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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

真夏のサイド→激オフショアレスキューな無礼者

2014-07-28 14:34:03 | windsurfin'

7/26(土)
うだるような暑さ。
午後から南南西予報が出ているが、あまり吹くような気配なし。
波乗りするにも、、、ウインドするにも、、、
結局手ぶらでビーチに行ってみる。

途中の西浜では波が腹前後で割れていて遊べている。
いったん帰宅してサーフボードを持ってこようかな、と思ったけど、
オンショアで魅力的なコンディションとは言えず、さっさと諦める。

そのままパーク方面へ移動。
相変わらずBBQ団体が多い。
最近思うのは、BBQの低年齢化。
20歳前後な感じの若い連中が多い。
酒の飲み方がへたくそで、カラオケマシン持ってきて大ボリュームの宴会状態。

彼らは全くオシャレではない。

逗子の海の家のクラブ化営業が禁止されて、いまや海の家の客が激減というが、
そこに行きたかった連中が流れてきてるのかな?

そこへ予想していなかった南南西が吹き始めた。1時半、いきなりだ。
海面に白波が現れ、カラオケ宴会のBBQの鉄板では砂入り焼きそばが香ばしい煙を飛ばし、
風で飛ばされた紙コップのビールでテーブルがグチャグチャになった。

大特急で家に戻り、83Lと5.4をチャリに積んでまたビーチへ。

ちゃんと走れたね。
ただ、終始波は無く、ほぼフラット。
風はとても安定していたので、ウエーブの道具だったけど江の島まで行ってみた。
帰りは不安だったね。どこ目指して帰ればいいのか目標物が見えない。

とにかくとても気持ちよかったなあ。
陸はうだるような暑さ。
海上には涼しい風が強く吹き、海水は少しヒンヤリする。
極上の避暑ウインドだったね。


7/27(日)
天気図は、太平洋高気圧が張り出し、日本海に前線。
典型的な梅雨明け後の南西パターン。
前日より強く吹きそうだったので、76Lに4.8でビーチに向かう。
みんな5.3とか5.8で走ってたよ。
4.8じゃあ走らない感じ。
でもとりあえずセッティング。

で、セッティングしてたらみるみる風が上がってきた。
砂が飛び始めた。
出艇した。
なんと真っサイド。真西。右からのスタボー風。
出た途端、4.8オーバー。アウトはさらに吹いている。
吹き始めなので波は極めて小さい。腰~腹。
海上にはオレと4.7のショウテンと数名だけになった。

そのあと、少し落ち着いて、風は南西にシフト。
結果5.0~5.2コンディションだったけど、オレは4.8で十分楽しめたよ。
久々にウエーブライドもできたし!

16時前、風が止まった。前線通過でオフショアになる前兆。
この間10分。
オフになった瞬間、嵐のように北風が吹き荒れた。
ビーチにあった浮き輪がものすごい勢いで沖の彼方へ海面を転がりながらすっ飛んで行った。
海風と違い、町中の埃を含んだ北風はビーチのテントやBBQやカラオケ軍団を襲う。
海面は一部竜巻っぽい黄色い砂の柱が立っている。
なかなかすごい光景だったね。

この北風の餌食になったウインドサーファーがいた。
サザンビーチから出艇し、Tバーのブランケにはまり動けなくなり、
パークローカルとライフセーバーでレスキューボートを出す。

しかし、このウインド、レスキューを拒否したのか?
なんとか一人で帰ろうとしている。
ストレートオフショアなので帰れるわけねえです。
インサイドは超ガスティー。いつ無風になるかわからん。
で、そいつ結局レスキューされたよ。
カッコわるいなあ。

で、助けられてお礼の一つ言わなかったらしい。
ニヤニヤしてたってさ。

江の島のショップのステッカー貼ってたよ。
そういうのはサザンビーチローカルは出入り禁止にするんだろうな。

カラオケ宴会に、無礼なウインドサーファー、北風が怒るぜ!


ウクライナ情勢の超要約(閲覧注意)

2014-07-19 14:49:39 | ThinkAbout..

<iframe src="http://www.liveleak.com/ll_embed?f=37a33621ee6e" frameborder="0" width="640" height="360"></iframe>

 

http://www.liveleak.com/view?i=0e5_1405626203


超複雑なウクライナ情勢を超簡単に要約するとこうだ。
途中のテロや紛争のことは省略っす。

ウクライナは旧ドイツと同じように東西からなる。
東は新露でロシア人系、西は新欧米でユダヤ人系。
過去から西側に対して弾圧があり、人為的な飢饉誘発があり1/4の住民が餓死している。


ウクライナ大統領は東寄り系、西寄り系と交互に変わっている。
東系大統領だとロシアに利益をもたらし、
西系大統領だとアメリカに利益をもたらす。

東は天然ガスが豊富なため西は絶対分離したくない。(ここが重要)

2004年、西系大統領、つまりウクライナが欧米政権になったとき、
天然ガスをアメリカ、ヨーロッパ各地に対して市場開放したため、ガスの価格破壊が起こった。
アメリカは安くガスが手に入るので大喜び、ロシアは面白くない。
そこでロシアはガス価格をつり上げた。

西側はガスを買えない、買っても金を払えない。西側はガスの供給を減らされる。
すると、ガスパイプラインのウクライナより下のイタリアやスイスまでにもガスが回らなくなってきた。

これはヨーロッパ諸国が大慌て、結局アメリカが仲介に入り価格調整を行った。

しかし、すでにウクライナは大負債で借金を返せない。
そこでアメリカがウクライナに対して緊縮財政を推し進める。

緊縮財政というのは簡単に言うと政府が支出を抑えるというもの。

ウクライナのような小国が破たんしてもアメリカは痛くもなんともない。

そこにアメイカのとても複雑な駆け引きがある。

いずれロシアは今窮地に立たされている。


この緊縮財政というのは、実は歴史の中で実現したことがなく、必ず反動がやってくる。
反動というのは世界大戦のことだ。

先日のマレーシア航空機の撃墜は、オバマはロシア側の犯行と明言。
プーチン大統領は以前の威勢の良さはなくなり、テレビ画面ではカメラ目線は無くなった。
撃墜されたのはウクライナに責があると言っている。つまりは=アメリカの責ということだね。

世論は、ロシアに対しとても強い態度でのぞむ=制裁 の状況が強くなっていくだろう。

日本は非常に重要な立場にあり、北方領土問題をこの機に強い態度でいっきに解決方向に持っていきたいと願ってる。

実は、いまの報道されていないとてつもなく緊迫するであろう状況はすでに予測されており、
アメリカから日本は支持を受けるためにも集団的自衛権を強行採決させたのではないか?と思ってしまうほどタイムリー。


戦争は繰り返す。
日本は70年築いた平和を無くし、軍事国家になるのか?

世界のあちこちで血が流れているのに、日本人には対岸の火事で一過性のものだったんだ。昨日までは。

ジョンが生きていたらなんて言うだろう。


アーカイブ@7/13(日)

2014-07-15 20:20:04 | windsurfin'


日曜は前線の北上に伴い南風の吹込みでウエーブコンディション予報。
昼前の時点ですでに5.4㎡まで風が上がったため、
午後の強風が予想された。

しかし、正午あたりから気温が徐々に下がりおまけに雨も降り出し、
水平線から内陸まで黒い雲が垂れこむ。

雲はなくなり日が射し、きっと強風になる、と期待を込めた祈りで海面を凝視し続けるが、
空は晴れず、一向にブローがやってこない。
そのまま18時となり、道具を濡らしただけでその日は終了。
いや~、自然相手だから仕方ないけど、しかしガッカリだったよ。
吹いたのは日が沈んだ19時以降だったね。
4.5㎡くらいで吹いてたかもしれない。

意味のない雨や、快晴なんてないけど、
意味のない風というものはある。
夜のウエーブコンディションだね。

ムダ吹きっていう。

悔しいときはムダ飲みである。

 


アーカイブ@7/12(土)

2014-07-15 18:16:24 | surfin'



各地に深刻な被害をもたらした台風8号。
金曜朝には関東を通過。
湘南は頭オーバーのゲットハードが金曜終日続いた。
翌土曜は素晴らしい波になるはず、と大きな期待に胸ふくらます。

早朝6時半にはビーチに行った。肩前後の十分なサイズ。
しかもややオフショアで面も整っている。
土曜ということもあり、その時間から海面はかなり混雑気味。

パーク見晴台正面から入ってみる。

???? あまりにもすんなりゲッティングできる。
そう。 海に入った瞬間サイズダウンしたんだ。
腹以下のコブリな波が中心になる。
波数は少なく、しかも波が分厚くテイクオフが困難。

こういう波はダンパーになりやすい。

ロングライドで満足したのは1本のみ。4時間も入っていてもね。

こういう日は、自分だけ調子が悪いような気分になる。

ウインドサーフィンは風で少々誤魔化せる分、
サーフィンは海面コンディションにとてもシビアである。

でもまあ、台風一過でまるで梅雨明けしたような快晴で本当に気持ちよかったよ。


境界線

2014-07-11 19:31:21 | surfin'

2014/7/8
鎌倉でワイプアウトしたスタンドアップの板が、パドリング中の女性サーファーの頭部を直撃する事故があった。
女性は心肺停止で翌日死亡。
茅ヶ崎ローカルで、その日はたまたま鎌倉に出かけたところにこの事故に遭遇した。
謹んでお悔やみ申し上げます。

さて、ショートどうし、ロングどうし、SUPどうし、ウインドどうし、共に接触衝突の例はいくらでもある。
しかし、今回の事故をきっかけに間違いなく大きくクローズアップされていく。
使用海面の制限、区割りに関する内容だからである。
これは波乗りルール以前の問題で、個人の範疇に及ばないからでもある。


自分はウインドサーファーなので、ウインドとサーフィンの衝突について、
使用海面の分け方を話します。経験談です。
良いやり方か悪いかはわからんけど。

今回、スタンドアップをしていた人は、普通に転び、板をスープに流したレベル。
運悪く目の前にサーファーがいた。
運悪くじゃないな。 波よくポイントパニックになっていただろうから必然。

さてこれがウインドとなると国道を走る自動車並みのスピードにまして、包丁が3枚~4枚ついているようなもの。
疾走する刃物である。
これにぶつかると頭にコツンの脳震盪で済まない。

沖へ向かってジャンプしたとき、自分の真下にサーファーがいたことがある。
ビーチに向かっているとき、目の前の波の背からサーファーがドルフィンスルーして出てきたことがある。
今回想してもぞっとする。

この乗り物とサーファーが共存する海面は国内でも何か所かあるだろうけど、
自分としては茅ヶ崎パークしか知らない。

風が吹く日、サーファーは海に向かって右海面のTバーテトラサイド、ウインドは左海面となっている。
ローカルの暗黙の紳士協定だと言われている。
特に明文化はされていない。


だからメインポイントから外れた初心者、ビジターは必然的にウインド海面に入ってくる。
カレントもあるので流されてくる場合もある。

沖へ向かっていくパドル中のサーファーの視界は60°くらいしかないのでは?
真横数メーターをフルプレーニングでかすめられて初めてウインドの存在に気づく。


でもこれだと双方うが浜に上がって大乱闘になり兼ねないので、自分の場合はまず声をかける。
これから入水する者には、危険度と使用海域を説明する。
すでに波待ちしてる場合には、笑顔で対応。
数回声かけても無視したり無反応な場合はかなり大きな声で怒鳴る。
だって怪我してからでは遅いのだ。
思い切り怒鳴られてとても嫌な気になるだろうが、これって予防のつもりだ。
こっちだって怒鳴りたくて怒鳴ってるわけではない。


これでなんとかウインドエリアとサーフエリアが分かれる。
その後風が落ち、波が整ってきて一面サーファーになるときがある。
さっきまでのウインドエリアがなくなるときがある。
これはもう仕方がない。
風が上がってきてもなかなかウインドの優先権は主張できなくなる。
「通るよ、とおるよー!」と声出しながらアウトへ出て、インサイドでは乗らない。

これが茅ヶ崎のウインドの乗り方かな。

よくサーファー優先だというけれど、それは違う。
コンディションではウインド優先になる。
茅ヶ崎の場合ね。
モトクロスサーキット会場に三輪車の子供が迷い込んだ状態になる。
サーキットで迷子の子供優先って聞いたことないでしょ。
弱者は優先ではなく、その場を避けるということも知らなくてはいけない。



このことが双方理解して楽しめるように、ショップ間の定例会ではコンディションによる優先権が了承されている。
さて、問題はその浸透度なんだよね。
張り紙や看板にすることではない。
目に見える強制は排他的で親しみを除去してしまう。

結局は啓蒙し続けるってことだね。
怒鳴っても、帰りにそのサーファーに、今日はよかったね、また来てよ。と言えるようになりたい。