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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

11月7日、冬の使者『大西』来たる

2006-11-07 21:12:13 | windsurfin'
今日はおかしいくらい吹いた。

風速:ドドンパ音速ジェット
セイルサイズ:風呂敷
波サイズ:肩~頭、たまにジャイアント馬場サイズ、まれにダブル

前夜吹き荒れた南西風は朝9時ころ一瞬5.5㎡くらいになった。
オイラは家でPCの情報とにらめっこだ。
その後、西南西へシフトして風速はグングン上がっていった。
4.7㎡かな。いやいや待て待て!大西パターンはドンドン上がるんだ!
4.0㎡1本だけ持って出かけた。

プラム家の前を通る。本人はいない。海に向かったな。

オイラはサザンビーチに一旦出てパークに向かうのが常だ。
今日はサザンからパークまで自転車のペダルを一回も漕ぐこともなかった。
それだけ風が強いのだ。
ウキウキ感は既になくなっていた。パークに向かう途中、自分の心臓の音が聞こえた。
あそこがドックンドックンすることはあっても心臓がバクバクすることはないのだ!いつもなら!
本当に風が強いのだ!


リグをセットして浜へ運ぶ。
浜はまるでディープパープルがスモークオンザウオーターを演るときのステージみたいだった。
砂嵐で前が見えない。スモークが川の流れのように物凄い勢いで流れていた。

出艇したとたん、リーチがバリバリ音がして、オイラまるで湘南爆走族??
ジャンプするとそのまま風下にボードごと平行移動する。
オイラはVERY軽量級。一瞬にしてお手上げ状態になっちまった。

ビーチはまるで休日のように『いつもの連中』がいた。
みんなどうやって休んだのかな?
膝が痛くて。(嘘つけ!)親類に不幸が。(オレの真似すんな!)私用で。(うん、確かに。)
続々、続々集まってきた。

風はドンドンドンドン上がっていき平均18Mをマークした。
平均18ということはブローで25くらいあるんじゃないか??
まるで15年以上前のサムタイムワールドカップ御前崎大会状態である。

それでも、みんな、チャンスを伺いながら出艇を試みる。
みんなの腕が確実に上がってることがわかる。
ゲッティングで波の餌食になる者が少ない。
風が強いからインサイドからフルプレしてるからだろうけど、誰も腰が引けてない。

今日はオイラのウインド史上最大ジャンプをした。前じゃなく上に飛んじゃったのだ。
飛びたくなかったけど、スピードダウンできなかったのだ。
着水のショックは、スペースマウンテンから脱線して地面に叩き付けられたくらいガッツリきた。
それと何度も何度も巻かれた。道具が上から降ってきて額にタンコブができた。
それから、人差し指の爪が半分割れて剥がれていた。イッテー!
波はでかくて良かった。波乗りはたまらん。
波乗りが楽しかったりすると思わずジャイブしてアウトへ向かい後悔する。
撃沈してウオーターができなくなり、焦る焦る!

オイラは目の前に広がる自然の驚異に勝とうなんてこれっぽっちも思っていない。
自分に負けるのが嫌なだけである。
たぶん、みんなそれが理由でこんなオオバカコンディションに臨んでいるはず。
コンディションをシェアするというのは今日みたいな日のことだと思う。
自分が体験したヤバヤバをアイツもソイツも体験してるんだな。
それは凄く感動的で素晴らしいことだ。

今日の日は来月の忘年会の話のネタになるでしょう。

今日楽しんだ仲間たち、お疲れ様でした。みんなピュアウエーバーです。
そして会社休めなかった人たち、シーズンは今日始まったばかり。次にシェアしよう。

Tみ兄、Sろ兄、プラム、パト吉、のりだぁ、タクミさん、AKIさん、かずのこさん、カツさん、
OLD-HiTecさん、消防オギちゃん、オノちゃん、エノモトさん、アトムさん、
そしてダブル突っ込み特攻隊長なみへい、アンド、ピラちゃん、ちゅ~そん、アップル、
そして茅ヶ崎ローカルの面々。

みなさんに乾杯!ウエーブ万歳!

今日の夕方はパークからこんな富士山が見えたよ!


画像と雰囲気違うけど、日中は↓の感じだったよ。BY リッチーブラックモアイオ