Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

Eight Days A Week ~The Touring Years

2016-09-21 22:53:37 | ThinkAbout..

 




1962年10月5日、ビートルズがLOVE ME DOでデビューする。
ちょうど1か月後にオイラがこの世にデビューする。
で、オイラは小学校2年生のときにビートルズは解散する。
あっちゅうまだな。

中学1年の時、友人のヤシロクンから強引にビートルズのLPレコードを聴かされる。
SHE LOVES YOU、ALL MY LOVINGで脳天に雷が落ちたような衝撃を覚える。
親と約束をした。中間、期末テストで常にクラスで3番目に入っていればその都度ビートルズのアルバムを買ってやると。
アルバム欲しくて勉強した。中学の間にビートルズのアルバムを全部ゲットした。

とにかく世界で最もカッコいいバンドで、
オイラ中学の時はストーンズもディープパープルもクイーンもフェイセスもいろいろあったけど、
とにかくピュアにイケテタのはビートルズだった。すでに解散して存在してないのが残念だったけど。


当時、田舎ではフィルムコンサートなるものが何故か流行っていた。
県民会館という汎用劇場でシェアスタジアムとワシントンDCのコンサートを上映した。
16mmレベルのフィルムで画像は乱れて最悪で、音質はもちろんモノの雑音だらけで、
でも、それはとても自然に素晴らしく感動的で、今思い出しても興奮が蘇るような、
それほど貴重で大切な映像と音だった。
ネットはもちろんビデオすらなかったからね。


音と言っても観客の悲鳴はジェット機なみで演奏の音などまともに聞こえない。
今では想像つかないくらい劣悪なもの。
そして著作権も上映権もまるで関係なしの上映。今では考えられない。
そんなことしたらAPPLEからとんでもない損害賠償がくるんだろうなあ。

そうそう、中学1年だったかな?ビートルズの映画が3本同時上映された。
ハードデイズナイト、ヘルプ、レットイットビーの3本立てだ。
田舎の映画って最低2本立てだったんだ。
とても魅力的で楽しい1本目の白黒作品で始まり、
3本目では解散直前でスタジオで言い争いをする。だからとても悲しい嫌な印象を受けた。
でもあの屋上でのGET BACKのカッコよさは電撃だったなあ。中一の小僧はぶっ飛んだよ。

唯一のライブアルバムが1977年に出た。オイラ中3だ。
その時期に夏スキーで鳥海山に行ったんだよ。快晴だった。覚えてる。
リフトなんかない。スキー板を担いで登るんだ。で、滑る。
3時間登って10分で降りる。車を置いてあるところまで滑ってくる。


すると、軽トラが広大な斜面を横断する道路を下から登ってきた。
ツイスト アンド シャウトの音とともに走ってるんだ。シェケナベイベーナウ!♪
軽トラには拡声器が積んでありフルボリュームで、ほとんど騒音のようにがなり立ててる。
あれは嬉しかったなあ。まるで、APPLEの宣伝カーのようだったよ。
なぜ拡声器でビートルズのライブを鳴らしてたかはわからないけどね。
運転手は林業か農業かの仕事しててその車でノリまくってたんだろう。熱烈なファンだったんだネ。

中1のときにちょいとLAに行く機会がって、ハリウッドボウルを見学したんだよ。
屋外コンサート会場でたぶんクラシックなんかやるような感じ。
そこでビートルズが演奏したなんて知らなかった。
2年後にそこでのライブを収録したアルバムを手に入れ、東北の山が巨大なハリウッドボウルになった。

こうやってオイラハ若く幼いころからビートルズに親しんできた。
高3のときにジョンが亡くなり大学受験だっていうのに1週間学校休んでしまったな。

それから大きく年月が流れ、運よくポールの全来日コンサートに行くことができた。
リンゴのコンサートにも1回行った。m
よいタイミングでアルバムがリミックス、リマスターされてリリースされた。
デジタル技術の最大の恩恵はビートルズの音源改善にある。
そして10日前、鳥海山を走る軽トラが鳴らしていたハリウッドボウルのライブのリマスター盤がリリースされた。
もちろん買った。iTunesからだけど。
こんな音だったのか!!!観客がうるさすぎて自分たちの音が聴こえない、
でもあれだけの演奏は凄すぎるの一言だ。
中3の時に聞いたアルバムをまたヘビーローテイトで聴いている。

考えると、オイラこそがビートルズ世代な感じがしてるよ。

そしてだ。明日9/22 LET IT BE以来、なんと46年ぶりの新作映画が公開される。
EIGHT DAYS A WEEK、1週間が8日あれば君をもっと愛せるのになあ、、って題名だ。
県民会館で見たボロ雑巾のような動画が最新デジタル技術でクリアになって登場だ。
プライベート写真、遺品からの3500枚からのネガが使用されている。もちろん未公開。
監督は有名なロン・ハワード。
もちろん公開初日に見に行くよ!!

And now here there are... The Beatles!!!!

ぞくぞくするなあ~!


炎天下でのランニング

2016-09-05 19:05:33 | ランニング


9/4日曜、朝少し肌寒い。
寝ていて毛布を腹にかけた。

金土と2日連続で走ってる。
足腰の鍛錬のためワイドスクワットを始めた。
糖質を制限し、タンパク質を多く摂れるように試みた。
米は食べない。鶏肉や豆腐をメインにする。

食事に気を使ったことはないので、何気に充足感というかライザップ始めました的な感じは悪くない。

日曜は8時に起きて、なんだかんだで結局10時スタート。
そのときは曇っていたので絶好のラン日和だと思った。

家から5キロ過ぎたところ、海岸のサイクリングロードは雲が切れて太陽がのぞいた。
涼しい空気がいきなり灼熱の熱気に変わった。
路面の奥に潜んだ水分が蒸発してコースは蒸し風呂状態になった。

身体が対応できなかった。
朝昼の寒暖の差は非常に危険。 急激な温度変化に身体はついていけないものなのだ。
異常なほどの発汗。そして立ち止まる。
海岸に木のベンチがあり横になる。
日陰はない。それが追い打ちをかけた。
そこでまた体温を上昇させてしまったのだ。
目の前に自販機はあるが小銭を持っていなかった。
財布に札しかなかったので持ってこなかったのだ。これも敗因。

家まで歩いて帰ることになる。
歩くのもしんどい。フラつくし、リズムよく歩けない。

数日前から米を食べてないので糖質不足だと思った。
糖質=エネルギーが枯渇したと思っていた。

スタートの前にはしっかり水分を摂ったし、、、でも完全な熱中症寸前の状態だった。

原因はこうだ。塩分不足。

塩分が足りないと、いくら水分を補給しても塩分を薄めまいと利尿機能が働く。
飲んでも飲んでも水分は蓄積されず小便になってしまうのだ。

10キロ、1時間走ると1Lの水分が排出される。同時に塩分も3~7g排出される。

WHOは、1日の塩分摂取を5g以下にしろと言っている。

塩熱サプリなど塩のタブレットがある。
5gの塩分を摂ろうとすると80粒食べないといけない。
これは現実的ではない。
サプリはまったく必要量に届かない。お守りレベルだよ。

塩分の取り過ぎは運動をしない人への警告。
運動するもの、とくに真夏のランナーには全く当てはまらない。
しっかり塩分を摂ること。
梅干しをラップに包んでポッケに入れておく。今度からそうする。

とにかく真夏のランは自殺行為だ。

体調(体内の水分量、塩分量、糖質量)で同じ環境でも著しくパフォーマンスが変わる。
根性で何とかなる問題ではない。

夏は、「なんとかなる」という気持ちではNG。
無理すると死ぬよ。マジで。

糖質コントロールは二の次だな。
走るためには、何が邪魔か、ではない。
走るためには何が必要かだ。

熱中症は初期症状でも回復に3日かかるよ。

1日たったけどまだ頭痛がとれない。