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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

ハートセンサー内臓のGPSウオッチ GARMIN 225J

2015-09-26 14:15:19 | 日記

(いきなりだけど驚異の心拍数。高橋尚子並み!40切りっす)


NIKE+ GPS ウオッチを愛用していた。
NIKEシューズに内蔵のフットポッドがGPSを補足するし、
PC経由で、iPhoneアプリとも同期できていたので、
まさにNIKE好きにはとても良くコーディネートされたランニングITツールである。

しかし、そのウオッチがぶっ壊れた。
どういう風に壊れたかと言うと、原因は汗。
汗でベルトのヒンジピンが腐食してしまったのだ。
ベルト内にはUSBコネクト用の配線が通っているため交換は不可能だろう。
そのヒンジピンはどう見ても鉄。
汗でなくても水道水だって腐食するよ。
普通はステンレス使うと思うんだけど????
たぶん仕様はステンレスだろうね。
現地工場の調達係がズルした可能性がある。
これはクレームだね。


ってな訳で、兼ねてから興味のあったガーミンのGPSウオッチを購入。

まず決め手はハートセンサー。
本体の裏にセンサーが組み込まれていて、手首の脈拍を測ってくれる。
ワークアウト中の心拍数を監視していて過不足を視認できる。

それとモバイルとBluetoothで繋がるので、ワイヤレスでデータをアップロードできる。
Gセンサーも内蔵されていてピッチ数やストライド幅も計測できる。

最も優れているのがフィット感。
NIKEのは硬かったんだ。
ガーミンは柔らかく手首に巻き付いてくれる。

さらにライフログ機能といって、普段の生活の活動量計として
万歩計として、カロリー計として、で、なんと睡眠時間まで計測してくれる。

これらのデータはガーミンコネクトというwebサイトで一括管理出来て、
もちろんモバイル用のアプリもある。

今までのNIKE+サイトとガーミンはリンクがされていて、
ウオッチに記録されたデータは自動的にモバイルに転送されてNIKEと同期される。

とにかく、断然NIKEより勝手がいいですな。

どんな道具も多く売れているのはそれなりの理由がある。
アシックスとガーミン。
まるでニールとJPの組み合わせみたい(>_<)

My Feet Have Spoken

2015-09-01 10:46:59 | 日記


アシックスストア銀座に行ってきた。
ランニング速度にばらつきがあり、あまり伸びていないからだ。
10キロ走で、1キロペースが4’45”~5’30”とあまりにも差がある。
体調や精神的な良し悪しはあまり関係ないようだ。
きっとなにか根本の原因がある。


この銀座店にはラボがあり、3Dの計測器があり、シューズ選びに迷ってる人には最適。
ということで、足を計測してもらうことにした。
踵やスネがどのように動いているのか分析してもらうことにした。
(スタッフの方のとても親切な説明と十分な商品知識、技術知識に脱毛!もとい、脱帽!)

結論から言うと、自分は過度なアンダープロネーション。

本来、踵上部は着地のとき内側に傾く。
そうすると土踏まずに圧力がかかる。
土踏まず=アーチは上からの力に対し、耐えて反発できる。
このようにして人はラン速度を手に入れることができる。

この内側への傾きが大きくなるのがオーバープロネーション。
逆に外側への傾きが大きくなるのがアンダープロネーション。

特に左足が大きくアンダーとの計測結果が出た。

土踏まずのアーチを使えず、足裏の外側へ「ドン!」という着地で衝撃をもらう。
スネ筋の負担が増大し、疲労骨折の可能性もあるらしい。

若いとき、スキー事故で膝に大怪我を負い、その結果が踵の傾斜不全ということだ。
これがトップアスリートなら矯正するのだろうか。
あるいは引退なんだろうな。
かなり致命的であることは確かだ。

人間の大半はオーバープロネーションなので、
殆どのシューズの内側は補強してあったり、
もしくはソール自体内側を硬く、外側を柔らかくしている。

今履いているNIKEのズームストラクチャーはまさにオーバープロネーション対応の典型モデル。
内側ソールが、と・て・も、硬いを売りにしていた。
だから、走れば走るほど踵は外に向き、アーチの反発をもらえず失速していったわけだ。
だから、タイムの開きはスネ部の疲労度に比例したものと思われる。


(NIKE ZOOM Structure 2010 GREEN限定モデル)

地面からの反発をもらえずに前に進むためには大きく蹴らなくてはいけない。
だからフクラハギに筋肉がついたのだ。
本来は細くなるはずなのに。

それと、スネの疲れと言うのは恐らく自覚できない。

だからこそ調子いいはずなのに遅かったり、逆に調子悪いはずなのに速かったり、ということだ。

とにかく自分の足の形がわかり、走り方がわかった。
そこで最適なシューズをチョイスする。

はじめてスタート地点に立ったような気がした。

自分に合うシューズはslimタイプ。
日本人のワイドタイプとは真逆で欧米タイプ。
しかも踵位置が低い。

踵をサポートする機能は要らず、オーバープロネーション対策の無いもの。
ソールはフラットなもの。
(最近のソールは左右セパレートが主流だがそれは自分にはNG)

フルマラソン3.5~4h狙いのシューズは、足の特性から自ずと決まった。

Asics GelFether Glide 3-slim


(本番とマジ走り用にAsics GelFether Glide 3-slim)

そして練習用に、GT2000 NewYork3
自ずと知れたアシック最大のセールスを誇る優れシューズ。
もちろんこれでもサブ4狙えるし、優れたクッション性能で怪我を予防できる。
川内選手や高橋Qちゃんも普段のトレーニングで履いてるらしいし、
サロマ100kウルトラマラソンではほとんどの選手がこのシューズを履いてるんだって。
この最新カラーをゲット。


(Asics GT2000 NEWYORK3)



NIKE フライニットレーサー3.0という、ペラペラのシューズを持っている。
足袋みたいなソックスみたいな不思議なシューズ。
これを履くと常に1キロ5分を切ることができたのは、
クッションに頼らず、踵サポートに頼らずのトップレーサー用が、
自分の骨格に合っていたんだね。
しかし、こんなシューズでフルは無理。
3時間切れないモノがこんなシューズ履くと足を壊す。
今年2月に30キロ以上走り、最後全く足が痛くて動かなくなったのは、
そういうシューズを履いたからに違いない。


(NIKE FLY KNIT RACER 3.0)

(足が痛いというのは足裏じゃなく、脚全体がまるで棒になり、
一歩踏み出しても激痛が全体に走る。
それが30キロ超えていきなりやってくる。)

本大会へ向けて走り込みだけでは足りない。
足をもっと強くしないといけない。
社会人なので仕事もあるし、いつもスケジュール通り走れない。
ウインドサーファーなので風も波もあったら、海に行かなくちゃいけない。
ウインドサーフはいいね。足腰が強くなる。ランの合間に乗ろう。
そんなんで、普段の移動、歩きにフライニットレーサー3.0を履く。
これは履いているだけで足が強くなるというシューズ。

(もしかしたら、レースより筋トレ用?)


※まとめ
そのシューズが自分に合っているか合っていないか、
それはフィット性だけではわかりません。
特にレースになると、自分の力を100%路面に伝えるためには、
最適なシューズ選びが不可欠です。
強いて言うなら、ウインドサーフィンでもセイルセッティング、
ボードのフィン位置、ジョイント位置よりも、シューズの方がシビアです。
なぜならランニングの場合、タイム、距離影響だけではなく足の故障に繋がるからです。
まずは自分の足の形状、正確なサイズ、足の運び方を分析してもらいましょう!