹をなすもの。
仕事も家庭生活も、その根幹から派生する枝のようなもの。

だとさ。

確かに仕事からウインドは派生しないなあ。
幹には水を与えねばならない。
幹がしっかりしていないと枝はすぐダメになってしまう。


もしかしたらウインドを趣味レベルで考えてる人はある意味幸せかもしれないな。
強風予報の前日に、不思議な義務感に悩まされドキドキする心配をしなくていいからな。

ビヨンは今40歳でいまだ現役バリバリ。


●ジェリー・ロペスがウインドを語るとしたら?

ウインドやサーフィンによって得られることは、『現在をどう扱うか』。
昔を良かったと嘆く人がいるが、同じままで変わらぬことなど世の中にあるはずがない。
人生を留めておくことなどできやしない。
それを達成させる、あるいは継続させるには、自然への畏敬の念が必要なのだ。
全ては過程であり、我々はただパドルを続けるだけ。アウトに向かってプレーニングするだけ。
シンプルそのものである。そのうちにまた新しい波が来ますよ。

だとよ。

波に乗る哲学者だ。
仕事する上で重要なのは責任感だが、
オイラは仕事をする上でそれが人生そのものとは思ったことが無い。
仕事で異動はある。(その都度人生を変えられてたまるか!)
誰かにウインドやめてゴルファーになりなさいとは言われない。

ひとつ思った。

『期待』とは? アンブローズ・ビアスがその著書で言うとしたら。

自分の欲望や責務を他人に代行させるためのマヤカシの言葉。
達成の際は、達成した本人を評価せず、内容の出来栄えを評価するのが一般的。
ちなみに、本人評価は人事考課表などに記載されるが、
記載の時期はだいたいにおいて1年後になるため忘れ去られる。
また、教育記録に残る場合もあるが、それは本評価ではなく、
外部審査のためのタテマエになるのが殆ど。
だいたい『期待してるよ』と言われる人は、能無しの場合が多い。
もっともタチの悪い能無しは、自分を能無しと気づいていないことだ。

風邪なのでパーク病院へ行った

2010-05-19 22:35:54 | windsurfin'

(FROM 湘南の今日の波  インサイド チョップウエーブ)

季節はずれの風邪が流行ってるようだ。
会社のオイラがいるデスクまわり、5名中4名が風邪。
なかなか熱が下がらずかなり辛いようだ。

18日の火曜日は朝から南風ブンブン。しかも超快晴。
初夏の風の中、会社へ向かう。

5名の残された一人はオイラ。オイラだけ風邪を引いていない。

朝礼が始まる前に、
『みんな風邪だけど、君はだいじょうぶですか?』と上長。
『猛烈に具合がわりっす』とデスクに座ると同時に、風邪マスクを装着。 と俳優に変身。

『熱はどうですか?』
『微熱です。でも平温が低いのでしんどいっすね』
『そうですか。。。明日重要な会議があるから、今日はできるなら早退してください。
もともとは私が風邪をひいたのでみんなにうつしてしまった。申し訳ないです』

『いえいえ、私の体調管理が甘いだけです』
(もう、ぜんぜん申し訳なくないよー!)

オイラ有給がたくさんあるし、いやー、早退しちゃっていいんですかー!
病院行っちゃいますよー! パーク病院へ!

オイラは会社でランチをがっつり食い早退した。
さっそく海へ向かう。 

ショップへ注文していた4.5を引きとり、早速セッティング。

カラーはレッド。本当はパールホワイトが欲しかったのだけど、もう在庫なし。

このレッドが快晴の海ではなかなか映える。目立つようだ。

みんな5.0アンダーのとき、なんと4.5が完全プレーニング。
このモデル、一つ小さなサイズが使えるというのが実証できた。

3.9ではオーバーでしか乗らないわけだったので、4.5で初めてFLYの特徴がわかったわけだ。

風邪、もとい風は徐々に上がり、風速計マックス18m。
それでもハナクソのように軽々セイリングできる。
オーバーもへっちゃら。おそるべし!THE FLY!!

波は見晴らし台前で肩までサイズアップした。
ボトムターンしてみる。
オンでもクリューがひっかからない。4.5でブームが160しかないのだ。
たぶん、オイラの古いzoneなら引っかかってる。さらに裏風もらってる。

もう古い道具でしかめっ面で乗る時代ではない。あたりまえだけど。
古い道具で上達する意味などない。

おそらく道具の売れ行きは良いとは言えないが、技術開発は止まっていない。
スポーツ界で技術開発が止まったら、そのスポーツにとっては死なのだね。

それとちゃんと金出して買わないと上達しないというのも我々は知っている。

なので投資した分、返ってくる。
いやいや、投資したからこそ絶対もとを取りたくなる。

やめられまへんな。

普通の楽しいウインド日和

2010-05-17 20:10:57 | windsurfin'
5月16日(日) 予報は微妙。
コンピューター解析で風速値を出すwindGURUでは微風。

最近、ウインドサーファーはこのサイトにお世話になってるはず。

たぶんGURUは気圧配置で風速予報するのかね?
これからの時期の温度差はあまり考慮されてないような気がする。

なので、湘南微風なので茅ヶ崎の海には誰もいない。
茅ヶ崎って面白いところだ。
ウエーブボードが走るまでの風が吹かないと誰もいない。



さあ、日曜は吹くのか吹かないのか!?

空の色、空気の乾き具合、雲の流れ方、空気のニオイ??
あと自分の願望(←これが大事かも)

それらを総合判定した結果、5.7サーマルウエーブができると確信!
吹く前から海に向かった。

自転車から道具を下ろした途端、沖からのブローが届き始めた。

温かい砂、キラキラの海面、真っ青な空、たくさんの白波、汗ばむ陽気、

いや~、サマーハズカム!ですなぁ~

海上で急に尿意、ガマン→無理→我慢する必要すら無い→ショーベンジャー!

セイル落として水中でウエットの首元を広げ大量の海水を入れて、ショーベンを薄める。

いや~、オーシャンイズクール!ですなぁ~

風が上がって徐々にセイルが増え始めた。
チャンプは微風なのでフリスタに性に目覚める、もとい、精を出してる。
セイルとボードをうまくコントロールしてる。
いや~、キヨウだなあ。

器用と言われるのはいい。
スキーでもゴルフでもサーフィンでも、上手い!と言われるのは、イコール器用さなんだね。
海では繊細で器用、でも陸では宇宙一適当 ライク高田純次、オイラはそういう男になりたい。


さて、チャンプのムーブに刺激され、オイラも何かやろうと思ったが、
チンを何回もして頭皮が潮水にたくさんやっつけられると髪の毛君にあまりよくない。
なので、ロングディスタンスをすることにした。

まずは江ノ島に向かった。
走ってる途中、オイラはウエーブの道具で江ノ島に向かってるんだな、と自覚した途端、無謀じゃね????と自問自答し、
結局鵠沼アウトで折り返し。
で、Tバー超えてサザンビーチまで行った。

サザンビーチに入った途端風が落ちた。
陸に上がり、しばし休憩。
『このまま風吹かなければ歩いて帰るのメンドクセーナー』と思いながら風待ち。

10分後にブロー入り、Tバーを超え一気にパークまで突っ走る。

Tバーを超えるのは難しいことではないが、オイラは嫌な体験がある。
Tバーから100Mのところでプレーニング中、ビニール袋にフィンがカランで思い切り背負い投げ状態になったことがある。
あまりの撃沈でしばらく放心状態。
そいうときTバーが10Mくらい近くに感じちゃうんだね。
ウオーターあせるあせる。風はアンダーだし。

なので細心の注意でTバー超え。

夕方付近、波はヒザ~モモなれどきれいに入り始める。

ストレートオンショアでの小波。これが最近楽しい!!

ツインだともっと楽しいだろうなあ。

長距離走が効いてクタクタな日曜でした。